ハリウッドの映画人たちが選んだ「オールタイム・ベスト・ムービー 100選」(全作品リスト)|2014年5月時点|「ハリウッド・レポーター」誌による 

「ハリウッド・レポーター」誌は2014年5月に、各映画会社(スタジオ)、エージェント、広告会社、制作会社に対してオンラインによるオールタイム・ベスト・ムービーの投票を依頼(アンケート送付先は405)しました。回答のあった2,120名の出した結果がこのリストだそうです。この2,120名の中には、20世紀フォックス・グループの Jim Gianopulos、ディズニーのアラン・ホーン、映画監督のゲイリー・ロス、プロデューサーのフランク・マーシャル、ワーナー・ブラザース社のスー・クロール、エージェントのロバート・ニューマン、弁護士のジョン・バーク、映画監督/プロデューサー/脚本家のジョン・シングルトンなども含まれています。


「『パーティー・サイズのドリトス(=チップススナック「Nacho Doritos」)の袋の中から5チップスだけ取り出して食べていいよ』と言われているようなものだから、こういう質問には答えられない」(大好きな映画が山ほどあるのにその中から数作品だけ挙げる、なんて、そんなの無理)と、『ブレイキング・バッド』のヴィンス・ギリガンは当初この企画を拒絶したけれど、最終的にはアンケートに答えてくれた、とのこと。(彼が挙げた作品の中には1961年『用心棒』が入っていたそうです。)


この記事をまとめたBenjamin Svetkey氏にはこのアンケート結果にちょっとした驚きがあったようで、「批評家が出すオールタイムベストと比べると遥かに商業的な映画が多くなっている」「『アラビアのロレンス』より『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のほうが上だし、『大人は判ってくれない』(監督:フランソワ・トリュフォー)、『甘い生活』(監督:フェデリコ・フェリーニ)、『チャップリンの黄金狂時代』ほか、偉大であることは間違いない映画がたくさんリストから漏れるというショッキングなことが起きている」と、記事には若干の嘆きが込められています。

オールタイム・ベスト・ムービー100選としましたが、元記事のリストの表題は「Hollywood's 100 Favorite Films(ハリウッド映画人の大好きな映画100作品)」になっています。「年代を問わず、あなたの生涯を通じての大好きな映画は何?」と質問されたとすれば批評家が映画史を踏まえて出すベスト映画とは異なってくるのも当然ではないでしょうか。


このオールタイム・ベスト100リストはその殆どをアメリカ映画(というか英語映画)が占めているのが特徴。 (前から言われている通り)アメリカの映画鑑賞者は自国の映画が好き(外国語の映画にはあんまり興味ない)ってことですかね。


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シネマトゥデイ 2014年6月27日付け記事
「ハリウッドの重鎮が選ぶ史上最高の映画ベスト100」発表!『ゴッドファーザー』が1位に!

同サイトによれば、エンターテイメント業界の人々にこのようなアンケートを取るのは初めてのことだという。監督や脚本家が『ゴッドファーザー』を選んだのに対し、撮影監督の多くは『2001年宇宙の旅』を、エンターテイメント業界に精通した弁護士たちは『ショーシャンクの空に』を選ぶなど、職業による傾向が見られたのが面白い点だったとのこと。 映画のランキングは永遠でないことも忘れないでほしい、と同サイトは書いている。「マイケル・ベイ監督が言う通り、『お気に入りの映画は日々変わり得る』のだから」。




● 元記事  HollywoodReporter 2014年6月25日付け
Hollywood's 100 Favorite Films
(もともとは「ハリウッド・レポーター」2014年07月04日号に記載された記事、とのこと。)


● フル・リストはこちら。
http://www.hollywoodreporter.com/list/100-greatest-films-all-time-713215


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「ハリウッド・レポーター」誌が企画・集計した
ハリウッドの映画人たちが選んだ、オールタイム・ベスト・ムービー 100選
(2014年5月付け)
Hollywood's 100 Favorite Films (May, 2014)




1位~10位

01. ゴッドファーザー  1972年
   英題|The Godfather
   監督|フランシス・フォード・コッポラ Francis Ford Coppola



02. オズの魔法使  1939年
   英題|The Wizard of Oz
   監督|ヴィクター・フレミング Victor Fleming



03. 市民ケーン  1941年
   英題|Citizen Kane
   監督|オーソン・ウェルズ Orson Welles



04. ショーシャンクの空に  1994年
   英題|The Shawshank Redemption
   監督|フランク・ダラボン Frank Darabont



05. パルプ・フィクション  1994年
   英題|Pulp Fiction
   監督|クエンティン・タランティーノ Quentin Tarantino



06. カサブランカ  1942年
   英題|Casablanca
   監督|マイケル・カーティス Michael Curtiz



07. ゴッドファーザーPART II  1974年
   英題|The Godfather: Part II
   監督|フランシス・フォード・コッポラ Francis Ford Coppola



08. E.T.  1982年
   英題|E.T. The Extra-Terrestrial
   監督|スティーヴン・スピルバーグ Steven Spilberg



09. 2001年宇宙の旅  1968年
   英題|2001: A Space Odyssey
   監督|スタンリー・キューブリック Stanley Kubrick



10. シンドラーのリスト  1993年
   英題|Schindler's List
   監督|スティーヴン・スピルバーグ Steven Spilberg




11位~20位

11. スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望  1977年
   英題|Star Wars Episode IV: A New Hope
   監督|ジョージ・ルーカス George Lucas



12. バック・トゥ・ザ・フューチャー  1985年
   英題|Back to the Future
   監督|ロバート・ゼメキス Robert Zemeckis



13. レイダース/失われたアーク《聖櫃》  1981年
   英題|Raiders of the Lost Ark
   監督|スティーヴン・スピルバーグ Steven Spilberg



14. フォレスト・ガンプ/一期一会  1994年
   英題|Forrest Gump
   監督|ロバート・ゼメキス Robert Zemeckis



15. 風と共に去りぬ  1939年 
   英題|Gone With The Wind
   監督|ヴィクター・フレミング Victor Fleming



16. アラバマ物語  1962年
   英題|To Kill a Mockingbird
   監督|ロバート・マリガン Robert Mulligan



17. 地獄の黙示録  1979年 
   英題|Apocalypse Now
   監督|フランシス・フォード・コッポラ Francis Ford Coppola



18. アニー・ホール  1977年
   英題|Annie Hall
   監督|ウディ・アレン Woody Allen



19. グッドフェローズ  1990年
   英題|Goodfellas
   監督|マーティン・スコセッシ Martin Scorsese



20. 素晴らしき哉、人生!  1946年
   英題|It's A Wonderful Life
   監督|フランク・キャプラ Frank Capra




20位~30位

21. チャイナタウン  1974年 
   英題|Chinatown
   監督|ロマン・ポランスキー Roman Polanski



22. 羊たちの沈黙  1991年 
   英題|The Silence of the Lambs
   監督|ジョナサン・デミ Jonathan Demme



23. アラビアのロレンス  1962年 
   英題|Lawrence of Arabia
   監督|デヴィッド・リーン David Lean



24. ジョーズ  1975年
   英題|Jaws
   監督|スティーヴン・スピルバーグ Steven Spilberg



25. サウンド・オブ・ミュージック  1965年 
   英題|The Sound of Music
   監督|ロバート・ワイズ Robert Wise



26. 雨に唄えば  1952年
   英題|Singin' in the Rain
   監督|ジーン・ケリー Gene Kelly
      スタンリー・ドーネン Stanley Donen



27. ブレックファスト・クラブ  1985年 
   英題|The Breakfast Club
   監督|ジョン・ヒューズ John Hughes



28. 卒業  1967年
   英題|The Graduate
   監督|マイク・ニコルズ Mike Nichols



29. ブレードランナー  1982年  
   英題|Blade Runner
   監督|リドリー・スコット Ridley Scott



30. カッコーの巣の上で  1975年 
   英題|One Flew Over the Cuckoo's Nest
   監督|ミロス・フォアマン Miloš Forman




31位~40位

31. プリンセス・ブライド・ストーリー  1987年
   英題|The Princess Bride
   監督|ロブ・ライナー Rob Reiner



32. スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲  1980年
   英題|Star Wars Episode V: The Empire Strikes Back
   監督|アーヴィン・カーシュナー Irvin Kershner



33. ファーゴ  1996年 
   英題|Fargo
   監督|コーエン兄弟 The Coen Brothers
      (ジョエル・コーエン Joel Coen)
      (イーサン・コーエン Ethan Coen)



34. アメリカン・ビューティー  1996年 
   英題|American Beauty
   監督|サム・メンデス Sam Mendes



35. 時計じかけのオレンジ  1971年 
   英題|A Clockwork Orange
   監督|スタンリー・キューブリック Stanley Kubrick



36. フェリスはある朝突然に  1986年
   英題|Ferris Bueller's Day Off
   監督|ジョン・ヒューズ John Hughes



37. 博士の異常な愛情/または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか  1964年
   英題|Dr. Strangelove or: How I Learned to Stop Worrying and Love the Bomb
   監督|スタンリー・キューブリック Stanley Kubrick



38. 恋人たちの予感  1989年
   英題|When Harry Met Sally
   監督|ロブ・ライナー Rob Reiner



39. シャイニング  1980年
   英題|The Shining
   監督|スタンリー・キューブリック Stanley Kubrick



40. ファイト・クラブ  1999年
   英題|Fight Club
   監督|デヴィッド・フィンチャー David Fincher




41位~50位

41. サイコ  1960年  
   英題|Psycho
   監督|アルフレッド・ヒッチコック Alfred Hitchcock



42. エイリアン  1979年
   英題|Alien
   監督|リドリー・スコット Ridley Scott



43. トイ・ストーリー  1995年 
   英題|Toy Story
   監督|ジョン・ラセター John Lasseter



44. マトリックス  1999年
   英題|The Matrix
   監督|ウォシャウスキー兄弟(当時) THe Wachowski Brothers
      (ラリー・ウォシャウスキー(当時) Larry Wachowski
       現在、ラナ・ウォシャウスキー Lana Wachowski
      (アンディ・ウォシャウスキー(当時) Andy Wachowski
       現在、リリー・ウォシャウスキー Lilly Wachowski



45. タイタニック  1997年
   英題|Titanic
   監督|ジェームズ・キャメロン James Cameron



46. プライベート・ライアン  1998年
   英題|Saving Private Ryan
   監督|スティーヴン・スピルバーグ Steven Spilberg



47. お熱いのがお好き  1959年
   英題|Some Like It Hot
   監督|ビリー・ワイルダー Billy Wilder



48. ユージュアル・サスペクツ  1995年
   英題|The Usual Suspects
   監督|ブライアン・シンガー Bryan Singer



49. 裏窓  1954年
   英題|Rear Window
   監督|アルフレッド・ヒッチコック Alfred Hitchcock



50. ジュラシック・パーク  1993年
   英題|Jurassic Park
   監督|スティーヴン・スピルバーグ Steven Spilberg




51位~60位

51. ビッグ・リボウスキ  1998年
   英題|The Big Lebowski
   監督|コーエン兄弟 The Coen Brothers
      (ジョエル・コーエン Joel Coen)
      (イーサン・コーエン Ethan Coen)



52. イヴの総て  1950年 
   英題|All About Eve
   監督|ジョーゼフ・L・マンキーウィッツ Joseph L. Mankiewicz(Joseph Leo Mankiewicz)



53. グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち  1997年 
   英題|Good Will Hunting
   監督|ガス・ヴァン・サント Gus Van Sant



54. 明日に向って撃て!  1969年 
   英題|Butch Cassidy and the Sundance Kid
   監督|ジョージ・ロイ・ヒル George Roy Hill



55. タクシードライバー  1976年  
   英題|Taxi Driver
   監督|マーティン・スコセッシ Martin Scorsese



56. エターナル・サンシャイン  2004年 
   英題|Eternal Sunshine of the Spotless Mind
   監督|ミシェル・ゴンドリー Michel Gondry



57. ダークナイト  2008年 
   英題|The Dark Knight
   監督|クリストファー・ノーラン Christopher Nolan



58. サンセット大通り 1950年 
   英題|Sunset Blvd.
   監督|ビリー・ワイルダー Billy Wilder



59. テルマ&ルイーズ  1991年
   英題|Thelma & Louise
   監督|リドリー・スコット Ridley Scott



60. アメリ  2001年
   英題|Amelie
   監督|ジャン=ピエール・ジュネ Jean-Pierre Jeunet




61位~70位

61. ウエスト・サイド物語  1961年
   英題|West Side Story
   監督|ロバート・ワイズ Robert Wise
      ジェローム・ロビンス Jerome Robbins



62. 北北西に進路を取れ  1959年 
   英題|North by Northwest
   監督|アルフレッド・ヒッチコック Alfred Hitchcock



63. 恋はデジャ・ブ  1993年
   英題|Groundhog Day
   監督|ハロルド・ライミス Harold Ramis



64. メリー・ポピンズ  1964年
   英題|Mary Poppins
   監督|ロバート・スティーヴンソン Robert Stevenson



65. レイジング・ブル  1980年 
   英題|Raging Bull
   監督|マーティン・スコセッシ Martin Scorsese



66. ライオン・キング  1994年
   英題|The Lion King
   監督|ロジャー・アレーズ Roger Allers
      ロブ・ミンコフ Rob Minkoff



67. アバター  2009年 
   英題|Avatar
   監督|ジェームズ・キャメロン James Cameron



68. モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル  1975年
   英題|Monty Python and The Holy Grail
   監督|テリー・ギリアム Terry Gilliam
      テリー・ジョーンズ Terry Jones



69. グラディエーター  2000年
   英題|Gladiator
   監督|リドリー・スコット Ridley Scott



70. めまい  1958年 
   英題|Vertigo
   監督|アルフレッド・ヒッチコック Alfred Hitchcock




71位~80位

71. あの頃ペニー・レインと  2000年 
   英題|Almost Famous
   監督|キャメロン・クロウ Cameron Crowe



72. ヤング・フランケンシュタイン  1974年
   英題|Young Frankenstein
   監督|メル・ブルックス Mel Brooks



73. 大統領の陰謀  1976年
   英題|All the President's Men
   監督|アラン・J・パクラ Alan J. Pakula



74. ブレージングサドル  1974年
   英題|Blazing Saddles
   監督|メル・ブルックス Mel Brooks



75. 戦場にかける橋  1957年
   英題|The Bridge on the River Kwai
   監督|デヴィッド・リーン David Lean



76. ブロークバック・マウンテン  2005年
   英題|Brokeback Mountain
   監督|アン・リー Ang Lee



77. ゴーストバスターズ   1984年 
   英題|Ghostbusters
   監督|アイヴァン・ライトマン Ivan Reitman



78. 十二人の怒れる男  1957年 
   英題|12 Angry Men
   監督|シドニー・ルメット Sidney Lumet



79. ウォーリー/WALL-E  2008年
   英題|Wall-E
   監督|アンドリュー・スタントン Andrew Stanton



80. 波止場  1954年
   英題|On the Waterfront
   監督|エリア・カザン Elia Kazan




81位~90位

81. アマデウス  1984年
   英題|Amadeus
   監督|ミロス・フォアマン Miloš Forman



82. ロード・オブ・ザ・リング  2001年
   英題|The Lord of the Rings: The Fellowship of the Ring
   監督|ピーター・ジャクソン Peter Jackson



83. ダイ・ハード  1988年
   英題|Die Hard
   監督|ジョン・マクティアナン John McTiernan



84. インセプション  2010年
   英題|Inception
   監督|クリストファー・ノーラン Christopher Nolan



85. セブン  1995年
   英題|Seven / Se7en
   監督|デヴィッド・フィンチャー David Fincher



86. 美女と野獣  1991年
   英題|Beauty and the Beast
   監督|ゲーリー・トゥルースデイル Gary Trousdale
      カーク・ワイズ Kirk Wise



87. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還  2003年  
   英題|The Lord of the Rings: The Return of the King
   監督|ピーター・ジャクソン Peter Jackson



88. スラムドッグ$ミリオネア  2008年
   英題|Slumdog Millionaire
   監督|ダニー・ボイル Danny Boyle



89. ブレイブハート  1995年
   英題|Braveheart
   監督|メル・ギブソン Mel Gibson



90. メメント  2000年
   英題|Memento
   監督|クリストファー・ノーラン Christopher Nolan




91位~100位

91. ロッキー  1976年
   英題|Rocky
   監督|ジョン・G・アヴィルドセン John G. Avildsen



92. カールじいさんの空飛ぶ家  2009年
   英題|Up
   監督|ピート・ドクター Pete Docter
      ボブ・ピーターソン Bob Peterson



93. 未知との遭遇  1977年
   英題|Close Encounters of the Third Kind
   監督|スティーヴン・スピルバーグ Steven Spilberg



94. ディア・ハンター  1978年
   英題|The Deer Hunter
   監督|マイケル・チミノ Michael Cimino



95. ドクトル・ジバゴ  1965年
   英題|Doctor Zhivago
   監督|デヴィッド・リーン David Lean



96. パンズ・ラビリンス  2006年
   英題|Pan's Labyrinth
   監督|ギレルモ・デル・トロ Guillermo del Toro



97. フライングハイ  1980年
   英題|Airplane!
   監督|ジム・エイブラハムズ Jim Abrahams
      ジェリー・ザッカー Jerry Zucker
      デヴィッド・ザッカー David Zucker



98. レザボア・ドッグス  1992年
   英題|Reservoir Dogs
   監督|クエンティン・タランティーノ Quentin Tarantino



99. 俺たちに明日はない  1967年
   英題|Bonnie and Clyde
   監督|アーサー・ペン Arthur Penn



100. 七人の侍  1954年
    英題|The Seven Samurai
    監督|黒澤明


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複数作がリストアップされた監督

【6作品】(最多)
スティーヴン・スピルバーグ


【4作品】
アルフレッド・ヒッチコック
スタンリー・キューブリック 
リドリー・スコット


【3作品】
デヴィッド・リーン
フランシス・フォード・コッポラ
マーティン・スコセッシ
クリストファー・ノーラン


【2作品】
ヴィクター・フレミング
ビリー・ワイルダー
ロバート・ワイズ
メル・ブルックス
ジョージ・ルーカス
ジョン・ヒューズ
ロブ・ライナー
ロバート・ゼメキス
ジェームズ・キャメロン
コーエン兄弟
クエンティン・タランティーノ
デヴィッド・フィンチャー
ピーター・ジャクソン

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年代別

1930年代 ……… 2作品
1940年代 ……… 3作品
1950年代 ……… 11作品
1960年代 ……… 12作品
1970年代 ……… 18作品
1980年代 ……… 15作品
1990年代 ……… 24作品(最多)
2000年代 ……… 14作品
2010年代 ……… 1作品


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10作品とか20作品とか好きなだけ挙げてよいとなればもっと違った結果になったかも。確かに、31位とか97位の作品名をみるとかなりの驚きはあります。こういうランキングにはなかなか入ってこない作品だし。映画会社のお偉いさんとかエンタメ業界専門弁護士たちにも訊いているんだから、そりゃ批評家の出す評価とは違ってきても別に不思議ではないし、こういう作品がランクインしているからこそ、このベスト100選リストは面白く興味深いのであって、批評家が出したオールタイムベストだったら「あー、はいはい」とざっくり見て終りだった。好きな映画を挙げろっていうから答えたのに「『アラビアのロレンス』より『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のほうが上位にくるとか、トリュフォーやフェリーニすら挙げてこないとは、なんと不見識な!」みたいなニュアンスで言われたら、アンケートに答えてくれと依頼されたほうも「なんだかなあ」という気持ちになるんじゃないの。




共通テーマ:映画

2014年度(第87回)アカデミー賞:ルール改定箇所を発表

映画芸術科学アカデミーは理事会にて2014年度(第87回)アカデミー賞に対する規則を承認したと発表しました。発表された改定箇所は以下のとおり。


● 公式サイト内 プレスリリース (2014年06月27日付け)
 Awards Rules Approved For 87th Oscars[レジスタードトレードマーク]


改訂された規則(完全版)は以下(↓)に記載されている通り。
Rules & Eligibility for the Academy Awards


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俳優賞部門

映画会社(スタジオ)と制作会社(プロダクション)は、各作品において審査対象となる俳優を最大で男優10名女優10名に限定しなくてはなりません。そして、その俳優名を記載したものを公式スクリーンクレジット(Official Screen Credits / OSC)として提出しなければなりません。

どの俳優に投票可能であるかが分かるリマインダー・リスト(=アカデミー賞俳優部門の審査対象となっている俳優がチェック出来るリスト)は各作品において男優のリストと女優のリストそれぞれ別々にリストアップされます。

ただし、俳優分科会に所属しているアカデミー会員が自分が投票しようとしている候補者が主演部門へ入るべきなのか助演部門へ入るべきなのかを自分自身で決定するという点では今まで通り変わりがありません。

出来るだけノミネートされやすいようにするためスタジオ側が「この俳優は助演部門でプッシュする」と宣言しても、実際に作品を見てみると「この人はどう考えても主演だよなあ」というケースがあります。(また逆に、その年の有望候補者の顔ぶれを顧慮し助演俳優を主演で推すという場合もあり。) スタジオがカテゴリーを指定してきても、主演と助演のどちらのカテゴリーで投票するかは投票者である俳優分科会所属のアカデミー会員ひとりひとりの判断に委ねられています。




長編アニメーション映画賞部門
同部門へ出品したい場合、出品のための書類にはDVDスクリーナー(試写用のDVD)の提出が必須となります。




長編ドキュメンタリー映画賞部門
同部門の審査対象となるためにはニューヨークとロサンゼルスの両都市において劇場公開しなければなりませんが、その際、最低でも一日に4回は上映しなければなりません。また、正午から午後10時までの時間帯に上映が開始されていなければなりません。そして、少なくとも一日に一回は午後6時から午後10時までの時間帯に上映されなければなりません。

長編ドキュメンタリー映画賞部門はあまりにも出品本数が増えてきちゃって、こうして審査対象になる作品を絞っていかなければ審査し切れない、ということだと思います。(たぶんね)




主題歌賞(歌曲賞)部門
同部門において作詞家/作曲家として審査対象となるのは、(個人に限定されず)グループとしてなりたっているものも可能となります。(=作詞者/作曲者としてクレジット登録するのに、要請があれば個人名でなくグループ名でも登録可能になる。) グループ名として申請された場合、主題歌賞を受賞した時に贈られる受賞像(オスカー像)はそのグループに対して一体のみ、となります。

昨年度、主題歌賞にはU2の楽曲がノミネートされましたが、その際には作詞者として Paul Hewson、作曲者として4名の名がクレジットされました。今後は、今まで通り個人名で申請するのも可能だし、もしグループ名で申請したければそれも可能になるということですね。ただし、グループ名で申請した場合はもし受賞してもオスカー像は一体しかあげないよ(メンバーの人数分オスカー像を贈るということはしないよ)ということですね。




作品賞部門
作品賞の審査対象となる映画のプロデューサーのクレジット数を決める際、少なくとも過去5年間において個人でプロデューサーとしてのパートナーシップを確立していて、少なくとも2つの劇場公開作品にてチームとしてプロデュースをしたことがあるならばその場合は、2名によるプロデューサー・チームを”ひとりのプロデューサー”としてみなすことが出来ます。(これまでは ”最低でも5つの劇場公開作品にてプロデュースをしたことがある” のが条件だったがそれに代わって)

プロデューサーとして名を連ねていても”名だけ”で実質その業務をしていないという人物を排除し、実務をしていない”名だけのプロデューサー”にアカデミー賞の栄誉を与えないように/作品賞にノミネートされる&受賞するプロデューサーが膨大な数にのぼらないようにと、以前にクレジット数を3名に限定するよう改正されたのですが、やがて特別な場合には4名まで登録可能となり、今回、さらに”設定されている条件を満たしている場合には”もっと沢山のプロデューサーを登録出来るようになりました。プロデューサーとして実務をこなしているのに/作品に深く関わり尽力したのにプロデューサーの登録数が3名に限定されているためオスカー像を貰えないという人が出てきてしまっている現状を考慮した、ということでしょう。ただし、”名だけのプロデューサー”を排除できるよう、現役プロデューサーとしてきちんと実務をこなしている人を選出できるようにしてあります。




プロダクション・デザイン賞部門(美術賞)
該当作品が事実上、アニメーションとデジタル技巧で構成されている場合、デザイン部門で主導しているデジタル・アーティストもプロダクション・デザイン賞の審査対象として考慮されるようになります。今まで、同部門へクレジットされるのはプロダクション・デザイナー(production designer)と美術監督(アート・ディレクター / art director)とセット装飾者(セット・デコレーター / set decorator)でした。(そこへ、デジタル・アーティストも加わることが可能となりました。)

デジタル・アーティストが審査対象としてクレジットされるようになると、実写映画だけでなくアニメーション映画からもプロダクション・デザイン賞部門へノミネートされてくるようになるのではないかと期待されています。今現在、規定上はアニメーション映画からも同部門へノミネートは可能なのですが、投票者である同部門のアカデミー会員には「アニメーション映画からもデザイナーを選んでもよいのだ」という意識があまりないようで、ノミネートされてきません。




短編映画賞部門(短編アニメーション映画 / 短編実写映画)
普通の劇場で公開されたわけではないれど一般公開されたり配給されたりした短編映画も「短編映画の審査対象となることが出来る映画祭のリスト(Short Films Qualifying Festival List)」に掲載されている映画祭の勝者となれば(受賞すれば)審査対象となることが可能になります。普通の劇場で公開される前に一般公開されたり配給されたりした短編映画で(指定された)映画祭で受賞していない作品は、以前同様、審査対象から外されます。

今までは「一般劇場で公開される前に何らかの形で公開されてしまった短編映画(例えばTVで放映されたりしてしまったり、とか。)は、いかなる場合でも審査対象にならなかった」ということですね。それが今後は、指定された映画祭で賞を獲っている場合に限っては「一般劇場で公開される前に何らかの形で公開されてしまった短編映画」も審査対象となり得る、ということですね。短編映画が劇場公開されるということは現状では限られてきますし、出来のいい短編映画だからこそTV放映されている率も高いでしょう。映画祭で賞が獲れるような質の高い作品なのに先にTV放映が済んでしまっていることでアカデミー賞に出品不可となるのは勿体ない、できるだけ高品質の短編映画がアカデミー賞へ出品されてきて欲しい、ということでしょうね。特に実写の短編映画はTV放映で公開されることが大半でしょうし、「TV放映され高評価を受けたのに規定に合わないということでアカデミー賞にエントリーできなかった」という悲しいことが起きやすいのかも。そして、そういう悲しいケースを減らそうということでしょう。





学生アカデミー賞に関して
学生アカデミー賞の「オルタナティブ部門(Alternative)」「アニメーション部門(Animation)」「一般実写フィクション部門(Narrative)」「外国語映画部門(Foreign Film)」の4部門における金メダル(金賞)・銀メダル(銀賞)・銅メダル(銅賞)の受賞作品がアカデミー賞短編映画賞(短編アニメーション映画賞 / 短編実写映画賞)の審査対象となることが可能になりました。これは初めての試みです。また、これと同様に、学生アカデミー賞の「ドキュメンタリー部門(Documentary)」の金メダル(金賞)・銀メダル(銀賞)・銅メダル(銅賞)の受賞作品もアカデミー賞短編ドキュメンタリー映画賞の審査対象となることが可能となります。

映画芸術科学アカデミーとして新人の育成にさらに力を入れていこうという試みでもあるし、学生アカデミー賞という存在の認知度/重要度をあげたい、ってことでもあるでしょう。正直、私も学生アカデミー賞というものには殆ど(というか、全く)関心がなかったし。「ヨーロッパとかの大手映画祭だけじゃなく、アメリカのアカデミー賞にも学生向け/映画学校向けの賞があるよ。みんな、こっちにも参加してね。有能な新人さん、お待ちしていま~す♪」って、そういうことかも。


大きな改訂点は以上。あと、その年に応じた日付けの変更や手続き上の改正のような細かい改訂もあるようです。




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トム・クルーズ|キャンペーンで日本の地方都市を訪問するハリウッドスター|『映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014年)のキャンペーンで

九州の福岡へまで自分の映画のプロモーションにやって来る世界的トップ・スター。首都東京でキャンペーンする姿は報道を通じてよく見かけますが、九州まで来てその姿を見せ、手を振り、挨拶をして声を聞かせるというのはなかなかありません。日本の小説が原作とはいえ、九州はロケ地でもないし物語の舞台になっている地でもない。それなのに福岡までやって来た。地方在住者にとっては(それがたとえ福岡以外の地方在住者だとしても。)短時間であってもわざわざこんな遠くの地方都市までハリウッドスターが来てくれたというインパクトは大きいですよ。それに(映画のチケットを買った人のみが見ることが出来る舞台挨拶とかではなく)街の中でプロモーションすればその映画の存在を知らない人も含め観衆にアピールできる。すごいわ。



2014年06月26日(木)
映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のキャンペーンで
福岡県福岡市博多区:JR博多シティ駅前広場に登場したトム・クルーズ








博多へ来る前に大阪を訪問。

トム・クルーズさん「マイド、オオキニ」 道頓堀で新作映画PR
(YouTube KYODO NEWS 【共同通信社】公式チャンネルより)


あの 汚い 道頓堀川でトム・クルーズに”船乗り込み”ふうのイベントを……ふむ。トム・クルーズ(Tom Cruise)がクルーズ(巡航 / Cruise)を……ふむふむ。 ― 大阪の人は芸能人(芸人)を見慣れているせいか、きゃあきゃあ言わないね。




シネマトゥデイ 2014年6月26日付け記事
トム・クルーズ、1日で日本縦断!東京・大阪・福岡回るも疲れは見せず!
主演映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』のプロモーションのため来日中のトム・クルーズが26日、1日で東京・大阪・福岡の3都市を回る日本縦断ツアーを行った。大阪と福岡でのイベントを終え、最終地となる東京・六本木ヒルズで開催されたジャパンプレミアに出席したトムは、疲れを全く見せることなく、会場に集まった約1,500人のファンのため、気さくにサインや写真撮影に応じていた。 <中略> 前日25日に関西国際空港に降り立ったトムは、朝の9時半ごろからダグ・ライマン監督、製作のアーウィン・ストフと共に船に乗って大阪・道頓堀に現れる、サプライズ“クルーズ”イベントを敢行。終了後、そのまま飛行機で初の訪問地となる福岡へと渡り、JR博多シティ駅前広場でファンミーティングを開催。ハリウッドを代表する大スターの登場とあって、広場には約7,000人ものファンが集まり、周囲は熱狂の渦に包まれた。

ダグ・リーマンはいつから「~・ライマン」表記になったの? 今後は「ダグ・ライマン」表記でずっといくの?





映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』は2014年6月28日・29日に先行上映、7月4日より全国公開予定。


映画『オール・ユー・ニード・イズ・キル』日本版予告編
(英題:Edge of Tomorrow / DVD等の英題:Live. Die. Repeat.)


予告編を見る限りではあんまり面白そうに思えないんだよなあ。でも ダグ・リーマン監督作なら出来はいいのかも。 ― IMDbのレイティングは8.2(投票数:69,141)だから、一般観客の評価はかなり良いですね。 ロッテン・トマトは? RTの批評家の評価もトマトメーター90%、アベレージ・レイティング7.5だから、かなり良い……あれ、じゃあ、なんで北米では動員がイマイチなの?10~20代からすると主演二人がそんなに若くない(自分たち世代のスターではない)からかなあ。






Cinemacafe.net 2014年06月27日付け
トム・クルーズ、多忙でも「1日1本映画観る」 根っからの映画人ぶり披露
トム・クルーズが6月27日(金)、都内で行われた主演最新作『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の来日記者会見を出席し、「どんなに忙しくても1日1本映画を観るんだ」と根っからの映画人ぶりを披露。また「常にお客さんのことを意識する」とこだわりを語った。 <中略> 来日会見にはダグ・ライマン監督、プロデューサーのアーウィン・ストフ氏も出席。ライマン監督からは「トムがこの映画で一番意識していたのは、日本のファンのことなんだ。例えば、日本語字幕の入れ方とかね。このタイミングで字幕が入るけど、そのせいで素晴らしい映像を見逃さないかなって…。それくらい、強い思い入れがあるんだよ」とトムの熱すぎる日本愛が明かされた。

「映画人ぶりを披露」というか、この人は世界的規模で展開するエンタメ業界のトップにいるプロデューサーでもあるのだから ”今、世界の映画業界にはどういう流れが来ているのか? どういう演出が/どういう人材が/どういう題材が今、きているのか? 今の人々に何が好まれるのか?観客は何を欲しているのか?” を常にチェックし続けなければならないと強く自覚しているでしょうし、そうしなければ仕事にならないでしょう。こういう人たちの映画鑑賞は ”プロとしての高い職業意識からくる映画鑑賞” で、単なる ”趣味の映画鑑賞” じゃない(たぶん)。 ”モバイル端末で切れ切れに見るということになってでも、とにかく見る”、きっとそうしているんじゃない? でなければ、こんなハードスケジュールをこなしながら映画を見ることはできないでしょう。


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『オール・ユー・ニード・イズ・キル』字幕版翻訳 戸田奈津子


日本テレビ系「another sky-アナザースカイ」に戸田奈津子さんが出演されていました。戸田さんは字幕翻訳の仕事を得るまでになんと20年もかかったとのこと。(フランシス・フォード・コッポラ監督作1979年『地獄の黙示録』がスタートとご本人は語っていましたが、ウィキペディアでは1970年『野性の少年』が初めてと書いてあります。) 

「自分の望みは一生叶わないままで終わることもあるだろうと分かっていたけれど、(字幕翻訳家になる)夢を目指してコツコツやった」

戸田さんの翻訳はものによってはやや難ありの場合もあって、誤訳がみつかり抗議を受けたり翻訳降板させられたりというケースもあったようですが、ご本人は表面上凹んでいる様子もなく、常にバイタリティに溢れています。あのバイタリティはどこからくるのか? 現在、78歳だそうですが、私などより元気度は数段いや数十段上です。

戸田さんは東京出身の1936年生まれ。終戦時(1945年)は9歳。戦後5年経って外国語映画が解禁となりアメリカ映画を初めて見て大変驚き、映画字幕の翻訳の仕事をしたいと思い英語を勉強した、とのこと。(お茶の水女子大学附属高等学校を経て津田塾大学英文科卒業) 東京出身で、1950年代にお茶の水女子大学附属高等学校から津田塾大学へ行ったのだから頭も良かったのでしょうし、ご実家も経済的に余裕のあるお宅だったのかもしれません。

自分の望みはこのまま一生叶わないこともあるだろうと分かっていて20年間追い続けることが出来るだけの夢がある、ってことがまずすごい。



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アカデミー賞(アメリカ)|宮崎駿、鈴木敏夫、マサノブ・タカヤナギ(撮影)など日本人数名がアカデミー会員として映画芸術科学アカデミーへ招待される

映画芸術科学アカデミーは、271名の映画関係者をアカデミー会員として招待することを発表しました。この招待を受諾した人が2014年度よりアカデミー会員として追加されます。(招待を受けても本人が招待を受諾しなければ会員として加わえられません。)


● 公式サイト内 プレスリリース (2014年06月26日付け)
 Academy Invites 271 to Membership



日本からは

撮影 (Cinematographers)
 マサノブ・タカヤナギ(高柳雅暢)

エクゼクティヴ (Executives)
 松岡宏泰(まつおか・ひろやす) ※ 映画配給会社 東宝東和の社長

短編映画&長編アニメーション (Short Films and Feature Animation)
 宮崎駿
 鈴木敏夫

の名がリストアップされています。ご本人たちがこの招待を受諾すれば、それぞれの分科会所属のアカデミー会員として加わることになります。(宮崎駿監督は以前にも招待を受けたはずですが今回再び招待されているということは、その時には断っていたのですね。今回はどうするでしょう?鈴木氏と一緒に招待されているから受けるかな?)


● 今回、招待された271名の内訳は こちら に載せてあります。


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個人的に、今年度の招待で特に嬉しいのは撮影部門です。


ショーン・ボビット  Sean Bobbitt
 ・それでも夜は明ける(2013年)
 ・プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命(2012年)
 ・SHAME -シェイム-(2011年)
 ・ひかりのまち(1999年)


フィリップ・ル・スール  Philippe Le Sourd
 ・グランド・マスター(2013年)
 ・7つの贈り物(2008年)
 ・プロヴァンスの贈りもの(2006年)
 ・エイリアンVSヴァネッサ・パラディ(2004年)
 ・パリの確率(1999年)


ジェームズ・ニューハウス  James Neihouse
 ・HUBBLE 3D - ハッブル宇宙望遠鏡 - (2010年)
 ・NASCAR 3D: The IMAX Experience (2004年) 
 ・IMAX SPACE STAITION 3D(2002年)
 ・マイケル・ジョーダン・トゥ・ザ・マックス(2000年)


マサノブ・タカヤナギ(高柳雅暢)  Masanobu Takayanagi
 ・True Story(2014年)
 ・ファーナス/訣別の朝(2013年)
 ・世界にひとつのプレイブック(2012年)
 ・THE GREY 凍える太陽(2012年)
 ・Warrior(2011年)


ブラッドフォード・ヤング  Bradford Young 
 ・A Most Violent Year (2014年)
 ・セインツ -約束の果て- (2013年)
 ・Middle of Nowhere(2012年)
 ・Pariah (2011年)


マサノブ・タカヤナギ(高柳雅暢)氏とブラッドフォード・ヤング氏は有色人種のカメラマンでアカデミー賞のノミネート経験もありませんがこうして力が認められ、本当に良かった。




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2014年度(第87回)アカデミー賞|アカデミー会員として招聘された271名の内訳

映画芸術科学アカデミーは、271名の映画関係者をアカデミー会員として招聘することを発表しました。この招聘を受諾した人が2014年度(第87回)よりアカデミー会員として追加されます。(招聘を受けても本人が招聘を受諾しなければ会員として加わえられません。)



● 公式サイト内 プレスリリース (2014年06月26日付け)
 Academy Invites 271 to Membership


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<内訳>


【俳優】 Actors 20名

マイケル・ファスベンダー


バーカッド・アブディ


ルピタ・ニョンゴ


サリー・ホーキンス


ジューン・スキッブ


ジュリア・ルイス=ドレイファス


マッツ・ミケルセン


ジェイソン・ステイサム


デヴィッド・ストラザーン


クリス・ロック


ポール・ダノ


ベン・フォスター


ジョシュ・ハッチャーソン


ケリー・マクドナルド


キリアン・マーフィ


クランシー・ブラウン


ベス・グラント


クラーク・グレッグ


ジョエル・マッキノン・ミラー


ロブ・リグル





【監督】 Directors  11名

ハニ・アブ・アサド


ジェイ・デュプラスとマーク・デュプラス (デュプラス兄弟)


デヴィッド・ゴードン・グリーン


ギャヴィン・オコナー


ジーナ・プリンス=バイスウッド


パオロ・ソレンティーノ


ジャン=マルク・ヴァレ


フェリックス・ヴァン・フルーニンゲン(フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン)


ドゥニ・ヴィルヌーヴ


トマス・ヴィンターベア





【ドキュメンタリー】 Documentary 18名

マルコム・クラーク


ダン・コーガン


キーフ・デヴィッドソン


ダン・ゲラー


デイナ・ゴールドファイン


ジュリー・ゴールドマン


サム・グリンリー


ゲイリー・ハストウィット


ユージーン・ジャレッキー


ブライアン・ジョンソン


ロス・カウフマン


モーガン・ネヴィル


マスーマシュー・J・オニール


リティ・パニュ


ルーシー・マーシー・フェニックス


Enat Sidi


モリー・トンプソン


シンシア・ウェイド





【プロデューサー】 Producers 13名

ジェイソン・ブルメンタル


デイナ・ブルネッティ


ミーガン・エリソン


ショーン・ファースト


ニコラ・ジュリアーノ


プレストン・ホームズ


リネット・ハウエル(リネット・M・ハウエル)


アンソニー・カタガス


アリックス・マディガン


ポール・S・メゼイ(ポール・メゼイ)


スティーヴン・ネメス


トレイシー・シーウォード


ジョン・H・ウィリアムズ





【脚本家】 Writers 19名

シャンタル・アケルマン


オリヴィエ・アサイヤス


クレイグ・ボーテン


スコット・Z・バーンズ


ジャン=クロード・カリエール


スティーヴ・クーガン


クレール・ドニ


ラリー・グロス


マチュー・カソヴィッツ


ディアーヌ・キュリス


ボブ・ネルソン


スコット・ノイスタッター


ジェフ・ポープ


ジョン・リドリー


ポール・ラドニック


エリック・ウォーレン・シンガー


メリッサ・ウォーラック


マイケル・H・ウェバー


テレンス・ウィンター





【撮影】 Cinematographers 5名

ショーン・ボビット


フィリップ・ル・スール


ジェームズ・ニューハウス


マサノブ・タカヤナギ(高柳雅暢)


ブラッドフォード・ヤング





【編集】 Film Editors 12名

アラン・ボームガーテン


アラン・エドワード・ベル


ドリアン・ハリス


サブリナ・プリスコ


タティアナ・S・リーゲル


ジュリー・ロジャース


マーク・サンガー


ジョーン・ソーベル


クリスピン・ストラザーズ


トレイシー・ワドモア=スミス


ジョー・ウォーカー


ジョン・ウィルソン





【音楽】 Music 12名

クリステン・アンダーソン=ロペス


スタンリー・クラーク


アール・ガファリー


スティーヴ・ジャブロンスキー


ロバート・ロペス


スティーヴン・プライス


トニー・レニス


アンジー・ルービン


バック・サンダース


チャールズ・ストラウス


エディ・ヴェダー


ファレル・ウィリアムズ





【衣装デザイナー】 Costume Designers  7名

ウィリアム・チャン(張叙平)


パスカリーヌ・シャヴァンヌ


ダニエラ・シアンコ


フランク・L・フレミング


マウリツィオ・ミレノッティ


ベアトリクス・アルナ・パーストル


カリン・ワグナー





【デザイナー(プロダクション・デザイナー / セット・デコレーター)】 Designers 14名

ウィリアム・アーノルド


K・K・バレット


スーザン・ベンジャミン


ビル・ボーズ


トニー・ファニング


ロバート・グリーンフィールド


マーシャ・ハインズ


ソーニャ・ブリスベン・クラウス


デヴィッド・S・ラザン


ダイアン・レダーマン


ヘザー・ロフラー


クリスタ・マンロー


アンディ・ニコルソン


アダム・ストックハウゼン





【メイクアップ・アーティスト&ヘアスタイリスト】 Makeup Artists and Hairstylists 5名

ヴィヴィアン・ベーカー


Adruitha Lee


ロビン・マシューズ


アン・モーガン


Gloria Pasqua-Casny





【短編映画&長編アニメーション】 Short Films and Feature Animation 27名

ディディエ・ブリュネール


スコット・クラーク


ピエール・コフィン


Esteban Crespo


ピーター・デル・ヴェッチョ


カーク・デミッコ


ダグ・フランケル


マーク・ギル


デヴィッド・A・S・ジェームズ


ファブリス・ジュベール


Jean-Claude Kalache


ジェイソン・カッツ


ジェニファー・リー


ボールドウィン・リー


Nathan Loofbourrow


ローレン・マクマラン


トム・マクグラス


ドロシー・マッキム


宮崎駿


リッキー・ニエルヴァ


クリス・ルノー


バンジャマン・レネール


マイケル・ローズ


鈴木敏夫


セルマ・ ヴィルフネン


アンダース・ウォルター


ローラン・ヴィッツ





以下の分科会は日本語表記を省略。


【音響】 Sound 21名
 
Niv Adiri
Christopher Benstead
Steve Boeddeker
Beau Borders
David Brownlow
Chris Burdon
Brent Burge
André Fenley
Glenn Freemantle
Greg Hedgepath
Craig Henighan
Tony Johnson
Laurent M. Kossayan
Thomas L. Lalley
Ai-Ling Lee
Stephen Morris
Jeremy Peirson
Mike Prestwood Smith
Alan Rankin
Oliver Tarney
Chris Ward





【視覚効果】 Visual Effects 19名

Gary Brozenich
Everett Burrell
Marc Chu
David Fletcher
Swen Gillberg
Paul Graff
Alex Henning
Evan Jacobs
Chris Lawrence
Eric Leven
Steven Messing
Ben Matthew Morris
Jake Morrison
Eric Reynolds
David Shirk
Patrick Tubach
Bruno Van Zeebroeck
Tim Webber
Harold Weed





【キャスティング・ディレクター】 Casting Directors 22名

Douglas Aibel
Simone Bär
Kerry Barden
Nikki Barrett
Mark Bennett
Risa Bramon Garcia
Michelle Guish
Billy Hopkins
Ros Hubbard
Allison Jones
Christine King
Beatrice Kruger
Marci Liroff
Debbie McWilliams
Joseph Middleton
Robi Reed
Kevin Reher
Paul Schnee
Gail Stevens
Lucinda Syson
Fiona Weir
Ronnie Yeskel





【エクゼクティヴ】 Executives 18名

Adrian Alperovich
Sean Bailey
Len Blavatnik
Nicholas Carpou
Nancy Carson
Charles S. Cohen
Jason Constantine
Peter Cramer
William Kyle Davies
Christopher Floyd
David Garrett
David Hollis
Tomas Jegeus
Michelle Raimo Kouyate
Anthony James Marcoly
松岡宏泰 Hiroyasu Matsuoka
Kim Roth
John Sloss





【広報】 Public Relations 9名

Larry Angrisani
Nancy Bannister
Christine Batista
Karen Hermelin
Marisa McGrath Liston
David Magdael
Steven Raphael
Bettina R. Sherick
Dani Weinstein





【特段の所属無し】 Members-at-Large 9名

Peter Becker
Jeff Dashnaw
Kenneth L. Halsband
Jody Levin
Tom MacDougall
Chuck Picerni, Jr.
Spiro Razatos
Mic Rodgers
Kevin J. Yeaman





【アソシエイツ】(準会員?) Associates  10名

Matt Del Piano
Joe Funicello
Robert Hohman
Paul Christopher Hook
David Kramer
Joel Lubin
David Pringle
Melanie Ramsayer
Beth Swofford
Meredith Wechter




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