【犬】2014年カンヌ国際映画祭|パルムドッグ賞を受賞したのはどの犬?|ゴダール監督の飼い犬も審査員特別賞を受賞!

カンヌ国際映画祭恒例、パルムドッグ賞の受賞結果です。



【参照】
● AP News 2014/05/23付け記事
 Nouvelle Wag: "White God" wins Cannes' Palm Dog

● イギリス:ロイター(Reuters:UK) 2014/05/23付け記事
 Movie star dog has its day at Cannes

● フィガロ(Le Figaro) 2014/05/23付け記事
 Cannes 2014: un prix special attribue... au chien de Godard


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2014年カンヌ国際映画祭:パルムドッグ賞 Palm Dog Award

パルムドッグ賞 Palm Dog Award

犬の Hagen(ハーゲン)(役名)
作品:ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラプソディ)
英題:White God
原題:Fehér Isten  
監督  コーネル・ムンドルッツォ Kornél Mundruczó
製作国 ハンガリー / ドイツ / スウェーデン
※ ある視点賞(=ある視点部門 最高賞)受賞作。


White God (Feher Isten) - Trailer


ハーゲンはじめワンコたちの演技もある視点賞受賞に大いに貢献しているはず。だって予告編じゃとにかく犬、犬、犬、犬……犬が主演なのか!?ってくらい、犬の存在感がすごいんだから。 ただし『White God』という作品はさすがカンヌ出品作だけあって(?)どうやら”犬と若い娘コンビでほのぼの……”という作品じゃないようなのですが。




記事の写真は映画『White God』上映時の公式フォトコールの写真。正装したボディ君の雄姿。


第67回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)の出品作品で最も素晴らしい演技をした犬に贈られる非公式の賞「パルム・ドッグ(Palm Dog)」の受賞者(犬)が23日発表され、ハンガリーのコーネル・ムンドルッツォ(Kornel Mundruczo)監督の映画『White God』に出演した兄弟犬2匹が受賞した。2匹は、同作に登場する「ハーゲン(Hagen)」を演じたルーク(Luke)とボディ(Body)。飼い主の少女と引き離され捨て犬となり、闘犬にさせられた果てに仲間たちと人間に復讐しようとするハーゲンを兄弟で演じた。ムンドルッツォ監督は賞の発表前にAFPに対し、「ハーゲンは社会の隅に追いやられ、虐げられた者たちの象徴だ」と語った。適役の犬を見つけるまでには、およそ3か月がかかったという。23日の授賞式には2匹は残念ながら出席できなかったが、ムンドルッツォ監督が代理でおもちゃの骨を受け取った。『White God』は若手監督を紹介する「ある視点」部門に出品されており、同部門の最高賞も受賞した。

去年は厚紙製の首輪だったのに今年はおもちゃの骨かあ。去年のワンコも紙の首輪以外におもちゃとかもらえたのかな。そのほうが嬉しかっただろうに。






パルムドッグ賞:審査員特別賞 A special Jury Prize
犬の Roxy (ゴダール監督の飼い犬だそうです)
作品:さらば、愛の言葉よ(さらば、愛の言葉よ 3D)
英題:Goodbye to Language (Goodbye to Language 3D)
原題:Adieu au langage
監督  ジャン=リュック・ゴダール Jean-Luc Godard
製作国 フランス

Adieu au langage (2014) -Trailer (1分33秒)


飼い主さん自身もオフィシャルの賞を受賞。パルムドッグ賞と合わせてカンヌ2冠(!)で、めでたしめでたし(?)





パルムドッグ賞:スペシャル・メンション Special Mention
犬の Moujik (たぶん、役名)
作品:Saint Laurent
監督  ベルトラン・ボネロ Bertrand Bonello
製作国 フランス




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