2012アカデミー賞外国語映画賞:メキシコからの出品作が決定(『父の秘密』)

メキシコ代表作は2012年カンヌ映画祭 ある視点賞受賞のマイケル・フランコ監督作『父の秘密』に決まりました。2012年ロンドン映画祭にも選出されています。


メキシコは1960年代と1970年代半ばにはノミネートがありますが、1970年代後半から1990年代は縁がなくなってしまいました。ところが、2000年以降から昨年度までの11年間にはノミネート4回、「最終選考に残った9作品」入りが1回、と快調。いまや、同部門へ何が出品されてくるかが注目される国の一つと言っていいでしょう。しかし、まだ受賞はありません。



メキシコからの出品作
父の秘密
英題:After Lucia
原題:Después de Lucía
監督 ミシェル・フランコ Michel Franco


IMDb|Después de Lucía
http://www.imdb.com/title/tt2368749/




After Lucia (Después de Lucía) - Official Trailer



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メキシコは、最終選考に残った7作品のショートリストを発表していました。
最終選考に残っていた作品は以下のとおり。


  ・ Between Us 原題:Aquí entre nos
    Patricia Martínez de Velasco 監督


  ・ Colosio: El Asesinato
    カルロス・ボラド監督 Carlos Bolado


  ・ 父の秘密 英題:After Lucia 原題:Después de Lucía 
    マイケル・フランコ監督 Michel Franco 
    ※ 2012年カンヌ映画祭ある視点賞受賞


  ・ El fantástico mundo de Juan Orol
    Sebastian Vega del Amo 監督


  ・ The Tiniest Place 原題:El lugar más pequeño(ドキュメンタリー作品)
    Tatiana Huezo 監督
    ※ 2011年ナント三大陸映画祭コンペティション外部門へエントリー


  ・ Pastorela: A Christmas Play 原題:Pastorela
    Emilio Portes 監督


  ・ 闇のあとの光  原題:Post Tenebras Lux
    カルロス・レイガダス監督 Carlos Reygadas
    ※ 2012年カンヌ映画祭メイン・コンペティションへエントリー




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2012アカデミー賞外国語映画賞:フィンランドからの出品作が決定

フィンランド代表作にはアンティ・J・ヨキネン監督作『Purge(英題)』が選ばれました。映画『Purge(英題)』の原作はソフィ・オクサネン(Sofi Oksanen)の小説「粛清」。



フィンランドは2002年度にアキ・カウリスマキ監督作『過去のない男』で一回ノミネートがあるだけで、この部門には案外縁がありません。「最終選考へ残った9作品」にも入ったことがないし。



フィンランドからの出品作
Purge
原題|Puhdistus
監督|アンティ・J・ヨキネン(アンティ・ヨキネン) Antti J. Jokinen(Antti Jokinen)


IMDb|Puhdistus
http://www.imdb.com/title/tt1714205/




Purge (Puhdistus) (2012) - Official Trailer(英語字幕付き)





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