2010年度アメリカ映画音響編集者組合賞(ゴールデン・リール賞) 受賞発表

2010アメリカ映画音響編集者組合賞 (アメリカ音響効果監督組合賞/ゴールデン・リール賞)受賞発表 (映画部門以外は省略します)
(The Motion Picture Sound Editors Guild Awards/the MPSE Golden Reel Awards)

記事 → こちら
公式サイト → The Motion Picture Sound Editors


★印&太字……受賞

音響編集賞 (音楽) Best Sound Editing: Feature Film Music 
   アリス・イン・ワンダーランド 
   ブラック・スワン 
   Get Low
   ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 
 ★インセプション 
   Let Me In
   ルーザーズ 
   ソーシャル・ネットワーク 

音響編集賞 (ミュージカルにおける音楽) Best Sound Editing: Feature Film Music in a Musical
   バーレスク 
 ★Country Strong
   Step Up 3D
   塔の上のラプンツェル 

音響編集賞 (DX & ADR アフレコ) Best Sound Editing: Feature Film DX & ADR  
   ブラック・スワン 
   ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 
   インセプション 
   キッズ・オールライト 
   英国王のスピーチ 
 ★ソーシャル・ネットワーク 
   トロン:レガシー 
   トゥルー・グリット 

音響編集賞 (FX & Foley 音響音の録音) Best Sound Editing: Feature Film FX & Foley
   127時間
   ブラック・スワン 
 ★インセプション 
   トゥルー・グリット 
   アイアンマン2 
   ソルト 
   トロン:レガシー 
   アンストッパブル 

音響編集賞 (アニメ映画) Best Sound Editing: Feature Film Animation 
   怪盗グルーの月泥棒 
 ★ヒックとドラゴン 
   ガフールの伝説 
   塔の上のラプンツェル 
   イリュージョニスト 
   トイ・ストーリー3 

音響編集賞 (ドキュメンタリー映画) Best Sound Editing: Feature Film Documentary
   Baby
   Catfish
   Exit Through The Gift Shop
   Inside Job
   レストレポ ~アフガニスタンで戦う兵士たちの記録~ 
 ★Rush: Beyond the Lighted Stage
   Waiting for Superman

音響編集賞 (外国語映画) Best Sound Editing: Feature Film Foreign Language 
   Biutiful ビューティフル 
   レバノン 
 ★ミックマック 
   母なる証明 
   アイガー北壁
   ミレニアム2 火と戯れる女 
   ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女


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2011年ベルリン国際映画祭 受賞発表

2011年(第61回)ベルリン国際映画祭の受賞結果です。

記事 → こちら   
日本語記事 → こちら (シネマトゥデイ)
コンペティション部門出品16作品 紹介 (シネマトゥデイ) → こちら


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2011年(第61回)ベルリン国際映画祭 受賞発表
(The Berlin International Film Festival)



金熊賞 Golden Bear
別離
英題:A Separation(Nader And Simin, A Separation)
原題:Jodaeiye Nader az Simin
監督:アスガー・ファルハディ Asghar Farhadi
製作国:イラン
※ アスガー・ファルハディ監督は2009年度に『彼女が消えた浜辺』にて銀熊賞(監督賞)を受賞しています。
※ ソニー・ピクチャーズ・クラシックスが北米での配給権を獲得。(2011/05/03付け)




銀熊賞(審査員大賞) Silver Bear, Jury Grand Prix
二ーチェの馬 
英題:The Turin Horse
原題:A Torinói ló
監督:タル・ベーラ Béla Tarr
共同監督:フラニツキー・アーグネシュ Ágnes Hranitzky
製作国:ハンガリー




銀熊賞(監督賞) Silver Bear, Best Director
ウルリッヒ・コーラー Ulrich Köhler
作品:スリーピング・シックネス(←東京国際映画祭での邦題)
英題:Sleeping Sickness
原題:Schlafkrankheit
製作国:ドイツ
※ 2011年東京国際映画祭で上映予定。(WORLD CINEMA にて)




銀熊賞(男優賞) Silver Bear, Best Actor
『別離』(英題:A Separation 〔Nader And Simin, A Separation〕)の男性キャスト




銀熊賞(女優賞) Silver Bear, Best Actress
『別離』(英題:A Separation 〔Nader And Simin, A Separation〕)の女性キャスト




銀熊賞(脚本賞) Silver Bear, Best Screenplay
ジョシュア・マーストン Joshua Marston, Andamion Murataj
作品:The Forgiveness of Blood
製作国:アメリカ
※ サンダンス・セレクト(Sundance Selects)が北米での配給権を取得。(2011/04/06付け)




銀熊賞(芸術貢献賞) Silver Bear, Extraordinary Artistic Achievement
Wojciech Staron [撮影]
Barbara Enriquez [プロダクション・デザイン]
作品:プライズ ~秘密と嘘がくれたもの~
英題:The Prize
原題:El premio
製作国:メキシコ




アルフレード・バウアー賞 Alfred Bauer Prize
Andreas Veiel
英題:If Not Us, Who?
原題:Wer wenn nicht wir
製作国:ドイツ


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(2011/02/21 記)今回の審査員として参加予定であったイランのジャファール・パナヒ監督が現政権を握る保守派と対立する革新派の支持者であったことにより逮捕され(現在は釈放)、出国許可が降りなかったという経緯もあり、映画業界人たちの政治的な主張が多分に反映された結果のようにみえます。(もちろん、作品自体の出来栄えもいいのでしょうが。) 施政者に対する抗議デモが多くの国々で起きている今の中東情勢を考えればこれも無理もない、ということでしょうか。

(2012/02/25 記)「受賞は、まずは作品自体の出来の良さがあってこそ」だったということですね。しかし、もちろん審査員や映画人たちの政治的意見が反映されてもいるはずです。




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