2011年度アカデミー賞:メイクアップ賞エントリー7作品 発表

映画芸術科学アカデミーは、2011年度アカデミー賞メイクアップ賞へエントリーされた7作品のリストを発表しました。この7作品の中から3作品が2011年度アカデミー賞メイクアップ賞にノミネートされます。

2011年度(第84回)アカデミー賞ノミネーション発表は、
2012年01月24日(現地日時)です。

【参照】 映画芸術科学アカデミー公式サイト内 プレスリリース (2012/01/09日付け)
  7 Features on Oscar's Makeup Palette

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2011年度(第84回)アカデミー賞メイクアップ賞エントリー作品(7作品)
(英題のアルファベット順)

● アルバート・ノッブス Albert Nobbs

● Anonymous

● アーティスト The Artist

● ゲンスブールと女たち (原題:Gainsbourg (Vie héroïque))
  英題:Gainsbourg: A Heroic Life (製作国:フランス / アメリカ)

● ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2
  Harry Potter and the Deathly Hallows Part 2

● ヒューゴの不思議な発明 Hugo

● マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙 The Iron Lady

以上

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なんとびっくり、『J・エドガー』落選。この部門で『J・エドガー』が落ちるとは思わなかった。(……が、意外と「『J・エドガー』のメイクはひどかったので、落ちて当然」という声もあったりして。あらー、そうなのね。ディカプリオの風貌があそこまで変わっているというインパクトは大きく、印象に残るので、ノミネートはされやすいのでは?と思っていたのですが…。実際に映画を見てみると違う印象を持つのかもしれませんね。) 他には、『マリリン 7日間の恋』 『グリ-ン・ランタン』 『X-MEN:ファースト・ジェネレーション』 『ドラゴン・タトゥーの女』 が落選。


2011年度アカデミー賞のノミネーション結果をアナウンスするのはジェニファー・ローレンス

第84回(2011年度)アカデミー賞のノミネーション結果をアナウンスする俳優が、アカデミー会員でありアカデミー賞ノミニーでもあるジェニファー・ローレンスに決まりました。

第84回(2011年度)アカデミー賞のノミネーション発表は、
現地時間(西海岸時間)で 2011年01月24日(火)早朝5:30  
(日本時間で 同24日(火)22時30分)です。


【参照】 映画芸術科学アカデミー公式サイト内 プレスリリース (2012/01/09付け)
Jennifer Lawrence to Join Academy President Tom Sherak for Oscar[レジスタードトレードマーク] Nominations



2011年度アメリカ監督組合賞 ノミネーション発表

アメリカ監督組合賞のノミネーションが発表になりました。なお、ドキュメンタリー映画部門・TV番組部門・CM部門の監督組合賞ノミネーションは後日発表になります。

● 公式サイトでの発表
 64th Annual DGA Awards Feature Film Nominees Announced


2011年度(第64回)アメリカ監督組合賞授賞式は
(現地日付で)2012年01月28日の予定です。

● アメリカ監督組合 公式サイト(トップページ)
  The Directors Guild of America

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2011年度(第64回)アメリカ監督組合賞 ノミネーション
(The Directors Guild of America Awards/DGA)
(映画部門のみ)

ウッディ・アレン Woody Allen 
(ミッドナイト・イン・パリ Midnight in Paris)

デヴィッド・フィンチャー David Fincher
(ドラゴン・タトゥーの女 The Girl With the Dragon Tattoo) 

ミシェル・アザナヴィシウス Michel Hazanavicius 
(アーティスト The Artist)

アレクサンダー・ペイン Alexander Payne 
(ファミリー・ツリー The Descendants)

マーティン・スコセッシ Martin Scorsese
(ヒューゴの不思議な発明 Hugo)


以上


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以下はすでに受賞が決定しています。

名誉終身会員賞 Honorary Life Member Award
  エド・シェリン Ed Sherin

フランク・キャプラ業績賞 Frank Capra Achievement Award
  ケイティ・ギャレットソン Katy Garretson

フランクリン・J・シャフナー業績賞 Franklin J. Schaffner Achievement Award
  デニス・マゾッコ Dennis Mazzocco

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有力候補として名前が挙がったけれど落選した、主な候補

テレンス・マリック(ツリー・オブ・ライフ)

テイト・テイラー(ヘルプ 心がつなぐストーリー)

ベネット・ミラー(マネーボール)

スティーヴン・スピルバーグ(戦火の馬)

ニコラス・ウィンディング・レフン(ドライヴ)

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テレンス・マリック、落選、かぁ…。監督組合賞でノミネートされた候補たちがアカデミー賞監督賞ノミニーとしてそっくりスライドする年もありますが、1~2名が入れ替わることもあります。が、テレンス・マリック監督に関しては、ここで落選してアカデミー賞で逆転入賞するのはちょっと厳しいかもしれませんね。

『ドラゴン・タトゥーの女』は、アメリカ製作者組合賞、アメリカ脚本家組合賞に続いてのアメリカ監督組合賞ノミネート。過去の事例からすれは、アカデミー賞作品賞へのノミネート有力候補の一作品ということになります。これで、来週発表される編集者組合賞へノミネートされたらアカデミー賞作品賞ノミネートは確実とみていいかもしれませんよ。

● (2012/03/03記) テレンス・マリック監督はアカデミー賞監督賞へ入賞。『ドラゴン・タトゥーの女』は、編集者組合賞へノミネートされましたがアカデミー賞作品賞へはノミネートされませんでした。(『ドラゴン・タトゥーの女』はアカデミー賞編集賞を受賞)



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