2012アカデミー賞外国語映画賞:スウェーデンからの出品作が決定(『ヒプノティスト-催眠-』)

スウェーデンの代表作はラッセ・ハルストレム監督作のサスペンス・ドラマ『ヒプノティスト-催眠-』に決まりました。


原作はラーシュ・ケプレル著「催眠」(英題:The Hypnotist)。ハルストレム監督の奥様レナ・オリンも出演。2012年サン・セバスティアン国際映画祭コンペティション部門に選出されています。


ラッセ・ハルストレム監督は『サイダーハウス・ルール』『ショコラ』と2年連続で監督作がアカデミー賞作品賞へノミネート。アカデミー賞監督賞へも2度ノミネート、脚本賞へ1回ノミネート、と一時期はアカデミー賞の常連でした。そして今回、外国語映画賞部門でアカデミー賞へ戻ってきました。同部門へのラッセ・ハルストレム監督作の出品は初。



スウェーデン代表作は過去に3回も受賞していますし、各時代、コンスタントにノミネート作を輩出しています。2000年代後半はノミネートを逃していますがそれでも「最終選考に残った9作品」の中へ2度(2008年度、2010年度)も入っています。



スウェーデンからの出品作
ヒプノティスト-催眠-
英題:The Hypnotist 
原題:Hypnotisören
監督 ラッセ・ハルストレム Lasse Hallström


IMDb|Hypnotisören
http://www.imdb.com/title/tt1556243/



※『ヒプノティスト-催眠-』は、2013年05月04日から05月24日までヒューマントラストシネマ渋谷にて、06月01日から06月14日までシネ・リーブル梅田にて限定公開予定。(2013/04/01 記)




Hypnotisören (2012) - Trailer(英語字幕付き)





『ヒプノティスト-催眠-』 日本版予告編


(2013/05/01 記) うわっ、こんな血まみれ映画なのか……。




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2012アカデミー賞外国語映画賞:オランダからの出品作が決定(『君がくれた翼』/『しあわせのカラス』)

オランダからは2012年ベルリン国際映画祭ジェネレーション(ジェネレーション Kplus)部門へエントリーされドイツ幼児救済組織グランプリを受賞した『Kauwboy』が代表作として選出されました。

「Kauw」というのはニシコクマルガラスという小型のカラス。



オランダからの出品作
君がくれた翼 (←2012年大阪ヨーロッパ映画祭での邦題)
別邦題|しあわせのカラス(←2012年東京国際映画祭での邦題)
英題/原題|Kauwboy
監督 バウデワェイン・コーレ(バウデワイン・コーレ) Boudewijn Koole


IMDb|Kauwboy
http://www.imdb.com/title/tt1776222/


2012年[第25回]東京国際映画祭の作品紹介より)カラスの赤ちゃんとそれを拾った男の子、そしてお父さんの絆が深く描かれた作品。ユーモアあふれるシーンも散りばめられ、子どもたちの笑いを何度も誘う。親子のすれ違いや愛情は、世界中共通なんだと気付かされる。




Kauwboy - Trailer


最後の台詞は……「またあした」?




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