2014アカデミー賞外国語映画賞:各国からの出品作のリスト|2014年度(第87回)アカデミー賞

映画芸術科学アカデミーは2014年度(第87回)アカデミー賞外国語映画賞部門へ対し各国から出品された作品名を10月9日付けで発表しました。そのリストです。


2014年度は83か国の作品が受理されましたが、これはアカデミー賞外国語映画賞への出品数としては過去最高の数です。(ちなみに、昨年度〔2013年度〕は76か国からの出品でした。)

なお、コソボ共和国、マルタ共和国、モーリタニア、パナマは初めて同部門へ代表作を出品しました。



【参照】 映画芸術科学アカデミー公式サイト内 プレスリリース (2014/10/09付け)
83 Countries In Competition For 2014 Foreign Language Film Oscar[レジスタードトレードマーク]



このあとは、まず第一段階として「外国語映画賞部門の最終選考に進む9作品」が選ばれます。(2013年度は2013年12月19日に発表されました。) この9作品の中からノミネート作5作品が選ばれます。

2014年度(第87回)アカデミー賞のノミネーション発表は、サミュエル・ゴールドウィン・シアター(Samuel Goldwyn Theater)にて(現地時間で)2015年01月15日(木)の朝5:30に行われます。

そして2013年度(第86回)アカデミー賞授賞式は、2015年2月22日(日)にハリウッド&ハイランドセンター内ドルビー・シアター(The Dolby Theatre)にて行われ、授賞式の模様は米・ABCテレビ・ネットワークを通じ225か国を超える地域で放映されます。


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2014年度(第87回)アカデミー賞外国語映画賞:各国からの出品作一覧
(83か国)

国名(英語表記)のアルファベット順

■ …… 女性監督



アフガニスタン
数立方メートルの愛(←2014年東京フィルメックス時の邦題)
英題:A Few Cubic Meters of Love
原題:Chand Metre Moka’ab Eshgh
監督 ジャムシード・マムディ(ジャムシド・マームディ) Jamshid Mahmoudi



アルゼンチン
人生スイッチ
英題:Wild Tales
原題:Relatos salvajes
監督 ダミアン・ジフロン Damian Szifron(Damián Szifrón)



豪州(オーストラリア)
Charlie’s Country
監督 ロルフ・デ・ヒーア Rolf de Heer



オーストリア
The Dark Valley
原題:Das finstere Tal
監督  アンドレアス・プロハスカ Andreas Prochaska



アゼルバイジャン
ナバット(←2014年東京国際映画祭時の邦題)
原題:Nabat
監督 エルチン・ムサオグル Elcin Musaoglu



バングラデシュ
Glow of Firefly(Glow of the Firefly)
原題: Jonakir Alo
監督 Khalid Mahmood Mithu



ベルギー
サンドラの週末
英題:Two Days, One Night
原題:Deux jours, une nuit
監督 ジャン=ピエール・ダルデンヌ Jean-Pierre Dardenne
   リュック・ダルデンヌ Luc Dardenne



ボリビア
Forgotten
原題:Olvidados
監督 カルロス・ボラド Carlos Bolado



ボスニア・ヘルツェゴビナ
With Mom
原題:Sa mamom
監督 Faruka Lončarevića(Faruk Loncarevic)



ブラジル
The Way He Looks
原題:Hoje eu quero voltar sozinho
監督 ダニエル・リベイロ Daniel Ribeiro



ブルガリア
Bulgarian Rhapsody
原題:българска рапсодия
監督 イヴァン・ニチェフ Ivan Nitchev



カナダ
Mommy/マミー
英題:Mommy
監督 グザヴィエ・ドラン Xavier Dolan



チリ
殺せ(←第11回ラテンビート映画祭2014での邦題)
英題:To Kill a Man
原題:Matar a un hombre
監督 アレハンドロ・フェルナンデス・アルメンドラス Alejandro Fernández Almendras



中国
The Nightingale
原題:Ye Ying - Le promeneur d'oiseau
中国題:Ye Ying / 夜莺
仏題:Le Promeneur d'oiseau
監督 フィリップ・ミュイル Philippe Muyl




コロンビア
Mateo
監督 マリア・ガンボア María Gamboa(Maria Gamboa) 



コスタリカ
Red Princesses
原題:Princesas Rojas
監督 Laura Astorga(Laura Astorga Carrera)



クロアチア
Cowboys
原題:Kauboji
監督 Tomislava Mršića(Tomislav Mrsic)



キューバ
ビヘイビア(←SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2015での邦題)
英題:Behavior
原題:Conducta
監督 アーネスト・ダラナス・セラーノ(エルネスト・ダラナス)
   Ernesto Daranas Serrano(Ernesto Daranas)



チェコ共和国
Fair Play
監督 アンドレア・セドラツコヴァ 
   Andrea Sedláčková(Andrea Sedlácková / Andrea Sedlackova)



デンマーク
Sorrow and Joy
原題:Sorg og glæde
監督 ニルス・マルムロス Nils Malmros



ドミニカ共和国
Cristo Rey
監督 レティシア・トノス Leticia Tonos 



エクアドル
Silence in Dreamland
原題:Silencio en la tierra de los sueños
監督 Tito Molina



エジプト
Factory Girl
原題:Fatat El Masnaa
監督 Mohamed Khan



エストニア
タンジェリン
英題:Tangerines
原題:Mandariinid
監督 ザザ・ウルシャゼ Zaza Urushadze



エチオピア
Difret
監督 Zeresenay Mehari(Zeresenay Berhane Mehari)



フィンランド
Concrete Night
原題:Betoniyö
監督 ピルヨ・ホンカサロ Pirjo Honkasalo 



フランス
Saint Laurent
監督 ベルトラン・ボネロ Bertrand Bonello



ジョージア(旧表記:グルジア)
コーン・アイランド(←2014年東京国際映画祭時の邦題)
英題:Corn Island
原題:Simindis kundzuli
監督 ギオルギ・オヴァシヴィリ George Ovashvili



ドイツ
Beloved Sisters
原題:Die geliebten Schwestern
監督 ドミニク・グラフ Dominik Graf



ギリシャ
Little England
原題:Mikra Anglia
監督 パンテリス・ブルガリス Pantelis Voulgaris



香港
黄金時代(←2014年東京国際映画祭時の邦題)
英題:The Golden Era
原題:Huang jin shi dai / 黄金时代
監督 アン・ホイ(許鞍華 / Ann Hui) 



ハンガリー
ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラプソディ)
英題:White God
原題:Fehér Isten
監督 コーネル・ムンドルッツォ Kornél Mundruczó(Kornel Mundruczo)



アイスランド
Life in a Fishbowl
監督 Baldvin Zophoníasson



インド
Liar's Dice
監督 Geetu Mohandas 



インドネシア
Soekarno(Soekarno: Indonesia Merdeka)
監督 ハヌン・ブラマンチョ Hanung Bramantyo



イラン
Today
原題:Emrouz
監督 Reza Mirkarimi(Seyyed Reza Mir-Karimi)



イラク
Mardan
監督 バティン・ゴパディ Batin Ghobadi



アイルランド
The Gift
原題:An Bronntanas
監督 トム・コリンズ Tom Collins



イスラエル
Gett: The Trial of Viviane Amsalem(Gett, the Trial of Viviane Amsalem)
原題:Gett
仏題:Gett: Le procès de Viviane Amsalem
監督 ロニ・エルカベッツ Ronit Elkabetz(Ronit Elbaketz)
   シュロミ・エルカベッツ Shlomi Elkabetz(Shlomi Elbaketz)



イタリア
人間の値打ち(←イタリア映画祭2015での邦題)
英題:Human Capital
原題:Il capitale umano
監督 パオロ・ヴィルズィ Paolo Virzì



日本
そこのみにて光輝く
英題:The Light Shines Only There
監督 呉美保(お・みぽ) Mipo Oh 



コソボ共和国
Three Windows and a Hanging
原題:Tri dritare dhe një varje
監督 Isa Qosja



キルギスタン
Kurmanjan Datka: Queen of the Mountains
原題:Kurmanjan datka
監督 Sadyk Sher-Niyaz



ラトビア
ロックス・イン・マイ・ポケッツ
英題:Rocks in My Pockets
原題:Ieži manās kabatās / Akmeni Manaas Kabataas
監督 スィグネ・バウマネ Signe Baumane 



レバノン
ガーディ(←SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2015での邦題)
原題/英題:Ghadi
監督 アミン・ドーラ Amin Dora



リトアニア
The Gambler
原題:Lošėjas(Losejas)
監督 Ignas Jonynas



ルクセンブルク
Never Die Young
監督 ポル・クリュシュトン Pol Cruchten



マケドニア
To the Hilt
原題:Do balcak
監督 ストーレ・ポポブ Stole Popov



マルタ共和国
Simshar
監督 レベッカ・クレモナ Rebecca Cremona 



モーリタニア
Timbuktu
監督 アブデラマン・シサコ Abderrahmane Sissako



メキシコ
Cantinflas(カンティンフラス)
監督 セバスチャン·デル·アモ  Sebastián del Amo(Sebastian del Amo)



モルドバ
The Unsaved
原題:La limita de jos a cerului
監督 Igor Cobileanski



モンテネグロ
The Kids from Marks and Engels Street
原題:Dječaci iz Ulice Marksa i Engelsa(Djecaci iz ulice Marksa i Engelsa)
監督 ニコラ・ヴクチェヴィッチ Nikola Vukčević(Nikola Vukcevic)



モロッコ
The Red Moon
原題:La Lune Rouge
監督 Hassan Benjelloun



ネパール
Jhola
監督 Yadav Kumar Bhattarai (Yadavkumar Bhattarai)



オランダ
Accused
原題:Lucia de B.
監督 パウラ・ファン・デル・ウースト Paula van der Oest 



ニュージーランド
The Dead Lands (マオリ語使用映画)
別題:Hautoa
監督 トー・フレイザー Toa Fraser



ノルウェイ
1001グラム ハカリしれない愛のこと
別邦題:1001グラム(←2014年東京国際映画祭での邦題)
英題/原題:1001 Grams
監督 ベント・ハーメル Bent Hamer



パキスタン
娘よ
英題:Daughter
原題:Dukhtar
監督 アフィア・ナサニエル Afia Nathaniel 



パレスチナ
Eyes of a Thief
監督 ナジュワ・ナッジャール Najwa Najjar 



パナマ
Invasion
原題:Invasión
監督 Abner Benaim



ペルー
The Gospel of the Flesh
原題:El evangelio de la carne
監督 エドゥアルド・メンドーサ (エドゥアルド・メンドーサ・デ・エチャベ)
   Eduardo Mendoza(Eduardo Mendoza de Echave)



フィリピン
北(ノルテ) ― 歴史の終わり (←2013年東京国際映画祭での邦題)
英題:Norte, The End of History
原題:Norte, Hangganan ng Kasaysayan
監督 ラヴ・ディアス Lav Diaz



ポーランド
イーダ
原題/英題:Ida
監督 パヴェウ・パヴリコフスキ(パヴェル・パヴリコフスキー) Pawel Pawlikowski



ポルトガル
What Now? Remind Me
原題:E Agora? Lembra-me
監督 ホアキン・ピント(ジョアキン・ピント) Joaquim Pinto



ルーマニア
The Japanese Dog
原題:Câinele japonez
監督 Tudor Cristian Jurgiu



ロシア
裁かれるは善人のみ
英題:Leviathan
原題:Leviafan / Левиафан
監督 アンドレイ・ズビャギンツェフ Andrey Zvyagintsev



セルビア
モンテビデオの奇跡(←SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2015での邦題)
英題:See You In Montevideo
原題:Montevideo, vidimo se! (旧原題:Montevideo, Bog te video: Prica druga)
監督:ドラガン・ビエログルリッチ(ドラガン・ブジュロリッチ)
   Dragan Bjelogrlic (Dragan Bjelogrlić)



シンガポール
My Beloved Dearest (マレー語使用映画)
原題:Sayang disayang
監督 Sanif Olek



スロバキア
A Step Into the Dark
原題:Krok do tmy
監督 ミロスラフ・ルーター(スラヴォ・ルーター) Miloslav Luther



スロベニア
Seduce Me
原題:Zapelji me
監督 Marko Šantić(Marko Santic)



南アフリカ
原題:Elelwani
監督 Ntshaveni Wa Luruli



韓国
海にかかる霧
英題:Sea Fog
原題:Haemoo
監督 シム・ソンボ Shim Sung-bo(Shim Sungbo / Sung Bo Shim)



スペイン
Living Is Easy with Eyes Closed
原題:Vivir es fácil con los ojos cerrados
監督 ダビド・トルエバ David Trueba



スウェーデン
フレンチアルプスで起きたこと
別邦題:ツーリスト(←2014年東京国際映画祭時の邦題)
英題:Tourist
原題:Force Majeure
監督 リューベン・オストルンド Ruben Östlund



スイス
The Circle
原題:Der Kreis
監督 Stefan Haupt



台湾
アイス(←第9回大阪アジアン映画祭2014での邦題)
英題:Ice Poison
原題:冰毒 / Bing du
監督 ミディ・ジー(趙德胤) Midi Z



タイ
すれ違いのダイアリーズ
別邦題:先生の日記(←2014年東京国際映画祭での邦題)
英題:Teacher's Diary(The Teacher's Diary)
原題:Kid tueng wittaya / Nhật Ký Tình Yêu / Khid thueng withaya
監督 ニティワット・タラートーン(ニティワット・タラトーン) Nithiwat Tharathorn



トルコ
雪の轍(わだち)
英題:Winter Sleep
原題:Kis Uykusu
監督 ヌリ・ビルゲ・ジェイラン Nuri Bilge Ceylan



ウクライナ
The Guide
原題:Povodyr
監督 Oles Sanin
※(追記)『The Tribe』のMiroslav Slaboshpitsky監督はウクライナ代表作品の選考過程に不正行為があったとしてウクライナの代表作選考委員会に対し不満を訴えている、との報道あり。(2014/09/11付け)
※(2014/10/10 追記) 映画芸術科学アカデミーは出品された『The Guide』(原題:Povodyr)をウクライナ代表作として受理しました。



イギリス
Little Happiness (トルコ語使用映画)
トルコ語題:Uzun Yol
監督 Nihat Seven



ウルグアイ
Mr. Kaplan
監督 Álvaro Brechner



ベネスエラ
解放者ボリバル(←第11回ラテンビート映画祭2014での邦題)
英題:The Liberator
原題:Libertador
監督 アルベルト・アルベロ Alberto Arvelo


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アカデミー賞外国語映画賞

まず、アメリカの映画芸術科学アカデミーから各国へ外国語映画賞部門への出品要請が行われます。アカデミー賞外国語映画賞のコンペティションに参加する意志のある国は、それぞれの国の代表作品(1作品)を選出し、出品します。その際には映画芸術科学アカデミーにより決められた外国語映画賞部門の出品規定をクリアしていることが前提です。(出品後、映画芸術科学アカデミーにより出品規定が守られているかどうかが審査され、規定をクリアできていない作品は受理されません。)

なお日本代表作選考ですが、同部門へ出品する意思が有る作品が日本映画製作者連盟の"アカデミー賞外国語映画賞部門への出品募集"に対して応募します。そのうえで、定められている出品規定に反していないかどうかを含め選考されます。応募しなければ選ばれませんし、出品規定に則していない作品もはじかれます。 

各国共通の出品条件として、出品国にて前年の10月から該当年の9月末までに一週間以上劇場公開されたことが定められています。(国内での劇場初公開が条件。劇場公開より先にTV放映されたものはダメ。) ほかにも、使用言語の割合(出品国で使われている言語と他国の言語との割合) / 監督が出品国の人間であるかどうか / (他国との共同製作の場合)出品国の出資比率などの規定もあるようです。

参加国は年々増え、例年、60か国以上の国から出品されます。ここ2年は70か国以上となり、ついに2014年度は80か国を超えました。各国からの出品の締め切りは10月01日。各国代表作のフルリストが映画芸術科学アカデミーから正式発表されるのは例年10月上旬(10月8日前後)です。


そのあとは、まず第一段階として「外国語映画賞部門の最終選考に進む9作品」が選ばれます。(2013年度は2013年12月19日に発表されました。) この9作品の中からノミネート作5作品が選ばれます。

アカデミー賞外国語映画賞部門のノミネート5作品に入った作品の関係者がアカデミー賞授賞式に招待されます。(外国語映画賞部門のノミネート5作品に入らなければ授賞式には行けません。) 本年度(2014年度)ノミネーション発表は2015年01月15日(木)の予定です。

そして授賞式にて受賞作(1作品)が発表・表彰されます。本年度(2014年度)の授賞式は、(現地日付で)2015年2月22日(日)の予定です。



外国語映画賞部門受賞作決定までの流れ
各国からの出品の締め切り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2014年10月01日

各国からの出品作全リスト発表・・・・・・・・・・・・・・・・・・2014年10月上旬

「外国語映画賞部門の最終選考に進む9作品」の発表・・・2014年12月半ば~翌年1月初頭の時期

アカデミー賞各部門へのノミネーション発表・・・・・・・・・・・・2015年01月15日予定 

アカデミー賞授賞式 (受賞作発表)・・・・・・・・・・・・・・・・2015年02月22日予定




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