2013年度アカデミー賞:長編アニメーション映画賞 エントリー19作品のリスト発表
映画芸術科学アカデミーは2013年度(第86回)アカデミー賞長編アニメーション映画賞へエントリーされた19作品のリストを発表しました。 日本から3作品がエントリーされました。
【参照】 映画芸術科学アカデミー公式サイト内 プレスリリース (2013/11/05付け)
19 Animated Features Submitted For 2013 Oscar Race
この19作品は「必要な映像資料・書類を期日までに映画芸術科学アカデミーへ提出(=出品)し、出品規定をクリアしているかを審査され、その審査にパスし、エントリーを受理された作品」であり、アカデミー賞長編アニメーション映画賞へノミネートされたわけではありません。 (また、今後、この19作品の中に出品規定に反している作品が見つかった場合にはエントリーがキャンセルされることもあります。)
この19作品から5作品がアカデミー賞長編アニメーション映画賞へノミネートされることになります。
2013年度(第86回)アカデミー賞のノミネーション発表は2014年01月16日です。
毎年のことですが、このエントリー・リスト発表が「アカデミー賞長編アニメーション映画賞へのノミネート」「アカデミー賞長編アニメーション映画賞へ選出」と報道されるのはどうにかならないものでしょうかねえ。アカデミー賞は基本的には、作品をエントリーする側が応募(ただし、出品規定に則していることが条件)するものですから、映画芸術科学アカデミー側が世界中を探しまくって勝手に選出するものではない。同賞へ参加する意思を持って募集に応じ且つ出品規定に則しているものの中から最優秀作品を選び出すのです。応募しなければそもそも選ばれないし、応募しても出品規定に合っていなければはじかれる。また、アカデミー賞になど参加したくないとして出品しないという選択も出来ます。 今回のエントリー作品発表は、「募集に応じ出品されてきて(現段階で)一応規定に合っているようなので受理した(でも、今後、規定違反が発覚すればエントリー取り消しもあるよ)」という作品を発表しただけ。アカデミー賞長編アニメーション映画賞ノミネートじゃない。
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アカデミー賞長編アニメーション映画賞は、
エントリー作品が 8~12作品の場合は 2~3作品がノミネート
エントリー作品が 13~15作品の場合は 4作品がノミネート
エントリー作品が 16作品以上の場合は 5作品がノミネート されます。
今年はエントリーが19作品ですので、ノミネート作品は 5作品 ということになります。
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19作品のリスト The 19 submitted features (英題のアルファベット順)
くもりときどきミートボール2 フード・アニマル誕生の秘密
英題:Cloudy with a Chance of Meatballs 2
監督:コディ・キャメロン Cody Cameron
クリス・パーン Kris Pearn
製作国:アメリカ
北米配給:コロンビア・ピクチャーズ
制作:コロンビア・ピクチャーズ Columbia Pictures (presents)
ソニー・ピクチャーズ・アニメーション Sony Pictures Animation
ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス Sony Pictures Imageworks (SPI)
クルードさんちのはじめての冒険
英題:The Croods
監督:カーク・デミッコ Kirk De Micco
クリス・サンダース Chris Sanders
製作国:アメリカ
北米配給:20世紀フォックス
制作:ドリームワークス・アニメーション DreamWorks Animation (presents)
怪盗グルーのミニオン危機一発
英題:Despicable Me 2
監督:ピエール・コフィン Pierre Coffin
クリス・ルノー Chris Renaud
製作国:アメリカ
北米配給:ユニバーサル・ピクチャーズ
制作:ユニバーサル・ピクチャーズ Universal Pictures (presents)
イルミネーション・エンターテインメント Illumination Entertainment
Epic
監督:クリス・ウェッジ Chris Wedge
製作国:アメリカ
北米配給:20世紀フォックス
制作:20世紀フォックス・アニメーション Twentieth Century Fox Animation
ブルー・スカイ・スタジオ Blue Sky Studios
アーネストとセレスティーヌ
英題:Ernest and Celestine
原題:Ernest et Celestine
監督:ステファン・オービエ Stephane Aubier
ヴァンサン・パタール Vincent Patar
ベンジャミン・レナー Benjamin Renner
製作国:フランス
北米配給:Gkids
制作:La Parti Productions
Les Armateurs
Maybe Movies
Melusine Productions
StudioCanal
The Fake
原題:Saibi
監督:Sang-ho Yeon
製作国:韓国
北米配給:不明
制作:Studio Dadashow
Free Birds
監督:ジミー・ヘイワード Jimmy Hayward
製作国:アメリカ
北米配給:レラティビティ・メディア
制作:Reel FX Creative Studios
レラティビティ・メディア Relativity Media
アナと雪の女王
英題:Frozen
監督:クリス・バック Chris Buck
ジェニファー・リー Jennifer Lee
製作国:アメリカ
北米配給:ウォルト・ディズニー・スタジオズ Walt Disney Studios Motion Pictures
制作:ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオズ Walt Disney Animation Studios
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ Walt Disney Pictures
Khumba
監督:アンソニー・シルバーストーン Anthony Silverston
製作国:南アフリカ
北米配給:ミレニアム・エンターテインメント Millennium Entertainment
制作:Triggerfish Animation
Triggerfish Animation (produced by)
The Legend of Sarila
仏題:La legende de Sarila
監督:ナンシー・フローレンス・サヴォカ Nancy Florence Savard
製作国:カナダ
北米配給:Phase 4 Films
制作:CarpeDiem Film & TV
Productions 10th Ave
ももへの手紙
英題:A Letter to Momo
監督:沖浦啓之 Hiroyuki Okiura
製作国:日本
北米配給:Gkids
制作:角川映画
「もものへの手紙」製作委員会
モンスターズ・ユニバーシティ
英題:Monsters University
監督:ダン・スキャンロン Dan Scanlon
製作国:アメリカ
北米配給:ウォルト・ディズニー・スタジオズ Walt Disney Studios Motion Pictures
制作:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ Walt Disney Pictures (presents)
ピクサー・アニメーション・スタジオズ Pixar Animation Studios
The Apostle
原題:O Apostolo
監督:Fernando Cortizo
製作国:スペイン
北米配給:不明
制作:Artefacto producciones
EFG-Renascence Productions 他
プレーンズ
英題:Planes
監督:クレイ・ホール Klay Hall
製作国:アメリカ
北米配給:ウォルト・ディズニー・スタジオズ Walt Disney Studios Motion Pictures
制作:ディズニー・トゥーン・スタジオズ DisneyToon Studios
Prana Studios
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語
英題:Puella Magi Madoka Magica the Movie - Rebellion
総監督:新房昭之 Akiyuki Shinbo
監督:宮本幸裕 Yukihiro Miyamoto
製作国:日本
北米配給:Aniplex America
制作:シャフト
Madoka Movie Project
Rio: 2096 A Story of Love and Fury
原題:Uma Historia de Amor e Furia
監督:Luiz Bolognesi
製作国:ブラジル
北米配給:不明
制作: Buriti Filmes
Gullane Filmes
Lightstar Studios
スマーフ2 アイドル救出大作戦!
英題:The Smurfs 2
監督:ラージャ・ゴスネル Raja Gosnell
製作国:アメリカ
北米配給:コロンビア・ピクチャーズ
制作:コロンビア・ピクチャーズ Columbia Pictures (presents)
ソニー・ピクチャーズ・アニメーション Sony Pictures Animation (presents)
Hemisphere Media Capital (in association with)
Kerner Entertainment Company
NeoReel
ターボ
英題:Turbo
監督:デイヴィッド・セーレン(デイヴィッド・ソーレン) David Soren
製作国:アメリカ
北米配給:20世紀フォックス
制作:ドリームワークス・アニメーション DreamWorks Animation (presents)
風立ちぬ
英題:The Wind Rises
監督:宮崎駿 Hayao Miyazaki
製作国:日本
北米配給:タッチストーン・ピクチャーズ Touchstone Picture
制作:スタジオジブリ
以上
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日本で昨年劇場公開した『おおかみこどもの雨と雪』は今年LAで一週間以上劇場公開さえしていればエントリー資格が獲得できたのですが、劇場公開の目処が立たなかったのでしょうか。アメリカ国内の映画祭等では上映されているみたいですが……。 フアン・ホセ・カンパネラ監督作『Metegol』(英題:Foosball)もリストに載りませんでした。
『怪盗グルーのミニオン危機一発』の前作『怪盗グルーの月泥棒 3D』は、2010年度(第83回)にアカデミー賞長編アニメーション映画賞を落選しています。(当時はエントリー数によるノミネート数が今とは異なっていて、2010年度の同部門ノミネート数は3でした。この年は長編アニメ映画のストロング・イヤーで、『 トイ・ストーリー3』『ヒックとドラゴン』『イリュージョニスト』の3作品がノミネートされましたが『怪盗グルーの月泥棒 3D』『塔の上のラプンツェル』は落選しました。このことがきっかけとなりエントリー数によるノミネートの数が改訂されました。) 『怪盗グルーのミニオン危機一発』にはリベンジの期待がかかります。 (思えば、2010年度は作品賞でも『ダークナイト』が落選しそれが大きな話題となり、結果翌年からノミネート数が10まで増えるということになったという年でした。)
『スマーフ2』、前作の『スマーフ』は実写部分の割合が規定より多過ぎるとして一旦エントリーされたものの取り消しを受けました。今回は大丈夫なのでしょうか?
『キャプテンハーロック』『サカサマのパテマ』『かぐや姫の物語』をはじめとして2013年に日本国内で劇場公開された長編アニメ映画も、アカデミー賞へ出品の意思があり且つ来年(2014年)アメリカ:LAで一週間以上劇場公開されるのであれば来年度(2014年度)のアカデミー賞長編アニメーション映画賞へエントリー可能です。 ただ、『言の葉の庭』は、もしもアメリカ国内でDVD販売やVODがすでに始まっているとすれば、エントリーは適わないかもしれません。
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【参照】 映画芸術科学アカデミー公式サイト内 プレスリリース (2013/11/05付け)
19 Animated Features Submitted For 2013 Oscar Race
この19作品は「必要な映像資料・書類を期日までに映画芸術科学アカデミーへ提出(=出品)し、出品規定をクリアしているかを審査され、その審査にパスし、エントリーを受理された作品」であり、アカデミー賞長編アニメーション映画賞へノミネートされたわけではありません。 (また、今後、この19作品の中に出品規定に反している作品が見つかった場合にはエントリーがキャンセルされることもあります。)
この19作品から5作品がアカデミー賞長編アニメーション映画賞へノミネートされることになります。
2013年度(第86回)アカデミー賞のノミネーション発表は2014年01月16日です。
毎年のことですが、このエントリー・リスト発表が「アカデミー賞長編アニメーション映画賞へのノミネート」「アカデミー賞長編アニメーション映画賞へ選出」と報道されるのはどうにかならないものでしょうかねえ。アカデミー賞は基本的には、作品をエントリーする側が応募(ただし、出品規定に則していることが条件)するものですから、映画芸術科学アカデミー側が世界中を探しまくって勝手に選出するものではない。同賞へ参加する意思を持って募集に応じ且つ出品規定に則しているものの中から最優秀作品を選び出すのです。応募しなければそもそも選ばれないし、応募しても出品規定に合っていなければはじかれる。また、アカデミー賞になど参加したくないとして出品しないという選択も出来ます。 今回のエントリー作品発表は、「募集に応じ出品されてきて(現段階で)一応規定に合っているようなので受理した(でも、今後、規定違反が発覚すればエントリー取り消しもあるよ)」という作品を発表しただけ。アカデミー賞長編アニメーション映画賞ノミネートじゃない。
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アカデミー賞長編アニメーション映画賞は、
エントリー作品が 8~12作品の場合は 2~3作品がノミネート
エントリー作品が 13~15作品の場合は 4作品がノミネート
エントリー作品が 16作品以上の場合は 5作品がノミネート されます。
今年はエントリーが19作品ですので、ノミネート作品は 5作品 ということになります。
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19作品のリスト The 19 submitted features (英題のアルファベット順)
くもりときどきミートボール2 フード・アニマル誕生の秘密
英題:Cloudy with a Chance of Meatballs 2
監督:コディ・キャメロン Cody Cameron
クリス・パーン Kris Pearn
製作国:アメリカ
北米配給:コロンビア・ピクチャーズ
制作:コロンビア・ピクチャーズ Columbia Pictures (presents)
ソニー・ピクチャーズ・アニメーション Sony Pictures Animation
ソニー・ピクチャーズ・イメージワークス Sony Pictures Imageworks (SPI)
クルードさんちのはじめての冒険
英題:The Croods
監督:カーク・デミッコ Kirk De Micco
クリス・サンダース Chris Sanders
製作国:アメリカ
北米配給:20世紀フォックス
制作:ドリームワークス・アニメーション DreamWorks Animation (presents)
怪盗グルーのミニオン危機一発
英題:Despicable Me 2
監督:ピエール・コフィン Pierre Coffin
クリス・ルノー Chris Renaud
製作国:アメリカ
北米配給:ユニバーサル・ピクチャーズ
制作:ユニバーサル・ピクチャーズ Universal Pictures (presents)
イルミネーション・エンターテインメント Illumination Entertainment
Epic
監督:クリス・ウェッジ Chris Wedge
製作国:アメリカ
北米配給:20世紀フォックス
制作:20世紀フォックス・アニメーション Twentieth Century Fox Animation
ブルー・スカイ・スタジオ Blue Sky Studios
アーネストとセレスティーヌ
英題:Ernest and Celestine
原題:Ernest et Celestine
監督:ステファン・オービエ Stephane Aubier
ヴァンサン・パタール Vincent Patar
ベンジャミン・レナー Benjamin Renner
製作国:フランス
北米配給:Gkids
制作:La Parti Productions
Les Armateurs
Maybe Movies
Melusine Productions
StudioCanal
The Fake
原題:Saibi
監督:Sang-ho Yeon
製作国:韓国
北米配給:不明
制作:Studio Dadashow
Free Birds
監督:ジミー・ヘイワード Jimmy Hayward
製作国:アメリカ
北米配給:レラティビティ・メディア
制作:Reel FX Creative Studios
レラティビティ・メディア Relativity Media
アナと雪の女王
英題:Frozen
監督:クリス・バック Chris Buck
ジェニファー・リー Jennifer Lee
製作国:アメリカ
北米配給:ウォルト・ディズニー・スタジオズ Walt Disney Studios Motion Pictures
制作:ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオズ Walt Disney Animation Studios
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ Walt Disney Pictures
Khumba
監督:アンソニー・シルバーストーン Anthony Silverston
製作国:南アフリカ
北米配給:ミレニアム・エンターテインメント Millennium Entertainment
制作:Triggerfish Animation
Triggerfish Animation (produced by)
The Legend of Sarila
仏題:La legende de Sarila
監督:ナンシー・フローレンス・サヴォカ Nancy Florence Savard
製作国:カナダ
北米配給:Phase 4 Films
制作:CarpeDiem Film & TV
Productions 10th Ave
ももへの手紙
英題:A Letter to Momo
監督:沖浦啓之 Hiroyuki Okiura
製作国:日本
北米配給:Gkids
制作:角川映画
「もものへの手紙」製作委員会
モンスターズ・ユニバーシティ
英題:Monsters University
監督:ダン・スキャンロン Dan Scanlon
製作国:アメリカ
北米配給:ウォルト・ディズニー・スタジオズ Walt Disney Studios Motion Pictures
制作:ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ Walt Disney Pictures (presents)
ピクサー・アニメーション・スタジオズ Pixar Animation Studios
The Apostle
原題:O Apostolo
監督:Fernando Cortizo
製作国:スペイン
北米配給:不明
制作:Artefacto producciones
EFG-Renascence Productions 他
プレーンズ
英題:Planes
監督:クレイ・ホール Klay Hall
製作国:アメリカ
北米配給:ウォルト・ディズニー・スタジオズ Walt Disney Studios Motion Pictures
制作:ディズニー・トゥーン・スタジオズ DisneyToon Studios
Prana Studios
劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語
英題:Puella Magi Madoka Magica the Movie - Rebellion
総監督:新房昭之 Akiyuki Shinbo
監督:宮本幸裕 Yukihiro Miyamoto
製作国:日本
北米配給:Aniplex America
制作:シャフト
Madoka Movie Project
Rio: 2096 A Story of Love and Fury
原題:Uma Historia de Amor e Furia
監督:Luiz Bolognesi
製作国:ブラジル
北米配給:不明
制作: Buriti Filmes
Gullane Filmes
Lightstar Studios
スマーフ2 アイドル救出大作戦!
英題:The Smurfs 2
監督:ラージャ・ゴスネル Raja Gosnell
製作国:アメリカ
北米配給:コロンビア・ピクチャーズ
制作:コロンビア・ピクチャーズ Columbia Pictures (presents)
ソニー・ピクチャーズ・アニメーション Sony Pictures Animation (presents)
Hemisphere Media Capital (in association with)
Kerner Entertainment Company
NeoReel
ターボ
英題:Turbo
監督:デイヴィッド・セーレン(デイヴィッド・ソーレン) David Soren
製作国:アメリカ
北米配給:20世紀フォックス
制作:ドリームワークス・アニメーション DreamWorks Animation (presents)
風立ちぬ
英題:The Wind Rises
監督:宮崎駿 Hayao Miyazaki
製作国:日本
北米配給:タッチストーン・ピクチャーズ Touchstone Picture
制作:スタジオジブリ
以上
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日本で昨年劇場公開した『おおかみこどもの雨と雪』は今年LAで一週間以上劇場公開さえしていればエントリー資格が獲得できたのですが、劇場公開の目処が立たなかったのでしょうか。アメリカ国内の映画祭等では上映されているみたいですが……。 フアン・ホセ・カンパネラ監督作『Metegol』(英題:Foosball)もリストに載りませんでした。
『怪盗グルーのミニオン危機一発』の前作『怪盗グルーの月泥棒 3D』は、2010年度(第83回)にアカデミー賞長編アニメーション映画賞を落選しています。(当時はエントリー数によるノミネート数が今とは異なっていて、2010年度の同部門ノミネート数は3でした。この年は長編アニメ映画のストロング・イヤーで、『 トイ・ストーリー3』『ヒックとドラゴン』『イリュージョニスト』の3作品がノミネートされましたが『怪盗グルーの月泥棒 3D』『塔の上のラプンツェル』は落選しました。このことがきっかけとなりエントリー数によるノミネートの数が改訂されました。) 『怪盗グルーのミニオン危機一発』にはリベンジの期待がかかります。 (思えば、2010年度は作品賞でも『ダークナイト』が落選しそれが大きな話題となり、結果翌年からノミネート数が10まで増えるということになったという年でした。)
『スマーフ2』、前作の『スマーフ』は実写部分の割合が規定より多過ぎるとして一旦エントリーされたものの取り消しを受けました。今回は大丈夫なのでしょうか?
『キャプテンハーロック』『サカサマのパテマ』『かぐや姫の物語』をはじめとして2013年に日本国内で劇場公開された長編アニメ映画も、アカデミー賞へ出品の意思があり且つ来年(2014年)アメリカ:LAで一週間以上劇場公開されるのであれば来年度(2014年度)のアカデミー賞長編アニメーション映画賞へエントリー可能です。 ただ、『言の葉の庭』は、もしもアメリカ国内でDVD販売やVODがすでに始まっているとすれば、エントリーは適わないかもしれません。
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