2011年度アカデミー賞外国語映画賞ノミネート5作品のトレーラー

2011年度(第84回)アカデミー賞外国語映画賞ノミネート5作品


闇を生きる男
Bullhead(読み:ブルヘッド)(原題:Rundskop) (出品国:ベルギー)
監督:ミヒャエル・ロスカム Michael R. Roskam (長編映画 初監督) 
● 2011年度ファンタスティック・フェストのスポットライト・コンペティション部門にて
 作品賞、監督賞、男優賞(マティアス・スーナールツ)の3部門を受賞。
北米配給:ドラフトハウス Drafthouse

Bullhead (Rundskop) - trailer (2分05秒)




アメリカ版トレーラー。
Bullhead - US Trailer  (1分45秒)





Footnote(読み:フットノート)(原題:Hearat Shulayim) (出品国:イスラエル)
監督:ヨセフ・シダー Joseph Cedar
● 2011年度カンヌ国際映画祭脚本賞受賞。
北米配給:ソニー・ピクチャーズ・クラシックス

ヨセフ・シダー監督作
● 『Ha-Hesder』(英題:Time of Favor)(2000年)
  2000年(第73回)アカデミー賞外国語映画賞イスラエル代表作として出品(ノミネートならず)
● 『Medurat Hashevet』(英題:Campfire)(2004年)
  2004年(第77回)アカデミー賞外国語映画賞イスラエル代表作として出品(ノミネートならず)
● 『ボーフォート -レバノンからの撤退-』(2007年)
  2007年(第80回)アカデミー賞外国語映画賞イスラエル代表作として出品(ノミネート)


Hearat Shulayim (Footnote) - Trailer(英語字幕付き) (1分59秒)


(カンヌ国際映画祭公式サイトの作品解説より) シュコルニク家は父子共に研究者の一家。純粋主義者で社交嫌いの大学教授エリザー・シュコルニク(Shlomo Bar-Aba)はいつも不運に見舞われてきた。一方、息子のユリエル(Lior Ashkenazi)は同僚たちに一目置かれる存在だった。ところがある日、父子の立場は一転。エリザーにその分野で最も栄誉ある賞が贈られるという知らせが届き、認められたいという彼の想いが爆発する。


シネマトゥデイ 2012年02月01日付け記事
カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞し、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたイスラエルの秀作『フットノート』とは?
(シネマトゥデイの記事より抜粋) 同作は、大学教授のエリエゼル(シュロモ・バル=アバ)はヘブライ宗教学を研究していたが、際立った成果が挙げられずにいたため学会では、存在感を失っていた。その一方、同じ宗教学の息子ウリエル(リオル・ルイ・アシュケナージ)は優秀な論文を発表したことで、学会はその功績をたたえてウリエルに賞を与えようとするが、誤って父親のエリエゼルに受賞の知らせを送ってしまったことから問題が生じていくというドラマ作品。映画『ボーフォート -レバノンからの撤退』のヨセフ・シダーがメガホンを取っている。





ソハの地下水道 In Darkness (原題:W ciemności) (出品国:ポーランド)
監督:アグニエシュカ・ホランド Agnieszka Holland
北米配給:ソニー・ピクチャーズ・クラシックス
日本配給:アルバトロス・フィルム、クロックワークス

ポーランド版トレーラー。
W ciemności (In Darkness) - Zwiastun PL (Official Trailer) (2分59秒)




『ソハの地下水道』 日本版予告編 (2分16秒)



シネマトゥデイの記事より抜粋) 第二次世界大戦中のナチス占領下にあるポーランド(当時)の都市リボフで、下水労働者レオポルド(ロベルト・ヴィエツキーヴィッチ)は、虐殺から逃れたユダヤ系ポーランド人を下水道にかくまう。だがレオポルドは、その危険の代償としてユダヤ系ポーランド人から代金を取り始めていくが、徐々にナチスの脅威が迫ってきて、レオポルドのもとにも変化が訪れていくという実話を基に描かれたドラマ作品。





ぼくたちのムッシュ・ラザール Monsieur Lazhar (出品国:カナダ)
監督:フィリップ・ファラルドー Philippe Falardeau
● 2011年度ジニー賞(カナダ国内最大の映画賞)9部門ノミネート。
北米配給:ミュージック・ボックス・フィルムズ Music Box Films
日本配給:アルバトロス・フィルム、ザジフィルムズ

Monsieur Lazhar - Trailer  (2分22秒)



『ぼくたちのムッシュ・ラザール』 日本版予告編 (2分19秒)



(映画.comの作品紹介より) カナダ・トリオールの小学校を舞台に、担任教師の死に揺れ動く子どもたちと、そこへやってきた風変わりな代用教員との交流を描いた人間ドラマ。






別離 (出品国:イラン) 
(英題:A Separation 〔Nader and Simin, A Separation〕)
監督:アスガー・ファルハディ Asghar Farhadi
● 2011年度ベルリン国際映画祭 金熊賞・銀熊賞(男優賞)・銀熊賞(女優賞)の3賞受賞。
● 2011年度英国アカデミー賞外国語映画賞ノミネート。
● 2011年度アカデミー賞脚本賞ノミネート。
 (外国語映画の脚本としては2006年度の『硫黄島からの手紙』以来のノミネート)
北米配給:ソニー・ピクチャーズ・クラシックス
日本配給:マジックアワー、ドマ  

『別離』 日本版劇場用予告編 (2分09秒)



(アジアフォーカス・福岡国際映画祭 公式サイト内の作品紹介より) テヘランに住むナデル(ペイマン・モアディ)とシミン(レイラ・ハタミ)夫婦には11歳の娘テルメーがいる。 シミンは夫と娘とともにイランを出国したいと考えているが、ナデルは迷っている。同居しているアルツハイマー病の父親を心配してのことだ。すでに出国に必要な手続きを終えたシミンはそれを拒否したナデルとの離婚を決意する。家庭裁判所に訴えたが、離婚は認められない。シミンは夫と娘を残し、実家へと帰ってしまう。ナデルは、父の世話のためにラジエー(サレー・バヤト)という若い娘を雇うことにした。ナデルは知らなかったが、彼女は妊娠していた。 ある日、ラジエーは用事があって外出し、ナデルの父をベッドにしばり閉じ込めて出かける。帰宅したナデルは意識不明でベッドから落ちた父を見つけることになる。激怒したナデルはラジエーが戻ってくると彼女をどなりつけアパートから押し出すが、その勢いでラジエーは階段から落ち、妊娠していた赤ん坊を流産してしまう。 ナデルは訴えられ、裁判にかけられる。妊娠を知っていたのであれば殺人罪に問われることになる。一方、ラジエーは老人の虐待を責められる。ラジエーの夫のホッジャト(シャハブ・ホセイニ)から、生まれなかった息子の殺人の罪で服役するかそれとも金銭的賠償をするか、の選択を迫られるナデル。 そして、離婚の危機が迫っている。追いつめられたナデルの運命は…。


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【更新記録】
※ 追記しました。 (2012/02/02)
※ 追記しました。 (2012/02/09)
※ 追記しました。 (2012/02/12)
※ 追記しました。 (2012/02/24)
※ トレーラーを差し替えました。 (2012/07/07)



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