2015年度ブロードキャスト映画批評家協会賞(=放送映画批評家協会賞 / クリティックス・チョイス・アワード)の作品賞候補に『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が追加されることが決定|作品賞候補は11作品に。

2015年12月14日付けで発表された2015年度ブロードキャスト映画批評家協会賞(=放送映画批評家協会賞 / クリティックス・チョイス・アワード)のノミネーションですが、ブロードキャスト映画批評家協会(=放送映画批評家協会)は作品賞部門の候補作に『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を追加することを決定した模様。これにより今年度のブロードキャスト映画批評家協会賞(=放送映画批評家協会賞 / クリティックス・チョイス・アワード)作品賞候補は11作品になりました。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が追加されるのは作品賞部門のみで、他の部門では同作が追加されることは無い見込み。(SF/ホラー映画賞部門とか若手俳優賞とか視覚効果賞とかは追加しなくていいの?なんだかなあ……)



【参照】 The Wrap  2015/12/22付け記事
‘Star Wars: The Force Awakens’ Added to Critics’ Choice Best Picture Nominees( ttp://www.thewrap.com/star-wars-the-force-awakens-added-to-critics-choice-best-picture-nominees/ )



ブロードキャスト映画批評家協会賞(=放送映画批評家協会賞 / クリティックス・チョイス・アワード)作品賞部門に追加が生じ候補作が11作品となるのは今回で2度目。前回、作品賞部門に追加が生じたのは、2000年度(第6回)で、その時はロバート・ゼメキス監督作『キャスト・アウェイ』が追加されました。


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2015年度(第21回)ブロードキャスト映画批評家協会賞(=放送映画批評家協会賞 / クリティックス・チョイス・アワード) 作品賞ノミネーション
(The Broadcast Film Critics Association Awards/Critics' Choice Movie Awards)


青文字が追加作。


作品賞 Best Picture

マネー・ショート 華麗なる大逆転
英題:The Big Short
米国配給:パラマウント・ピクチャーズ




ブリッジ・オブ・スパイ
英題:Bridge of Spies
米国配給:ウォルト・ディズニー・スタジオズ・モーション・ピクチャーズ




Brooklyn
米国配給:フォックス・サーチライト・ピクチャーズ




キャロル
英題:Carol
米国配給:ザ・ワインスタイン・カンパニー




マッドマックス 怒りのデス・ロード
英題|Mad Max: Fury Road
米国配給:ワーナー・ブラザーズ・ピクチャーズ




オデッセイ
英題:The Martian
米国配給:20世紀フォックス




レヴェナント 蘇えりし者
英題:The Revenant
米国配給:20世紀フォックス




Room
米国配給:A24




ボーダーライン
英題:Sicario
米国配給:ライオンズゲート




スポットライト 世紀のスクープ
英題:Spotlight
米国配給:オープン・ロード・フィルムズ




スター・ウォーズ/フォースの覚醒
英題|Star Wars: Episode VII - The Force Awakens
米国配給:ウォルト・ディズニー・スタジオズ・モーション・ピクチャーズ



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(2015/12/26追記)


シネマトゥデイ    2015年12月26日付け記事
『スター・ウォーズ』追加ノミネートに批判の声「視聴率を上げたいのか」「誰も望んでない」( ttp://www.cinematoday.jp/page/N0079186 )
映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』が第21回放送映画批評家協会賞の作品賞に追加ノミネートされたことが波紋を呼んでいる。 <中略> 放送映画批評家協会は22日、『フォースの覚醒』を11作目の作品として作品賞にノミネートすることを発表(もともと10作が選ばれていた)。興行的にも批評的にも大成功を収めている本作だが、この追加ノミネートは来年1月17日に行われる授賞式のテレビ放送の視聴率を上げるための汚い手だとする声が会員たちの間からも上がり、また正規の手順を踏まないこの決定に抗議して二人の会員が辞任を申し出る事態となった。 同協会の会長であるジョーイ・ベルリンは、『フォースの覚醒』の追加ノミネートが授賞式の視聴率にいい影響を与えるであろうことは認めながらも「多くの会員たちが『フォースの覚醒』はノミネーションに値すると感じたから今回の措置が取られたのです」とそれが理由ではないとScreenDailyにきっぱり。プレミアで本編を観た会員から「『フォースの覚醒』を考慮に入れるべきだ」という声が殺到したといい、参加した人数は明かさなかったものの、この措置は役員会の投票の上で決まったことだとコメントした。 一方で、会員たちは「放送映画批評家協会は恥をさらした」「多くの会員が『スター・ウォーズ』の追加ノミネートにNOと言っている」「不服だ」「『スター・ウォーズ』を11作目の作品賞候補にしようと役員会に嘆願した会員なんて一人も知らない」などTwitterで不満を表明している。


アメリカ映画協会(American Film Institute, AFI )のように『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のプレミアを待って投票したらよかったのに。ノミネーション発表が少しくらい遅れても問題ないでしょうに。(だいたい、批評家協会賞はここに限らず審査対象作品に12月公開作を入れているくせに、いつもノミネーション発表が早過ぎるんだよ。)



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