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ナショナル・ボード・オブ・レヴュー賞|過去の作品賞受賞作


ピンク文字……アカデミー賞 作品賞 受賞



【1930年代】

1932 仮面の米国
1933 トパーズ
1934 或る夜の出来事
1935 男の敵
1936 オペラハット
1937 夜は必ず来る
1938 城砦
1939 戦慄のスパイ網





【1940年代】

1940 怒りの葡萄
1941 市民ケーン
1942 軍旗の下に
1943 牛泥棒
1944 孤独な心
1945 The True Glory(英題)
1946 ヘンリィ五世
1947 殺人狂時代
1948 戦火のかなた
1949 自転車泥棒





【1950年代】

1950 サンセット大通り
1951 陽のあたる場所
1952 静かなる男
1953 ジュリアス・シーザー
1954 波止場
1955 マーティ
1956 八十日間世界一周(80日間世界一周)
1957 戦場にかける橋
1958 老人と海
1959 尼僧物語





【1960年代】

1960 息子と恋人
1961 Question 7(英題)
1962 史上最大の作戦
1963 トム・ジョーンズの華麗な冒険
1964 ベケット
1965 The Eleanor Roosevelt Story(英題)
1966 わが命つきるとも
1967 遥か群衆を離れて
1968 栄光の座
1969 ひとりぼっちの青春





【1970年代】

1970 パットン大戦車軍団
1971 マクベス
1972 キャバレー
1973 スティング
1974 カンバセーション…盗聴…
1975 バリー・リンドン
    ナッシュビル
1976 大統領の陰謀
1977 愛と喝采の日々
1978 天国の日々
1979 マンハッタン





【1980年代】

1980 普通の人々
1981 炎のランナー
    レッズ
1982 ガンジー
1983 Betrayal(英題)
    愛と追憶の日々
1984 インドへの道
1985 カラーパープル
1986 眺めのいい部屋
1987 太陽の帝国
1988 ミシシッピー・バーニング
1989 ドライビング Miss デイジー





【1990年代】

1990 ダンス・ウィズ・ウルブズ
1991 羊たちの沈黙
1992 ハワーズ・エンド
1993 シンドラーのリスト
1994 フォレスト・ガンプ/一期一会
    パルプ・フィクション
1995 いつか晴れた日に
1996 シャイン
1997 L.A.コンフィデンシャル
1998 ゴッド・アンド・モンスター
1999 アメリカン・ビューティー





【2000年代】

2000 クイルズ
2001 ムーラン・ルージュ
2002 めぐりあう時間たち
2003 ミスティック・リバー
2004 ネバーランド
2005 グッドナイト&グッドラック
2006 硫黄島からの手紙
2007 ノーカントリー
2008 スラムドッグ$ミリオネア
2009 マイレージ、マイライフ





【2010年代】

2010 ソーシャル・ネットワーク
2011 ヒューゴの不思議な発明
2012 ゼロ・ダーク・サーティ
2013 her/世界でひとつの彼女
2014 アメリカン・ドリーマー 理想の代償
2015 マッドマックス 怒りのデス・ロード
2016 マンチェスター・バイ・ザ・シー
2017 ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
2018 グリーンブック


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過去の受賞作を調べてみて、びっくり。アカデミー賞作品賞と一致している年もかなりあるんですね。

ナショナル・ボード・オブ・レヴュー受賞作がアカデミー賞作品賞も受賞している時期はアメリカ国内の世情や経済が比較的安定している時期という感じがします。アメリカ国内が不安定になり人心が落ち着かなくなると批評家としては当然問題意識が強くなり、逆にアカデミー賞のほうは今現在の社会不安や不穏さをダイレクトに感じなくて済むような作品(時代劇/時代もの映画。しょせんは昔のことだから、と容易に割り切れる。)へ票が流れていく。もちろん例外もあるでしょう。

(例外のひとつとしては2007年があります。ブッシュ政権2期めの終盤で、当時、記事などを読んでいてもアメリカ国内は不況で沈滞ムードであったと記憶しています。賞レース有望作にも地味めな作品が揃いましたが、そんな中で抜きん出た2作品はコーエン兄弟監督作とポール・トーマス・アンダーソン監督作。その2強が激突するという当時としては稀にみるシネフィル感のある不思議な年でした。アメリカ国内が安定していないのに批評家が選ぶナショナル・ボード・オブ・レヴュー受賞作とアカデミー会員が選ぶアカデミー賞作品賞が一致した。)

1940年代のアカデミー賞作品賞受賞作群は国威高揚色が強めで、この時期はアカデミー賞史においてもちょっと特殊な感じがします。当然、批評家が決める賞とは一致しません。

意識の違いが結構くっきり表れているようにみえ、とても興味深いです。



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