2013アカデミー賞外国語映画賞:フランスからの出品作が決定(『ルノワール 陽だまりの裸婦』)

フランス代表作は2012年カンヌ国際映画祭 ある視点部門のクロージング作品になったジル・ブルドス監督作『ルノワール 陽だまりの裸婦』に決まりました。


なお、2013年カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作『アデル、ブルーは熱い色』は自国での劇場公開が2013年10月で、"2013年度アカデミー賞外国語映画賞へ出品するには9月末日までに1週間以上自国の劇場で公開されている事" という規定をクリアできませんので今年度は出品不可能となりました。


フランスで10月公開では外国語映画賞部門のフランス代表作となれないということは以前から指摘されていましたが、それでも劇場公開日を変更しなかったというところをみるとアカデミー賞へ出品する意思はもともと無かったのではないかと見られています。



ScreenDaliy のこの記事によると、代表作候補にはミシェル・ゴンドリー監督作『ムード・インディゴ うたかたの日々』、レベッカ・ズロトヴスキ監督作『グランド・セントラル』もあったけれど両作品とも選考委員全員一致の支持を得られず、『ルノワール 陽だまりの裸婦』は国際的売上が好調だった事が高く評価され『ルノワール ~』に決定したそうです。(『『ルノワール 陽だまりの裸婦』』は北米で本年度最も売り上げがよかった外国語映画のひとつとなっているとのこと。)


また、選考委員は『Les gamins』『Paulette』『La Cage Dorée』等、商業的に成功した作品は避けたとのこと。




フランスからの出品作
ルノワール 陽だまりの裸婦(2012年)
原題/英題|Renoir
監督|ジル・ブルドス Gilles Bourdos


IMDb|Renoir (2012)
http://www.imdb.com/title/tt2150332/




Renoir (2012) - US Trailer





『ルノワール 陽だまりの裸婦』日本版予告編





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2013アカデミー賞外国語映画賞:台湾からの出品作が決定(『失魂』)

2013年トロント国際映画祭ヴァンガード部門へピックアップされた、チョン・モンホン監督作『Soul(英題)』(原題|失魂)が台湾代表作に選出されました。



台湾からの出品作
失魂(←2013年東京国際映画祭での邦題)
英題|Soul
原題|失魂 / Shi Hun
監督|チョン・モンホン Chung Mong-Hong(Mong-Hong Chung)


Shi hun
http://www.imdb.com/title/tt3091254/




失魂(Soul) - Trailer|2013台北電影節





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