2014年カンヌ国際映画祭:メイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー 1

2014年(第67回)カンヌ国際映画祭のメイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー&ビデオクリップです。

2014年(第67回)カンヌ国際映画祭は、2014年05月14日から05月25日まで開催される予定です。


● カンヌ国際映画祭 公式サイト(日本語ページ)
 http://www.festival-cannes.com/jp.html


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オープニング上映作品 Opening Film (※ 本作はコンペティション外作品です。)

グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札  103分
英題:Grace Of Monaco
監督  オリヴィエ・ダアン Olivier Dahan
製作国 フランス / アメリカ / ベルギー / イタリア
撮影  エリック・ゴーティエ
出演  ニコール・キッドマン、ティム・ロス、
    フランク・ランジェラ、パーカー・ポージー、
    マイロ・ヴィンティミリア、デレク・ジャコビ、
    ロジャー・アシュトン=グリフィス、パス・ベガ、
    ジェラルディン・ソマーヴィル、ロバート・リンゼイ、
    ニコラス・ファレル、ジャンヌ・バリバール、他

(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】1956年、グレース ケリー(ニコール・キッドマン)がモナコ大公レーニエ3世(ティム・ロス)と結婚した時、彼女は華やかなキャリアが約束されていた映画界の大スターでした。 結婚から6年後、夫婦に深刻な問題が生じた時、ヒッチコック(ロジャー・アシュトン=グリフィス)は次の映画作品でマルニの役を演じてほしいと彼女の映画界復帰を望みました。しかし、それはフランスがモナコを併合しようとしていた時でもありました。いまや彼女はこの小さな公国の妃。彼女は、まだその心の内で燃え続けていた芸術への情熱を取るのか、モナコ公妃としての永遠の運命を選ぶのか、決断しなければなりませんでした。


Grace Of Monaco
http://www.imdb.com/title/tt2095649/


Grace of Monaco - Official UK Trailer




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アクトレス 女たちの舞台  123分
英題:Clouds of Sils Maria
仏題:Sils Maria    
監督  オリヴィエ・アサイヤス Olivier Assayas
製作国 フランス / スイス / ドイツ
撮影  ヨリック・ル・ソー
出演  ジュリエット・ビノシュ、クロエ・グレース・モレッツ、
    クリステン・スチュワート、ブラディ・コーベット、
    Claire Tran、ジョニー・フリン、他


Clouds of Sils Maria
http://www.imdb.com/title/tt2452254/


(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】18歳の時に出演した舞台で成功し、国際的女優となったマリア。20年後、その再演が決定するが、マリアがオファーされたのはヒロインに殺される女ボスで、かつてマリアが演じたヒロインに選ばれたのはハリウッドの新進女優ジョー・アンだった。 【ここに注目】『イルマ・ヴェップ』 『DEMONLOVER デーモンラヴァー』のようなカルト的作品から、近年では『夏時間の庭』 『カルロス』、さらには第69回ベネチア国際映画祭で脚本賞を受賞した『5月の後』などでそのキャリアも熟した感のあるオリヴィエ・アサイヤス監督の新作。ジュリエット・ビノシュ、クリステン・スチュワート、クロエ・グレース・モレッツら世代の異なる女優たちの対決にも注目。

・俳優として国際的に成功したベテラン女優、マリア・エンダーズ(演:ジュリエット・ビノシュ)
・ハリウッドの新進女優、ジョー=アン・エリス(演:クロエ・グレース・モレッツ)
・マリアのアシスタント、ヴァレンタイン(演:クリステン・スチュワート)

(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)( こちら )【解説】マリア エンダース(ジュリエット・ビノシュ)は、野心的で危険な魅力を持ち、年上の女性エレナを自殺に追い込むシグリッドの役を演じて、18歳にして大成功を収めます。その20年後、彼女は同じ作品への出演依頼を受けます。しかし今回は鏡の向こう側の、エレナの役で…。


Clouds Of Sils Maria - Official Trailer (1分50秒)





Clouds Of Sils Maria - Official Trailer (2分29秒)




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Saint Laurent   135分
監督  ベルトラン・ボネロ Bertrand Bonello
製作国 フランス
撮影  ジョゼ・デエー
出演  ギャスパー・ウリエル、レア・セドゥ、
    ブラディ・コーベット、ルイ・ガレル、
    ヴァレリア・ブルーニ・テデスキ、
    ジェレミー・レニエ、ヘルムート・バーガー、
    ジャスミン・トリンカ、アミラ・カサール、他
※ イヴ・サン=ローランの伝記もの映画。 ジャリル・レスペール(Jalil Lespert)監督作『イヴ・サンローラン』(原題:Yves Saint Laurent)(2014年)とは(当然)別作品。


Saint Laurent (directed by Bertrand Bonello)
http://www.imdb.com/title/tt2707848/


(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】イヴ・サン=ローランがファッションデザイナーとしての絶頂を極めた、1965年から1976年までの時期、私生活での挫折の一方でその才能と創造性はピークを迎えていた。 【ここに注目】ファッション界の帝王、イヴ・サン=ローランを『ハンニバル・ライジング』のギャスパー・ウリエルが演じるほか、ジェレミー・レニエ、レア・セドゥ、ルイ・ガレルといったフランス映画界の20代から30代前半の主役級の役者陣が集結。監督のベルトラン・ボネロは、カンヌ国際映画祭コンペティション部門への参加は3度目。前作の『メゾン ある娼館の記憶』は、セザール賞やリュミエール賞にも複数ノミネートされている。


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】1967‐1976年 モード界を代表する偉大なクチュリエのひとりと、自由な10年間の出会い。クチュリエもそしてその自由な時代もその後変化にさらされ…。


AFPBB News 2014年05月22日付け記事
イヴ・サンローランの「闇」を描いた伝記映画、カンヌでは様々な評価
「私達はシャツ一枚すら提供してもらえませんでした。衣装はコレクターの方からお借りしました。映画に出てくるドレスは全て作り直したものです。スタジオも一から作りましたし、膨大な時間と労力を費やしました」とアルトメイヤー氏は語った。 <中略> ボネロ監督の映画では主に、1967年から76年までのイヴの姿が描かれている。その中には、同性愛者同士のセックスパーティーや、当時イヴのミューズだったベティ・カトルー(Betty Catroux)やルル・ドゥ・ラ・ファレーズ(Loulou de la Falaise)とナイトクラブで酒に酔い、ドラッグを使用するシーンなども収められている。ボネロ監督は、「サンローランがいかにサンローランになったか」という典型的な伝記映画を制作するつもりはなく、「サンローランが一年間に4つのコレクションを発表し、スターになるためにどれほどの犠牲を払ったか」ということを描き出したかったと語った。


Saint Laurent (directed by Bertrand Bonello) - Clip




Saint Laurent (directed by Bertrand Bonello) - Trailer(英語字幕付き)




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雪の轍(わだち)  196分(3時間16分)
英題:Winter Sleep
監督  ヌリ・ビルゲ・ジェイラン Nuri Bilge Ceylan
製作国 トルコ / フランス / ドイツ
撮影  Gokhan Tiryaki
出演  ハルク・ビルギナー、メリッサ・セーゼン、
    デメット・アクバッグ、Ayberk Pekcan、他


Kis Uykusu(Winter Sleep)
http://www.imdb.com/title/tt2758880/


(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】アイディンは俳優を引退し、中央アナトリアに小さなホテルを所有している。若い妻とは溝が生じ、妹は離婚で傷ついていた。アナトリアに冬が訪れ、草原には雪が降り積もる。そして、アイディンの不満がついに爆発する。 【ここに注目】セミフ・カプランオールと共に現代のトルコ映画界をけん引する映画監督ヌリ・ビルゲ・ジェイランが、カンヌ国際映画祭の長編コンペ部門に5度目の参加。『冬の街』 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アナトリア(英題) / Once Upon A Time In Anatolia』でグランプリ、『Three Monkeys ~愚かなる連鎖~』で監督賞を受賞した実績もある。パルムドールを狙う実力は十分で、今回の3時間超の大作で悲願達成となるか!?


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】かつて役者だったAydin(ハルク・ビルギナー)は現在中央アナトリアで若い妻のNihal(メリッサ・セーゼン)と小さなホテルを経営しています。彼の心はすでに妻から離れ、またその妹のNecla(デメット・アクバッグ)は、離婚したばかりでまだ立ち直れていません。 冬、草原が雪に包まれると、ホテルは彼らを温かく守ってくれる場所。でもそこでは同時に彼らの憎悪が現れ…。


Winter Sleep (Kis uykusu) - Trailer (1分38秒)





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マップ・トゥ・ザ・スターズ   123分
英題:Maps to the Stars
監督  デヴィッド・クローネンバーグ David Cronenberg   
製作国 カナダ / アメリカ / フランス / ドイツ 
撮影  ピーター・サシツキー
出演  ジュリアン・ムーア、ロバート・パティンソン、
    ミア・ワシコウスカ、キャリー・フィッシャー、
    ジョン・キューザック、サラ・ガドン、
    オリヴィア・ウィリアムズ、ニーアム・ウィルソン、他


Maps to the Stars
http://www.imdb.com/title/tt2172584/


(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】 典型的なハリウッド一家のワイス家。大黒柱の父スタフォードが財を築いたが、妻も子供も家族は一様にさまざまな問題を抱えている。 【ここに注目】デヴィッド・クローネンバーグ監督がキャリア初の米国撮影を敢行した本作は、2人の元子役スターを描く風刺ドラマ。娯楽産業における不条理さを表出させるブラックコメディーともうわさされる。度重なる資金難により製作が延期されてきたが、ようやく完成した。サラ・ガドンやミア・ワシコウスカなど旬の女優も出演している。


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】夢の町、ハリウッドは多くのスターが暮らす街。Benjie(エヴァン・バード)、13歳。すでにスター。その父Sanford Weiss(ジョン・キューザック)は成功した作家で有名人たちのコーチ。彼はその顧客の美しいHavana Segrand(ジュリアン・ムーア)が女性として女優として成功することに力を貸します。映画界の首都は、映画制作者や写真家にも成功を約束する場所。この世界に入って間もないAgatha(ミア・ワシコウスカ)はHavanaのアシスタントとなり、ある日セレブになることを夢見る魅力的なリムジンの運転手(ロバート・パティンソン)と仲良くなります。しかし、ハリウッドが堕落とノイローゼ、近親相姦と嫉妬の街だといわれるのはなぜ?夢の町は霊を生き返らせ、激しい欲動と血の臭いを予感させるのです


Maps To The Stars (2014) - Trailer




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サンドラの週末  95分
英題:Two Days, One Night
原題:Deux jours, une nuit
監督  ジャン=ピエール・ダルデンヌ Jean-Pierre Dardenne
    リュック・ダルデンヌ Luc Dardenne
製作国 ベルギー / フランス / イタリア
撮影  アラン・マルコァン
出演  マリオン・コティヤール、オリヴィエ・グルメ、
    カトリーヌ・サレ、ファブリツィオ・ロンジョーネ、他


Deux jours, une nuit(Two Days, One Night)
http://www.imdb.com/title/tt2737050/


(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】サンドラは理解ある夫の助けを得て仕事を続けているが、業績はあまり芳しくなく、自分自身の席を確保するためにも従業員たちにボーナスを諦めてもらう必要があった。気の重い仕事だったが、今度の週末中に同僚たちを訪ねて回り、説得する必要に迫られていた。 【ここに注目】『ロゼッタ』『ある子供』で2度のカンヌ国際映画祭パルムドールの栄誉を手にした、ベルギーのダルデンヌ兄弟が手掛ける人間ドラマ。仕事を続けるために憎まれ役を買って出たヒロインの苦悩や葛藤を描写する。オスカー女優のマリオン・コティヤールが主演を務め、ダルデンヌ兄弟作品常連のオリヴィエ・グルメらが共演を果たす。カンヌ国際映画祭に強い隣国ベルギーの巨匠監督が、3度目のパルムドールを手にするかに期待が膨らむ。


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】サンドラ(マリオン・コティヤール)には週末しか残されていません。彼女が仕事を失わないために夫の力を借りて同僚のもとに行き、賞与を諦めるように説得するには1度のチャンスしかないのです。


Deux jours, une nuit (2014) - Trailer (1分23秒)





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Mommy/マミー  140分
原題/英題:Mommy
監督  グザヴィエ・ドラン Xavier Dolan
製作国 カナダ / フランス
撮影  アンドレ・トュルパン
出演  アンヌ・ドルヴァル、アントワン・オリヴィエ・ピロン、
    スザンヌ・クレマン、他


Mommy (directed by Xavier Dolan)
http://www.imdb.com/title/tt3612616/


(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】 障害のある子どもの養育を放棄できる新しい法律が存在する世界。シングルマザーのダイはADHD(注意欠陥多動性障害)の息子スティーブと暮らすことを諦めようとするが、隣人のカイラが救いの手を差し伸べる。 【ここに注目】25歳のグザヴィエ・ドランは台風の目となること間違いなしの逸材。カンヌ国際映画祭では、20歳の時に初監督作『マイ・マザー』が監督週間に選出された後、ある視点部門に二度出品しているが、コンペ部門へは初出品。いずれも繊細で親密な人間模様を描き、昨年は『トム・アット・ザ・ファーム』が第70回ベネチア国際映画祭で国際映画批評家連盟賞を受賞した。また、ドランは子役出身で、カナダでは『ハリー・ポッター』シリーズのロンや『トワイライト』シリーズのジェイコブの吹き替えを担当している。


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】未亡人のダイアン(アンヌ・ドルヴァル)は、大きな問題をかかえるティーンエージャーの息子(アントワーヌ・オリヴィエ・パイロン)を自分ひとりで育てています。前の家に住むミステリアスな住人Kyla(スザンヌ・クレマン)の思いがけない援助により、彼らは経済的に苦しい生活をなんとか切り抜けていきます。


Mommy (directed by Xavier Dolan) - Clip 1
※ BGMはカウンティング・クロウズ(Counting Crows)の「カラーブラインド」(Colorblind)。 「カラーブラインド」は、1999年の映画『クルーエル・インテンションズ』(英題:Cruel Intentions)のBGMとしても使用されました。


画面、真四角なの?




カナダ版第一弾トレーラー。

Mommy (2014) - Official International Trailer 1




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2014年カンヌ国際映画祭:メイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー 2 へつづく




共通テーマ:映画

2014年カンヌ国際映画祭:メイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー 2

2014年(第67回)カンヌ国際映画祭のメイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー&ビデオクリップです。

2014年(第67回)カンヌ国際映画祭は、2014年05月14日から05月25日まで開催される予定です。


● カンヌ国際映画祭 公式サイト(日本語ページ)
 http://www.festival-cannes.com/jp.html

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2014年カンヌ国際映画祭:メイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー 1 からのつづき




白い沈黙  113分
英題:The Captive
監督  アトム・エゴヤン Atom Egoyan
製作国 カナダ
撮影  ポール・サロッシー
出演  ライアン・レイノルズ、スコット・スピードマン、
    ロザリオ・ドーソン、ミレイユ・イーノス、
    ケヴィン・デュランド、アレクシア・ファスト、
    ブルース・グリーンウッド、アーロン・プール、他


The Captive(directed by Atom Egoyan)
http://www.imdb.com/title/tt2326612/


(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】 父親がハイウエーのダイナーで買い物をしている間に、駐車場に止めていた車両の後部座席にいた9歳の娘が失踪。警察が捜索するも行方不明のまま時は過ぎる。それから8年後に娘の生存を示す証拠が出てくる。 【ここに注目】 拉致誘拐事件の解明が物語の軸であるものの、まな娘失踪後の夫婦仲の亀裂や、他者依存などの心理面にも触れていく。アトム・エゴヤン監督の着眼点の鋭さは毎回話題となるが、本作ではどのような結末が用意されているのか期待は高まる。なお、同監督はカンヌ国際映画祭の常連で、コンペ部門への出品は6作目。


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】カサンドラの失踪から8年。彼女がまだ生きているという手懸りが見つかります。警察、カサンドラの両親、そしてカサンドラ自身がその失踪の神秘を解明しようとします。


The Captive (2014) - Official French Trailer





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さらば、愛の言葉よ(さらば、愛の言葉よ 3D) 70分
英題:Goodbye to Language (Goodbye to Language 3D)
原題:Adieu au langage
監督  ジャン=リュック・ゴダール Jean-Luc Godard
製作国 フランス
撮影 ファブリス・アラーニョ
出演 エロイーズ・ゴデ、ゾーイ・ブリュノ、
   Kamel Abdeli、Richard Chevallier、
   クリスチャン・グレゴリ、Jessica Erickson、
   Alexandre Paita、他


Adieu au langage
http://www.imdb.com/title/tt2400275/


(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】ある日、人妻と独身男性が偶然出会い、時に愛し合い、時にののしり合い、そしてある時はお互いの拳が宙を舞う。一匹の野良犬は国境さえも自由に乗り越え、町から町へと放浪の旅を続ける。やがて季節は移ろい、再び男と女は出会い、野良犬は居場所を見つけ、そして映画の第2幕が始まる。 【ここに注目】『勝手にしやがれ』などの作品でヌーベルバーグの旗手として知られる83歳の現役監督、ジャン=リュック・ゴダールが初めて挑む3D作品。さまざまな異色作を世に送り出してきた監督が、ある男女と野良犬の姿を通して世の無常を詩的につづる。ベネチア国際映画祭やベルリン国際映画祭では既に最高賞を獲得している巨匠だけに、本国フランスで開催されるカンヌ国際映画祭で初の最高賞パルムドールを手にして3冠を達成したいところだ。


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】テーマはシンプル  既婚女性と独身男性が出会い  2人は愛し合い、口論し、叩き合う  犬が都会と田舎をさまよう  季節はめぐり  女と男は再会し  犬はふたりのもとに落ち着く  他者が個人のなかにあり  個人が他者のなかにある  そして登場人物は3人になる  かつての夫が激怒し  映画の第二幕が始まる  第一幕と同じでいて  それでもどこかが異なる  人類からメタファーへと移行し  犬の啼き声と赤ん坊の泣き声で  物語は終わる


Adieu au langage (2014) -Trailer (1分33秒)





Adieu au langage (2014) -Trailer (3分09秒)





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あの日の声を探して  160分
英題:The Search
監督  ミシェル・アザナヴィシウス Michel Hazanavicius
製作国 フランス / グルジア
撮影  ギョーム・シフマン
出演  ベレニス・ベジョ、アネット・ベニング、
    マキシム・エミリヤーノフ、Zukhra Duishvili、
    Abdul-khalim Mamatsuevi、Nino Kobakhidze、
    Nika Kipshidze 、他
※ フレッド・ジンネマン監督作『山河遥かなり』(英題:The Search)(1948年)の現代版リメイク。


The Search(directed by Michel Hazanavicius)
http://www.imdb.com/title/tt2177827/


(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】 紛争で荒廃したチェチェン。ロシア軍の襲撃で両親を亡くした9歳の少年、ハッジは村を出て、難民キャンプへ。NGO職員のキャロルと児童養護施設長のヘレンはハッジの姉妹を捜すとともに、紛争で心身共に傷ついた何千人もの人々を救おうと奔走する。 【ここに注目】アカデミー賞作品賞など多数の賞に輝いた前作『アーティスト』から3年、監督ミシェル・アザナヴィシウスの待望の新作。カンヌ国際映画祭コンペ部門への参加は前作以来、2度目となる。1947年の名作『山河遥かなり』をベースに、舞台を第2次世界大戦後のドイツから現代のチェチェンに置き換えた。監督の妻でもあるベレニス・ベジョに加え、ハリウッドからアネット・ベニングを迎え、実力派女優の共演も見どころ。


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】1999年の第二次チェチェン紛争を描いた作品。戦争が導いた4つの交差する運命を人間味のある視点でとらえます。 両親が殺された後、少年(Abdul Khalim Mamutsiev)は村から逃げ出し、難民の中に加わります。そして彼は欧州共同体から派遣されたCarole(ベレニス・ベジョ)に出会います。彼女との出会いで、彼は少しずつ普通の生活を取り戻します。一方同じ時期、彼の姉のRaissa(Zukhra Duishvili)は難民の集団から弟を探し出そうと必死です。 一方、20歳の若きロシア人Kolia(マキシム・エミリヤーノフ)は軍に入隊し、少しずつ戦争の日常へ引き込まれていくのです。


The Search(directed by Michel Hazanavicius) - Trailer (2分30秒)





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The Homesman   122分
監督  トミー・リー・ジョーンズ Tommy Lee Jones
製作国 アメリカ
撮影  ロドリゴ・プリエト
出演  トミー・リー・ジョーンズ、ヒラリー・スワンク、
    ヘイリー・スタインフェルド、メリル・ストリープ、
    ジェームズ・スペイダー、ジョン・リスゴー、
    ティム・ブレイク・ネルソン、Jesse Piemons、
    ウィリアム・フィクナー、グレイス・ガマー、
    ミランダ・オットー、ソニア・リクター、
    デヴィッド・デンシック、他


The Homesman
http://www.imdb.com/title/tt2398231/


(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】 開拓時代の米国西部。独身の元教師メアリーは、精神を病んだ3人の女性をネブラスカからアイオワの療養所まで引率することになった。彼女は、偶然知り合った怪しげな男ジョージと取引し、旅の同行者にするが……。 【ここに注目】トミー・リー・ジョーンズ監督の長編第2作目は、ジョン・ウェインの遺作『ラスト・シューティスト』の原作者でもある作家グレンドン・スウォーサウトの小説の映画化。音楽や編集などのスタッフは、第58回カンヌ国際映画祭で男優賞と脚本賞を受賞した監督デビュー作の『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』と同じだが、今作では撮影監督に『ブロークバック・マウンテン』などのロドリゴ・プリエトを起用している。


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】ネブラスカ、1855年。31歳のメアリー ビー(ヒラリー・スワンク)は信心深いアメリカ中西部でひとりで暮らしていました。彼女は教会から精神のバランスを崩した女性3人を東から連れて帰ってくることを命じられます。ネブラスカからこの3人が収容されるサナトリウムのあるアイオワへの道中、メアリー ビーは、横領者でアウトローのブリッグス(トミー・リー・ジョーンズ)の命を助けます。彼は開拓者やインディアンから襲われる危険や吹雪など、過酷な環境での彼女のミッションを手助けしてくれることになります。


The Homesman (2014) - Official International Trailer #1





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2つ目の窓  110分
英題:Still the Water
監督  河瀬直美 Naomi Kawase
製作国 フランス / 日本 / スペイン
撮影  山崎裕(やまざき・ゆたか)
出演  村上虹郎、吉永淳、杉本哲太、松田美由紀、
    渡辺真起子、村上淳、榊英雄、常田富士男、他


Futatsume no mado(2つ目の窓 / 英題:Still the Water)
http://www.imdb.com/title/tt3230162/

● 『2つ目の窓』公式サイト http://www.futatsume-no-mado.com/


(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】 奄美大島で暮らす16歳の界人は満月の月明かりの下、この島に太古より伝わる八月踊りの晩に海に漂う水死体を見つける。クラスメートの杏子はそんな界人の様子を見つめていた。一方、ユタ神様として親身に島民たちの相談に乗っていた彼女の母は余命宣告を受け……。 【ここに注目】 日本の土着性を作品に投影し、海外でも高い評価を得ている河瀬直美監督が、奄美大島を舞台に描く人間ドラマ。歌手のUAと村上淳の息子の村上虹郎と、『わたしのハワイの歩きかた』などの吉永淳がW主演を務め、思春期の少年少女を取り巻く人間模様を映し出す。デビュー作『萌の朱雀』がカンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督賞)に輝き、『殯(もがり)の森』がグランプリを受賞、そして昨年は同映画祭の審査員を務めた河瀬監督の最新作が、初のパルムドールに手が届くか。


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】人間が自然と調和をなして暮らす奄美の島。そこでは木のそれぞれに、石のそれぞれに、そして植物のひとつひとつに神様が住んでいると信じられています。ある夏の夜、界人(村上虹郎)は海で溺死体を発見します。その友人杏子(吉永淳)はこの神秘を解く鍵を与えようと試みます。ふたりはともに大人になることを学び、そして巡り行く生と死、そして愛を発見するのです。


『2つ目の窓』予告編





"Still The Water" (Futatsume No Mado) bande annonce





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ターナー、光に愛を求めて   149分
英題:Mr. Turner
監督  マイク・リー Mike Leigh
製作国 イギリス
撮影  ディック・ポープ
出演  ティモシー・スポール、ドロシー・アトキンソン、
    マリオン・ベイリー、ポール・ジェッソン、
    レスリー・マンヴィル、マーティン・サヴェッジ、
    ルース・シーン、ロジャー・アシュトン=グリフィス、
    ジョシュア・マクガイア、ロバート・ポータル、
    ジェイミー・キング、他


※ イギリスの画家ウィリアム・ターナーの伝記もの映画。


Mr. Turner
http://www.imdb.com/title/tt2473794/


(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】18世紀から19世紀にかけて活躍したイギリスを代表する偉大な画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーが、いかに生き、創作に打ち込んでいたのか。その素顔に迫る。 【ここに注目】『秘密と嘘』でカンヌ国際映画祭のパルムドールを授与されたマイク・リー監督が、構想に10年を費やし英国出身画家の半生を描く。詳細は明らかにされていないが、主演には同監督作御用達俳優のティモシー・スポールを起用。本作の美術や光彩は、ターナーの作品から着想を得て構築しているという。なお、同監督としては、『トプシー・ターヴィー』以来の伝記映画となる。


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】『MR. TURNER』はイギリスの画家、J.M.W ターナー(1775‐1851年)の25年間を描いた物語。ロイヤルアカデミーで高く評価を受けた、それでいて放埓な芸術家であったターナー(ティモシー・スポール)は、助手を務める父親(ポール・ジェッソン)と献身的な家政婦とともに暮らしていました。彼は貴族と交流を持ち、売春宿に通い、数々の旅行から創造の力を求めました。大きな名声を獲得していた彼でも、大衆からのからかいやアカデミーからの愚弄を受けることもありました。父親の死は彼に強い動揺を与え、彼は自分の殻に閉じこもります。しかし海辺に暮らす宿屋の所有者ミセス ブース(マリオン・ベイリー)と出会ったとき、彼の人生に変化が訪れます。


Mr. Turner (2014) - Official Trailer (2分02秒)





Mr. Turner (2014) - Clip 1 (1分32秒)





Mr. Turner (2014) - Clip 2 (2分)





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2014年カンヌ国際映画祭:メイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー 3 へつづく




共通テーマ:映画

2014年カンヌ国際映画祭:メイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー 3

2014年(第67回)カンヌ国際映画祭のメイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー&ビデオクリップです。

2014年(第67回)カンヌ国際映画祭は、2014年05月14日から05月25日まで開催される予定です。


● カンヌ国際映画祭 公式サイト(日本語ページ)
 http://www.festival-cannes.com/jp.html

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2014年カンヌ国際映画祭:メイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー 2 からのつづき



ジミー、野を駆ける伝説   106分
英題:Jimmy’s Hall
監督  ケン・ローチ Ken Loach
製作国 イギリス / アイルランド / フランス
撮影  ロビー・ライアン
出演  バリー・ウォード、シモーヌ・カービイ、
    ジム・ノートン、フランシス・マギー、
    Aisling Franciosi、アンドリュー・スコット、
    ブライアン・F・オバーン、他


Jimmy’s Hall 
http://www.imdb.com/title/tt3110960/


(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】1921年、共産主義者のリーダーであったジミーは自由思想の精神を掲げ、故郷に無料開放のダンスホールをオープンするが、アイルランドから追放されてしまう。 【ここに注目】1930年代の赤狩りで一度は国外追放された男性が、母親の介護のために帰国し、かつての賑わいを取り戻すべく、若者を中心とする誰もが集えるホールの再開に奔走した実話が基になっている。アイルランドのスライゴ州とリートリム州にて撮影。


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】1932年‐アメリカに強制追放されてから10年、ジミー グラルトン(バリー・ウォード)は母親の家族経営の農場を手伝うために祖国へ戻ります。彼が10年ぶりに見た祖国は、10年以上にも渡る内戦のあと、新しい政府が成立し、あらゆる希望が約束されているようでした。リートリム州の若者たちの希望によりジミーは、教会や地主といった古い体質を刺激するのを恐れたものの、誰もが集まって踊り、学び、話すことのできる“ホール”を再建することを決意します。このホールは瞬く間に以前と同じような人気を獲得します。しかしジミーの影響力の増大と進歩主義的な彼の思想は、必ずしも村の住民のそれと一致するものではありませんでした。緊張がまた浮上し…。


Jimmy's Hall (2014) - UK Trailer (実質、2分08秒)




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フォックスキャッチャー   130分
英題:Foxcatcher
監督  ベネット・ミラー Bennett Miller
製作国 アメリカ
撮影  グリーグ・フレイザー
出演  チャニング・テイタム、マーク・ラファロ、
    スティーヴ・カレル、ヴァネッサ・レッドグレイヴ、
    シエナ・ミラー、アンソニー・マイケル・ホール、他


Foxcatcher 
http://www.imdb.com/title/tt1100089/


(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】1984年のロサンゼルスオリンピックのレスリング種目で共に金メダルを獲得したデイブとマークのシュルツ兄弟は、億万長者のジョンが出資するレスリングチーム「フォックスキャッチャー」に所属。しかし1996年の1月、兄のデイブがジョンに射殺されてしまう。 【ここに注目】デュポン財閥の御曹司(故人)が、妄想型統合失調症のために、五輪金メダリストのレスラーを射殺した実在の事件がベース。優秀な兄の影となり、長年陽の目を見なかった弟の人生を変えたとされる殺人事件、その真相に迫る内容ともいわれる。


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】1984年のオリンピックでともに金メダルを獲得したマーク(チャニング・テイタム)とデーヴ シュルツ(マーク・ラファロ)。次のソウルオリンピックでディフェンディングチャンピオンとなるため、彼らは常に高いレベルを維持する必要がありました。しかしマークは兄のデーブと同様にレスリングのコーチの職から解雇され、ひとりでトレーニングをすることを余儀なくされます。そんな時、慈善家で億万長者のジョンデュ ポン(スティーヴ・カレル)が、彼の領地“Foxcatcher”にある彼のレスリングクラブへの加盟を提案し、マークは希望を取り戻し、デーヴは世界で最も優れたレスリングチームを作るという展望とこの魅力的な人物に惹かれていきます。しかしジョン デュポンの偏執狂的な妄想と異様なまでの愛国心が彼の寛大で善良な心より次第に大きくなっていくのです…。


Foxcatcher (2014) - Trailer (1分06秒)





Foxcatcher (2014) - Official Movie Clip "I Want to Win Gold"





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夏をゆく人々   110分
英題:The Wonders
原題:La Meraviglie
監督  アリーチェ・ロルヴァケル Alice Rohrwacher
製作国 イタリア / スイス / ドイツ
撮影  エレーヌ・ルヴァール
出演  マリア・アレクサンドラ・ルング、モニカ・ベルッチ、
    サム・ルーウィック、アルバ・ロルヴァケル、
    マルガレーテ・ティーゼル、アンドレ・ヘンニック、他


La Meraviglie(The Wonders) 
http://www.imdb.com/title/tt3044244/


(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】4人姉妹が暮らす農家では、父親によって大黒柱に仕立てられた長女ジェルソミーナが全てを取り仕切っていた。ある夏、ドイツ人の少年がリハビリプログラムで農業体験にやって来ると同時に、ジェルソミーナは田舎を訪れたテレビクルーにコンテスト番組への参加を持ちかけられる。 【ここに注目】 劇映画の初監督作『天空のからだ』が高い評価を得たイタリアの新鋭監督、アリーチェ・ロルヴァケルによる珠玉のヒューマンドラマ。4姉妹の長女を中心に、のどかな時間が流れる昔ながらの農家に訪れる小さな変化の兆しを丁寧にすくいとる。イタリアの至宝モニカ・ベルッチや、『オープンウォーター・サスペクト』のサム・ルーウィックらが共演。世界三大映画祭のコンペ部門初参戦の若手女性監督が、イタリア唯一の選抜作品としてカンヌの晴舞台でどのような健闘を見せるかが楽しみだ。


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】ウンブリア州のある村、夏の終わり。ジェルソミーナ(マリア・アレクサンドラ・ルング)は両親と3人の妹たちと、蜂蜜を製造している古い農場に暮らしています。“世界の終わり”を予言し、自然との繋がりを大切にしたいと考える父親(サム・ルーウィック)はあえて娘たちを世界から隔離して育てます。しかしこの家族をひとつに結び付けていた厳格なルールは、非行少年の更生プログラムで迎えられたマーティン(Luis Huilca)の存在と、“素晴らしい村”というテレビ番組のロケ団の到着により揺るがされることになります。


La Meraviglie - Trailer (1分58秒)


・ http://vimeo.com/94394090
・ Le meraviglie | Trailer from tempesta





Cannes 2014: Le meraviglie - Clip 1 (1分35秒)






Cannes 2014: Le meraviglie - Clip 2 (46秒)




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Timbuktu   100分
監督  アブデラマン・シサコ Abderrahmane Sissako
製作国 フランス / モーリタニア
撮影  フォフィアン・エル・ファニ
出演  イブラヒム・アハメド、Toulou Kiki、
    Abel Jafri、ファトゥマタ・ディアワラ、
    Hicham Yacoubi、ケトリー・ノエル、
    ヒシャーム・ヤクビ、他


Timbuktu(directed by Abderrahmane Sissako)
http://www.imdb.com/title/tt1519473/


(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】 西アフリカ・マリ北部の村で、若いカップルが二人の子供と幸せに暮らしていた。しかし2012年7月、一家は無惨にも殺されてしまう。住人たちは、彼らが正式に結婚していないことが許せなかったのだった。 【ここに注目】アフリカのマリ共和国にある世界遺産で、近年ではイスラム系過激派組織の活動地帯となっているティンブクトゥが舞台。監督は、モーリタニア生まれ、マリ育ち、ソ連で映画を学び、フランスで活動しているアブデラマン・シサコ。2002年の『ヘレマコノ(原題) / Heremakono』など、過去の長編監督作品はいずれも国際映画祭で賞を獲得しており、アフリカを代表する映画監督である。


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】トンブクトゥは沈黙に包まれる。扉は閉まり、道には人の姿は見られない。音楽もサッカーも、タバコもない…。鮮やかな色もはじけるような笑い声ももう終わり。女たちは影となり、宗教過激派が恐怖で街を包み込む…。 混沌から遠く離れた砂丘で、Kadane(イブラヒム・アハメド)は妻と娘、そして幼い羊飼いのIssanと穏やかに暮らしていました。しかし彼の平穏は長く続きません。自分の牛を傷付けた猟師のAmadouを誤って殺してしまったKidaneは、イスラム穏健派の世界を占領した過激派の法律に従わなければなりません。さまざまな顔を持つ男たちによって行われた残虐行為や侮辱に対して、この『Timbuktu』が、静かで威厳のある男たちや女たちの戦い、子供たちの不確かな未来、そして時の流れを語ります


Timbuktu - Trailer





Timbuktu - Official Trailer 1





Timbuktu - Clip 1 "La Mosquée" (1分23秒)
(フランス語字幕付き)





Timbuktu - Clip 2 "La Poissonnière" (47秒)
(フランス語字幕付き)



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人生スイッチ   115分
英題:Wild Tales
原題:Relatos salvajes
監督  ダミアン・ジフロン Damian Szifron
製作国 アルゼンチン / スペイン
撮影  Javier Julia
出演  リカルド・ダリン、レオナルド・スバラグリア、
    ダリオ・グランディネッティ、Erica Rivas、他


Relatos salvajes(Wild Tales)
http://www.imdb.com/title/tt3011894/


(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】スティーヴン・スピルバーグ監督が1985~87年に手掛けたテレビドラマシリーズ「世にも不思議なアメージング・ストーリー」にオマージュをささげたオムニバスストーリー。サスペンスやコメディーなど、それぞれ独立した六つのエピソードが交錯していく。 【ここに注目】世界三大映画祭初参加となる、アルゼンチンの新鋭ダミアン・ジフロン監督がメガホンを取ったオムニバス作品。マーティン・スコセッシやフランシス・フォード・コッポラ、ウディ・アレンら大物監督たちをリスペクトしながら、個性的な六つの物語を丁寧に紡いでいく。スペインの巨匠ペドロ・アルモドバル監督と弟のアグスティン・アルモドバルが立ち上げた製作会社エル・デセオが共同製作に参加している。


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】不透明で予測不可能な現実を前にして、『Relatos salvajes』(Wild Tales)の傷つきやすい登場人物たちは文明と蛮行の間の境界線を越えます。愛の裏切り、過去への回帰、悲劇、あるいは日常のヴァイオレンスもが、登場人物たちを底知れない深淵へ、抑制の喪失の喜びへと導く引き金となるのです。


Relatos salvajes - Trailer (2分03秒)




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裁かれるは善人のみ  140分
英題:Leviathan
原題:Leviafan / Левиафан
監督  アンドレイ・ズビャギンツェフ Andrey Zvyagintsev
製作国 ロシア
撮影  ミハイル・クリチマン
出演  アレクセイ・セレブリャコフ、エレーナ・リャードフ、
    ヴラディミール・ヴドヴィチェンコフ、
    ロマン・マディアノフ、Sergey Pokhodaev、
    Anna Ukolova、他


Leviathan(2014年)
http://www.imdb.com/title/tt2802154/


(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】コーリャはバレンツ海にほど近い、ロシア北部にある小さな町で家族と共に暮らしている。彼の家と自動車修理工場に目を付けた悪徳町長が土地家屋を押収しようとするが、コーリャは負けじと軍隊時代の仲間で、今はやり手弁護士に出世した友人に助けを求める。 【ここに注目】デビュー作『父、帰る』が第60回ベネチア国際映画祭で金獅子賞と新人監督賞に輝いたロシアの鬼才、アンドレイ・ズビャギンツェフ監督による社会派ドラマ。町の権力者に家屋敷を奪われそうになった主人公が、逆にその男の汚職の証拠をつかもうと奔走する姿を活写する。平凡な庶民の生活を描かせたら天下一品の監督手腕を今作でも大いに発揮。映像詩人アンドレイ・タルコフスキーの後継者として脚光を浴びる監督が放つ、叙情的な美しい映像にも注目したい。


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】Kolia(アレクセイ・セレブリャコフ)は、ロシアの北、バレンツ海を臨む小さな村に住んでいます。彼の経営する修理工場は自宅に接していて、その家には妻のLylia(エレーナ・リャードフ)、そして前の結婚で生まれたRomka(Sergey Pokhodaev)が生活しています。この村の村長Vadim Sergeyich(ロマン・マディアノフ)は、Koliaの土地、家、そして修理工場をある計画のために手に入れたいといいます。彼はまず買い取ろうとするのですが、Koliaはすべてを失うことを考えることはできません。それに彼が生まれた時から見慣れている美しい風景を手放すことなど考えられません。そこで Sergeyichはより攻撃的になり…。



Leviathan (2014) - Trailer




Левиафан / Leviathan (2014) - Cannes Teaser 1




Левиафан / Leviathan (2014) - Cannes Teaser 2




Левиафан / Leviathan (2014) - Cannes Teaser 3





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クロージング上映作品 Closing Film (※ コンペティション外)

荒野の用心棒 (1964年)(新復刻版)(4K resolution)
原題:Per un pugno di dollari
英題(米国):A Fistful of Dollars

監督   セルジオ・レオーネ Sergio Leone 
    (″ボブ・ロバートソン″名義)
製作国 イタリア
原作  黒澤明 『用心棒』(1961年)
    菊島隆三 『用心棒』(1961年)
撮影  マッシモ・ダラマーノ(″ジャック・ダルマース”名義)
    フェデリコ・G・ララーヤ
出演  クリント・イーストウッド、マリアンネ・コッホ、
    ジャン・マリア・ヴォロンテ (”ジョニー・ウェルズ”名義)    
    ヨゼフ・エッガー(”ジョー・エドガー”名義)
    マルガリータ・ロサーノ、他


『荒野の用心棒』(1964年)(原題:Per un pugno di dollari)
http://www.imdb.com/title/tt0058461/



『荒野の用心棒』 イタリア版(1964年)トレーラー。
Per un pugno di dollari (A Fistful of Dollars) - Original Trailer



  


共通テーマ:映画

2014年カンヌ国際映画祭:コンペティンション外部門 / ミッドナイト上映部門 / 特別上映部門 へエントリーされた作品のトレーラー

2014年(第67回)カンヌ国際映画祭のコンペティンション外部門 / ミッドナイト上映部門 / 特別上映部門 へエントリーされた作品のトレーラー&ビデオクリップです。


2014年(第67回)カンヌ国際映画祭は、2014年05月14日から05月25日まで開催される予定です。



● カンヌ国際映画祭 公式サイト(日本語ページ)
 http://www.festival-cannes.com/jp.html


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2014年(第67回)カンヌ国際映画祭
コンペティンション外 / ミッドナイト上映 / 特別上映  
(Le Festival International du Film de Cannes / Festival de Cannes)
(Cannes International Film Festival)




【コンペティション外】 Out of Competition

ヒックとドラゴン2(仮題)
英題:How to Train Your Dragon 2   
監督  ディーン・デュボア Dean DeBlois

How to Train Your Dragon 2
http://www.imdb.com/title/tt1646971/


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】ヒックとトゥースがバーク島でドラゴンとバイキングの絆を築いてから5年。『ヒックとドラゴン』のスリリングなトリロジーの第2章が、彼らの奇想天外な世界に私たちを再びいざないます。アスティとスノット、そしてその他のバイキングは互いにドラゴンレースに挑戦し、いまや空の旅に欠かせないパートナーとなってまだ地図上にない、新しい世界を探し求めます。そうした旅の中で彼らは野生のドラゴンと、謎のドラゴン ライダーが生息する秘密の氷洞窟を見つけた時、ふたりは平和を守るための戦いの真っ只中に巻き込まれてしまいます。


How to Train Your Dragon 2 - Trailer 2








妻への家路
英題:Coming Home
原題:帰来 / 歸來 / Gui Lai
監督  チャン・イーモウ Zhang Yimou
製作国 中国
出演  コン・リー、チェン・ダオミン、他

Coming Home (Directed by Zhang Yimou)
http://www.imdb.com/title/tt3125472/


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】政治犯として捕らえられていたLu Yanshi(チェン・ダオミン)が、中国文化大革命期の終わりに釈放されます。家に帰ると、彼の妻(コン・リー)が記憶喪失になっていました。彼女は彼を見てもそれが夫であることがわかりません。毎日彼女は実際は彼女の隣にいる夫の帰りを待ち続けるのでした。


Coming home (帰来) (2014) - Trailer








In The Name of My Daughter
原題:L’Homme qu’on aimait trop
監督  アンドレ・テシネ Andre Techine
製作国 フランス
撮影  ジュリアン・ハーシュ
出演  カトリーヌ・ドヌーヴ、ギョーム・カネ、
    アデル・エネル、他

L’Homme qu’on aimait trop
http://www.imdb.com/title/tt2929890/




In the Name of My Daughter - US Official Trailer 1




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【ミッドナイト上映(ミッドナイト・スクリーニング)】 Midnight Screenings

ポイントブランク 標的にされた男  99分
英題:The Target (別英題:Point Blank)
原題:Pyojeok / ??
監督  チャン (Chang / Yoon Hong-seung)
製作国 韓国
脚本  チャン (Chang / Yoon Hong-seung)
出演  Jin Guo、チョ・ヨジョン、イ・ジヌク、
    リュ・スンリョン、ユ・ジュンサン、他
日本配給 CJ Entertainment Japan

Pyojeok (2014)
http://www.imdb.com/title/tt3634940/


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】かつて優秀な傭兵であったYeo-hoon。現在はごく普通の人生を送っています。ある日、彼はある殺人現場に居合わせ、犯人により攻撃されて追跡中に銃砲により怪我をします。殺された人物は大企業の経営者であり、が容疑者として疑われたのはYeo-hoon 。Yeo-hoon は 医師Tae-junの働く 病院に収容され、彼はこの医師の手によって救われます。次の日 Tae-junは犯人グループから電話を受け、身重の妻が誘拐されたことを知らされます。妻を取り戻すには、Yeo-hoon を引き渡さなくてはなりません。妻を助けるためにTae-junはYeo-hoon を逃がします。そしてふたりの男の追跡の36時間が始まるのです…。


The Target (?? / Pyojeok) - Trailer









悪党に粛清を  93分
英題:The Salvation
監督  クリスチャン・レヴリング Kristian Levring
製作国 デンマーク
撮影  ジャン・スクロッサー
出演  エヴァ・グリーン、マッツ・ミケルセン、
    ジェフリー・ディーン・モーガン、
    マイケル・レイモンド=ジェームズ、
    ミカエル・パーシュブラント、
    ダグラス・ヘンシュオール、ジョナサン・プライス、
    ショーン・キャメロン・マイケル、他

The Salvation (Directed by Kristian Levring)
http://www.imdb.com/title/tt2720680/


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】アメリカ。1870年。 移民のジョン(マッツ・ミケルセン)が家族を殺害した犯人を殺した時、有名ギャングの首領Delarue(ジェフリー・ディーン・モーガン)の激しい怒りを買います。 臆病者の住民はジョンを裏切り、心穏やかな開拓者の彼はこのアウトローたちにひとりで立ち向かうことになります。


The Salvation - Official Trailer International Version










奪還者
英題:The Rover
監督  デヴィッド・ミショッド David Michod
製作国 豪州 / アメリカ
撮影  ナターシャ・ブライエ
出演  ガイ・ピアース、ロバート・パティンソン、
    スクート・マクネイリー、デヴィッド・フィールド、他

The Rover (Directed by David Michod)
http://www.imdb.com/title/tt2345737/


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】西洋の経済崩壊から10年、オーストラリアの鉱山は依然として閉鎖されていません。鉱山での仕事は誰よりも希望のない、誰よりも危険な男たちを魅了します。そこ、今や荒廃してしまった社会では、人は生き残るために何でもします。そこにいかなる法も存在しません。エリック(ガイ・ピアース)はすべてを残して旅立ちます。怒りをいっぱいに内に秘めた冷血な男として。彼が所有していた唯一のもの‐車‐を悪党たちに奪われた時、彼らを追跡することを決めます。彼らを見つけるチャンスはたったひとつ。それは悪党の一味ながら怪我をしたためそこに残されたRey(ロバート・パティンソン)の存在。ふたりは仕方なく手を組んで、追跡の旅に出ます。彼らを待ち受けている展開を知る由もなく…。


The Rover (2014) - Official Full Trailer (2分30秒)





映画『奪還者』日本版特報




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【特別上映(スペシャル・スクリーニング)】 Special Screenings


Bridges of Sarajevo (ドキュメンタリー / ドラマ)
原題:Les Ponts de Sarajevo
監督  アイーダ・ベジック(アイーダ・ベジッチ) Aida Begic
    レオナルド・ディ・コスタンツォ Leonardo di Costanzo
    ジャン=リュック・ゴダール Jean-Luc Godard
    カメン・カレフ Kamen Kalev
    イジルド・ル・ベスコ Isild Le Besco
    セルゲイ・ロズニツァ Sergei Loznitsa
    Vincenzo Marra
    ウルスラ・メイエ Ursula Meier
    Vladimir Perisic
    クリスティ・プイウ Cristi Puiu
    Marc Recha
    Angela Schanelec
    テレーザ・ヴィラヴェルデ Teresa Villaverde
製作国 ブルガリア / ドイツ / イタリア / ポルトガル / ボスニア・ヘルツェゴビナ / フランス
撮影  ユリアン・アタナソフ

Ponts de Sarajevo(2014)
http://www.imdb.com/title/tt3495794/


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】13人のシネアストの視線を通してみたこの作品は、サラエボがこの1世紀の間にヨーロッパの歴史においてどのような存在であったか、そして今日ヨーロッパにおいて何を象徴しているかを探ります。世代も出身地も異なる、現代の映画界で第一線を行く監督たちが、独自の視点と言葉でサラエボを綴ります。 『闇の国々』シリーズで知られたベルギー人の漫画家フランソワ スクイテンが線描による橋を想像し、これらの作品の間を繋ぎます。サラエボの町の象徴的な橋とも呼応した彼独自の作風による橋が作品にリズムを加えます。


Les Ponts de Sarajevo (2014)- Trailer (1分46秒)










Red Army   
監督  ギャビー・ポルスキー Gabe Polsky
製作国 アメリカ / ロシア
エクゼクティヴ・プロデューサー:ヴェルナー・ヘルツォーク Werner Herzog
                ジェリー・ワイントローブ Jerry Weintraub

Red Army (Directed by Gabe Polsky)
http://www.imdb.com/title/tt3264102/


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】ヴェルナー ヘルツォーグとプロデューサーでエミー賞受賞経験のあるジェリー ワイントローブの支援により完成したドキュメンタリー作品『Red Army』はソビエト連邦と“Red Army”との異名を持つアイスホッケーチームの運命を描いた物語。かつてのチームキャプテンSlava Fetisov は、国家のヒーローとして褒めそやされ、その後政治的敵対者としてみなされます。『Red Army』は彼の祖国の社会的、文化的、政治的歴史の真中にあり、ソビエト連邦と同様に、威光や衰退を経て、現在のロシアの激動を体験していくことになるのです。 『Red Army』は氷上にもたらされた冷戦とソビエト体制に対抗したひとりの男の人生を描きます。


Red Army (2014) - Official Trailer|Documentary











Maidan  
監督  セルゲイ・ロズニツァ Sergei Loznitsa
製作国 ウクライナ / オランダ

Maidan (Directed by Sergei Loznitsa)
http://www.imdb.com/title/tt3675486/


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】マイダンは、ウクライナの首都キエフにある中央広場。2013年11月より、宗教も年齢も異なるあらゆる男女がここに集まり、3月には辞任を余儀なくされているヤヌコヴィッチ大統領の政体に対して抗議が行われています。11月から3月までのマイダン広場の様子を Sergei Loznitsa が記録しました。


Maidan (2014) - Trailer|Documentary











Silvered Water, Syria Self-Portrait
原題:Ma'a al-Fidda
仏題:Eau argentee, Syrie autoportrait
監督  オサマ・モハメド Ossama Mohammed(Usama Muhammad)
    ウィアム・シマブ・ベディルハン Wiam Simav Bedirxan
製作国 シリア / フランス
撮影  ウィアム・シマブ・ベディルハン
    オサマ・モハメド
出演  Noma Omran

Ma'a al-Fidda(Silvered Water, Syria Self-Portrait)
http://www.imdb.com/title/tt3679894/

(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】シリアでは毎日、ユーチューバーたちが映像を撮り、死んでいきます。一方で殺し、動画を撮影する人たちもいます。パリで、私は空を撮ることしか、そしてシリアに対する変わらぬ愛に導かれて、ユーチューブでこれらの映像を見せることしかできません。 私の置かれた距離と祖国と革命の間のこうした緊張からひとつの出会いが生まれました。ホムス出身のクルド人映画監督が私にチャットでこう尋ねました。「もし君のカメラがここホムスにあったら何を撮る?」この映画作品はこうした共有の物語です。




シリア中部、かつて反体制派が掌握し政府軍による包囲が長く続いていたホムス(Homs)の惨状を一人の女性が撮影し、それをシリアからフランスに亡命している監督が1本の作品にまとめた映画『Silvered Water, Syria Self-Portrait、(銀色の水、シリアの自画像の意)』が、第67回カンヌ国際映画祭(Cannes Film Festival)で上映された。映像を撮影したドキュメンタリー映像作家のウィアム・シマブ・ベディルハン(Wiam Simav Bedirxan)さんと、オサマ・モハメド(Ossama Mohammed)監督の2人は、同映画祭での本作上映数時間前に初対面を果たしたばかりだった。 <中略> ベディルハンさんはインターネットを通じてモハメド監督に映像を送り続けた。監督はその映像と電子メールでやり取りする内容を基に、作品の制作に取り掛かった。 <中略> 同監督は、シリア内戦ほど、プロのジャーナリストよりも一般市民が多数の衝撃的な映像に収めた紛争はないのではないかと指摘する。そしてアサド政権は、シリアの人々が個々に語る物語を破棄したいはずだとしながら、自分の映画がそのような人々に声を与えることになるという使命感で制作に取り組んできたと語っている。









Cartoonists - Foot Soldiers Of Democracy   
原題:Caricaturistes - Fantassins de la democratie
監督  Stephanie Valloatto
製作国 フランス

Caricaturistes, fantassins de la democratie
http://www.imdb.com/title/tt3672028/


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】界で活躍する、ユーモアがあってクレージーな素晴らしい12人の風刺漫画家たち。彼らはたったひとつの武器‐えんぴつ‐で、自分の生命を危険にさらしながらも面白おかしく民主主義のために戦います。彼らは、フランス、チュニジア、ロシア、メキシコ、アメリカ、ブルキナファソ、中国、アルジェリア、コートジボワール、ベネズエラ、イスラエル、パレスチナ出身の漫画家たちです。


Caricaturistes - Fantassins de la democratie - Trailer|Documentary









Of Men and War 140分
原題:Des Hommes et de la guerre 
監督 Laurent Becue-Renard
製作国 フランス

Of Men and War
http://www.imdb.com/title/tt3704008/


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】戦争の前線から帰った後も、体の中でくすぶる怒り。『Of Men and War』の12人の兵士たちはアメリカに戻った後もその心はいつも戦場にあります。ギリシャ神話の英雄のように、心におった傷は今日まで癒えることはありません。幽霊と戦争の記憶が彼らの生活に押し寄せるのです。カリフォルニアに開設された始めての心的外傷後ストレス障害のケアセンター。この映画の登場人物たちは、心を今も蝕み続ける魔の力を取り除こうとします。彼らの担当医はベトナム戦争の元兵士。彼が若き青年たちの得体の知れないトラウマを取り除こうと務めます。彼らは少しずつ自分の中に平穏を見い出し、自分の過去や家族との絆を取り戻していくのです。


Of Men and War (2014) - Trailer









The Owners
監督  Adilkhan Yerzhanov
製作国 カザフスタン

The Owners (Directed by Adilkhan Yerzhanov)
http://www.imdb.com/title/tt3703982/


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】ジョン25歳、ティーンエイジャーの弟のErbol 、そして妹で体の弱いAliyaは、カザフスタンの大都市アルマトイにある家から出なければなりませんでした。幸いにも彼らの母親が人里はなれた村にある一軒の家を彼らのために残します。そこに引っ越そうとしていた彼らに待ち受けていたのがこの家を10年前から不当に占拠しているアルコール依存症の地方役人の兄。彼はこの家を簡単に譲ろうとはしません…。









ジェロニモ 愛と灼熱のリズム(←フランス映画祭2014での邦題) 104分
原題:Geronimo
監督  トニー・ガトリフ Tony Gatlif
製作国 フランス
撮影  パトリック・ギリンジェリ
出演  セリーヌ・サレット、Rachid Yous、
    David Murgia、他

Geronimo (Directed by Tony Gatlif)
http://www.imdb.com/title/tt3565174/


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】南フランス。8月の暑い日、若い教育指導官のジェロニモは、サンピエール地区の若者たちの間に問題が起こらないよう監視していました。トルコ人の少女ニル テルシが強制結婚から逃れて恋人であるジプシーの少年ラッキー モリナのもとに逃げ込んだ時、事態は急変します。 彼らのと逃亡は、2つの民族グループの間に火をつけることになります。彼らの対決が勃発した時、ジェロニモはこの地区一体を巻き込む騒動をなんとかして止めようと力を尽くします。


Geronimo (Directed by Tony Gatlif) - Trailer (2分36秒)
(英語字幕付き)










The Ardor
原題:El Ardor
監督   Pablo Fendrik
製作国 アルゼンチン / ブラジル / フランス / アメリカ
撮影  フリアン・アペステギア
出演  アリシー・ブラガ、ガエル・ガルシア・ベルナル、他

The Ardor (Directed by Pablo Fendrik)
http://www.imdb.com/title/tt1384925/


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】アルゼンチン、ミシオネスの熱帯林。 孤独な少年、カイ。彼はタバコ畑の襲撃を目撃します。その農業経営者は娘の目の前で殺害され、その娘も誘拐されて…。カイは正義のために犯人たちをひとりひとりアマゾンのジャングルに追い詰めるのです。


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【日刊紙ル・モンド70周年記念作品】   
70th anniversary celebration of Le Monde newspaper


Les Gens du Monde   
監督  Yves Jeuland
製作国 フランス

Les Gens du Monde (Directed by Yves Jeuland)
http://www.imdb.com/title/tt3703932/


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】ブログ、ツイッター、その他ウェブが巻き起こした数々の大変革にプレスが直面している時、この映画が「ルモンド」紙の政治部の記者の仕事場に潜入しました。時は2012年、大統領選挙運動の真っ最中。70周年を迎えようとしていたルモンド社では、編集部で、取材現場で大きな議論が巻き起こっていました。 編集部で見られる対立と緊張の中で観客は、記者たちの情熱や大爆笑、疲れや疑問、そして日刊紙の日常を知ることができるでしょう。





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