2012アカデミー賞外国語映画賞:豪州からの出品作が決定(『さよなら、アドルフ』)

オーストラリア(豪州)の代表作は女性監督ケイト・ショートランドの劇場用長編映画2作目となる『さよなら、アドルフ』に決まりました。(豪州は英語圏ですが、本作はドイツ語作品なので出品可能となります。)


セルビア代表作と同様の「ナチスもの」「ユダヤ人受難もの」作品。作品タイトルの『Lore(英題)』は主人公となる女性の名前です。原作はレイチェル・シーファー(Rachel Seiffert)著『暗闇のなかで』(英題|The Dark Room)。


『さよなら、アドルフ』は2012年ロカルノ国際映画祭の野外上映スペース「ピアッツァ・グランデ(Piazza Grande)」で上映された作品から選ばれるPrix du Public UBS(大衆賞)を受賞。2012年トロント国際映画祭スペシャル・プレゼンテーション部門へも選出されています。



豪州は英語圏ですので、同部門へ出品可能な「(英語以外の)外国語作品」は限られます。ということで出品は今までに5回のみでノミネートはまだありません。しかし2009年度には『サムソンとデリラ』(英題|Samson and Delilah / 監督|ワーウィック・ソーントン Warwick Thornton)で「最終選考に残る9作品」へ入っています。



オーストラリア(豪州)からの出品作
さよなら、アドルフ
英題|Lore
監督|ケイト・ショートランド Cate Shortland
製作国|豪州 / ドイツ / イギリス


IMDb|Lore
http://www.imdb.com/title/tt1996310/




Lore (2012) - Trailer





映画『さよなら、アドルフ』日本版予告編






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