2013アカデミー賞外国語映画賞:イスラエルからの出品作が決定(『ベツレヘム 哀しみの凶弾』)

イスラエルはオフィール賞(The Ophir Awards)作品賞を受賞した『ベツレヘム 哀しみの凶弾』)を代表作として出品することを発表しました。イスラエルは例年、オフィール賞受賞作を同国代表作としてアカデミー賞外国語映画賞部門へ送っています。



『ベツレヘム 哀しみの凶弾』は2013年ベネチア国際映画祭併催「ベニス・デイズ(The Venice Days)」Fedora Prize 最優秀作品賞を受賞。 2013年トロント国際映画祭ディスカバリー部門へも選出されました。



イスラエルからの出品作
ベツレヘム 哀しみの凶弾
英題|Bethlehem
原題|Beit-Lehem
監督|ユヴァル・アドラー Yuval Adler
製作国|イスラエル / ドイツ / ベルギー


IMDb|Bethlehem (2013)
http://www.imdb.com/title/tt2915160/




Bethlehem (2013) - Trailer(英語字幕付き)


かっこいいトレーラー。BGMの付け方と映像の編集、巧い。




『ベツレヘム 哀しみの凶弾』 日本版予告篇


BGMと編集の違いでこうなる。これだと「本編、もしかしてつまらないのでは?」と思ってしまう。


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イスラエルは最終選考に残った5作品のショートリストを発表していました。
最終選考に残っていた作品は以下のとおり。


 ・ ベツレヘム 哀しみの凶弾  英題|Bethlehem


 ・ Candies


 ・ Hunting Elephants


 ・ Magic Men


 ・ Six Times




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2013アカデミー賞外国語映画賞:アルゼンチンからの出品作が決定(『見知らぬ医師』)

2013年カンヌ国際映画祭 ある視点部門へ選出された『見知らぬ医師』がアルゼンチン代表作に決まりました。



アルゼンチンからの出品作
見知らぬ医師
別邦題|ワコルダ(←2013年ラテンビート映画祭での邦題)
英題:The German Doctor
原題:Wakolda
監督 ルシア・プエンソ Lucía Puenzo


IMDb|Wakolda
http://www.imdb.com/title/tt1847746/


(2013年(第10回)ラテンビート映画祭の作品紹介より)こちら ) 舞台は1960年代のパタゴニア。美しい自然に囲まれたバリローチェの湖畔で民宿を始めた夫婦は、ある品のいいドイツ人医師を最初の客として招き入れる。医師は、年よりも幼く見える12歳の娘リリスに興味を示し、リリスもまた、孤独な彼に、次第に心を開いていく…。第二次大戦中、多くのユダヤ人に人体実験を行ったナチスの将校ヨーゼフ・メンゲレが、身分を偽り、アルゼンチン人の家族と暮らしていたという衝撃の実話を映画化。重大な秘密を抱えた男と、汚れのない少女の危うい関係を繊細に描いた心理サスペンス。




Wakolda (The German Doctor) - US Trailer(英語字幕付き)



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アルゼンチンは、最終選考に残った3作品のショートリストを発表していました。
最終選考に残っていた作品は以下のとおり。


 ・ Tesis sobre un homicidio
   英題|Thesis on a Homocide
   監督|Hernán Goldfrid


 ・ 見知らぬ医師
   原題|Wakolda
   監督|ルシア・プエンソ Lucía Puenzo


 ・ La Reconstruction with Peretti
   英題|The Reconstruction
   監督|Juan Taratuto




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2013アカデミー賞外国語映画賞:リトアニアからの出品作が決定

2013年ズリーン国際映画祭インフォーマティブ・セレクションのドキュメンタリー部門へ選出された『Conversations on Serious Topics(英題)』がリトアニア代表作に決まりました。



リトアニアからの出品作
Conversations on Serious Topics
原題|Pokalbiai rimtomis temomis
監督|Giedre Beinoriute


IMDb|Pokalbiai rimtomis temomis
http://www.imdb.com/title/tt3246158/


2013年ズリーン国際映画祭(チェコ共和国 / Zlin International Film Festival)時の作品紹介 http://www.zlinfest.cz/en/film/detail?id=2827




Conversations on Serious Topics - Trailer





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2013アカデミー賞外国語映画賞:ペルーからの出品作が決定

2012年サン・セバスティアン国際映画祭 新人監督賞スペシャル・メンションを受賞した『The Cleaner(英題)』がペルー代表作に決まりました。



ペルーからの出品作
The Cleaner(2012年)
原題|El limpiador
監督|Adrián Saba


IMDb|El limpiador
http://www.imdb.com/title/tt2387455/




El limpiador - Trailer


こういうタイプの作品が各国代表作に選ばれてくる率が高くなっているような気がする。今年、コメディ要素のある作品はめっきり減っています。(笑いがあるとしてもオフビートの笑い。) アカデミー賞外国語映画賞ではコメディ作品はまず選ばれないから、出品国側でも当然送り込んでこない。




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2013アカデミー賞外国語映画賞:デンマークからの出品作が決定(『偽りなき者』)

2012年カンヌ国際映画祭にて男優賞(受賞者|マッツ・ミケルセン)をはじめ計3賞を受賞、2012年度英国アカデミー賞外国語映画賞ノミネート、2012年度英国インディペンデント映画賞国際インディペンデント映画賞受賞、2012年度ヨーロッパ映画賞作品賞をはじめ5部門ノミネート(うち、脚本賞受賞)等、華々しい受賞歴のある『偽りなき者』がデンマーク代表作に決まりました。


デンマーク代表作、2年連続でノミネートなるか!? そして2010年度(第83回)に続いて同部門受賞なるか!? 注目の作品です。


●『偽りなき者 』は2013年度(第86回)アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされました。(受賞ならず)


デンマークからの出品作
偽りなき者(2012年)  
英題:The Hunt
原題:Jagten
監督 トマス・ヴィンターベア Thomas Vinterberg


IMDB|Jagten
http://www.imdb.com/title/tt2106476/




The Hunt - Jagten | Trailer





『偽りなき者』 日本版予告編


マッツ・ミケルセン主演作が2年連続で代表作に選出。/これはもうノミネートは堅いんじゃないでしょうか。受賞も期待できると思う。ま、わかりませんけどね。


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デンマークは、最終選考に残った3作品のショートリストを発表していました。
最終選考に残っていた作品は以下のとおり。


 ・ 偽りなき者  英題|The Hunt


 ・ アクト・オブ・キリング  英題|The Act of Killing


 ・ Northwest  原題|Nordvest


なお『アクト・オブ・キリング』は本年度アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞部門へのノミネートが期待されています。




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