2011アカデミー賞外国語映画賞:ニュージーランドからの出品作が決定(『サイリの決断』)

今年(=2011年)のベネチア国際映画祭オリゾンティ部門に選出されオリゾンティ部門スペシャル・メンションをはじめ2賞を受賞した『The Orator(英題)』がニュージーランド代表作として選ばれました。


英語版ウィキペディアによると、この作品は「サモアを舞台にした物語で、現地サモアにてサモア人キャストにより製作された、初めてのサモア語長編映画」だそうです。

サモア語作品(=非英語作品)なので、英語圏であるニュージーランドから外国語映画賞部門へ出品できるのですね。撮影担当は『クジラの島の少女』(2002年)のレオン・ナービー。


なお、ニュージーランドが外国語映画賞部門へ参加・出品するのは今回が初めてとのこと。




ニュージーランドからの出品作
サイリの決断(←2012年なら国際映画祭での邦題)
英題|The Orator
原題|O Le Tulafale
監督|トゥシ・タマセセ Tusi Tamasese


IMDb|O le tulafale
http://www.imdb.com/title/tt1846783/



(2012年なら国際映画祭時の作品紹介より)ストーリー|サモア諸島の貧しい昔ながらの村で、愛する家族と慎ましく暮らすサイリ。 そんな彼が自分達の土地と家族を守るべく立ち上がる。愛する者のために声を上げるのだった。全編サモアで撮影された初サモア映画。アメリカアカデミー賞にもノミネートされ、ヴェネチア国際映画祭ではオリゾンティ賞とCICAE賞の2冠に輝いた作品。

↑この作品紹介には「アメリカアカデミー賞にもノミネートされ、……」という記述がありますが、ニュージーランド代表作として出品されただけでノミネートも受賞もしていません




The Orator (O Le Tulafale) - Trailer





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