2012年度全米映画批評家協会賞 受賞発表

2012年度全米映画批評家協会賞(National Society of Film Critics Awards)の受賞結果が発表になりました。

なお、全米映画批評家協会は2012年度全米映画批評家協会賞を2012年6月に亡くなった映画批評家アンドリュー・サリス(Andrew Sarris)に捧げると表明しています。



● 公式サイト内での発表   2013/01/05付け
2012 Awards: “Amour,” Emmanuelle Riva, Daniel Day-Lewis



● 全米映画批評家協会 公式サイト(トップページ) National Society of Film Critics
 

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2012年度全米映画批評家協会賞 受賞結果
(The National Society of Film Critics Awards)


※ 邦題もしくは英題、人名の英語表記の右隣りの数字は最終ラウンドでの獲得ポイント数を示します。(※ 全米映画批評家協会賞は第一位の候補へ3ポイント投票するシステム。)



【作品賞】 Best Picture

愛、アムール (28p)
英題/原題|Amour




次点以降
2位
ザ・マスター (25p)
英題|The Master



3位
ゼロ・ダーク・サーティ (18p)
英題|Zero Dark Thirty




【監督賞】 Best Director

ミヒャエル・ハネケ Michael Haneke (27p)
作品|愛、アムール
英題/原題|Amour




次点以降
2位(タイ) 
キャスリン・ビグロー Kathryn Bigelow (24p)



2位(タイ) 
ポール・トーマス・アンダーソン Paul Thomas Anderson (24p)




【主演男優賞】 Best Actor

ダニエル・デイ=ルイス Daniel Day-Lewis (59p)
作品|リンカーン
英題|Lincoln



次点以降
2位(タイ)
ドニ・ラヴァン Denis Lavant(49p)



2位(タイ)
ホアキン・フェニックス Joaquin Phoenix(49p)




【主演女優賞】 Best Actress

エマニュエル・リヴァ Emmanuelle Riva (50p)
作品|愛、アムール
英題/原題|Amour




次点以降
2位
ジェニファー・ローレンス Jennifer Lawrence (42p)



3位
ジェシカ・チャステイン Jessica Chastain (32p)




【助演男優賞】 Best Supporting Actor

マシュー・マコノヒー Matthew McConaughey (27p)
作品|● マジック・マイク
    英題|Magic Mike

   ● バーニー/みんなが愛した殺人者
    英題|Bernie




次点以降
2位
トミー・リー・ジョーンズ Tommy Lee Jones (22p)



3位
フィリップ・シーモア・ホフマン Philip Seymour Hoffman(19p)




【助演女優賞】 Best Supporting Actress

エイミー・アダムス Amy Adams
作品|ザ・マスター (34p)
英題|The Master




次点以降
2位
サリー・フィールド Sally Field (23p)



3位
アン・ハサウェイ Anne Hathaway(13p)




【脚本賞】 Best Screenplay

作品|リンカーン (59p)
英題|Lincoln
脚本|トニー・クシュナー Tony Kushner




次点以降
2位 
作品|ザ・マスター (27p)
英題|The Master
脚本|ポール・トーマス・アンダーソン P.T. Anderson



3位 
作品|世界にひとつのプレイブック(19p)
英題|Silver Linings Playbook
脚本|デヴィッド・O・ラッセル David O. Russell




【撮影賞】 Best Cinematography

作品|ザ・マスター (60p)
英題|Master
撮影|ミハイ・マライメア・Jr  Mihai Malaimare, Jr.




次点以降
2位
作品|007 スカイフォール (30p) 
英題|Skyfall
撮影 ロジャー・ディーキンス Roger Deakins



3位
作品|ゼロ・ダーク・サーティ (21p)
英題|Zero Dark Thirty
撮影 グレッグ・フレイザー Greig Fraser




【ドキュメンタリー映画賞(ノンフィクション映画賞)】 Best Nonfiction

The Gatekeepers(英題) (53p)




次点以降
2位
これは映画ではない (45p) 
英題|This Is Not a Film



3位
シュガーマン 奇跡に愛された男 (23p) 
英題|Searching for Sugar Man




【実験的作品賞】 The award for best Experimental film

これは映画ではない
英題|This Is Not a Film
監督|ジャファール・パナヒ Jafar Panahi
製作国|イラン




【映画遺産賞】 Film Heritage Awards

● ローレンス・カーディッシュ Laurence Kardish
 ニューヨーク近代美術館 シニア・フィルム・キュレーター Senior Film Curator at MoMA



● マイルストーン・フィルム・アンド・ビデオ Milestone Film and Video
 現在進行中の映画監督シャーリー・クラークの企画に対して 
 for their ongoing Shirley Clarke project




本年度は外国映画賞部門の表彰がありませんでした。



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エリック・カルメン「All by Myself」(オール・バイ・マイ・セルフ)|『glee/グリー』 シーズン2: 第17話 「ディーバの苦悩」 (英題|A Night of Neglect)

『glee/グリー』 シーズン2
第17話 「ディーバの苦悩」 (英題|A Night of Neglect)
2013年1月5日(土) NHK Eテレ 22:55~23:40



「オール・バイ・マイ・セルフ」 All By Myself
番組内のパフォーマー|サンシャイン・コーラソン(演|シャリース)


これ↓はドラマ『glee/グリー』でのシャリースのパフォーマンスではありませんが。
ピアノを弾いているのがデイヴィッド・フォスター。

Charice - All By Myself
(Live "Hit Man Returns: David Foster & Friends")
2010年10月15日



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『glee/グリー』での「オール・バイ・マイ・セルフ」は "不遇な者のために歌う" というシーンで使われていましたが、セリーヌ・ディオンのカバー・バージョンのほうが有名になっちゃった今としてはオリジナルのエリック・カルメン自身が不遇かもしれんねえ。……んー、でもいろいろな人にカバーされ歌われ続けてているので不遇ってわけじゃないか。





● セリーヌ・ディオン(Celine Dion)版 
「オール・バイ・マイ・セルフ」 英題|All by Myself (1997年リリース)

Celine Dion - All by myself (Live / En public) Edit Version) 1996



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エリック・カルメン(Eric Carmen)の 「オール・バイ・マイ・セルフ」 がオリジナル。



【オリジナル】

● エリック・カルメン Eric Carmen
「オール・バイ・マイ・セルフ」 英題|All by Myself (1975年リリース)

作詞|エリック・カルメン Eric Carmen
作曲|エリック・カルメン Eric Carmen
   セルゲイ・ラフマニノフ Sergei Rachmaninoff
(最後のリフレインの前の置かれる序奏部はラフマニノフのピアノ協奏曲第2番ハ短調 作品18第二楽章《アダージョ・ソステヌート》をベースに作られているため)

Eric Carmen - All by Myself (Live Midnight Special, 1976)



● エリック・カルメン All by Myself 歌詞(英語)
http://www.lyricsfreak.com/e/eric+carmen/all+by+myself_20051001.html



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「ラズベリーズ」時代のエリック・カルメン。


ラズベリーズ Raspberries
「レッツ・プリテンド」(英題|Let's Pretend)(1973年リリース)

Raspberries - Let's Pretend(TV Show "Midnight Special", 1973)



● エリック・カルメン Let's Pretend  歌詞(英語)
http://www.lyricsfreak.com/r/raspberries/lets+pretend_20791117.html

"Let's Pretend”は、1976年にベイ・シティ・ローラーズがアルバム「Dedication」内でカバーしています。この曲を聴くたびに「どうしてエリック・カルメンはボーカリストとして自分で歌いきれないような高音域の有る曲を書いたのだろう」と不思議に思う……。










ラズベリーズ Raspberries
ゴー・オール・ザ・ウェイ(1972年) 英題|Go All the Way

Raspberries - Go All The Way (TV Live)



● ラズベリーズ Go All the Way 歌詞(英語)
http://www.oldielyrics.com/lyrics/the_raspberries/go_all_the_way.html


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エリック・カルメン、ソロ時代。

She Did It 発売当時のライブ映像が2012年になって見られるなんて……信じられない。この曲のライブ映像、初めて見た。(口パクっぽくみえるけど、それでも私にとっては貴重だ。) YouTubeよ、そして映像持っていてUPしてくれた人よ、ありがとう、ですよ。まったく、好い時代になったもんです。


エリック・カルメン Eric Carmen
「愛をくれたあの娘」(英題|She Did It)(1977年リリース)

Eric Carmen - She Did It (U.S. TV, 1977)



● エリック・カルメン She Did It 歌詞(英語)
http://www.lyricsfreak.com/e/eric+carmen/she+did+it_20050990.html

"She Did It" はショーン・キャシディにカバーされました。ショーン・キャシディもエリック・カルメンの曲を複数カバーしていましたね。デビューした初期の頃から他の人にカバーされていたという事、それはいかにエリック・カルメンがソングライターとして優れていたかということの証明になると思います。






アルバム「Winter Dreams - 夢の面影」 (1998年)より
「過ぎゆく恋」(英題|Someone That You Loved Before)

Eric Carmen - Someone That You Loved Before


このアルバムは日本のレコード・レーベルであるパイオニアLDCからリリースされた、日本で作られたエリック・カルメンのアルバムです。のちにアメリカでもリリースされたようですが、発売当時は海外のエリック・カルメンのファンは日本から個人輸入し手に入れるしかなかったようです。このアルバムの曲は1990年代~2000年代に売れ線とされるようなタイプのものではないにしろ、エリック・カルメンがソングライターとして全く衰えてないことがよく解る作品群ではないかと思います。80年代中期~後期のものよりむしろ良いのではないかと思うくらい。発売当時に購入し、今もCDを持っています。



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