2013年度アカデミー賞外国語映画賞:各国からの出品作リスト
映画芸術科学アカデミーは2013年度(第86回)アカデミー賞外国語映画賞部門へ対し各国から出品された作品名を10月7日付けで発表しています。そのリストです。
2013年度は76ヶ国の作品が受理されました。(ちなみに、昨年度〔2012年度〕は71ヶ国からの出品でした。)
モルドバとサウジアラビアは初めて同部門へ代表作を出品しました。また、モンテネグロも(モンテネグロ単独の)独立国としての代表作を初エントリーしました。 ※ 2002年度まではユーゴスラビアとして、2003年度から2005年度まではセルビア・モンテネグロとして出品されていました。それ以降は(セルビアとモンテネグロがそれぞれ独立を宣言したため分離し)セルビアからのみ出品され続けていました。
【参照】 映画芸術科学アカデミー公式サイト内 プレスリリース (2013/10/07付け)
76 Countries In Competition For 2013 Foreign Language Film Oscar
2013年度(第86回)アカデミー賞のノミネーション発表は、サミュエル・ゴールドウィン・シアター(Samuel Goldwyn Theater)にて(現地時間で)2014年01月16日(木)の朝5:30に行われます。
そして2013年度(第86回)アカデミー賞授賞式は、2014年03月02日(日)にハリウッド&ハイランドセンター内ドルビー・シアター(The Dolby Theatre)にて行われ、授賞式の模様は米・ABCテレビ・ネットワークを通じ225ヶ国を超える地域で放映されます。
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アカデミー賞外国語映画賞:各国からの出品作一覧 (76ヶ国)
アフガニスタンからの出品作
英題:An Afghan Love Story
原題:Wajma
監督 Barmak Akram
アルバニアからの出品作
原題:Agon
監督 Robert Budina
アルゼンチンからの出品作
見知らぬ医師
別邦題:ワコルダ(←2013年ラテンビート映画祭での邦題)
英題:The German Doctor
原題:Wakolda
監督 ルシア・プエンソ Lucia Puenzo
豪州(オーストラリア)からの出品作
英題:The Rocket
監督 キム・モダン Kim Mordaunt
オーストリアからの出品作
英題:The Wall
原題:Die Wand
監督 ユリアン・ペルスラー Julian Polsler(Julian Roman Polsler)
アゼルバイジャンからの出品作
英題:Steppe Man
原題:Colcu
監督 Shamil Aliyev
バンラディシュからの出品作
英題:Television
監督 Mostofa Sarwar Farooki
ベルギーからの出品作
オーバー・ザ・ブルー・スカイ
英題:The Broken Circle Breakdown
監督 フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン Felix van Groeningen
ボスニア・ヘルツェゴヴィナからの出品作
鉄くず拾いの物語
英題:An Episode in the Life of an Iron Picker
原題:Epizoda u zivotu beraca zeljeza
監督 ダニス・タノヴィッチ Danis Tanovic
ブラジルからの出品作
英題:Neighboring Sounds (Neighbouring Sounds)
原題:O Som ao Redor
監督 クレベール・メンドンサ・ フィーリョ Kleber Mendonca Filho
ブルガリアからの出品作
英題:The Color of the Chameleon
原題:Цветът на Хамелеона / Cvetat na hameleona
監督 エミル・フリストウ Emil Hristov
カンボジアからの出品作
消えた画 クメール・ルージュの真実
英題:The Missing Picture
原題:l'image manquante
監督 リティー・パニュ Rithy Panh
カナダからの出品作
英題:Gabrielle
監督 ルイーズ・アルシャンボール Louise Archambault
チャドからの出品作
英題:GriGris
監督 マハマト=サレ・ハルーン Mahamat-Saleh Haroun
チリからの出品作
グロリアの青春
原題:Gloria
監督 セバスティアン・レリオ Sebastian Lelio
中国からの出品作
英題:Back to 1942
原題:温故一九四二 / Yi Wu Si Er
監督 フォン・シャオガン(馮小剛) Feng Xiaogang
コロンビアからの出品作
原題:La Playa DC
監督 フアン・アンドレス・アランゴ Juan Andres Arango
クロアチアからの出品作
英題:Halima's Path
原題:Halimin put
監督 アーセン・アントン・オストウィッチ(アーセン・A・オストウィッチ)
Arsen Anton Ostoji?(Arsen A. Ostojic)
チェコ共和国からの出品作
英題:The Don Juans 別英題:Skirt Chasers
原題:Donsajni
監督 イジー・メンツェル Jiri Menzel (Jiri Menzel)
デンマークからの出品作
偽りなき者
英題:The Hunt
原題:Jagten
監督 トマス・ヴィンターベア Thomas Vinterberg
ドミニカ共和国からの出品作
英題:Who's the Boss?
原題::?Quien Manda?
監督 ロンニ・カスティージョ Ronni Castillo
エクアドルからの出品作
英題:Porcelain Horse
原題:Mejor No Hablar (de Ciertas Cosas)
監督 ハヴィエル・アンドラーデ Javier Andrade
エジプトからの出品作
英題:Winter of Discontent
原題:El Sheita Elli Fat
監督 Ibrahim El-Batout
エストニアからの出品作
英題:Free Range
原題:Free Range: Ballaad maailma heakskiitmisest
監督 Veiko Ounpuu
フィンランドからの出品作
灯台守の少年(←2013年フィンランド映画祭での邦題)
英題:Disciple
原題:Larjungen / Oppipoika
監督 ウルリーカ・ベングドゥス Ulrika Bengts
フランスからの出品作
ルノワール 陽だまりの裸婦
原題:Renoir
監督 ジル・ブルドス Gilles Bourdos
グルジアからの出品作
花咲くころ(←2013年東京フィルメックスでの邦題)
英題:In Bloom
原題:Grzeli nateli dgeebi
監督 ナナ・エクチミシヴィリ Nana Ekvtimishvili
ジーモン・グロス Simon Gros / Simon Gross
ドイツからの出品作
誰でもない女
別邦題:ふたつの人生(←2013年大阪ヨーロッパ映画祭での邦題)
英題:Two Lives
原題:Zwei Leben
監督 ゲオルグ・マース Georg Maas
ギリシャからの出品作
英題:Boy Eating the Bird's Food
原題:To agori troei to fagito tou pouliou
監督 Ektoras Lygizos
香港からの出品作
グランド・マスター
英題:The Grandmasters
原題:一代宗師
監督 ウォン・カーウァイ Wong Kar-wai
ハンガリーからの出品作
悪童日記
英題:The Notebook
フランス題:Le Grand Cahier
ハンガリー題:A nagy Fuzet
監督 ヤーノシュ・サース Janos Szasz(Janos Szasz)
アイスランドからの出品作
馬々と人間たち(←2013東京国際映画祭での邦題)
英題:Of Horses and Men
原題:Hross i oss
監督 ベネディクト・エルリングソン Benedikt Erlingsson
インドからの出品作
英題:The Good Road
監督 Gyan Correa
インドネシアからの出品作
英題:The Clerics
原題:Sang Kiai
監督 Rako Prijanto
イランからの出品作
ある過去の行方
英題:The Past
仏題:Le Passe
監督 アスガー・ファルハディ Asghar Farhadi
イスラエルからの出品作
英題:Bethlehem
原題:Beit-Lehem
監督 ユバール・アドラー Yuval Adler
イタリアからの出品作
グレート・ビューティー 追憶のローマ
英題:The Great Beauty
原題:La grande bellezza
監督 パオロ・ソレンティーノ Paolo Sorrentino
日本からの出品作
舟を編む
英題:The Great Passage
監督 石井裕也 Yuya Ishii
カザフスタンからの出品作
英題:The Old Man
原題:Shal / Шал
監督 Ermek Tursunov(Yermek Tursunov)
ラトビアからの出品作
英題:Mother I Love You
原題:Mammu, es Tevi milu
監督 Janis Nords
レバノンからの出品作
英題:Blind Intersections
監督 Lara Saba
リトアニアからの出品作
英題:Conversations on Serious Topics
原題:Pokalbiai rimtomis temomis
監督 Giedre Beinoriute
ルクセンブルクからの出品作
英題:Blind Spot
原題:Doudege Wenkel
監督 クリストフ・ワーグナー Christophe Wagner
メキシコからの出品作
エリ(←2013東京国際映画祭での邦題)
原題:Heli
監督 アマト・エスカランテ Amat Escalante
モルドバからの出品作
英題:All God’s Children
原題:Toti Copiii Domnului
監督 Adrian Popovici
モンテネグロからの出品作
英題:Ace of Spades - Bad Destiny
原題:As pik / As pik - lo?a sudbina
監督 Dra?ko ?urovi? (Drasko Djurovic)
モロッコからの出品作
英題:God's Horses
原題:Les Chevaus De Dieu
監督 Nabil Ayouch
ネパールからの出品作
英題:Soongava(Soongava: Dance of the Orchids)
監督 Subarna Thapa
オランダからの出品作
ボーグマン(←2013東京国際映画祭での邦題)
原題:Borgman
監督 アレックス・ファン・ヴァーメルダム Alex van Warmerdam
ニュージーランドからの出品作
英題:White Lies
マオリ語題:Tuakiri Huna
監督 ダナ・ロットバーク Dana Rotberg
ノルウェイからの出品作
英題:I Am Yours
原題:Jeg er din
監督 Iram Haq
パキスタンからの出品作
原題:Zinda Bhaag
監督 Meenu Gaur
Farjad Nabi
パレスチナからの出品作
オマール、最後の選択
原題:Omar
監督 ハニ・アブ・アサド Hany Abu-Assad
ペルーからの出品作
英題:The Cleaner
原題:El limpiador
監督 Adrian Saba
フィリピンからの出品作
トランジット(←2013年東京フィルメックスでの邦題)
英題:Transit
監督 ハンナ・ エスピア Hannah Espia
ポーランドからの出品作
ワレサ 連帯の男
英題:Walesa. Man of Hope
原題:Wa??sa. Cz?owiek z nadziei
監督 アンジェイ・ワイダ Andrzej Wajda
ポルトガルからの出品作
皇帝と公爵
(フランス映画祭2013での邦題: ウェリントン将軍~ナポレオンを倒した男~)
英題:Lines of Wellington
原題:Linhas de Wellington
監督 バレリア・サルミエント Valeria Sarmiento
ルーマニアからの出品作
私の、息子
英題:Child's Pose
原題:Pozi?ia Copilului
監督 カリン・ピーター・ネッツァー C?lin Peter Netzer(Calin Peter Netzer)
ロシアからの出品作
スターリングラード 史上最大の市街戦
英題:Stalingrad
原題:Сталинград
監督 フョードル・ボンダルチュク Fedor Bondarchuk
サウジアラビアからの出品作
少女は自転車にのって
英題:Wadjda
独題:Das Madchen Wadjda
監督 ハイファ・アル=マンスール Haifaa al-Mansour
セルビアからの出品作
英題:Circus
原題:Krugovi
監督 スルダン・ゴルボヴィッチ Srdan Golubovi?(Srdan Golubovic)
シンガポールからの出品作
イロイロ ぬくもりの記憶
英題:Ilo Ilo
原題:??不在家
監督 アンソニー・チェン Anthony Chen
スロバキアからの出品作
英題:My Dog Killer
原題:Moj pes Killer
監督 ミラ・フォーネイ Mira Fornay
スロベニアからの出品作
英題:Class Enemy
原題:Razredni sovra?nik
監督 Rok Bi?ek(Rok Bicek)
南アフリカからの出品作
英題:Four Corners
原題:Die Vier Hoeke
監督 イアン・ガブリエル Ian Gabriel
韓国からの出品作
未熟な犯罪者 (←2012年東京国際映画祭での邦題)
英題:Juvenile Offender
原題:Beom-joe-so-nyeon
監督 カン・イグァン Yi-kwan Kang
スペインからの出品作
英題:15 Years Plus A Day
原題:15 anos y un dia
監督 グラシア・ケレヘタ Gracia Querejeta
スウェーデンからの出品作
英題:Eat Sleep Die
原題:Ata sova do
監督 Gabriela Pichler
スイスからの出品作
英題:More than Honey
監督 マルクス・インホフ Markus Imhoof
台湾からの出品作
失魂(←2013東京国際映画祭での邦題)
英題:Soul
原題:失魂 / Shi Hun
監督 チョン・モンホン Chung Mong-Hong(Mong-Hong Chung)
タイからの出品作
英題:Countdown
監督 Nattawut Poonpiriya
トルコからの出品作
英題:The Butterfly's Dream / The Dream of a Butterfly
原題:Kelebe?in Ruyas?
監督 ユルマズ・エルドアン Y?lmaz Erdo?an(Yilmaz Erdogan)
ウクライナからの出品作
英題:Paradjanov
原題:Параджанов
監督 セルジュ・アヴェディキアン Serge Avedikian
オレナ・フェティソヴァ Olena Fetisova
イギリスからの出品作
メトロマニラ 世界で最も危険な街
英題:Metro Manila
監督 ショーン・エリス Sean Ellis
ウルグアイからの出品作
英題:Anina(AninA)
監督 Alfredo Soderguit
ベネズエラからの出品作
英題:Breach in the Silence
原題:Brecha en el silencio
監督 ルイス・ロドリゲス Luis Rodriguez
アンドレス・ロドリゲス Andres Rodriguez
以上
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なお、本年度の各国代表作に関して話題となったのは、
・インド代表作・・・・・・『めぐり逢わせのお弁当』(英題:The Lunchbox)の落選。
・日本代表作・・・・・・・『そして父になる』の落選。
・フランス代表作・・・・『アデル、ブルーは熱い色』の同部門への出品規定不適合による不出品。(9月末までに自国の劇場で1週間以上公開できていなかったため。自国での封切り時期の問題は早くから指摘されていたものの同作品は劇場公開を繰り上げなかった。)
特に 『そして父になる』 『アデル、ブルーは熱い色』は、代表作として出品された場合にはノミネート(そして受賞の)有望候補と目されていただけに落胆も大きく、各国代表作の選考に関して意見記事も出ました。
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アカデミー賞外国語映画賞
まず、アメリカの映画芸術科学アカデミーから各国へ外国語映画賞部門への出品要請が行われます。アカデミー賞外国語映画賞のコンペティションに参加する意志のある国は、それぞれの国の代表作品(1作品)を選出し、出品します。その際には映画芸術科学アカデミーにより決められた外国語映画賞部門の出品規定をクリアしていることが前提です。(出品後、映画芸術科学アカデミーにより出品規定が守られているかどうかが審査され、規定をクリアできていない作品は受理されません。)
なお日本代表作選考ですが、同部門へ出品する意思が有る作品が日本映画製作者連盟の"アカデミー賞外国語映画賞部門への出品募集"に対して応募します。そのうえで、定められている出品規定に反していないかどうかを含め選考されます。応募しなければ選ばれませんし、出品規定に則していない作品もはじかれます。
各国共通の出品条件として、出品国にて前年の10月から該当年の9月末までに一週間以上劇場公開されたことが定められています。(国内での劇場初公開が条件。劇場公開より先にTV放映されたものはダメ。) ほかにも、使用言語の割合(出品国で使われている言語と他国の言語との割合) / 監督が出品国の人間であるかどうか / (他国との共同製作の場合)出品国の出資比率などの規定もあるようです。
参加国は年々増え例年60ヶ国以上の国から出品されます。ここ2年は70ヶ国を超えています。 各国からの出品の締め切りは10月01日。各国代表作のフルリストが映画芸術科学アカデミーから正式発表されるのは例年10月上旬です。
そのあとは、まず第一段階として「外国語映画賞部門の最終選考に進む9作品」が選ばれます。「外国語映画賞部門の最終選考に進む9作品」のリストは、例年、ノミネーション発表の一週間~数日前に発表されます。2012年度は2012年12月22日に発表されました。(それ以前は翌年の1月上旬でした。) この9作品の中からノミネート作5作品が選ばれます。
アカデミー賞外国語映画賞部門のノミネート5作品に入った作品の関係者がアカデミー賞授賞式に招待されます。(外国語映画賞部門のノミネート5作品に入らなければ授賞式には行けません。) 本年度(2013年度)ノミネーション発表は2014年01月16日の予定です。
そして授賞式にて受賞作(1作品)が発表・表彰されます。本年度(2013年度)の授賞式は、(現地日付で)2014年03月02日の予定です。
外国語映画賞部門受賞作決定までの流れ
各国からの出品の締め切り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2013年10月01日
各国からの出品作全リスト発表・・・・・・・・・・・・・・・・・・2013年10月上旬予定
「外国語映画賞部門の最終選考に進む9作品」のリスト発表・・昨年(2012年度)は2012年12月22日でした。
アカデミー賞各部門へのノミネーション発表・・・・・・・・・・・・2014年01月16日予定
アカデミー賞授賞式 (受賞作発表)・・・・・・・・・・・・・・・・2014年03月02日予定
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2013年度は76ヶ国の作品が受理されました。(ちなみに、昨年度〔2012年度〕は71ヶ国からの出品でした。)
モルドバとサウジアラビアは初めて同部門へ代表作を出品しました。また、モンテネグロも(モンテネグロ単独の)独立国としての代表作を初エントリーしました。 ※ 2002年度まではユーゴスラビアとして、2003年度から2005年度まではセルビア・モンテネグロとして出品されていました。それ以降は(セルビアとモンテネグロがそれぞれ独立を宣言したため分離し)セルビアからのみ出品され続けていました。
【参照】 映画芸術科学アカデミー公式サイト内 プレスリリース (2013/10/07付け)
76 Countries In Competition For 2013 Foreign Language Film Oscar
2013年度(第86回)アカデミー賞のノミネーション発表は、サミュエル・ゴールドウィン・シアター(Samuel Goldwyn Theater)にて(現地時間で)2014年01月16日(木)の朝5:30に行われます。
そして2013年度(第86回)アカデミー賞授賞式は、2014年03月02日(日)にハリウッド&ハイランドセンター内ドルビー・シアター(The Dolby Theatre)にて行われ、授賞式の模様は米・ABCテレビ・ネットワークを通じ225ヶ国を超える地域で放映されます。
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アカデミー賞外国語映画賞:各国からの出品作一覧 (76ヶ国)
アフガニスタンからの出品作
英題:An Afghan Love Story
原題:Wajma
監督 Barmak Akram
アルバニアからの出品作
原題:Agon
監督 Robert Budina
アルゼンチンからの出品作
見知らぬ医師
別邦題:ワコルダ(←2013年ラテンビート映画祭での邦題)
英題:The German Doctor
原題:Wakolda
監督 ルシア・プエンソ Lucia Puenzo
豪州(オーストラリア)からの出品作
英題:The Rocket
監督 キム・モダン Kim Mordaunt
オーストリアからの出品作
英題:The Wall
原題:Die Wand
監督 ユリアン・ペルスラー Julian Polsler(Julian Roman Polsler)
アゼルバイジャンからの出品作
英題:Steppe Man
原題:Colcu
監督 Shamil Aliyev
バンラディシュからの出品作
英題:Television
監督 Mostofa Sarwar Farooki
ベルギーからの出品作
オーバー・ザ・ブルー・スカイ
英題:The Broken Circle Breakdown
監督 フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン Felix van Groeningen
ボスニア・ヘルツェゴヴィナからの出品作
鉄くず拾いの物語
英題:An Episode in the Life of an Iron Picker
原題:Epizoda u zivotu beraca zeljeza
監督 ダニス・タノヴィッチ Danis Tanovic
ブラジルからの出品作
英題:Neighboring Sounds (Neighbouring Sounds)
原題:O Som ao Redor
監督 クレベール・メンドンサ・ フィーリョ Kleber Mendonca Filho
ブルガリアからの出品作
英題:The Color of the Chameleon
原題:Цветът на Хамелеона / Cvetat na hameleona
監督 エミル・フリストウ Emil Hristov
カンボジアからの出品作
消えた画 クメール・ルージュの真実
英題:The Missing Picture
原題:l'image manquante
監督 リティー・パニュ Rithy Panh
カナダからの出品作
英題:Gabrielle
監督 ルイーズ・アルシャンボール Louise Archambault
チャドからの出品作
英題:GriGris
監督 マハマト=サレ・ハルーン Mahamat-Saleh Haroun
チリからの出品作
グロリアの青春
原題:Gloria
監督 セバスティアン・レリオ Sebastian Lelio
中国からの出品作
英題:Back to 1942
原題:温故一九四二 / Yi Wu Si Er
監督 フォン・シャオガン(馮小剛) Feng Xiaogang
コロンビアからの出品作
原題:La Playa DC
監督 フアン・アンドレス・アランゴ Juan Andres Arango
クロアチアからの出品作
英題:Halima's Path
原題:Halimin put
監督 アーセン・アントン・オストウィッチ(アーセン・A・オストウィッチ)
Arsen Anton Ostoji?(Arsen A. Ostojic)
チェコ共和国からの出品作
英題:The Don Juans 別英題:Skirt Chasers
原題:Donsajni
監督 イジー・メンツェル Jiri Menzel (Jiri Menzel)
デンマークからの出品作
偽りなき者
英題:The Hunt
原題:Jagten
監督 トマス・ヴィンターベア Thomas Vinterberg
ドミニカ共和国からの出品作
英題:Who's the Boss?
原題::?Quien Manda?
監督 ロンニ・カスティージョ Ronni Castillo
エクアドルからの出品作
英題:Porcelain Horse
原題:Mejor No Hablar (de Ciertas Cosas)
監督 ハヴィエル・アンドラーデ Javier Andrade
エジプトからの出品作
英題:Winter of Discontent
原題:El Sheita Elli Fat
監督 Ibrahim El-Batout
エストニアからの出品作
英題:Free Range
原題:Free Range: Ballaad maailma heakskiitmisest
監督 Veiko Ounpuu
フィンランドからの出品作
灯台守の少年(←2013年フィンランド映画祭での邦題)
英題:Disciple
原題:Larjungen / Oppipoika
監督 ウルリーカ・ベングドゥス Ulrika Bengts
フランスからの出品作
ルノワール 陽だまりの裸婦
原題:Renoir
監督 ジル・ブルドス Gilles Bourdos
グルジアからの出品作
花咲くころ(←2013年東京フィルメックスでの邦題)
英題:In Bloom
原題:Grzeli nateli dgeebi
監督 ナナ・エクチミシヴィリ Nana Ekvtimishvili
ジーモン・グロス Simon Gros / Simon Gross
ドイツからの出品作
誰でもない女
別邦題:ふたつの人生(←2013年大阪ヨーロッパ映画祭での邦題)
英題:Two Lives
原題:Zwei Leben
監督 ゲオルグ・マース Georg Maas
ギリシャからの出品作
英題:Boy Eating the Bird's Food
原題:To agori troei to fagito tou pouliou
監督 Ektoras Lygizos
香港からの出品作
グランド・マスター
英題:The Grandmasters
原題:一代宗師
監督 ウォン・カーウァイ Wong Kar-wai
ハンガリーからの出品作
悪童日記
英題:The Notebook
フランス題:Le Grand Cahier
ハンガリー題:A nagy Fuzet
監督 ヤーノシュ・サース Janos Szasz(Janos Szasz)
アイスランドからの出品作
馬々と人間たち(←2013東京国際映画祭での邦題)
英題:Of Horses and Men
原題:Hross i oss
監督 ベネディクト・エルリングソン Benedikt Erlingsson
インドからの出品作
英題:The Good Road
監督 Gyan Correa
インドネシアからの出品作
英題:The Clerics
原題:Sang Kiai
監督 Rako Prijanto
イランからの出品作
ある過去の行方
英題:The Past
仏題:Le Passe
監督 アスガー・ファルハディ Asghar Farhadi
イスラエルからの出品作
英題:Bethlehem
原題:Beit-Lehem
監督 ユバール・アドラー Yuval Adler
イタリアからの出品作
グレート・ビューティー 追憶のローマ
英題:The Great Beauty
原題:La grande bellezza
監督 パオロ・ソレンティーノ Paolo Sorrentino
日本からの出品作
舟を編む
英題:The Great Passage
監督 石井裕也 Yuya Ishii
カザフスタンからの出品作
英題:The Old Man
原題:Shal / Шал
監督 Ermek Tursunov(Yermek Tursunov)
ラトビアからの出品作
英題:Mother I Love You
原題:Mammu, es Tevi milu
監督 Janis Nords
レバノンからの出品作
英題:Blind Intersections
監督 Lara Saba
リトアニアからの出品作
英題:Conversations on Serious Topics
原題:Pokalbiai rimtomis temomis
監督 Giedre Beinoriute
ルクセンブルクからの出品作
英題:Blind Spot
原題:Doudege Wenkel
監督 クリストフ・ワーグナー Christophe Wagner
メキシコからの出品作
エリ(←2013東京国際映画祭での邦題)
原題:Heli
監督 アマト・エスカランテ Amat Escalante
モルドバからの出品作
英題:All God’s Children
原題:Toti Copiii Domnului
監督 Adrian Popovici
モンテネグロからの出品作
英題:Ace of Spades - Bad Destiny
原題:As pik / As pik - lo?a sudbina
監督 Dra?ko ?urovi? (Drasko Djurovic)
モロッコからの出品作
英題:God's Horses
原題:Les Chevaus De Dieu
監督 Nabil Ayouch
ネパールからの出品作
英題:Soongava(Soongava: Dance of the Orchids)
監督 Subarna Thapa
オランダからの出品作
ボーグマン(←2013東京国際映画祭での邦題)
原題:Borgman
監督 アレックス・ファン・ヴァーメルダム Alex van Warmerdam
ニュージーランドからの出品作
英題:White Lies
マオリ語題:Tuakiri Huna
監督 ダナ・ロットバーク Dana Rotberg
ノルウェイからの出品作
英題:I Am Yours
原題:Jeg er din
監督 Iram Haq
パキスタンからの出品作
原題:Zinda Bhaag
監督 Meenu Gaur
Farjad Nabi
パレスチナからの出品作
オマール、最後の選択
原題:Omar
監督 ハニ・アブ・アサド Hany Abu-Assad
ペルーからの出品作
英題:The Cleaner
原題:El limpiador
監督 Adrian Saba
フィリピンからの出品作
トランジット(←2013年東京フィルメックスでの邦題)
英題:Transit
監督 ハンナ・ エスピア Hannah Espia
ポーランドからの出品作
ワレサ 連帯の男
英題:Walesa. Man of Hope
原題:Wa??sa. Cz?owiek z nadziei
監督 アンジェイ・ワイダ Andrzej Wajda
ポルトガルからの出品作
皇帝と公爵
(フランス映画祭2013での邦題: ウェリントン将軍~ナポレオンを倒した男~)
英題:Lines of Wellington
原題:Linhas de Wellington
監督 バレリア・サルミエント Valeria Sarmiento
ルーマニアからの出品作
私の、息子
英題:Child's Pose
原題:Pozi?ia Copilului
監督 カリン・ピーター・ネッツァー C?lin Peter Netzer(Calin Peter Netzer)
ロシアからの出品作
スターリングラード 史上最大の市街戦
英題:Stalingrad
原題:Сталинград
監督 フョードル・ボンダルチュク Fedor Bondarchuk
サウジアラビアからの出品作
少女は自転車にのって
英題:Wadjda
独題:Das Madchen Wadjda
監督 ハイファ・アル=マンスール Haifaa al-Mansour
セルビアからの出品作
英題:Circus
原題:Krugovi
監督 スルダン・ゴルボヴィッチ Srdan Golubovi?(Srdan Golubovic)
シンガポールからの出品作
イロイロ ぬくもりの記憶
英題:Ilo Ilo
原題:??不在家
監督 アンソニー・チェン Anthony Chen
スロバキアからの出品作
英題:My Dog Killer
原題:Moj pes Killer
監督 ミラ・フォーネイ Mira Fornay
スロベニアからの出品作
英題:Class Enemy
原題:Razredni sovra?nik
監督 Rok Bi?ek(Rok Bicek)
南アフリカからの出品作
英題:Four Corners
原題:Die Vier Hoeke
監督 イアン・ガブリエル Ian Gabriel
韓国からの出品作
未熟な犯罪者 (←2012年東京国際映画祭での邦題)
英題:Juvenile Offender
原題:Beom-joe-so-nyeon
監督 カン・イグァン Yi-kwan Kang
スペインからの出品作
英題:15 Years Plus A Day
原題:15 anos y un dia
監督 グラシア・ケレヘタ Gracia Querejeta
スウェーデンからの出品作
英題:Eat Sleep Die
原題:Ata sova do
監督 Gabriela Pichler
スイスからの出品作
英題:More than Honey
監督 マルクス・インホフ Markus Imhoof
台湾からの出品作
失魂(←2013東京国際映画祭での邦題)
英題:Soul
原題:失魂 / Shi Hun
監督 チョン・モンホン Chung Mong-Hong(Mong-Hong Chung)
タイからの出品作
英題:Countdown
監督 Nattawut Poonpiriya
トルコからの出品作
英題:The Butterfly's Dream / The Dream of a Butterfly
原題:Kelebe?in Ruyas?
監督 ユルマズ・エルドアン Y?lmaz Erdo?an(Yilmaz Erdogan)
ウクライナからの出品作
英題:Paradjanov
原題:Параджанов
監督 セルジュ・アヴェディキアン Serge Avedikian
オレナ・フェティソヴァ Olena Fetisova
イギリスからの出品作
メトロマニラ 世界で最も危険な街
英題:Metro Manila
監督 ショーン・エリス Sean Ellis
ウルグアイからの出品作
英題:Anina(AninA)
監督 Alfredo Soderguit
ベネズエラからの出品作
英題:Breach in the Silence
原題:Brecha en el silencio
監督 ルイス・ロドリゲス Luis Rodriguez
アンドレス・ロドリゲス Andres Rodriguez
以上
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なお、本年度の各国代表作に関して話題となったのは、
・インド代表作・・・・・・『めぐり逢わせのお弁当』(英題:The Lunchbox)の落選。
・日本代表作・・・・・・・『そして父になる』の落選。
・フランス代表作・・・・『アデル、ブルーは熱い色』の同部門への出品規定不適合による不出品。(9月末までに自国の劇場で1週間以上公開できていなかったため。自国での封切り時期の問題は早くから指摘されていたものの同作品は劇場公開を繰り上げなかった。)
特に 『そして父になる』 『アデル、ブルーは熱い色』は、代表作として出品された場合にはノミネート(そして受賞の)有望候補と目されていただけに落胆も大きく、各国代表作の選考に関して意見記事も出ました。
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アカデミー賞外国語映画賞
まず、アメリカの映画芸術科学アカデミーから各国へ外国語映画賞部門への出品要請が行われます。アカデミー賞外国語映画賞のコンペティションに参加する意志のある国は、それぞれの国の代表作品(1作品)を選出し、出品します。その際には映画芸術科学アカデミーにより決められた外国語映画賞部門の出品規定をクリアしていることが前提です。(出品後、映画芸術科学アカデミーにより出品規定が守られているかどうかが審査され、規定をクリアできていない作品は受理されません。)
なお日本代表作選考ですが、同部門へ出品する意思が有る作品が日本映画製作者連盟の"アカデミー賞外国語映画賞部門への出品募集"に対して応募します。そのうえで、定められている出品規定に反していないかどうかを含め選考されます。応募しなければ選ばれませんし、出品規定に則していない作品もはじかれます。
各国共通の出品条件として、出品国にて前年の10月から該当年の9月末までに一週間以上劇場公開されたことが定められています。(国内での劇場初公開が条件。劇場公開より先にTV放映されたものはダメ。) ほかにも、使用言語の割合(出品国で使われている言語と他国の言語との割合) / 監督が出品国の人間であるかどうか / (他国との共同製作の場合)出品国の出資比率などの規定もあるようです。
参加国は年々増え例年60ヶ国以上の国から出品されます。ここ2年は70ヶ国を超えています。 各国からの出品の締め切りは10月01日。各国代表作のフルリストが映画芸術科学アカデミーから正式発表されるのは例年10月上旬です。
そのあとは、まず第一段階として「外国語映画賞部門の最終選考に進む9作品」が選ばれます。「外国語映画賞部門の最終選考に進む9作品」のリストは、例年、ノミネーション発表の一週間~数日前に発表されます。2012年度は2012年12月22日に発表されました。(それ以前は翌年の1月上旬でした。) この9作品の中からノミネート作5作品が選ばれます。
アカデミー賞外国語映画賞部門のノミネート5作品に入った作品の関係者がアカデミー賞授賞式に招待されます。(外国語映画賞部門のノミネート5作品に入らなければ授賞式には行けません。) 本年度(2013年度)ノミネーション発表は2014年01月16日の予定です。
そして授賞式にて受賞作(1作品)が発表・表彰されます。本年度(2013年度)の授賞式は、(現地日付で)2014年03月02日の予定です。
外国語映画賞部門受賞作決定までの流れ
各国からの出品の締め切り・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2013年10月01日
各国からの出品作全リスト発表・・・・・・・・・・・・・・・・・・2013年10月上旬予定
「外国語映画賞部門の最終選考に進む9作品」のリスト発表・・昨年(2012年度)は2012年12月22日でした。
アカデミー賞各部門へのノミネーション発表・・・・・・・・・・・・2014年01月16日予定
アカデミー賞授賞式 (受賞作発表)・・・・・・・・・・・・・・・・2014年03月02日予定
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ユーチューブ(YouTube)主催の音楽賞|第一回「ユーチューブ・ミュージック・アワード(YouTube Music Awards)
より多くの人たちがインターネットを通じてストリーミングやオンデマンドで楽曲を楽しむ時代に、今回が第1回となる「ユーチューブ・ミュージック・アワード」はグラミー賞(Grammy Awards)やMTVビデオ・ミュージック・アワード(MTV Video Music Awards)、アメリカン・ミュージック・アワード(American Music Awards)といった主要音楽賞の仲間入りを果たした。ユーチューブ・ミュージック・アワードが既存の音楽賞と異なるのは、インターネット時代にふさわしく視聴、登録、エンゲージメント指標を基に算出してノミネートや受賞者が選出される点だという。
エンゲージメント指標?
japan.internet.com 2013年4月5日付け記事
バナー広告の“閲覧数”が正確に把握できる新指標「エンゲージメント」とは何か -- リンクシェア・ジャパンに聞く
エンゲージメント数はウェブサイトに表示されたバナー広告に対してユーザーがマウスオーバーした場合に「1回」とカウントする、のだそうです。へぇ~。私、ちょくちょくマウスの操作ミスでその気もないのにマウスオーバーしたり間違ってクリックしたりしてるけど、対象物に関心を持っているとしてカウントされているんですね。
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【ユーチューブ・ミュージック・アワード】 YouTube Music Awards
受賞したビデオはこちらで見ることができます。 http://www.youtube.com/musicawards
ビデオ・オブ・ザ・イヤー Video of the Year
ユーチューブにおいてここ一年間で最も fan engagement のあったビデオ。最も多く視聴され、共有されたビデオ。
少女時代 Girls' Generation
"I got a boy"
Girls' Generation - "I got a boy" Music Video
アーティスト・オブ・ザ・イヤー Artist of the Year
演技/パフォーマンスに焦点を置いた賞。最も視聴され(watched)、共有され(shared)、好まれ(liked)、支持された(subscribed)たアーティスト。
エミネム Eminem
レスポンス・オブ・ザ・イヤー Response of the Year
リミックス/パロディ/レスポンスビデオに対する賞。ビュー(view)やシェア(share)や他のソーシャル・アクティビティにおいてトップだったユーチューブ上の非公式ファンビデオ。「YouTubeユーザーによるリミックスやカバー動画で、高い評価を受けた作品」とのこと。
リンジー・スターリング&ペンタトニックス Lindsey Stirling and Pentatonix
"Radioactive" 〔オリジナル・・・イマジン・ドラゴンズ(Imagine Dragons)〕
ユーチューブ・フィノメノン YouTube Phenomenon
最も多くのファン・ビデオを生み出す現象を起こしたビデオ。「世界中で話題になり、無数のカバー曲やパロディを生み出した動画」とのこと。
テイラー・スウィフト Taylor Swift
"I knew you were trouble"
ユーチューブ・ブレイクスルー YouTube Breakthrough
ブレイクスルーした新人に対する賞。ビュー(view)や支持(subscribe)において最も大きく成長を遂げたアーティスト。
マックルモア&ライアン・ルイス Macklemore & Ryan Lewis
イノベーション・オブ・ザ・イヤー Innovation of the Year
ユーチューブ上で最も創造的で革新的なミュージックビデオに対する賞。
デストーム DeStorm
"See me standing"
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タグ:その他
2013-11-05 12:53