2016年度アメリカ撮影監督組合賞 ノミネーション発表

2016年度(第31回)アメリカ撮影監督組合賞のノミネーションが発表になりました。



● 公式サイト内での発表  2017/01/11付け
ASC Announces 2016 Theatrical Release and Spotlight Awards Nominees( ttp://www.theasc.com/site/news/asc-announces-2016-theatrical-release-and-spotlight-awards-nominees/ )



2016年度(第31回)アメリカ撮影監督組合賞授賞式は(現地日付で)2017年2月4日に行われる予定の予定です。



● アメリカ撮影監督組合 公式サイト(トップページ)
 The American Society of Cinematographers (ASC)

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2016年度(第31回)アメリカ撮影監督組合賞 ノミネーション
(The American Society of Cinematographers Awards/ASC Awards)
(映画部門のみ)

※ 人名(英語表記)のうしろに付いている表記はその人物が属している撮影組合の略号(略称)です。



アメリカ撮影監督組合賞(ASC賞):劇場用長編映画
ASC Awards for Outstanding Achievement for Theatrical Motion Picture

グリーグ・フレイザー Greig Fraser (ASC, ACS)
作品|LION/ライオン ~25年目のただいま~
英題|Lion




ジェームズ・ラクストン James Laxton
作品|ムーンライト
英題|Moonlight




ロドリゴ・プリエト Rodrigo Prieto (ASC, AMC)
作品|沈黙 -サイレンス-
英題|Silence




リヌス・サンドグレン Linus Sandgren (FSF)
作品|ラ・ラ・ランド
英題|La La Land




ブラッドフォード・ヤング Bradford Young (ASC)
作品|メッセージ(2016年)
英題|Arrival




アメリカ撮影監督組合賞:スポットライト賞 ASC Spotlight Award
※ スポットライト賞は限定公開の長編映画や映画祭または海外(=米国以外)で公開された長編映画において傑出した映画撮影技術が認められたものを表彰するために創設されました。

ロル・クロウリー Lol Crawley(BSC)
作品|シークレット・オブ・モンスター
英題|Childhood Of A Leader




ゴルカ・ゴメス・アンドレウ Gorka Gomez Andreu(AEC)
作品|House Of Others(英題)
原題|Skhvisi sakhli




エルネスト・パルド Ernesto Pardo
作品|Tempestad(英題)




ジュリエット・ファン・ドルマル(ジュリエット・ヴァン・ドルマル) Juliette van Dormael
作品|My Angel(英題) IMDb|http://www.imdb.com/title/tt5892354/
原題|Mon Ange



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有望視されながらも落選した主な候補

シーマス・マッガーヴェイ Seamus McGarvey
作品|Nocturnal Animals(英題)


サイモン・ダガン Simon Duggan
作品|Hacksaw Ridge(英題)


ジャイルズ・ナットジェンズ Giles Nuttgens
作品|最後の追跡
英題|Hell or High Water


ロジャー・ディーキンス Roger Deakins
作品|ヘイル、シーザー!
英題|Hail, Caesar!


ステファーヌ・フォンテーヌ Stephane Fontaine
作品|ジャッキー ファーストレディ 最後の使命
英題|Jackie


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● 『沈黙 -サイレンス-』がやっと組合賞へ登場。(だから『沈黙 -サイレンス-』は業界内で認知はされているということだよね? なのに、他で落選しているということは……。)

● 常連であるロジャー・ディーキンスもエマニュエル・ルベツキもさすがに今年度は無理だった、ということで。

● 撮影監督も徐々に世代交代が進んでいるかな、という感じ。でもこれは正しい在り方ではないかと。スポットライト賞の創設等、アメリカ撮影監督組合も新進の撮影監督のピックアップを意識しているのでしょうし。

この予告編や『セインツ 約束の果て』の予告編を見て以来、ブラッドフォード・ヤングはきっかけさえつかめばいつか賞レース(撮影監督賞とかアカデミー賞とか)へ絡んでくるような撮影監督になるんじゃないのか……と思っていたので、本当によかったなと思います。黒人の撮影監督ってそんなに多くないと思うので、後進のためにも今後も活躍して欲しいです。



タグ:映画賞

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