2014年度(第87回)アカデミー賞:キャンペーンに関するルール改定を発表

映画芸術科学アカデミーは、アカデミー賞出品の資格を保持する映画や完成した作品を会社や個人でアカデミー会員に向けて売り込む際にいかにすべきかということに関する規則を更新したと発表しました。新規則は2014年度(第87回)アカデミー賞から適用されます。今回の改定はアカデミー賞音楽関連部門に最も大きく影響を及ぼすものです。


● 公式サイト内 プレスリリース (2014年06月25日付け)
Campaign Regulations Announced for 87th Oscars[レジスタードトレードマーク]


音楽分科会(Music Branch)所属のアカデミー会員は、郵便物、電子メール、電話またはソーシャルメディアを含むいかなる形においても自身の曲(歌)のノミネーションを促すような接触を他の音楽分科会所属のアカデミー会員と持ってはいけません。

さらに、映画の試写会に付随されている場合を除き、エントリー資格を持つ楽曲のいかなるスペシャル・ライブ・パフォーマンスにも参加してはいけません。
(キャンペーンを展開する側 / キャンペーン向けのイベントに会員を招待する側も規則違反にならないよう留意してくださいね、ということでもあるでしょう。)



賞キャンペーンに関する規則は以下(↓)に記載されている通り。
http://www.oscars.org/awards/academyawards/rules/87/regulations.html


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これは昨年度(2013年度/第86回)アカデミー賞主題歌賞(歌曲賞)へ一旦はノミネートされた「Alone Yet Not Alone」の作曲者が自分の曲が同部門にエントリーされていることに気づいて欲しいという旨の電子メールを送付したことが発覚しノミネートを取り消された件をうけての改正です。 【参考】当ブログ 2013年度アカデミー賞|主題歌賞(歌曲賞)候補から1作品を除外


今回の発表は賞キャンペーンに関するものでしたが、外国語映画賞部門の出品規定の改正とかはないのかしらん?




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