2012アカデミー賞外国語映画賞:中国からの出品作が決定

2012年トロント国際映画祭スペシャル・プレゼンテーション部門へ選出された、チェン・カイコー監督作『Caught In The Web』が中国代表作に決まりました。ネットとメディアの暴力に晒される若い女性を描いた作品とのこと。


チェン・カイコー監督作は1993年度の『さらば、わが愛/覇王別姫』でノミネートを果たしていますがこれは香港代表作として出品されたものでした。中国代表作としての出品は2005年度『PROMISE 無極』、2008年度『花の生涯~梅蘭芳~』に続き3度めとなります。今回は現代劇での出品です。


中国は過去2回ノミネートしています。(どちらもチャン・イーモウ監督作)



中国からの出品作
Caught In The Web
原題|捜索 / Sou suo
監督|チェン・カイコー(陳凱歌) Chen Kaige(Kaige Chen)


IMDb|Sou suo(Caught in the Web)
http://www.imdb.com/title/tt2259360/



Caught in the Web (2012) - Trailer


現代的で現実的な話題ではあるけれどすでに様々に取り上げられている題材でもあるので……。なーんか、凡庸な娯楽作っていう匂いがぷんぷんとするんですがどうなんでしょ?私の単なる気のせいか?

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最終選考に残った2作品として名前が挙がっていた作品です。……が、結局はこの作品以外のものが選出されました。

 
  ・ Painted Skin 2(Painted Skin: The Resurrection) 
    ● 2008年『画皮 あやかしの恋』の続編。
    ウー・アールシャン監督 Wuershan


  ・ White Deer Plain (原題:白鹿原 / Bai lu yaun)
    ワン・チュエンアン(ワン・チュアンアン / 王全安)監督 Wang Quan'an
    ※ 2012年ベルリン国際映画祭銀熊賞(撮影賞)受賞




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