2015年度(第88回)アカデミー賞外国語映画賞|香港からの出品作 決定(『疾風スプリンター』)

香港代表作はダンテ・ラム監督作『疾風スプリンター』に決まりました。



香港からの出品作
疾風スプリンター
英題|To the Fore
原題|破風 / Po feng
監督|ダンテ・ラム Dante Lam


IMDb|Po feng
http://www.imdb.com/title/tt4788638/



〔東京国際映画祭の作品紹介(こちら)より〕【作品解説】自転車ロードレースの強豪、「チーム・ラディアント」に所属するミン、ティエン、ジウォンは力を合わせ、ライバルの「チーム・ファントム」の妨害にもひるむことなく、台湾各地で連戦を繰り広げていた。やがて3人は袂を分かち、個人レースで覇を競うことになる。チームのエースだったジウォンが先行し、力をつけてきたミンが迫る。一方、復帰をめざす女性サイクリスト、シーヤオをめぐってティエンとミンは恋敵となる。そして競技は次の舞台へ…。『激戦 ハート・オブ・ファイト』(TIFF13出品)に続く、ダンテ・ラム監督、エディ・ポン主演のスポーツ巨編。自転車レースに命を燃やす男たちの熱い闘いが展開していくが、風光明媚な台湾の大地を俯瞰する空撮シーンも満載。競技者の目線で捉えられたレース中のショットは圧倒的な迫力で、“武闘派監督”ダンテ・ラムの面目躍如といったところ。K-POPグループ、SUPER JUNIORのシウォンがジウォンを演じているのも話題となっている。なお、本作は米アカデミー賞の外国語映画賞に香港代表としてノミネートされている。





To the Fore - Trailer


(2015/09/21 記) 香港の映画製作が弱体化しているという話がありますが、こういうタイプの映画が香港代表作として出品されてくるところをみると「さもありなん」なのかも。

東アジア/東南アジア地区は演出に大きな特徴がある。役者に大仰な演技をさせたがる。こういうのがアジア地区の観客の好みなのかなあ。うーん。

今年の東アジア地区からの出品作は例年にも増してもっちゃりした作風のものが多い。各国とも他にめぼしい作品が無いのか? それとも、各国選者たちに難有り、なのか?




共通テーマ:映画

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。