2011年度アカデミー賞:主題歌賞(歌曲賞)エントリー 39作品 発表

映画芸術科学アカデミーは2011年度(第84回)アカデミー賞主題歌賞(歌曲賞)にエントリーされた39作品のリストを発表しました。この作品から2~5作品が2011年度アカデミー賞主題歌賞(歌曲賞)へノミネートされることになります。(2008年度は3曲<エントリーは49曲>、2009年度は5曲<エントリーは63曲>、2010年度は4曲<エントリーは49曲>でした。)

2011年度(第84回)アカデミー賞ノミネーション発表は、
2012年01月24日(現地日時)です。

【参照】 映画芸術科学アカデミー公式サイト内 プレスリリース (2011/12/19日付け)
39 Original Songs Vie for Oscar's 2011 Playlist

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2011年度(第84回)アカデミー賞主題歌賞エントリー作品(39作品)
(映画タイトルのアルファベット順)

"The World I Knew" from "African Cats"

"Lay Your Head Down" from "Albert Nobbs" アルバート氏の人生(アルバート・ノッブス)  

"Star Spangled Man" from "Captain America: The First Avenger"
                     キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー

"Collision of Worlds" from "Cars 2"  カーズ2

"Dakkanaga Dugu Dugu" from "DAM999"

"DAM999 Theme Song" from "DAM999"

"Mujhe Chod Ke" from "DAM999"

"Rainbird" from "Dirty Girl"

"Keep On Walking" from "The First Grader"  おじいさんと草原の小学校

"Where the River Goes" from "Footloose"  フットルース 夢に向かって

"Hello Hello" from "Gnomeo & Juliet"

"Love Builds a Garden" from "Gnomeo & Juliet"

"Bridge of Light" from "Happy Feet Two"  ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊

"The Mighty Sven" from "Happy Feet Two"  ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊

"Never Be Daunted" from "happythankyoumoreplease"

"Hell and Back" from "Hell and Back Again"

"The Living Proof" from "The Help"  ヘルプ 心がつなぐストーリー

"Coeur Volant" from "Hugo" ヒューゴの不思議な発明

"It's How We Play" from "I Don't Know How She Does It"

"When the Heart Dies" from "In the Land of Blood and Honey"

"Ja Nao Estar" from "José and Pilar"

"The Keeper" from "Machine Gun Preacher" マシンガン・プリーチャー

"Life's a Happy Song" from "The Muppets"

"Man or Muppet" from "The Muppets"

"Pictures in My Head" from "The Muppets"

"Summer Song" from "The Music Never Stopped"

"Imaginary Friends" from "Olive"

"Sparkling Day" from "One Day"

"Taking You with Me" from "Our Idiot Brother"

"The Greatest Song I Ever Heard" from "POM Wonderful Presents The Greatest Movie Ever Sold"

"Hot Wings" from "Rio"  ブルー 初めての空へ

"Let Me Take You to Rio" from "Rio" ブルー 初めての空へ

"Real in Rio" from "Rio" ブルー 初めての空へ

"Shelter" from "Take Shelter" テイク・シェルター

"Gathering Stories" from "We Bought a Zoo" 幸せへのキセキ

"Pop" from "White Irish Drinkers"

"Think You Can Wait" from "Win Win"

"The Backson Song" from "Winnie the Pooh" くまのプーさん

"So Long" from "Winnie the Pooh" くまのプーさん

以上

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マドンナ監督の『W.E.』の曲"Masterpiece”はエンディング・クレジットの半ばから使われているので規定にそぐわないとしてエントリーされませんでした。(規則では「エンディング・ソングはエンディング・クレジットの最初に入れられているもの」と決められているそうです。)

また、「該当映画に対して作られたものに限る」(=その映画のためだけに作られ、その映画のためだけに歌われたもののみ)という規則がありますので、すでに発売されている既存歌はエントリーされませんし、その年に作詞作曲者や歌唱した人が自分のアルバムに入れたりシングルカットしたりして発売した場合その歌はエントリー資格を失います。(たぶん、『フットルース 夢に向かって』の"Fake I.D."はこの規定にそぐわなかったのでアウト、ということだと思います。)

また、曲を作った人が「アカデミー賞主題歌賞へ出品するつもりが無い」として所定の手続きを取らなかった場合もその曲が規則に見合っていても当然エントリーはされません。

年々じわじわとエントリー数が減ってきています。さまざまな規定ではじかれるケースも多そうだし、最初から出品していないケースもありそうです。今年も、ひとつの作品から複数曲を出品しないようにするというケースももしかしたらあったかもしれません。(昨年度の『塔の上のラプンツェル』は票が分散するのを恐れ敢えて一曲に絞って出品。)今では、ノミネートされたり受賞しても、正直、あまりメリットが無いでしょうし、たとえ出品してもおそらく落選してしまうだろうと思えば手続きをする気も失せるでしょう。映画からヒット曲が出なくなって久しいですし、この部門もしばらく前から曲がり角を迎えている、そんな気がしています。




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