カンヌ国際映画祭:2014年(第67回)のポスター紹介ビデオ

2014年(第67回)カンヌ国際映画祭のポスター紹介ビデオクリップです。ポスターのモチーフとなったのは、フェデリコ・フェリーニ(Federico Fellini)監督作『8 1/2』(1963年)と主演のマルチェロ・マストロヤンニ(Marcello Mastroianni)。 



2014 Cannes Film Festival - Poster





フェデリコ・フェリーニ監督作 1963年『8 1/2』(読み|はっか にぶんのいち)

このビデオクリップの0:28のショットが使用されています。

8½ (Otto e Mezzo) - Claudia Cardinale & The Barber of Seville





● カンヌ国際映画祭公式サイト内でのポスター紹介  第67回映画祭ポスター  


2014年(第67回)カンヌ国際映画祭は、2014年05月14日から05月25日まで開催される予定です。



数字で見る2014年(第67回)カンヌ国際映画祭|AFP通信(AFPBB News) より

AFPBB News 2014年05月14日付け記事



8人……パルム・ドールを2度受賞したことのある映画監督の人数。ビレ・アウグスト(Bille August)、フランシス・フォード・コッポラ(Francis Ford Coppola)、ジャン・ピエール・ダルデンヌ(Jean-Pierre Dardenne)とリュック・ダルデンヌ(Luc Dardenne)の兄弟、今村昌平(Shohei Imamura)、エミール・クストリッツァ(Emir Kusturica)、ミヒャエル・ハネケ(Michael Haneke)、アルフ・シェーベルイ(Alf Sjoberg)。 



ビレ・アウグスト Bille Augus (デンマーク出身/スウェーデンで映画を学ぶ)
 ●ペレ(1987年) 
  英題:Pelle the Conqueror 原題:Pelle erobreren
 ●愛の風景(1992年) 
  英題:The Best Intentions 原題:Den goda viljan


フランシス・フォード・コッポラ Francis Ford Coppola (アメリカ)
 ●カンバセーション…盗聴…(1973年) 
  英題:The Conversation
 ●地獄の黙示録(1979年) 
  英題:Apocalypse Now


ダルデンヌ兄弟 Dardenne Brothers (ベルギー)
 ●ロゼッタ(1999年) 
  原題:Rosetta
 ●ある子供(2005年) 
  英題:The Child 原題:L'enfant


今村昌平 Shohei Imamura (日本)
 ●楢山節考(1983年) 
  英題:The Ballad of Narayama 
 ●うなぎ(1997年) 
  英題:The Eel
■ 今村昌平監督が受賞したパルムドール・トロフィーは神奈川県・川崎市アートセンターのロビーに展示されています。


エミール・クストリッツァ Emir Kusturica (旧ユーゴスラビア〔現ボスニア・ヘルツェゴビナ領〕出身)
 ●パパは、出張中!(1985年)  
  英題:When Father Was Away on Business 原題:Otac na sluzbenom putu
 ●アンダーグラウンド(1995年) 
  英題:Underground


ミヒャエル・ハネケ Michael Haneke (ドイツ出身/オーストリア育ち)
 ●白いリボン(2009年)
  英題:The White Ribbon 原題:Das weiße Band - Eine deutsche Kindergeschichte
 ●愛、アムール(2012年)
  原題:Amour


アルフ・シェーベルイ Alf Sjoberg (スウェーデン) 
 ●Iris och löjtnantshjärta(原題)(1946年)
  英題:Iris and the Lieutenant 
 ●令嬢ジュリー(1951年)
  英題:Miss Julie 原題:Fröken Julie




1700本……今年、映画祭に応募があった作品の数。このうち最高賞パルム・ドール(Palme d'Or)を決めるコンペティション部門に18本、若い才能を発掘する「ある視点」部門に20本が出品作品として選出された。



4回……戦争、予算不足、社会運動などによって映画祭が中断または中止された回数(第2次世界大戦の期間を除く)。 1939年、1948年、1950年、1968年。



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日本経済新聞 2014年05月15日付け記事 
カンヌ映画祭リポート2014(1)
コンペ部門だけではわからないカンヌ映画祭の魅力  筆:古賀重樹

■増える世界の映画製作本数――世界の映画製作本数はグローバル化とデジタル化の進展に伴い、今世紀に入って確実に増勢にある。インド、中国、韓国、東南アジア諸国など経済成長著しいアジアではうなぎ登り。ヨーロッパ各国でも着実に増えている。 わが国も例外ではない。昨年の日本映画封切り本数は前年比6.7%増の591本。映画黄金期の1960年の547本を大きく上回る。 <中略> 製作本数が膨らむのに伴い、新人監督の数も確実に増えている。それなのにカンヌのコンペの顔ぶれは新味が薄い。常連の名がずらりと並ぶ。その傾向はここ数年はますます強まっている。「アートシネマは死んだ」とうそぶく口の悪い興行関係者もいるというのに。

アートシネマは死んじゃいないでしょうけど…だいぶん弱っている? アートシネマを有り難がる/アートシネマに良い刺激を受けるという傾向は相当縮小された? indiewireに北米で2013年度に公開された外国語映画の売上高が載っていました。(The 15 Highest Grossing Foreign Language Films of 2013) (そのリストに載っている作品のすべてがアート系映画ではありませんが)人口が日本の約2.5倍ほどの北米でもこの売り上げですから……。





■常連が目立つカンヌ、コンペ18本中16本が出品経験者の作品――今年のコンペ18作品のうち、ある視点部門や監督週間を含むカンヌ出品歴がある監督の作品は16本。コンペ出品歴がある監督の作品は12本と3分の2を占める。うち11本の監督には受賞歴がある。 <中略> ベルトラン・ボネロ、ヌリ・ビルゲ・ジェイラン、デヴィッド・クローネンバーグ、ミシェル・アザナヴィシウス、河瀬直美、ダルデンヌ兄弟、リー、ローチの8者は、この5年の間に2度目のコンペである。ディレクターのティエリー・フレモーは4月のセレクション発表の記者会見で「常連と新人の巧みな混ぜ合わせ」と説明したが、果たしてどうだろう? 国籍別にみると、クローネンバーグ、アトム・エゴヤン、グザヴィエ・ドランとカナダから3人入ったのが目立つ。米国は2人。フランスは例年並みの3人だが、スイス国籍のジャン=リュック・ゴダール、ダルデンヌ兄弟、ドランの作品もフランス語映画だ。アフリカ1、南米1。アジアは寂しく日本1、トルコ1。中国と韓国は昨年に続いてゼロだった。 女性は日本の河瀬直美とイタリアの若手アリーチェ・ロルバケルの2人だけ。アジア人も女性も少ないということは河瀬の受賞に追い風になるかもしれない。ちなみに審査委員長は女性で唯一のパルムドール受賞監督、ニュージーランドのジェーン・カンピオンだ。 

今年はメインコンペ以外でもフランスが関わっている作品が多いですね。この映画祭、女性監督作や新人監督作がカンヌのメインコンペに選ばれないと散々言われています。確かに常連ばかりだと”新鮮な風”が欲しくなりますわなあ。まあ、メインコンペにバリューを感じさるためには華やかさと重々しさは必要でしょうしバリューを感じられなくなればやがては廃れる。(映画祭でも映画賞でも「授与される賞には価値がある」と思わせなくてはいけないからね。) 廃れ出したりしたら話題性に欠けニュースにもならなくなる。それも困るだろうし……。



2014年カンヌ国際映画祭|ブックメーカー「Paddy Power」による開幕前時点のパルムドール受賞予想オッズ

ブックメーカー「Paddy Power」|2014年カンヌ映画祭 パルムドール受賞予想オッズ
(リンク先のオッズは今後変化する……はず)
http://www.paddypower.com/bet/novelty-betting/hollywood/cannes-film-festival


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ブックメーカー「Paddy Power」|2014年カンヌ映画祭 パルムドール受賞予想オッズ
(2014年05月15日現在)

オッズ(倍率)の見かたですが、こちら( ブックメーカーのオッズ(倍率)の見方 )に詳しい説明が載っています。 フラクショナル式 (Fractional Odds) の説明箇所をご覧ください。


5/1
Winter Sleep
原題:Kis Uykusu
監督 ヌリ・ビルゲ・ジェイラン Nuri Bilge Ceylan
製作国 トルコ / フランス / ドイツ

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7/1
Mr. Turner  
監督 マイク・リー Mike Leigh
製作国 イギリス

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8/1
2つ目の窓
英題:Still the Water
監督 河瀬直美 Naomi Kawase
製作国 日本

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9/1
Maps to the Stars
監督 デヴィッド・クローネンバーグ David Cronenberg
製作国 カナダ / アメリカ / フランス / ドイツ

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10/1
Jimmy’s Hall
監督 ケン・ローチ Ken Loach
製作国 イギリス / アイルランド / フランス

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12/1
Leviathan
原題:Leviafan / Левиафан    
監督 アンドレイ・ズビャギンツェフ Andrey Zvyagintsev
製作国 ロシア


12/1
The Search  160分
監督 ミシェル・アザナヴィシウス Michel Hazanavicius
製作国 フランス

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14/1
Two Days, One Night
原題:Deux jours, une nuit
監督 ジャン=ピエール・ダルデンヌ Jean-Pierre Dardenne
   リュック・ダルデンヌ Luc Dardenne
製作国 ベルギー


14/1
Goodbye to Language(Goodbye to Language 3D)
原題:Adieu au langage
監督 ジャン=リュック・ゴダール Jean-Luc Godard
製作国 スイス

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16/1
The Homesman
監督 トミー・リー・ジョーンズ Tommy Lee Jones
製作国 アメリカ


16/1
Timbuktu
監督 アブデラマン・シサコ Abderrahmane Sissako
製作国 フランス / モーリタニア / アメリカ


16/1
Clouds of Sils Maria
仏題:Sils Maria    
監督 オリヴィエ・アサイヤス Olivier Assayas
製作国 フランス / スイス / ドイツ


16/1
Foxcatcher
監督 ベネット・ミラー Bennett Miller
製作国 アメリカ


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18/1
Mommy 
監督 グザヴィエ・ドラン Xavier Dolan
製作国 フランス / カナダ


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20/1
To The Wonders
別英題:The Wonders
原題:La Meraviglie
監督 アリーチェ・ロルヴァケル Alice Rohrwacher
製作国 イタリア / スイス / ドイツ

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25/1
The Captive
監督 アトム・エゴヤン Atom Egoyan
製作国 カナダ


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33/1
Saint Laurent
監督 ベルトラン・ボネロ Bertrand Bonello
製作国 フランス


33/1
Wild Tales
原題:Relatos salvajes     
監督 ダミアン・ジフロン Damian Szifron
製作国 アルゼンチン / スペイン





ちなみに昨年(2013年)のPaddy Powerのオッズはどうだったか?
(2013年05月18日時点でのオッズ)

★……パルムドール受賞


3/1
そして父になる ● 審査員賞 受賞
英題:Like Father, Like Son 

3/1
ある過去の行方  ● 女優賞 受賞 
英題:The Past  

4/1
エヴァの告白 
英題:The Immigrant

8/1
Jimmy P: Psychotherapy Of A Plains Indian

10/1
オンリー・ゴッド 
英題:Only God Forgives

10/1
恋するリベラーチェ 
英題:Behind The Candelabra

12/1
ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅  ● 男優賞 受賞
英題:Nebraska 

12/1
エリ(←2013東京国際映画祭時の邦題)  ● 監督賞 受賞
原題:Heli

12/1
Grigris

16/1
インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌  ● 審査員特別グランプリ 受賞 
英題:Inside Llewyn Davis

20/1
グレート・ビューティー 追憶のローマ 
英題:The Great Beauty 原題:La Grande Bellezza

20/1
Michael Kohlhaas

22/1
アデル、ブルーは熱い色 パルムドール
英題:Blue Is The Warmest Colour 原題:La Vie d'Adele

25/1
17歳
英題:Young And Beautiful 原題:Jeune et jolie / Jeune & jolie

25/1
ボーグマン(←2013東京国際映画祭時の邦題)
原題:Borgman

25/1
オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ
英題:Only Lovers Left Alive

25/1
A Castle In Italy 原題:Un Chateau En Italie

33/1
藁の楯 わらのたて 
英題:Straw Shield / Shield of Straw

33/1
罪の手ざわり  ● 脚本賞 受賞
英題:A Touch of Sin 原題:Tian Zhu Ding / 天注定

40/1
Venus In Fur 原題:La Venus a la fourrure


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イギリスの映画批評家ニール・ヤングによる「2014年カンヌ映画祭 パルムドール受賞予想オッズ」◆(2014年05月14日現在)
2014Cannes:Palme d’Or Odds ※ この方、オッズを小まめにアップデートしていますので、今後も変化するかも。


ニール・ヤング(Neil Young, UK)……英国映画協会(British Film Institute)所属の映画批評家。映画批評サイト「Film Lounge(フィルム・ラウンジ)」主宰。



パルムドール受賞 to win the Palme d’Or

11/4 Winter Sleep (ヌリ・ビルゲ・ジェイラン N.B.Ceylan)
5/1  Leviathan (アンドレイ・ズビャギンツェフ A.Zvyagintsev)
5/1  Timbuktu (アブデラマン・シサコ A.Sissako)
7/1  Maps to the Stars (デヴィッド・クローネンバーグ D.Cronenberg)
9/1  The Wonders (アリーチェ・ロルヴァケル A.Rohrwacher)

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11/1  Goodbye to Language (ジャン=リュック・ゴダール J-L.Godard)
11/1  Mr Turner (マイク・リー M.Leigh)
12/1  Two Days One Night (ダルデンヌ兄弟 Dardenne & Dardenne)
12/1  2つ目の窓(英題:Still the Water) (河瀬直美 N.Kawase)
18/1  The Homesman (トミー・リー・ジョーンズ T.L.Jones)
18/1  Clouds of Sils Maria (オリヴィエ・アサイヤス O.Assayas)

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22/1  Foxcatcher (ベネット・ミラー B.Miller)
25/1  The Search (ミシェル・アザナヴィシウス M.Hazanavicius)

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33/1  Wild Tales (ダミアン・ジフロン D.Szifrón)
35/1  Mommy (グザヴィエ・ドラン X.Dolan)

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40/1  The Captive (アトム・エゴヤン A.Egoyan)
40/1  Jimmy’s Hall (ケン・ローチ K.Loach)
40/1  Saint Laurent (ベルトラン・ボネロ B.Bonello)


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女優賞 BEST ACTRESS

6/4
Two Days One Night より
マリオン・コティヤール Marion Cotillard


9/2
The Wonders より
マリア・アレクサンドラ・ルング Maria Alexandra Lungu


9/1
Maps to the Stars より
ジュリアン・ムーア Julianne Moore
※ 単独もしくはミア・ワシコウスカ(Mia Wasikowska)と一緒に。

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10/1
2つ目の窓(英題:Still the Water) より
渡辺真起子 Makiko Watanabe


12/1
Timbuktu より
Toulou Kiki
もしくは(または複数名で)ファトゥマタ・ディアワラ Fatoumata Diawara


14/1
Mr Turner より
レスリー・マンヴィル Lesley Manville


16/1
Leviathan より
エレーナ・リャードフ Elena Lyadova


16/1
Clouds of Sils Maria より
ジュリエット・ビノシュ Juliette Binoche
もしくは(または複数名で)クリステン・スチュワート K.Stewart
もしくは(または複数名で)クロエ・グレース・モレッツ C.G.Moretz



16/1
Mommy より
アンヌ・ドルヴァル Anne Dorval
もしくは(または複数名で)スザンヌ・クレマン Suzanne Clement

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20/1
Winter Sleep より
デメット・アクバッグ Demet Akbag


22/1
The Homesman より
ヒラリー・スワンク Hillary Swank


20/1
The Search より
ベレニス・ベジョ Bérénice Bejo





男優賞 BEST ACTOR

4/1
Mr Turner より
ティモシー・スポール Timothy Spall


9/2
Leviathan より
アレクセイ・セレブリャコフ Alexey Serebryakov


8/1
Saint Laurent より
ギャスパー・ウリエル Gaspard Ulliel   
もしくは(または複数名で)ジェレミー・レニエ Jérémie Renier


8/1
Timbuktu より
イブラヒム・アハメド Ibrahim Ahmed
もしくは(または複数名で)Abel Jafri
もしくは(または複数名で)ヒシャーム・ヤクビ Hichem Yacoubi


9/1
Foxcatcher より
スティーヴ・カレル Steve Carell
もしくは(または複数名で)チャニング・テイタム C.Tatum
もしくは(または複数名で)マーク・ラファロ M.Ruffalo

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10/1
Wild Tales より
リカルド・ダリン Ricardo Darín
もしくは(または複数名で)レオナルド・スバラグリア L.Sbaraglia
もしくは(または複数名で)ダリオ・グランディネッティ D.Grandinetti


11/1
The Search より
マキシム・エミリヤーノフ Maksim Emelyanov


11/1
Winter Sleep より
ハルク・ビルギナー Haluk Bilginer


14/1
Jimmy’s Hall より
バリー・ウォード Barry Ward
もしくは(または複数名で)ジム・ノートン Jim Norton


14/1
Mommy より
アントワン・オリヴィエ・ピロン Antoine-Olivier Pilon
もしくは(または複数名で)パトリック・ユアール Patrick Huard


16/1
Two Days One Night より
ファブリツィオ・ロンジョーネ Fabrizio Rongione


16/1
Maps to the Stars より
ロバート・パティンソン Robert Pattinson
もしくは(または複数名で)ジョン・キューザック John Cusack
もしくは(または複数名で)エヴァン・バード Evan Bird


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22/1
2つ目の窓(英題:Still the Water) より
榊英雄 Hideo Sakaki


22/1
The Wonders より
サム・ルーウィック Sam Louwyck


22/1
The Homesman より
トミー・リー・ジョーンズ Tommy Lee Jones


25/1
The Captive より
ライアン・レイノルズ Ryan Reynolds

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ちなみに昨年(2013年)のニール・ヤング氏のオッズはどうだったか?というと……
(2013年05月17日時点でのオッズ)

★……パルムドール受賞

パルムドール受賞 to win the 2013 Palme d’Or
9/2 Haroun, Mahamet Saleh — Grigris
5/1 Gray, James – The Immigrant
6/1 Farhadi, Asghar – The Past
6/1 Kore-eda, Hirokazu – Like Father, Like Son
7/1 Payne, Alexander -- Nebraska

10/1 Desplechin, Arnaud -- Jimmy P.: Psychotherapy of a Plains Indian
10/1 Jia, Zhangke – A Touch of Sin
12/1 Soderbergh, Steven – Behind the Candelabra
12/1 Coen & Coen – Inside Llewyn Davis
16/1 Kechiche, Abdellatif – Blue is the Warmest Colour
16/1 Sorrentino, Paolo – The Great Beauty

20/1 Ozon, Francois – Young and Beautiful
20/1 Winding Refn, Nicolas – Only God Forgives
25/1 des Pallières, Arnaud – Michael Kohlhaas
25/1 Escalante, Amat – Heli
33/1 Bruni-Tedeschi, Valeria – A Castle in Italy
33/1 Van Warmerdam, Alex — Borgman
40/1 Polanski, Roman — Venus In Fur
50/1 Jarmusch, Jim – Only Lovers Left Alive
80/1 Miike, Takashi – Shield of Straw



昨年の男優賞/女優賞予想には、カンヌで上映後に高評価された人、そして逆にダメ出しされた人(もしくは、演技面でこれといって言及されなかった人)の両方が混じっていますので、今回の予想オッズも「こんな説もあるのね」という程度に眺めておくのが賢明かと。

★……受賞

男優賞 Best Actor
9-2 Like Father, Like Son: 福山雅治 Masaharu Fukuyama
5-1 Nebraska: Bruce Dern ブルース・ダーンが男優賞受賞
….. (solo, or with Will Forte and/or Stacy Keach)
11-2 Borgman: Jan Bijvoet
7-1 Mathieu Amalric and/or Benicio Del Toro*

10-1 The Past: Ali Mosaffa and/or Tahar Rahim
10-1 Behind the Candelabra: Matt Damon and/or Michael Douglas
10-1 The Great Beauty: Toni Servillo (solo or with others)
12-1 The Immigrant: Joaquin Phoenix and/or Jeremy Renner
16-1 Michael Kohlhaas: Mads Mikkelsen
18-1 Shield of Straw: 大沢たかお Takao Osawa and/or 藤原竜也 Tatsuya Fujiwara

20-1 Inside Llewyn Davis: Oscar Isaac
22-1 Only God Forgives: Ryan Gosling and/or Vithaya Pansringarm
22-1 A Touch of Sin: Jiang Wu (and/or others)
33-1 Only Lovers Left Alive: Tom Hiddleston
33-1 Heli: Armando Espitia
40-1 Blue is the Warmest Colour:
….. Jérémie Lahuerte and/or Aurélien Recoing
40-1 A Castle in Italy: Louis Garrel
* any combination of Amalric and/or Del Toro in Jimmy P. and/or Amalric in Venus In Fur



女優賞 Best Actress
7-4 The Past: Bérénice Bejo 女優賞受賞
9-2 The Immigrant: Marion Cotillard
5-1 Only God Forgives: Kristin Scott Thomas

10-1 Young and Beautiful: Marina Vacth
11-1 Venus In Fur: Emmanuelle Seigner
14-1 女優2名がパルムドール受賞 Blue is the Warmest Colour:
….. Adèle Exarchopoulos and/or Léa Seydoux
18-1 Only Lovers Left Alive: Tilda Swinton and/or Mia Wasikowska
20-1 The Great Beauty: Sabrina Ferilli
22-1 A Castle in Italy: Valeria Bruni-Tedeschi
22-1 A Touch of Sin: Zhao Tao (and/or others)


28-1 Like Father, Like Son:
  尾野真千子(もしくは、その他の共演者たち) Machiko Ono (and/or others)
28-1 Inside Llewyn Davis: Carey Mulligan
33-1 Grigris: Anaïs Monory
40-1 Shield of Straw: 松嶋菜々子 Nanako Matsushima
40-1 Heli: Andrea Vergara



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