2011アカデミー賞外国語映画賞:ギリシャからの出品作が決定

InContention.com によると、ギリシャが今年度のアカデミー賞外国語映画賞部門への出品作を決定した、とのこと。

【参照】 InContention.com Greece and Poland first to enter foreign Oscar race




今年ギリシャから選出された『Attenberg』は、昨年度(2010年度/第67回)ベネチア国際映画祭のコンペティションへエントリーされ、主演のアリアーヌ・ラベド(Ariane Labed)が女優賞を獲得しています。



ギリシャからの出品作は、昨年(=2010年度)ヨルゴス・ランティモス監督作の『籠の中の乙女』で外国語映画賞部門にノミネートを果たしています。

『Attenberg』を監督したアティナ・レイチェル・ツァンガリ(Athina Rachel Tsangari)監督は、ヨルゴス・ランティモス監督作『籠の中の乙女』へ製作補として係わっていますしランティモス監督の最新作『Alpeis』にも製作として携わっています。




ギリシャからの出品作 
Attenberg(英題/原題)
監督 アティナ・レイチェル・ツァンガリ Athina Rachel Tsangari


IMDb|Attenberg
http://www.imdb.com/title/tt1691323/




Attenberg - Official Trailer #1 (英語字幕付き)




2011アカデミー賞外国語映画賞:ポーランドからの出品作が決定(『ソハの地下水道』)

InContention.com によると、ポーランドが今年度のアカデミー賞外国語映画賞部門への出品作を決定した、とのこと。

【参照】 InContention.com Greece and Poland first to enter foreign Oscar race




ポーランドからの出品作はナチス関連作(或るユダヤ人難民をナチス占領下の都市から救出するドラマ作品)。ヨーロッパ各国は「アカデミー会員は "ユダヤ人もの" "ホロコースト作品" "ナチスの悪行を糾弾する作品" に弱い」ということをしっかり把握していて、どこかの国から毎年必ずと言っていいほどこういった作品が出品されてきます。


アグニェシュカ・ホランド監督は『Bittere Ernte(英題:Angry Harvest)』で1985年度(第58回)アカデミー賞外国語映画賞へノミネート、『僕を愛したふたつの国/ヨーロッパ ヨーロッパ』で1991年度(第64回)アカデミー賞脚色賞にノミネートされています。


ポーランドからの出品作は、近年では、2007年度(第80回)にアンジェイ・ワイダ監督『カティンの森』で外国語映画賞部門にノミネートしています。


『In Darkness』(邦題『ソハの地下水道』)の北米配給権はソニー・ピクチャーズ・クラシックス(Sony Pictures Classics)が獲得済み。




●『ソハの地下水道』は2011年度(第84回)アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされました。(受賞ならず。)


ポーランドからの出品作
ソハの地下水道
英題|In Darkness
原題|W ciemności
監督|アグニェシュカ・ホランド Agnieszka Holland


IMDb|In Darkness
http://www.imdb.com/title/tt1417075/




In Darkness - Official US Trailer(英語字幕付き)





映画『ソハの地下水道』日本版予告編






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