2013年英国インディペンデント映画賞 ノミネーション発表

2013年(第16回)英国インディペンデント映画賞(ブリティッシュ・インディペンデント・フィルム・アワード)のノミネーションの発表がありました。ノミネーションのアナウンスはユアン・マクレガーが務めました。(ユアン・マクレガーは英国インディペンデント映画賞の公式後援者のひとりです。)



● 公式サイト内の発表 (2013/11/11付け)
2013 Nominations Announced for the 16th Annual British Independent Film Awards



2013年(第16回)英国インディペンデント映画賞の授賞式は、(現地日付で)2013年12月08日に開催される予定です。


● 英国インディペンデント映画賞 公式サイト(トップページ)
 The British Independent Film Awards

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2013年(第16回)英国インディペンデント映画賞 ノミネーション
(The British Independent Film Awards)
 


作品賞 Best British Independent Film

メトロマニラ 世界で最も危険な街
英題:Metro Manila
監督:ショーン・エリス Sean Ellis
※ 2013年度アカデミー賞外国語映画賞イギリス代表作。 (『Metro Manila』はタガログ語映画)




あなたを抱きしめる日まで
英題:Philomena
監督:スティーヴン・フリアーズ Stephen Frears




The Selfish Giant
監督:クリオ・バーナード Clio Barnard




名もなき塀の中の王
英題:Starred Up
監督:デヴィッド・マッケンジー David Mackenzie




ウィークエンドはパリで
原題:Le Week-end (Le Week-End)
監督:ロジャー・ミッシェル Roger Michell




監督賞 Best Director

ショーン・エリス Sean Ellis
作品:メトロマニラ 世界で最も危険な街
英題:Metro Manila




ジョン・S・ベアード Jon S Baird
作品:フィルス
英題:Filth




クリオ・バーナード Clio Barnard
作品(英題):The Selfish Giant




ジョナサン・グレイザー Jonathan Glazer
作品:アンダー・ザ・スキン 種の捕食
英題:Under the Skin




デヴィッド・マッケンジー David Mackenzie
作品:名もなき塀の中の王
英題:Starred Up




ダグラス・ヒコックス賞(新人監督賞)
The Douglas Hickox Award [Best Debut Director]

ポール・ライト Paul Wright
作品(英題):For Those in Peril




チャーリー・キャトラル Charlie Cattrall
作品(英題):Titus




Tina Gharavi
作品(英題):I Am Nasrine




ジェレミー・ラヴリング Jeremy Lovering
作品(英題):In Fear




Omid Nooshin
作品(英題):Last Passenger





脚本賞 Best Screenplay

スティーヴン・ナイト Steven Knight
作品:オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分
英題:Locke




ジョナサン・アッセル Jonathan Asser
作品:名もなき塀の中の王
英題:Starred Up




クリオ・バーナード Clio Barnard
作品(英題):The Selfish Giant




ハニフ・クレイシ Hanif Kureishi
作品:ウィークエンドはパリで
原題:Le Week-end




ジェフ・ポープ Jeff Pope
スティーヴ・クーガン Steve Coogan
作品:あなたを抱きしめる日まで
英題:Philomena





主演女優賞 Best Actress

リンゼイ・ダンカン Lindsay Duncan
作品:ウィークエンドはパリで
原題:Le Week-end




ジュディ・デンチ Judi Dench
作品:あなたを抱きしめる日まで
英題:Philomena




スカーレット・ヨハンソン Scarlett Johansson
作品:アンダー・ザ・スキン 種の捕食
英題:Under the Skin




フェリシティ・ジョーンズ Felicity Jones
作品(英題):The Invisible Woman




シアーシャ・ローナン Saoirse Ronan
作品:わたしは生きていける
英題:How I Live Now




主演男優賞 Best Actor

ジェームズ・マカヴォイ James McAvoy
作品:フィルス
英題:Filth




ジム・ブロードベント Jim Broadbent
作品:ウィークエンドはパリで
原題:Le Week-end




スティーヴ・クーガン Steve Coogan
作品:あなたを抱きしめる日まで
英題:Philomena




トム・ハーディ Tom Hardy
作品:オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分
英題:Locke




ジャック・オコンネル Jack O'Connell
作品:名もなき塀の中の王
英題:Starred Up




助演女優賞 Best Supporting Actress

イモージェン・プーツ Imogen Poots
作品(英題):The Look Of Love




シヴォーン・フィネラン Siobhan Finneran
作品(英題):The Selfish Giant




シャーリー・ヘンダーソン Shirley Henderson
作品:フィルス
英題:Filth




クリスティン・スコット・トーマス Kristin Scott Thomas
作品(英題):The Invisible Woman




ミア・ワシコウスカ Mia Wasikowska
作品:嗤う分身
英題:The Double




助演男優賞 Best Supporting Actor

ベン・メンデルソーン Ben Mendelsohn
作品:名もなき塀の中の王
英題:Starred Up



ジョン・アルシリヤ John Arcilla
作品:メトロマニラ 世界で最も危険な街
英題:Metro Manila




ルパート・フレンド Rupert Friend
作品:名もなき塀の中の王
英題:Starred Up




ジェフ・ゴールドブラム Jeff Goldblum
作品:ウィークエンドはパリで
原題:Le Week-end




エディ・マーサン Eddie Marsan
作品:フィルス
英題:Filth




有望新人賞 Most Promising Newcomer

クロエ・ピリー Chloe Pirrie
作品(英題):Shell




ハーレー・バード Harley Bird
作品:わたしは生きていける
英題:How I Live Now




コナー・チャップマン Conner Chapman
ショーン・トーマス Shaun Thomas
作品(英題):The Selfish Giant




ケイティ・ロッツ Caity Lotz
作品(英題):The Machine




ジェイク・マカパガル Jake Macapagal
作品:メトロマニラ 世界で最も危険な街
英題:Metro Manila




製作における業績賞 Best Achievement In Production

作品:メトロマニラ 世界で最も危険な街
英題:Metro Manila



A Field in England



フィルス
英題:Filth



The Selfish Giant



名もなき塀の中の王
英題:Starred Up




技術業績賞 Best Technical Achievement

エイミー・ハバード Amy Hubbard [キャスティング]
作品(英題):The Selfish Giant




シャヒーン・ベイグ Shaheen Baig [キャスティング]
作品:名もなき塀の中の王
英題:Starred Up




ジョニー・バーン Johnnie Burn [音響デザイン] 
作品:アンダー・ザ・スキン 種の捕食
英題:Under the Skin




ミカ・レヴィ Mica Levi [音楽] 
作品:アンダー・ザ・スキン 種の捕食
英題:Under the Skin




ジャスティン・ライト Justine Wright [編集]
作品:オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分
英題:Locke




ドキュメンタリー映画賞 Best Documentary

Pussy Riot: A Punk Prayer
ロシア語題:Pokazatelnyy protsess: Istoriya Pussy Riot
監督:マイク・ラーナー Mike Lerner
   Maxim Pozdorovkin




The Great Hip Hop Hoax
監督:ジェニー・フィンレー Jeanie Finlay




The Moo Man
監督:アンディ・ヒースコート Andy Heathcote
   Heike Bachelier(共同監督)




The Spirit of '45
監督:ケン・ローチ Ken Loach




The Stone Roses: Made of Stone
監督:シェーン・メドウス Shane Meadows




英国短編映画賞 Best British Short Film

Z1
監督:ガブリエル・ゴーシェ Gabriel Gauchet




L'Assenza
監督:ジョナサン・ロムニー Jonathan Romney

 


Dr. Easy
監督:ジェイソン・グローヴス Jason Groves
   クリストファー・ハーディング Chris Harding
   リチャード・ケン ウォーシー Richard Kenworthy




Dylan's Room
監督:レイク・アンダーソン Layke Anderson




Jonah
監督:Kibwe Tavares




国際インディペンデント映画賞 Best International Independent Film

アデル、ブルーは熱い色
英題:The Life of Adele  別英題:Blue Is the Warmest Color
原題:La Vie d'Adèle - Chapitre 1&2 (Le bleu est une couleur chaude)
監督:アブドゥラティフ・ケシシュ Abdellatif Kechiche
製作国:フランス




ブルージャスミン
英題:Blue Jasmine
監督:ウディ・アレン Woody Allen  
製作国:アメリカ




フランシス・ハ
英題:Frances Ha
監督:ノア・バームバック Noah Baumbach 
製作国:アメリカ




グレート・ビューティー 追憶のローマ
英題:The Great Beauty
原題:La grande bellezza
監督:パオロ・ソレンティーノ Paolo Sorrentino
製作国:イタリア / フランス




少女は自転車にのって
英題:Wadjda
独題:Das Mädchen Wadjda
監督:ハイファ・アル=マンスール Haifaa al-Mansour 
製作国:サウジアラビア / ドイツ




レインダンス賞 The Raindance Award
※ 企業から援助が得られない(得られたとしてもごくわずか)という状況で、商業的勝算に反しながら映画作りをしている映画製作者に与えられる賞。

The Machine
監督:カラドッグ・W・ジェームズ Caradog W. James




Everyone's Going to Die
監督:ジョーンズ Jones




The Patrol
監督:トム・ペティ Tom Petch




Sleeping Dogs
監督:Floris Ramaekers




Titus
監督:チャーリー・キャトラル Charlie Cattrall


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以下は受賞決定済みです。 ★印 … 受賞


リチャード・ハリス賞 Richard Harris Award
※ 英国映画に対し顕著な貢献のある俳優に贈られる。

ジュリー・ウォルターズ Julie Walters




バラエティ賞 The Variety Award

ポール・グリーングラス Paul Greengrass




審査員特別賞 The Special Jury Prize

ケン・ローチ Ken Loach
 (=Sixteen Films & Friends 〔Aka Team Loach〕)


以上


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2013年度アカデミー賞:短編アニメーション映画賞 第一次審査通過作品10作品のリスト発表

映画芸術科学アカデミーは2013年度(第86回)アカデミー賞短編アニメーション映画賞の第一次審査通過作品10作品のリストを発表しました。 なお、この10作品は、56本の有資格作品の中から選ばれました。 この作品から3~5作品が2013年度アカデミー賞短編アニメーション映画賞へノミネートされることになります。

【参照】 映画芸術科学アカデミー公式サイト内 プレスリリース (2013/11/06付け)
10 Animated Shorts Advance in 2013 Oscar[レジスタードトレードマーク] Race


2013年度(第86回)アカデミー賞ノミネーション発表は2014年01月16日です。

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2013年度(第86回)アカデミー賞短編アニメーション映画賞
第一次審査通過作品(10作品) (英題のアルファベット順)


フェラル(←東京アニメアワードフェスティバル2014での邦題)  13分
英題:Feral
監督:Daniel Sousa
製作国:アメリカ
制作:Daniel Sousa


ミッキーのミニー救出大作戦  6分
英題:Get a Horse!
監督:ローレン・マクミュラン Lauren MacMullan
製作国:アメリカ
制作:Walt Disney Feature Animation(Walt Disney Animation Studios)


Gloria Victoria   7分
監督:セオドア・ウシェフ Theodore Ushev
製作国:カナダ
制作:National Film Board of Canada


Hollow Land   14分
監督:ウリ・クラノ Uri Kranot
    ミカル・クラノ Michelle Kranot
製作国:デンマーク / カナダ / フランス
制作:・Dansk Tegnefilm
    ・Les Films de l'Arlequin
    ・National Film Board of Canada (NFB)


The Missing Scarf  7分
監督:エオイン・デュフィ Eoin Duffy
製作国:アイルランド
制作:Belly Creative Inc.


ミスター・ウブロ(←ショートショートフィルム フェスティバル & アジア 2014での邦題) 11分
英題:Mr. Hublot
監督:ローラン・ヴィッツ Laurent Witz
   (共同監督)Alexandre Espigares
製作国:ルクセンブルグ / フランス
制作:Zeilt Productions


九十九(つくも)  14分
英題:Possessions
監督:森田修平 Shuhei Morita
製作国:日本
制作:Sunrise Inc.
※ オムニバス映画『SHORT PEACE』4編のうちの1編として劇場公開済み。
  公式サイト http://shortpeace-movie.com/jp/


Requiem for Romance   8分
監督:Jonathan Ng (Jon Ng)
製作国:カナダ
制作:Kungfu Romance Productions Inc.


まほうのほうき(←2013年札幌国際短編映画祭時の邦題)  25分
英題:Room on the Broom
監督:マックス・ラング Max Lang
    ジャン・ラシャウア Jan Lachauer
製作国:イギリス
制作:Magic Light Pictures


Subconscious Password  11分
監督:クリス・ランドレス Chris Landreth
製作国:カナダ
制作:・National Film Board of Canada (=Office national du film du Canada)
      with the participation of Seneca College Animation Arts Centre
    ・Copperheart Entertainment

以上




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ジャーニー(Journey)「セパレイト・ウェイズ」 Separate Ways (Worlds Apart) (ミュージックビデオ:1983年)|TBS系列でのWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)中継でBGMとして使用

ジャーニー「セパレイト・ウェイズ」(1983年リリース)

Journey - Separate Ways (Worlds Apart) (Music Video, 1983)
(ボーカル:スティーヴ・ペリー Vocal: Steve Perry)


● Separate Ways (Worlds Apart)  歌詞
 http://www.lyricsfreak.com/j/journey/separate+ways_10154284.html




常に嘲笑の対象となるジャーニーの「セパレイト・ウェイズ」〔英題:Separate Ways(Worlds Apart)〕のミュージック・ビデオ。確かにこれは笑われても仕方ないだろうという、演出意図不明の妙な感じはあるわけですが、演じているメンバーたちがこの演出に納得して演じていたわけではないということは言えるのではないかと私は思っています。現に、このミュージック・ビデオを含めこういうタイプのMVを3本ほど撮っていますが、メンバーからはマネージメント側に対し「もう(「チェイン・リアクション(英題:Chain Reaction)」や「セパレイト・ウェイズ」のような、こういうタイプの)MVは作りたくない」という申し出があり、マネージメント側としてはMTV時代真っ只中なのにMTVに流すプロモーションビデオが無いのは困るので苦肉の策としてコンサート・ツアーの様子やライブ風景を繋いだ「フェイスフリー(時への誓い)」(英題:Faithfully)や「マイ・ラヴ」(英題:Send Her My Love)のようなPVを作るようになりました。


「セパレイト・ウェイズ」は曲調が力強く、PVの映像でも威勢よく前のめりな振付で歌われているのでスポーツ・シーンで使われることも多いのですが、歌詞の内容は「別れてしまったけれど、でも、彼女をまだ愛している」という未練たっぷりの男性の心情を歌ったものです。「君が別れたいならしかたない、そうしよう。でも、本当は今も好きなんだ」って、威勢よく歌っているんです。そういう内容で何故こんなに前のめりで威勢がいいのか? よくわからない(笑)。でも、未練はあっても「俺のところへ戻ってきてくれ」とかそういうぐずぐずしたところや付きまとってストーカー化する感じが全然無いのが「セパレイト・ウェイズ」の歌詞のいいところ。


嘲笑冷笑の対象になるビデオかもしれない。けれど、確実に楽しい気持ちになれるので私は大好きです。これとヴァン・ヘイレンの「ジャンプ」のMVは楽しいビデオ。80年代の米国ロック・ミュージシャンのサービス精神の旺盛さには感心しますよ。





ジャーニーの「セパレイト・ウェイズ」がBGM。

2009ワールド・ベースボール・クラシック (2009年3月5日~3月23日)
WBC 2009 ENDING






「フェイスフリー(時への誓い)」
Journey - Faithfully (Music Video, 1983)






「マイ・ラヴ」
Journey - Send Her My Love (Music Video, 1983)







「セパレイト・ウェイズ」(ライブ) 1983年3月 東京武道館公演

Journey - Separate Ways (Live In Tokyo, 1983)


ココロカラ ドウモ アリガト トウキョウ!



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映画『トロン: レガシー』(2010年)での『セパレイト・ウェイズ』使用シーン。


『トロン: レガシー』(英題|Tron: Legacy)(2010年)
TRON Legacy (2010) - Flynn's Arcade Scene




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ボーカル(当時)のスティーヴ・ペリーは、1985年の『ウィ・アー・ザ・ワールド』(英題:We Are The World)のソロ・パートを担当した歌い手の一人でもあります。(↓このビデオクリップで2分26秒に登場。)






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約8分で振り返るバンド「ジャーニー」の来歴。

Journey and Steve Perry: History of "Don't Stop Believin" Band


● You-Tube VEVO ジャーニー(Journey)チャンネル
 http://www.youtube.com/user/journeyVEVO



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スティーヴ・ペリーは、ソロ曲「Oh,シェリー」(英題:Oh Sherrie)のミュージック・ビデオの中で演出家に対し「こういう妙な演出はおかしいでしょ。やってられない」と抵抗し演出家やマネージャーにやってくれと説得されるシーンを入れています。これはジャーニーで撮ったMVへ対する反発と批判とみるのが妥当ではないかと思います。芝居がかった演出ではなくて楽曲の力・声の力を見せればいいんじゃないのと周囲の喧騒を遮るようにアカペラでばんと歌い出すというところにスティーヴ・ペリーのMVや音楽の売り方に関する考え方と最盛期の彼が持っていた自信が表れていると私は思っています。



Steve Perry - Oh Sherrie (Music Video, 1984)


でも、当時の恋人シェリーちゃん本人をこのビデオに登場させちゃったのは……、シェリーちゃんが身近にいるのは当時のペリーにとっては自然なことだったでしょうが、傍からみれば芝居がかった演出にみえちゃったりするわけで。


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(2014/02/20 追記)

amass 2014/02/17付け記事
ジャーニー「Separate Ways」のミュージック・ビデオをリメイクしたビデオがYouTubeで話題に


パロディ化して撮影された個人的「セパレイト・ウェイズ」クリップって前からあるのに、なんでこのビデオだけ取り上げられてるんだろう???


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(2017/03/19 追記)


スポーツ紙の記事ってもうほんと、どうかしてるよね(笑) 敢えてやっているんだろうけど。


産経ニュース WEST  2017年3月19日付け  筆|吉原知也
【スポーツの舞台裏】WBCのテーマソング、実は男女の別れを歌った名曲 イントロのリズムが侍ジャパンの名シーンとともに( ttp://www.sankei.com/west/news/170319/wst1703190010-n1.html )

TBS系列での中継番組では、番組内で流されるロックの名曲が「侍ジャパン」をもり立てる。米ロックバンド、ジャーニーの「セパレート・ウェイズ」。鋭く力強いリズムは、世界の舞台で頂点を目指す武者たちのイメージを引き立てる。日本代表が世界一の奪還を成し遂げたとき、興奮と感動とともに、あのイントロのリズムが再び記憶に刻まれるに違いない。スポーツの大会と音楽との関係をまとめてみた。

きらびやかなシンセサイザーのイントロに、ギターとドラムのキレ味のあるリズムが刻む。そこにスティーブ・ペリーの伸びやかでさわやかなハスキーボイスが乗ることで、骨太な音のうねりを作り出していく…。これが、1983年に発表された「セパレート・ウェイズ」。アメリカン・ロックの名作の一つに数えられ、エイティーズの洋楽ファンなら誰もが知る「ツウな選曲」。今回、侍ジャパンの活躍を通して、お茶の間に改めて広く知られることになったが、この曲の歌詞の意味を読み解いてみると、非常に興味深い。 実は、この曲は男女の別れに際した男の赤裸々な心境を歌ったもの。野球と何かの関係ある歌かといえば、そうではない。しかし、日本の視聴者や野球ファンのイメージの中には、80年代の音楽シーンを彩ったジャーニーと、WBCが印象付けられているといえる。


アメリカン・ロックの名作の一つに数えられ、エイティーズの洋楽ファンなら誰もが知る「ツウな選曲」……??? えっ、「アメリカン・ロックの名作の一つに数えられている」? それが本当なら有り難いことだけどさ(笑)。 それに ”通(ツウ)” じゃないと思う。誰もが知っているものはツウじゃない (笑) 「歌詞の意味を読み解く」……この歌に読み解かなければならないほどの深い内容など無いと思う(笑)

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(2017/04/19追記)


音楽ナタリー 2017/04/18付け記事
レキシがアントニー、デニス植野らと“80年代ロックバンド”結成( ttp://natalie.mu/music/news/229186 )



レキシ -「KATOKU」 Music Video (YouTube ver.) (2017年)





2013年度アカデミー賞:長編アニメーション映画賞 エントリー19作品のリスト発表

映画芸術科学アカデミーは2013年度(第86回)アカデミー賞長編アニメーション映画賞へエントリーされた19作品のリストを発表しました。 日本から3作品がエントリーされました。


【参照】 映画芸術科学アカデミー公式サイト内 プレスリリース (2013/11/05付け)
19 Animated Features Submitted For 2013 Oscar[レジスタードトレードマーク] Race



この19作品は「必要な映像資料・書類を期日までに映画芸術科学アカデミーへ提出(=出品)し、出品規定をクリアしているかを審査され、その審査にパスし、エントリーを受理された作品」であり、アカデミー賞長編アニメーション映画賞へノミネートされたわけではありません。 (また、今後、この19作品の中に出品規定に反している作品が見つかった場合にはエントリーがキャンセルされることもあります。) 

この19作品から5作品がアカデミー賞長編アニメーション映画賞へノミネートされることになります。


2013年度(第86回)アカデミー賞のノミネーション発表は2014年01月16日です。


毎年のことですが、このエントリー・リスト発表が「アカデミー賞長編アニメーション映画賞へのノミネート」「アカデミー賞長編アニメーション映画賞へ選出」と報道されるのはどうにかならないものでしょうかねえ。アカデミー賞は基本的には、作品をエントリーする側が応募(ただし、出品規定に則していることが条件)するものですから、映画芸術科学アカデミー側が世界中を探しまくって勝手に選出するものではない。同賞へ参加する意思を持って募集に応じ且つ出品規定に則しているものの中から最優秀作品を選び出すのです。応募しなければそもそも選ばれないし、応募しても出品規定に合っていなければはじかれる。また、アカデミー賞になど参加したくないとして出品しないという選択も出来ます。  今回のエントリー作品発表は、「募集に応じ出品されてきて(現段階で)一応規定に合っているようなので受理した(でも、今後、規定違反が発覚すればエントリー取り消しもあるよ)」という作品を発表しただけ。アカデミー賞長編アニメーション映画賞ノミネートじゃない。


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アカデミー賞長編アニメーション映画賞は、
 エントリー作品が 8~12作品の場合は 2~3作品がノミネート
 エントリー作品が 13~15作品の場合は 4作品がノミネート
 エントリー作品が 16作品以上の場合は 5作品がノミネート   されます。

今年はエントリーが19作品ですので、ノミネート作品は 5作品 ということになります。

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19作品のリスト The 19 submitted features (英題のアルファベット順)



くもりときどきミートボール2 フード・アニマル誕生の秘密
英題:Cloudy with a Chance of Meatballs 2
監督:コディ・キャメロン Cody Cameron
   クリス・パーン Kris Pearn
製作国:アメリカ
北米配給:コロンビア・ピクチャーズ
制作:コロンビア・ピクチャーズ Columbia Pictures (presents)
   ソニー・ピクチャーズ・アニメーション Sony Pictures Animation
   ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス Sony Pictures Imageworks (SPI)




クルードさんちのはじめての冒険 
英題:The Croods
監督:カーク・デミッコ Kirk De Micco 
   クリス・サンダース Chris Sanders 
製作国:アメリカ
北米配給:20世紀フォックス
制作:ドリームワークス・アニメーション DreamWorks Animation (presents)




怪盗グルーのミニオン危機一発 
英題:Despicable Me 2
監督:ピエール・コフィン Pierre Coffin 
   クリス・ルノー Chris Renaud 
製作国:アメリカ
北米配給:ユニバーサル・ピクチャーズ
制作:ユニバーサル・ピクチャーズ Universal Pictures (presents)
   イルミネーション・エンターテインメント Illumination Entertainment




Epic
監督:クリス・ウェッジ Chris Wedge
製作国:アメリカ
北米配給:20世紀フォックス 
制作:20世紀フォックス・アニメーション Twentieth Century Fox Animation
   ブルー・スカイ・スタジオ Blue Sky Studios




アーネストとセレスティーヌ 
英題:Ernest and Celestine
原題:Ernest et Celestine
監督:ステファン・オービエ Stephane Aubier
   ヴァンサン・パタール Vincent Patar
   ベンジャミン・レナー Benjamin Renner
製作国:フランス
北米配給:Gkids
制作:La Parti Productions
   Les Armateurs
   Maybe Movies
   Melusine Productions
   StudioCanal




The Fake
原題:Saibi
監督:Sang-ho Yeon
製作国:韓国
北米配給:不明
制作:Studio Dadashow




Free Birds
監督:ジミー・ヘイワード Jimmy Hayward
製作国:アメリカ
北米配給:レラティビティ・メディア
制作:Reel FX Creative Studios
   レラティビティ・メディア Relativity Media




アナと雪の女王
英題:Frozen
監督:クリス・バック Chris Buck
   ジェニファー・リー Jennifer Lee
製作国:アメリカ
北米配給:ウォルト・ディズニー・スタジオズ Walt Disney Studios Motion Pictures
制作:ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオズ Walt Disney Animation Studios
   ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ Walt Disney Pictures




Khumba
監督:アンソニー・シルバーストーン Anthony Silverston
製作国:南アフリカ
北米配給:ミレニアム・エンターテインメント Millennium Entertainment
制作:Triggerfish Animation
   Triggerfish Animation (produced by)




The Legend of Sarila
仏題:La legende de Sarila
監督:ナンシー・フローレンス・サヴォカ Nancy Florence Savard
製作国:カナダ
北米配給:Phase 4 Films
制作:CarpeDiem Film & TV
   Productions 10th Ave




ももへの手紙
英題:A Letter to Momo
監督:沖浦啓之 Hiroyuki Okiura
製作国:日本
北米配給:Gkids
制作:角川映画 
   「もものへの手紙」製作委員会




モンスターズ・ユニバーシティ 
英題:Monsters University
監督:ダン・スキャンロン Dan Scanlon
製作国:アメリカ
北米配給:ウォルト・ディズニー・スタジオズ Walt Disney Studios Motion Pictures
制作:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ Walt Disney Pictures (presents)
   ピクサー・アニメーション・スタジオズ Pixar Animation Studios




The Apostle
原題:O Apostolo
監督:Fernando Cortizo
製作国:スペイン
北米配給:不明
制作:Artefacto producciones
   EFG-Renascence Productions  他




プレーンズ
英題:Planes
監督:クレイ・ホール Klay Hall
製作国:アメリカ
北米配給:ウォルト・ディズニー・スタジオズ Walt Disney Studios Motion Pictures
制作:ディズニー・トゥーン・スタジオズ DisneyToon Studios
   Prana Studios




劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語
英題:Puella Magi Madoka Magica the Movie - Rebellion
総監督:新房昭之 Akiyuki Shinbo
監督:宮本幸裕 Yukihiro Miyamoto
製作国:日本
北米配給:Aniplex America
制作:シャフト
   Madoka Movie Project
    




Rio: 2096 A Story of Love and Fury
原題:Uma Historia de Amor e Furia
監督:Luiz Bolognesi
製作国:ブラジル
北米配給:不明
制作: Buriti Filmes
   Gullane Filmes
   Lightstar Studios




スマーフ2 アイドル救出大作戦!
英題:The Smurfs 2
監督:ラージャ・ゴスネル Raja Gosnell
製作国:アメリカ
北米配給:コロンビア・ピクチャーズ
制作:コロンビア・ピクチャーズ Columbia Pictures (presents)
   ソニー・ピクチャーズ・アニメーション Sony Pictures Animation (presents)
   Hemisphere Media Capital (in association with)
   Kerner Entertainment Company
   NeoReel




ターボ
英題:Turbo
監督:デイヴィッド・セーレン(デイヴィッド・ソーレン) David Soren
製作国:アメリカ
北米配給:20世紀フォックス
制作:ドリームワークス・アニメーション DreamWorks Animation (presents)





風立ちぬ 
英題:The Wind Rises
監督:宮崎駿 Hayao Miyazaki
製作国:日本
北米配給:タッチストーン・ピクチャーズ Touchstone Picture
制作:スタジオジブリ


以上

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日本で昨年劇場公開した『おおかみこどもの雨と雪』は今年LAで一週間以上劇場公開さえしていればエントリー資格が獲得できたのですが、劇場公開の目処が立たなかったのでしょうか。アメリカ国内の映画祭等では上映されているみたいですが……。 フアン・ホセ・カンパネラ監督作『Metegol』(英題:Foosball)もリストに載りませんでした。

『怪盗グルーのミニオン危機一発』の前作『怪盗グルーの月泥棒 3D』は、2010年度(第83回)にアカデミー賞長編アニメーション映画賞を落選しています。(当時はエントリー数によるノミネート数が今とは異なっていて、2010年度の同部門ノミネート数は3でした。この年は長編アニメ映画のストロング・イヤーで、『 トイ・ストーリー3』『ヒックとドラゴン』『イリュージョニスト』の3作品がノミネートされましたが『怪盗グルーの月泥棒 3D』『塔の上のラプンツェル』は落選しました。このことがきっかけとなりエントリー数によるノミネートの数が改訂されました。) 『怪盗グルーのミニオン危機一発』にはリベンジの期待がかかります。 (思えば、2010年度は作品賞でも『ダークナイト』が落選しそれが大きな話題となり、結果翌年からノミネート数が10まで増えるということになったという年でした。) 

『スマーフ2』、前作の『スマーフ』は実写部分の割合が規定より多過ぎるとして一旦エントリーされたものの取り消しを受けました。今回は大丈夫なのでしょうか?
  

『キャプテンハーロック』『サカサマのパテマ』『かぐや姫の物語』をはじめとして2013年に日本国内で劇場公開された長編アニメ映画も、アカデミー賞へ出品の意思があり且つ来年(2014年)アメリカ:LAで一週間以上劇場公開されるのであれば来年度(2014年度)のアカデミー賞長編アニメーション映画賞へエントリー可能です。 ただ、『言の葉の庭』は、もしもアメリカ国内でDVD販売やVODがすでに始まっているとすれば、エントリーは適わないかもしれません。




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2013年度アカデミー賞外国語映画賞:各国からの出品作リスト

映画芸術科学アカデミーは2013年度(第86回)アカデミー賞外国語映画賞部門へ対し各国から出品された作品名を10月7日付けで発表しています。そのリストです。

2013年度は76ヶ国の作品が受理されました。(ちなみに、昨年度〔2012年度〕は71ヶ国からの出品でした。)


モルドバとサウジアラビアは初めて同部門へ代表作を出品しました。また、モンテネグロも(モンテネグロ単独の)独立国としての代表作を初エントリーしました。 ※ 2002年度まではユーゴスラビアとして、2003年度から2005年度まではセルビア・モンテネグロとして出品されていました。それ以降は(セルビアとモンテネグロがそれぞれ独立を宣言したため分離し)セルビアからのみ出品され続けていました。



【参照】 映画芸術科学アカデミー公式サイト内 プレスリリース (2013/10/07付け)
76 Countries In Competition For 2013 Foreign Language Film Oscar[レジスタードトレードマーク]



2013年度(第86回)アカデミー賞のノミネーション発表は、サミュエル・ゴールドウィン・シアター(Samuel Goldwyn Theater)にて(現地時間で)2014年01月16日(木)の朝5:30に行われます。

そして2013年度(第86回)アカデミー賞授賞式は、2014年03月02日(日)にハリウッド&ハイランドセンター内ドルビー・シアター(The Dolby Theatre)にて行われ、授賞式の模様は米・ABCテレビ・ネットワークを通じ225ヶ国を超える地域で放映されます。

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アカデミー賞外国語映画賞:各国からの出品作一覧 (76ヶ国)



アフガニスタンからの出品作
英題:An Afghan Love Story
原題:Wajma
監督 Barmak Akram



アルバニアからの出品作
原題:Agon
監督 Robert Budina



アルゼンチンからの出品作
見知らぬ医師
別邦題:ワコルダ(←2013年ラテンビート映画祭での邦題) 
英題:The German Doctor
原題:Wakolda
監督 ルシア・プエンソ Lucia Puenzo



豪州(オーストラリア)からの出品作
英題:The Rocket
監督 キム・モダン Kim Mordaunt



オーストリアからの出品作
英題:The Wall
原題:Die Wand
監督 ユリアン・ペルスラー Julian Polsler(Julian Roman Polsler)



アゼルバイジャンからの出品作
英題:Steppe Man
原題:Colcu
監督 Shamil Aliyev



バンラディシュからの出品作
英題:Television
監督 Mostofa Sarwar Farooki



ベルギーからの出品作
オーバー・ザ・ブルー・スカイ
英題:The Broken Circle Breakdown
監督 フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン Felix van Groeningen



ボスニア・ヘルツェゴヴィナからの出品作
鉄くず拾いの物語
英題:An Episode in the Life of an Iron Picker
原題:Epizoda u zivotu beraca zeljeza
監督 ダニス・タノヴィッチ Danis Tanovic



ブラジルからの出品作
英題:Neighboring Sounds (Neighbouring Sounds)
原題:O Som ao Redor
監督 クレベール・メンドンサ・ フィーリョ Kleber Mendonca Filho



ブルガリアからの出品作
英題:The Color of the Chameleon
原題:Цветът на Хамелеона / Cvetat na hameleona
監督 エミル・フリストウ Emil Hristov



カンボジアからの出品作
消えた画 クメール・ルージュの真実
英題:The Missing Picture
原題:l'image manquante  
監督 リティー・パニュ Rithy Panh



カナダからの出品作
英題:Gabrielle
監督 ルイーズ・アルシャンボール Louise Archambault



チャドからの出品作
英題:GriGris
監督 マハマト=サレ・ハルーン Mahamat-Saleh Haroun



チリからの出品作
グロリアの青春
原題:Gloria
監督 セバスティアン・レリオ Sebastian Lelio



中国からの出品作
英題:Back to 1942
原題:温故一九四二 / Yi Wu Si Er
監督 フォン・シャオガン(馮小剛) Feng Xiaogang



コロンビアからの出品作
原題:La Playa DC
監督 フアン・アンドレス・アランゴ Juan Andres Arango



クロアチアからの出品作
英題:Halima's Path
原題:Halimin put
監督 アーセン・アントン・オストウィッチ(アーセン・A・オストウィッチ)
   Arsen Anton Ostoji?(Arsen A. Ostojic)



チェコ共和国からの出品作
英題:The Don Juans  別英題:Skirt Chasers    
原題:Donsajni
監督 イジー・メンツェル Jiri Menzel (Jiri Menzel)



デンマークからの出品作
偽りなき者
英題:The Hunt
原題:Jagten
監督 トマス・ヴィンターベア Thomas Vinterberg



ドミニカ共和国からの出品作
英題:Who's the Boss?
原題::?Quien Manda?
監督 ロンニ・カスティージョ Ronni Castillo



エクアドルからの出品作
英題:Porcelain Horse
原題:Mejor No Hablar (de Ciertas Cosas)
監督 ハヴィエル・アンドラーデ Javier Andrade



エジプトからの出品作
英題:Winter of Discontent
原題:El Sheita Elli Fat
監督 Ibrahim El-Batout



エストニアからの出品作
英題:Free Range
原題:Free Range: Ballaad maailma heakskiitmisest
監督 Veiko Ounpuu



フィンランドからの出品作
灯台守の少年(←2013年フィンランド映画祭での邦題) 
英題:Disciple
原題:Larjungen / Oppipoika
監督 ウルリーカ・ベングドゥス Ulrika Bengts



フランスからの出品作
ルノワール 陽だまりの裸婦
原題:Renoir
監督 ジル・ブルドス Gilles Bourdos



グルジアからの出品作
花咲くころ(←2013年東京フィルメックスでの邦題)
英題:In Bloom
原題:Grzeli nateli dgeebi
監督 ナナ・エクチミシヴィリ Nana Ekvtimishvili
   ジーモン・グロス Simon Gros / Simon Gross



ドイツからの出品作
誰でもない女
別邦題:ふたつの人生(←2013年大阪ヨーロッパ映画祭での邦題
英題:Two Lives
原題:Zwei Leben
監督 ゲオルグ・マース Georg Maas



ギリシャからの出品作
英題:Boy Eating the Bird's Food
原題:To agori troei to fagito tou pouliou
監督 Ektoras Lygizos



香港からの出品作
グランド・マスター
英題:The Grandmasters  
原題:一代宗師
監督 ウォン・カーウァイ Wong Kar-wai



ハンガリーからの出品作
悪童日記
英題:The Notebook 
フランス題:Le Grand Cahier
ハンガリー題:A nagy Fuzet
監督 ヤーノシュ・サース Janos Szasz(Janos Szasz)



アイスランドからの出品作
馬々と人間たち(←2013東京国際映画祭での邦題)
英題:Of Horses and Men
原題:Hross i oss
監督 ベネディクト・エルリングソン Benedikt Erlingsson



インドからの出品作
英題:The Good Road
監督 Gyan Correa



インドネシアからの出品作
英題:The Clerics
原題:Sang Kiai
監督 Rako Prijanto



イランからの出品作
ある過去の行方
英題:The Past
仏題:Le Passe
監督 アスガー・ファルハディ Asghar Farhadi



イスラエルからの出品作
英題:Bethlehem
原題:Beit-Lehem
監督 ユバール・アドラー Yuval Adler



イタリアからの出品作
グレート・ビューティー 追憶のローマ
英題:The Great Beauty
原題:La grande bellezza
監督 パオロ・ソレンティーノ Paolo Sorrentino



日本からの出品作
舟を編む
英題:The Great Passage
監督 石井裕也 Yuya Ishii



カザフスタンからの出品作
英題:The Old Man
原題:Shal / Шал
監督 Ermek Tursunov(Yermek Tursunov)



ラトビアからの出品作
英題:Mother I Love You
原題:Mammu, es Tevi milu
監督 Janis Nords



レバノンからの出品作
英題:Blind Intersections
監督 Lara Saba



リトアニアからの出品作
英題:Conversations on Serious Topics
原題:Pokalbiai rimtomis temomis
監督 Giedre Beinoriute



ルクセンブルクからの出品作
英題:Blind Spot
原題:Doudege Wenkel
監督 クリストフ・ワーグナー Christophe Wagner



メキシコからの出品作
エリ(←2013東京国際映画祭での邦題)
原題:Heli
監督 アマト・エスカランテ Amat Escalante



モルドバからの出品作
英題:All God’s Children
原題:Toti Copiii Domnului
監督 Adrian Popovici



モンテネグロからの出品作
英題:Ace of Spades - Bad Destiny
原題:As pik / As pik - lo?a sudbina
監督 Dra?ko ?urovi? (Drasko Djurovic)



モロッコからの出品作
英題:God's Horses
原題:Les Chevaus De Dieu
監督 Nabil Ayouch



ネパールからの出品作
英題:Soongava(Soongava: Dance of the Orchids)
監督 Subarna Thapa



オランダからの出品作
ボーグマン(←2013東京国際映画祭での邦題)
原題:Borgman
監督 アレックス・ファン・ヴァーメルダム Alex van Warmerdam



ニュージーランドからの出品作
英題:White Lies
マオリ語題:Tuakiri Huna
監督 ダナ・ロットバーク Dana Rotberg



ノルウェイからの出品作
英題:I Am Yours
原題:Jeg er din
監督 Iram Haq



パキスタンからの出品作
原題:Zinda Bhaag
監督 Meenu Gaur
   Farjad Nabi



パレスチナからの出品作
オマール、最後の選択
原題:Omar
監督 ハニ・アブ・アサド Hany Abu-Assad



ペルーからの出品作
英題:The Cleaner
原題:El limpiador
監督 Adrian Saba



フィリピンからの出品作
トランジット(←2013年東京フィルメックスでの邦題)
英題:Transit
監督 ハンナ・ エスピア Hannah Espia



ポーランドからの出品作
ワレサ 連帯の男
英題:Walesa. Man of Hope
原題:Wa??sa. Cz?owiek z nadziei
監督 アンジェイ・ワイダ Andrzej Wajda



ポルトガルからの出品作
皇帝と公爵
(フランス映画祭2013での邦題: ウェリントン将軍~ナポレオンを倒した男~)
英題:Lines of Wellington
原題:Linhas de Wellington
監督 バレリア・サルミエント Valeria Sarmiento



ルーマニアからの出品作
私の、息子
英題:Child's Pose
原題:Pozi?ia Copilului
監督 カリン・ピーター・ネッツァー C?lin Peter Netzer(Calin Peter Netzer)



ロシアからの出品作
スターリングラード 史上最大の市街戦
英題:Stalingrad
原題:Сталинград
監督 フョードル・ボンダルチュク Fedor Bondarchuk



サウジアラビアからの出品作
少女は自転車にのって
英題:Wadjda
独題:Das Madchen Wadjda
監督 ハイファ・アル=マンスール Haifaa al-Mansour



セルビアからの出品作
英題:Circus
原題:Krugovi
監督 スルダン・ゴルボヴィッチ Srdan Golubovi?(Srdan Golubovic)



シンガポールからの出品作
イロイロ ぬくもりの記憶
英題:Ilo Ilo
原題:??不在家
監督 アンソニー・チェン Anthony Chen



スロバキアからの出品作
英題:My Dog Killer
原題:Moj pes Killer
監督 ミラ・フォーネイ Mira Fornay



スロベニアからの出品作
英題:Class Enemy
原題:Razredni sovra?nik
監督 Rok Bi?ek(Rok Bicek)



南アフリカからの出品作
英題:Four Corners
原題:Die Vier Hoeke
監督 イアン・ガブリエル Ian Gabriel



韓国からの出品作
未熟な犯罪者 (←2012年東京国際映画祭での邦題)
英題:Juvenile Offender
原題:Beom-joe-so-nyeon
監督 カン・イグァン Yi-kwan Kang



スペインからの出品作
英題:15 Years Plus A Day
原題:15 anos y un dia
監督 グラシア・ケレヘタ Gracia Querejeta



スウェーデンからの出品作
英題:Eat Sleep Die
原題:Ata sova do
監督 Gabriela Pichler



スイスからの出品作
英題:More than Honey
監督 マルクス・インホフ Markus Imhoof



台湾からの出品作
失魂(←2013東京国際映画祭での邦題)
英題:Soul
原題:失魂 / Shi Hun
監督 チョン・モンホン Chung Mong-Hong(Mong-Hong Chung)



タイからの出品作
英題:Countdown
監督 Nattawut Poonpiriya



トルコからの出品作
英題:The Butterfly's Dream / The Dream of a Butterfly
原題:Kelebe?in Ruyas?
監督 ユルマズ・エルドアン Y?lmaz Erdo?an(Yilmaz Erdogan)



ウクライナからの出品作
英題:Paradjanov
原題:Параджанов
監督 セルジュ・アヴェディキアン Serge Avedikian
   オレナ・フェティソヴァ Olena Fetisova



イギリスからの出品作
メトロマニラ 世界で最も危険な街
英題:Metro Manila
監督 ショーン・エリス Sean Ellis



ウルグアイからの出品作
英題:Anina(AninA)
監督 Alfredo Soderguit



ベネズエラからの出品作
英題:Breach in the Silence 
原題:Brecha en el silencio
監督 ルイス・ロドリゲス Luis Rodriguez
   アンドレス・ロドリゲス Andres Rodriguez

以上


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なお、本年度の各国代表作に関して話題となったのは、


・インド代表作・・・・・・『めぐり逢わせのお弁当』(英題:The Lunchbox)の落選。
・日本代表作・・・・・・・『そして父になる』の落選。
・フランス代表作・・・・『アデル、ブルーは熱い色』の同部門への出品規定不適合による不出品。(9月末までに自国の劇場で1週間以上公開できていなかったため。自国での封切り時期の問題は早くから指摘されていたものの同作品は劇場公開を繰り上げなかった。)


特に 『そして父になる』 『アデル、ブルーは熱い色』は、代表作として出品された場合にはノミネート(そして受賞の)有望候補と目されていただけに落胆も大きく、各国代表作の選考に関して意見記事も出ました


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アカデミー賞外国語映画賞


まず、アメリカの映画芸術科学アカデミーから各国へ外国語映画賞部門への出品要請が行われます。アカデミー賞外国語映画賞のコンペティションに参加する意志のある国は、それぞれの国の代表作品(1作品)を選出し、出品します。その際には映画芸術科学アカデミーにより決められた外国語映画賞部門の出品規定をクリアしていることが前提です。(出品後、映画芸術科学アカデミーにより出品規定が守られているかどうかが審査され、規定をクリアできていない作品は受理されません。)

なお日本代表作選考ですが、同部門へ出品する意思が有る作品が日本映画製作者連盟の"アカデミー賞外国語映画賞部門への出品募集"に対して応募します。そのうえで、定められている出品規定に反していないかどうかを含め選考されます。応募しなければ選ばれませんし、出品規定に則していない作品もはじかれます。 

各国共通の出品条件として、出品国にて前年の10月から該当年の9月末までに一週間以上劇場公開されたことが定められています。(国内での劇場初公開が条件。劇場公開より先にTV放映されたものはダメ。) ほかにも、使用言語の割合(出品国で使われている言語と他国の言語との割合) / 監督が出品国の人間であるかどうか / (他国との共同製作の場合)出品国の出資比率などの規定もあるようです。

参加国は年々増え例年60ヶ国以上の国から出品されます。ここ2年は70ヶ国を超えています。 各国からの出品の締め切りは10月01日。各国代表作のフルリストが映画芸術科学アカデミーから正式発表されるのは例年10月上旬です。

そのあとは、まず第一段階として「外国語映画賞部門の最終選考に進む9作品」が選ばれます。「外国語映画賞部門の最終選考に進む9作品」のリストは、例年、ノミネーション発表の一週間~数日前に発表されます。2012年度は2012年12月22日に発表されました。(それ以前は翌年の1月上旬でした。) この9作品の中からノミネート作5作品が選ばれます。

アカデミー賞外国語映画賞部門のノミネート5作品に入った作品の関係者がアカデミー賞授賞式に招待されます。(外国語映画賞部門のノミネート5作品に入らなければ授賞式には行けません。) 本年度(2013年度)ノミネーション発表は2014年01月16日の予定です。

そして授賞式にて受賞作(1作品)が発表・表彰されます。本年度(2013年度)の授賞式は、(現地日付で)2014年03月02日の予定です。



外国語映画賞部門受賞作決定までの流れ
各国からの出品の締め切り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2013年10月01日
各国からの出品作全リスト発表・・・・・・・・・・・・・・・・・・2013年10月上旬予定
「外国語映画賞部門の最終選考に進む9作品」のリスト発表・・昨年(2012年度)は2012年12月22日でした。
アカデミー賞各部門へのノミネーション発表・・・・・・・・・・・・2014年01月16日予定 
アカデミー賞授賞式 (受賞作発表)・・・・・・・・・・・・・・・・2014年03月02日予定




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