2011年度アカデミー賞授賞式のプロモーション・クリップ公開

ジョシュ・デュアメルとミーガン・フォックスが、自給自足の隠遁生活をしている伝説的司会者ビリー・クリスタルを探しに行く、という設定のようです。コメディ・ビデオ投稿サイト「Funny or Die」との共同製作。


Oscars[レジスタードトレードマーク] Trailer: "Off the Grid"



レジェンド(伝説的ホスト) … ビリー・クリスタル Billy Crystal
エージェント … ジョシュ・デュアメル Josh Duhamel
エージェント … ミーガン・フォックス Megan Fox
小舟の船頭 … ロビン・ウィリアムズ Robin Williams
エージェントのボス … ウィリアム・フィクトナー William Fichtner
バーテンダー … ヴィニー・ジョーンズ Vinnie Jones




昨年度のプロモ・ビデオよりは確実にお金も手間もかかってるね。




昨年度(2010年度:第83回)のプロモ・ビデオ。
Outtakes from Oscar[レジスタードトレードマーク] Promo Shoot



Oscar[レジスタードトレードマーク] hosts preparing for the telecast



昨年は、主演男優賞の有力候補で各種映画賞の授賞式や映画のプロモーションに忙しい上に大学の授業も受けなくてはならない状況の俳優にオファーを出したほうもよくなかったし、それを受けたジェームズ・フランコ自身も認識が甘かったということでしょうね。とにかく準備の時間がなかったらしい。また、フランコは「充分な演出の説明をされなかった」と語っていて、演出に納得がいっていなかったようです。気持ちが悪いだけで面白くもない女装させられてたしね。だとしても、一旦は引き受けたのだから、つまらない演出でも楽しげにやってみせるというプロフェッショナルなところをみせてほしかったなあ。フランコはやる気がなさ過ぎたね。



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2011年度アメリカ脚本家組合賞 ノミネーション発表

スティーヴン・ザイリアンは二つの作品でノミネートを果たしました。

【参照記事】  AwardsDaily  WGA Nominations!

2011年度アメリカ脚本家組合賞授賞式は(現地時間で)2012年02月19日の予定です


● アメリカ脚本家組合(東地区) 公式サイト(トップページ)
  Writers Guild of America East
● アメリカ脚本家組合(西地区) 公式サイト(トップページ)
  Writers Guild of America, West

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2011年度アメリカ脚本家組合賞ノミネーション発表
(The Writers Guild of America / WGA)


脚本賞 Original Screenplay
ウィル・ライザー Will Reiser 
(50/50 フィフティ・フィフティ 英題:50/50)

クリステン・ウィグ、アニー・マモロ Kristen Wiig & Annie Mumolo
(ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン Bridesmaids)

ウッディ・アレン Woody Allen 
(ミッドナイト・イン・パリ Midnight in Paris)

トーマス・マッカーシー Tom McCarthy (Thomas McCarthy)
(WIN WIN ダメ男とダメ少年の最高の日々 Win Win)

ディアブロ・コーディ  Diablo Cody 
(ヤング≒アダルト Young Adult)


脚色賞 Adapted Screenplay
アレクサンダー・ペイン、ナット・ファクソン、ジム・ラッシュ 
Alexander Payne and Nat Faxon & Jim Rash 
(ファミリー・ツリー The Descendants)

スティーヴン・ザイリアン Steven Zaillian 
(ドラゴン・タトゥーの女 The Girl With the Dragon Tattoo)

テイト・テイラー Tate Taylor 
(ヘルプ 心がつなぐストーリー The Help)

ジョン・ローガン John Logan
(ヒューゴの不思議な発明 Hugo)

スティーヴン・ザイリアン、アーロン・ソーキン  Steven Zaillian and Aaron Sorkin
(マネーボール Moneyball)


ドキュメンタリー脚本賞 Documentary Screenplay
ケイティ・カロウェイ、ケリー・デュアン
Katie Galloway & Kelly Duane de la Vega (Kelly Duane)
(Better This World)

マーシャル・カリー、マシュー・ ハマチェク
Marshall Curry and Matthew Hamachek
(もしもぼくらが木を失ったら If a Tree Falls: A Story of the Earth Liberation Front)

パトリシオ・グスマン Patricio Guzmán
(光、ノスタルジア Nostalgia for the Light)

ヴィム・ヴェンダース Wim Wenders
(Pina / ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち  英題:Pina)

レナード・レーテル・ヘルムリッヒ、Hetty Naaijkens-Retel Helmrich
Hetty Naaijkens-Retel Helmrich, Leonard Retel Helmrich
(星空の下で Position Among the Stars)

マニシュ・パンディ Manish Pandey
(アイルトン・セナ~音速の彼方へ Senna)


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なお、以下の作品は審査対象外とされています。 (参考記事は こちら


【2011アメリカ脚本家組合賞の候補資格が無い(審査対象とならない)もので、有望な作品】
脚本賞(Original Screenplay)
 アーティスト The Artist
 人生はビギナーズ Beginners
 マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 The Iron Lady
 The Lady
 Like Crazy
 マージン・コール Margin Call
 Martha Marcy May Marlene
 メランコリア Melancholia
 ランゴ Rango
 SHAME シェイム Shame
 テイク・シェルター Take Shelter
 別離 A Separation

脚色賞(Adapted Screenplay)
 アルバート・ノッブス Albert Nobbs
 おとなのけんか Carnage
 ドライヴ Drive
 ジェーン・エア Jane Eyre
 マリリン 7日間の恋 My Week With Marilyn
 サラの鍵 Sarah's Key
 私が、生きる肌 The Skin I Live In
 裏切りのサーカス Tinker, Tailor, Soldier, Spy


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【審査対象となりながらも落選した、主なもの】
脚本賞
   テレンス・マリック 
   (ツリー・オブ・ライフ The Tree of Life)

   ダスティン・ランス・ブラック 
   (J・エドガー J. Edgar)

   スコット・Z・バーンズ
   (コンテイジョン Contagion)


脚色賞
   リチャード・カーティス、リー・ホール 
   (戦火の馬 War Horse)

   ジョージ・クルーニー、グラント・ヘスロフ 
   (スーパー・チューズデー 正義を売った日 The Ides of March)

   エリック・ロス 
   (ものすごくうるさくて、ありえないほど近い Extremely Loud and Incredibly Close)

   キャメロン・クロウ、アライン・ブロッシュ・マッケンナ 
   (幸せへのキセキ We Bought a Zoo)


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「有望作だけど審査対象外となってしまう作品」を除いた上で評価するとすれば、こういう結果に落ち着くのはまず妥当でしょう。テレンス・マリック(作品:ツリー・オブ・ライフ)はやはり落ちたか…もしかしたらとも思ったのですが。『戦火の馬』の落選はちょっと気になるところです。アカデミー賞での逆転入賞の可能性は残ってはいると思いますが…。

『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』は、アメリカ映画俳優組合賞アンサンブル演技賞・アメリカ製作者組合賞・アメリカ脚本家組合賞・ゴールデン・グローブ賞コメディ/ミュージカル部門へ入賞。アカデミー賞作品賞ノミネートへの足がかりとして重要な前哨戦となる映画賞のいくつかへノミネートを果たしたということになります。他にも、ブロードキャスト映画批評家協会賞コメディ映画賞・アメリカ美術監督組合賞にも入賞。「前哨戦となる主要な映画賞で軒並みノミネートされているのだから、アカデミー賞作品賞のノミネート候補のひとつとしてみたほうがいいのかも!?」という意見も出たりもしていますけれど、さて、どうでしょうか。


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