2014年ベネチア国際映画祭:メイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー&ビデオクリップ(パート1)

2014年(第71回)ベネチア国際映画祭のメイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー&ビデオクリップです。


2014年(第71回)ベネチア国際映画祭は2014年08月27日から09月06日まで開催される予定です。



● You-Tube ベネチア国際映画祭チャンネル(la Biennale di Venezia Channel) 
 http://www.youtube.com/user/BiennaleChannel/


● ベネチア国際映画祭 公式サイト(英語版トップページ)
 la Biennale di Venezia (Venice Film Festival)


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オープニング上映作品 Opening Film

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
(※ 本作もコンペティションに参加します。)
英題:Birdman: Or (The Unexpected Virtue of Ignorance)
監督  アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ Alejandro González Iñárritu
製作国 アメリカ
脚本  アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
    ニコラス・ヒアコボーネ
    アルマンド・ボー
    アレクサンダー・ディネラリス・Jr
音楽  アントニオ・サンチェス
撮影  エマニュエル・ルベツキ
編集  ダグラス・クライズ
出演  マイケル・キートン、エマ・ストーン、
    エドワード・ノートン、アンドレア・ライズボロー、
    ザック・ガリフィアナキス、ナオミ・ワッツ、
    エイミー・ライアン、ベンジャミン・ケインズ、他
北米配給 フォックス・サーチライト・ピクチャーズ

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】 若かりし日にスーパーヒーローを演じて一世を風靡(ふうび)した中年俳優が、レイモンド・カーヴァー著の短編集「愛について語るときに我々の語ること」を翻案したブロードウェイ舞台の初日にトラブルに見舞われ、自分を取り戻すべく努めるが……。 【ここに注目】 国際映画祭の常連アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の新作は、『バットマン』と『バットマン リターンズ』でブルース・ウェインを演じたマイケル・キートンが、自身をモデルとしたような元アメコミヒーローの役者を演じるブラックコメディー。予告編からはシニカルで哀愁漂う作品のトーンがうかがえる。


Birdman - Official International Trailer(2分53秒)





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消えた声が、その名を呼ぶ
原題/英題:The Cut
監督  ファティ・アキン Fatih Akin
製作国 ドイツ / フランス / イタリア / ロシア / カナダ / ポーランド / トルコ
出演  タハール・ラヒム、アキン・ガジ、
    シモン・アブカリアン、George Georgiou、他
※ 2014年カンヌ国際映画祭へ一旦出品したにも関わらず「個人的な理由」で取り下げた『The Cut』はベネチア国際映画祭へ。

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】1915年トルコの都市マルディン。鍛冶屋のナザレはアルメニア人虐殺の危機から逃れ、国を追われた。月日がたったあるとき、生き別れた双子の娘の生存のうわさを聞き、娘たちを捜す旅に出る。 【ここに注目】 主人公は旅の道程で、善人や人間の姿をした悪魔などさまざまな人たちに出会う。『そして、私たちは愛に帰る』でカンヌ国際映画祭脚本賞に、『ソウル・キッチン』でベネチア国際映画祭審査員特別賞に、『愛より強く』でベルリン国際映画祭金熊賞を受賞したドイツ人監督、ファティ・アキンが「悪」をテーマに、人間の本質をあぶり出すドラマ。911アメリカ同時多発テロを機に製作された『愛より強く』『そして、私たちは愛に帰る』に続く、「愛・死・悪」3部作の最終章。本作は本年のカンヌ国際映画祭に一度は出品したのちに撤回したという逸話があるだけに注目度は高い。


The Cut - Official Trailer(1分31秒)




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さよなら、人類
別邦題:実存を省みる枝の上の鳩(←2014年東京国際映画祭時の邦題)
英題:A Pigeon Sat on a Branch Reflecting on Existence
原題:En duva satt på en gren och funderade på tillvaron
監督  ロイ・アンダーソン Roy Andersson
製作国 スウェーデン / ドイツ / ノルウェイ / フランス
出演  Holger Andersson、Nisse Vestblom

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】 人生に嫌気が差した2人の男。彼らが売り歩いているジョークアイテムは、現在と過去、未来が交錯する混沌とした世界を見ることができるというもの。そこは夢とファンタジーの世界。生命の壮大さや人間の弱さを思わせる、さまざまな出来事が目の前に現れる。 【ここに注目】『散歩する惑星』がカンヌ国際映画祭審査員に輝いた、スウェーデンの鬼才、ロイ・アンダーソン監督のファンタジックコメディー。『散歩する惑星』『愛おしき隣人』と共に構成された3部作“リビング・トリロジー”の3作目として製作された本作は、ブリューゲルの名画「雪中の狩人」にインスパイアされているのだとか。アンダーソン監督らしいダークなユーモアセンスあふれる世界観に期待したい。


En duva satt på en gren och funderade på tillvaron - Trailer




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99 Homes
監督  ラミン・バーラニ Ramin Bahrani
製作国 アメリカ
出演  アンドリュー・ガーフィールド、マイケル・シャノン、
    ローラ・ダーン、ノア・ロマックス、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】 経済危機のあおりを受けてデニス・ナッシュのローン返済は滞る。すると不動産ブローカーのカーヴァーが銃を持って現れ、彼と母親と9歳の息子が暮らす家から退去せざるを得なくなるよう彼らを脅かしていく。 【ここに注目】 米国の不動産バブルを背景にしたクライシス(危機)が題材の社会派ドラマ。弱みにつけこまれ、悪徳だと知りつつ担当の不動産ブローカーと働くことになった主人公が、業界の裏側に迫っていく。保身と良心のはざまで揺れ動く主人公の心理描写が見もの。『グッバイ・ソロ』(日本未公開)でベネチア国際映画批評家連盟賞を受賞したイラン系アメリカ人監督の手腕に期待がかかる。


99 Homes - Clip (2分20秒)




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Tales
原題:Ghesse-ha(Ghesseha)
監督  ラフシャーン・バニー・エッテマード Rakhshan Bani-Etemad
製作国 イラン
出演  Golab Adineh、ファラッド・アスラニ、
    Mohammadreza Forootan、Mehdi Hashemi、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】7人の登場人物それぞれの人生の旅。彼らの人生は風変わりな出来事ばかりではない。ごく平凡な境遇にいる、どこにでもいる人たちの物語である。 【ここに注目】ラフシャーン・バニー・エッテマードは、『アンダー・ザ・スキン・オブ・ザ・シティー(英題) /Under the Skin of the City』で2001年モスクワ国際映画祭の特別審査員賞を受賞したイランを代表する女性監督。今回のベネチア国際映画祭で世界三大映画祭に初参加。本作は、「過去の監督の作品に登場するキャラクターが現代の社会に暮らしていたら?」という視点で七つの短編が紡がれる。


Tales (Ghesseha) - Trailer|Toronto International Film Festival 2014 
(英語字幕付き)(1分20秒)




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チャップリンからの贈りもの
原題:La rançon de la gloire
監督  グザヴィエ・ボーヴォワ Xavier Beauvois
製作国 フランス / ベルギー / スイス
出演  ブノワ・ポールヴールド、ロシュディ・ゼム、
    Séli Gmach、キアラ・マストロヤンニ、
    ナディーン・ラバキー、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】1970年代、スイスの小さな村ヴヴェイ。刑務所から出所したエディ(ブノワ・ポールヴールド)は、友人オスマン(ロシュディ・ゼム)の世話になることに。クリスマスイブの日、お金がない二人は、テレビで俳優チャップリンが亡くなったことを知る。それを見たエディは、チャップリンの遺体を盗み、遺族に身代金を要求することを思い付くが……。 【ここに注目】『神々と男たち』でカンヌ国際映画祭グランプリを獲得したグザヴィエ・ボーヴォワ監督によるコメディー。身代金目当てにチャップリンの遺体を盗もうとする2人の男の物語。チャールズ・チャップリンの孫で女優のドロレス・チャップリンが、チャップリンの遺族の役で出演する。


La rançon de la gloire - Clip
※ 本編映像は0:17あたりより。




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ハングリー・ハーツ(←2014年東京国際映画祭時の邦題)
英題:Hungry Hearts
監督  サヴェリオ・コスタンツォ Saverio Costanzo
製作国 イタリア
出演  アダム・ドライバー、アルバ・ロルヴァケル、
    ロバータ・マクスウェル、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】ニューヨークで暮らすカップルのミナとジュードの2人に待望の赤ちゃんが生まれる。喜びもつかの間、夫妻はあるスピリチュアルカウンセラーから、赤ちゃんがインディゴチャイルドだと告げられる。 【ここに注目】マルコ・フランゾソの小説「Il Bambino Indaco」の映画化。インディゴチャイルドとはスピリチュアル界に伝わる感性の強い新世代の子を示す。人間の優しさに潜む悪を浮き彫りにしていくサスペンス。『素数たちの孤独』に続き、原作+女優アルバ・ロルヴァケルの起用で再び大舞台に臨む。『フランシス・ハ』『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』のアダム・ドライバーの出演も話題に。



Hungry Hearts - Trailer






Hungry Hearts - Clip




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2014年ベネチア国際映画祭:メイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー&ビデオクリップ(パート2) へつづく


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2014ヴェネツィア国際映画祭
2014ヴェネチア国際映画祭
2014ベネツィア国際映画祭
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2014年ベネチア国際映画祭:メイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー&ビデオクリップ(パート2)

2014年(第71回)ベネチア国際映画祭のメイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー&ビデオクリップです。


2014年(第71回)ベネチア国際映画祭は2014年08月27日から09月06日まで開催される予定です。



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>2014年ベネチア国際映画祭:メイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー&ビデオクリップ(パート1) からのつづき



 
Le dernier coup de marteau
監督  アリックス・ドラポルト Alix Delaporte
製作国 フランス
出演  Romain Paul、Clotilde Hesme、
    Grégory Gadebois、Candela Peña、
    トリスタン・ウヨア、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】ヴィクトールはモンペリエのオペラ座にやって来た。彼は音楽のことなど何一つ知らなかったが、オペラ座でまだ見ぬ父親がマーラーを指揮するために来ていたのだ。この出来事がヴィクトールの未来を揺り動かす。 【ここに注目】フランスの女性監督、アリックス・ドゥラポルトの長編2作目となるドラマ。ドゥラポルトはテレビのニュース番組や短編映画を手掛け、『エンジェル・アンド・トニー(英題)/Angel & Tony』で長編デビュー。その作品に出演したクロティルド・エスムとグレゴリー・ガドゥボワが本作にも出演している。短編作品ではベネチア国際映画祭短編部門で銀獅子賞を獲得しているが、コンペティション選出は今回が初。


Le dernier coup de marteau - Trailer




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Pasolini
監督  アベル・フェラーラ Abel Ferrara
製作国 フランス / イタリア / ベルギー
出演  ウィレム・デフォー、リッカルド・スカマルチョ、
    ニネット・ダヴォリ、ヴァレリオ・マスタンドレア、
    マリア・デ・メディロス、アドリアーナ・アスティ、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】1975年11月2日、権力と闘うアーティストのピエル・パオロ・パゾリーニが、ローマ郊外のオスティアビーチで轢殺(れきさつ)された。当時17歳だった少年が出頭し過失を認めるが事態は一転、2005年に証言を撤回する。 【ここに注目】イタリア人女優ジアダ・コラグランデを妻に持つ俳優ウィレム・デフォーと、アベル・フェラーラ監督が『4:44 地球最期の日』に続いて再タッグ。イタリアが輩出した偉大なる詩人にして哲学者でもある映画人ピエル・パオロ・パゾリーニの最期の日を描く伝記映画。しかし死の真相を究明する内容ではなく、『ソドムの市』が物語のカギとなるもよう。本映画祭への出品数は多い監督だが最高賞はまだ得ていない。ちなみにデフォーは流暢(りゅうちょう)なイタリア語を話すそうで、彼以外はイタリア人キャストを起用している。


Pasolini (2014) - Trailer (1分27秒) 




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Manglehorn
監督  デヴィッド・ゴードン・グリーン David Gordon Green
製作国 アメリカ
出演  アル・パチーノ、ホリー・ハンター、
    ハーモニー・コリン、クリス・メッシーナ、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】 小さな町で錠前屋を営むアンジェロ・マングルホーンはつつがなく日々を過ごす。彼にとって40年前に離婚した妻のクララが心の支えであり、彼女がいつの日か自分のもとに戻ってくることを信じて手紙を送り続けていた。 【ここに注目】ポール・ローガンとデヴィッド・ゴードン・グリーン監督の原案を基に、ローガンが脚本を執筆。昨年の本映画祭コンペ出品作『ジョー(原題)/Joe』でタイ・シェリダンにマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人賞)をもたらしており、コメディー映画『セルフィッシュ・サマー』(日本未公開)ではベルリン映画祭の銀熊賞(監督賞)を獲得するなど今波に乗っている監督の一人。本作には名バイプレーヤーのクリス・メッシーナと作家で映画監督のハーモニー・コリンも出演。


Manglehorn - Clip




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Three Hearts(3 Hearts)
原題:Trois coeurs(3 Coeurs)
監督  ブノワ・ジャコー Benoît Jacquot
製作国 フランス
出演  ブノワ・ポールヴールド、シャルロット・ゲンズブール、
    キアラ・マストロヤンニ、カトリーヌ・ドヌーヴ、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】パリへ戻る列車に乗り損ねたマルク(ブノワ・ポールヴールド)は、シルヴィー(シャルロット・ゲンズブール)という女性と出会う。二人は一晩中しゃべりながら街をさまよい、数日後にパリで会う約束をする。後日、シルヴィーは待ち合わせ場所に行くが、マルクは間に合わず、二人はすれ違う。そして、マルクはソフィーという女性と出会うが、そのときはまだソフィーがシルヴィーの姉妹とは知らなかった。 【ここに注目】 『発禁本-SADE』『マリー・アントワネットに別れをつげて』などのブノワ・ジャコー監督が、4度目のコンペノミネート。本作は、ハリウッドのメロドラマの名匠、ジョン・M・スタールの作品にインスパイアされたという。シャルロット演じるソフィーの姉妹役にキアラ・マストロヤンニ、二人の母親にキアラの実母であるカトリーヌ・ドヌーヴがふんする。


Trois coeurs(3 Coeurs) - Trailer (1分37秒)




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白夜と配達人(←2014年東京国際映画祭時の邦題)
英題:The Postman's White Nights
原題:Belye nochi pochtalona Alekseya Tryapitsyna
監督  アンドレイ・コンチャロフスキー Andrey Konchalovskiy
製作国 ロシア
出演  Aleksey Tryapitsyn、Irina Ermolova、
    Timur Bondarenko、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】ロシアにある人里離れた村。本土に行くには湖をボートで渡らなければならず、村人はまるで新石器時代のような暮らしをしていた。ある日、郵便配達員のボートのエンジンが盗まれ、手紙を配達できなくなってしまう。彼は都会に行くが、間もなく戻ってくる。 【ここに注目】ロシアの寂れた村を舞台に、唯一外の世界とのつながりを持つ郵便配達員を主人公にしたドラマ。監督は、1979年に『シベリアダ(原題)/Sibiriada』でカンヌ国際映画祭審査員特別グランプリを受賞したロシアの巨匠アンドレイ・コンチャロフスキー。実在の人物からアイデアを得て、村人たちが実際に演じているという。


The Postman's White Nights
(Belye nochi pochtalona Alekseya Tryapitsyna) - Official Trailer




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Leopardi
原題:Il giovane favoloso
監督  マリオ・マルトーネ Mario Martone
製作国 イタリア
出演  エリオ・ジェルマーノ、ミケーレ・リオンディーノ、
    マッシモ・ポポリツィオ、アナ・ムグラリス、
    Valerio Binasco、イザベラ・ラゴネーゼ、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】19世紀のイタリア。詩人のレオパルディ(エリオ・ジェルマーノ)はレカナーティにある父の書斎を飛び出し、ナポリに移り住む。折しも、ナポリにはコレラが蔓延(まんえん)していた。 【ここに注目】38歳でこの世を去ったイタリアの詩人ジャコモ・レオパルディの生涯を、『われわれは信じていた』(日本未公開)のマリオ・マルトーネ監督が映画化。同監督は1992年の長編デビュー作『モルト・ドゥ・アン・マトマティコ・ナポリターノ(原題)/Morte di un Matematico Napoletano』でベネチア国際映画祭審査員特別賞を受賞。本作で主人公レオパルディを演じるのは『NINE』などに出演するエリオ・ジェルマーノ。


Il giovane favoloso - Clip 1 (1分05秒)




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闘犬シーヴァス (←2014年東京国際映画祭時の邦題)
原題/英題:Sivas
監督 カーン・ミュデジ(カーン・ミュジデジ) Kaan Müjdeci
製作国 トルコ
出演  Dogan Izci、 Ezgi Ergin、
    ハサン・オズデミール、Furkan Uyar、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】11歳の少年アスランは、かつかつの暮らしを守るのに必死の父、控えめな母、そして生気が感じられない兄とアナトリアの荒地で暮らしていた。思うようにいかない生活にうんざりしていた彼は、ある日、闘犬シヴァスを飼うことになる。 【ここに注目】これがデビュー作となるトルコの新人監督カーン・ミュデジが、脚本とプロデュースも兼任したヒューマンドラマ。主人公の少年をはじめ、ほとんどが映画初出演の役者たちを起用している。


Sivas - Clip (1分14秒)




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2014年ベネチア国際映画祭:メイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー&ビデオクリップ(パート3) へつづく


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2014ヴェネツィア国際映画祭
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2014年ベネチア国際映画祭:メイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー&ビデオクリップ(パート3)

2014年(第71回)ベネチア国際映画祭のメイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー&ビデオクリップです。


2014年(第71回)ベネチア国際映画祭は2014年08月27日から09月06日まで開催される予定です。



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2014年ベネチア国際映画祭:メイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー&ビデオクリップ(パート2) からのつづき




黒い魂(←イタリア映画祭2015での邦題)
英題:Black Souls
原題:Anime nere
監督  フランチェスコ・ムンツィ Francesco Munzi
製作国 イタリア / フランス
出演  マルコ・レオナルディ、ペピーノ・マッツォッタ、
    Fabrizio Ferracane、Anna Ferruzzo、
    バルボラ・ボブローヴァ、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】3人の兄弟たちが、故郷のイタリア・カラブリア州アスプロモンテに戻ってくる。彼らは裏の世界で暗躍する非道なマフィア組織ドランゲタにこそ属してはいないものの、多くの犯罪に関与していた。 【ここに注目】『ゴモラ』などの脚本を手掛けたマルリツィオ・ブラウッチが脚本を担当し、イタリアにはびこる悪をテーマにつづる社会派ドラマ。『レジェンド・オブ・メキシコ デスペラード』のマルコ・レオナルディや、『幸せのバランス』のバルボラ・ボブローヴァが出演。監督は、『Samir(原題)/サミール』でオリゾンティ部門ルイジ・デ・ラウレンティス新人監督賞特別賞を受賞しているイタリアの新鋭フランチェスコ・ムンツィ。


Anime nere - Official Trailer




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ドローン・オブ・ウォー
英題:Good Kill
監督  アンドリュー・ニコル Andrew Niccol
製作国 アメリカ
出演  イーサン・ホーク、ブルース・グリーンウッド、
    ジャニュアリー・ジョーンズ、ゾーイ・クラヴィッツ、
    ジェイク・アベル、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】かつて戦闘機パイロットだった男が、遠隔操作で軍用偵察機を操るパイロットに転身。タリバン兵と戦う12時間の任務に就くことに。しかしながら自分の任務遂行がさらなるテロリストを生み出すのではないかといった疑問を抱き始める。 【ここに注目】アンドリュー・ニコル監督にとって世界三大映画祭への出品は本作が初! 武器商人を主人公にした『ロード・オブ・ウォー』では戦争の闇を世に知らしめ、格差社会を題材にしたSF『TIME/タイム』は日本でも大ヒットを記録。ニコル監督によるオリジナル脚本で、製作陣はニュースだけでは知り得ない世界情勢を描写していると自信たっぷり。海外ドラマ「MAD MEN マッドメン」で注目を浴びているジャニュアリー・ジョーンズが、主人公の妻役で出演。


Good Kill - Official UK Trailer #1




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涙するまで、生きる
英題:Far From Men
原題:Loin des Hommes
監督  ダヴィド・オールホッフェン David Oelhoffen
製作国 フランス
出演  ヴィゴ・モーテンセン、レダ・カテブ、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】フランスの支配からの脱却を求めて繰り広げられるアルジェリア戦争下、アルジェリアの山あいの村に赴任していたフランス人教師がいた。小さな村でも独立の気運が高まる中、彼は自由を手に入れるための戦いを余儀なくされる。 【ここに注目】『イースタン・プロミス』のヴィゴ・モーテンセンと、『黒いスーツを着た男』のレダ・カテブら実力派俳優陣が共演する歴史ドラマ。アルジェリア戦争を背景に、自由を求めて立ち上がる男の孤独な闘いを映し出す。『アン・モン・アブサンス(原題)/En Mon Absence』で、世界最古の短編映画祭クレルモンフェラン短編国際映画祭の審査員特別賞を獲得した新鋭監督の実力が試される。


Far From Men (Loin des Hommes) - Trailer(1分40秒)
(英語字幕付き)






映画『涙するまで、生きる』 日本版予告編




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ルック・オブ・サイレンス(ドキュメンタリー作品)
英題:The Look of Silence
監督  ジョシュア・オッペンハイマー Joshua Oppenheimer
製作国 デンマーク / フィンランド / インドネシア / ノルウェイ / イギリス

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】1965年にインドネシアで起きた大量虐殺の生存者家族が、殺された息子の無念を晴らそうと犯人捜しを試みる。悲劇の後に生まれ、死んだ兄の代わりという重荷を背負わされた末息子が、長い間沈黙を守ってきた家族の中で成長していく。 【ここに注目】 日本でも大ヒットを記録したドキュメンタリー『アクト・オブ・キリング』のジョシュア・オッペンハイマー監督の最新作。今回もインドネシアの大虐殺をテーマに、混乱の中を奇跡的に生き延び、自分たちの息子を殺害した相手を見つけようとするある家族の苦難の道のりに肉迫。


The Look of Silence (2014) - Trailer




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野火 (のび)
英題:Fires On The Plain
監督  塚本晋也 Shin'ya Tsukamoto(Shinya Tsukamoto)
製作国 日本
原作  大岡昇平「野火」
出演  塚本晋也、中村達也、リリー・フランキー、
    Yusaku Mori、Yuko Nakamura、他
日本配給  海獣シアター
● 映画『野火』(2014年) 公式サイト http://nobi-movie.com/

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】 太平洋戦争末期のフィリピン戦線で、敗走を続ける田村一等兵は熱帯の原野へと踏み込んでいく。どこに敵が潜んでいるかもわからない極限状況下、彼は強烈な孤独感と飢えに苦しみながらも、生への執着を捨てられずにいた。 【ここに注目】かつて本映画祭で審査員を務め、『六月の蛇』でコントロ・コレンテ部門審査員特別賞、『KOTOKO』でオリゾンティ部門グランプリに輝くなど、ベネチア国際映画祭と縁の深い塚本晋也監督が、大岡昇平の同名小説を実写映画化した衝撃作。『鉄男 THE BULLET MAN』以来2度目のコンペ出品となる監督の健闘に期待が高まる。


『野火』(2014年) 日本版予告編
Fires on The Plain (2014) - Official Trailer
directed by Shin'ya Tsukamoto (Japan)




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Red Amnesia
原題:Chuangru Zhe / 闖入者
監督  ワン・シャオシュアイ Wang Xiaoshuai(Xiaoshuai Wang)
製作国 中国
出演  Lü Zhong、フェン・ヤンチャン、
    Amanda Qin、チン・ハオ、
    Shi Liu、チン・ハイルー、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】 静かに隠居生活を過ごしていた老女の家に、ある日、突然見ず知らずの少年が転がり込んでくる。日々の平穏な暮らしのリズムを乱され、すっかり混乱した彼女は、事の真相を探り出そうと試みるが……。 【ここに注目】 『我らが愛にゆれる時』(日本未公開)でベルリン国際映画祭銀熊賞、『Qing hong(原題)/チン・ホン』でカンヌ国際映画祭審査員特別賞を受賞したワン・シャオシュアイ監督が、貴州省貴陽市(きしゅうしょうきようし)を舞台に描くサスペンス。『東京に来たばかり』のチン・ハオや、『101回目のプロポーズ ~SAY YES~』のチン・ハイルーらが出演する。


Red Amnesia - Trailer (1分39秒)
(英語字幕付き)




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クロージング上映作品 Closing Film  (※ 本作は コンペティション外
黄金時代(←2014年東京国際映画祭時の邦題)
英題:The Golden Era
原題:Huang jin shi dai / 黄金时代
監督 アン・ホイ(許鞍華 / Ann Hui)
製作国 中国 / 香港
出演  タン・ウェイ(湯唯)、Feng Shaofeng、
    Zhu Yawen、ワン・チーウェン(王志文)、他
※ アン・ホイは今映画祭オリゾンティ部門の審査員長を務めます。

The Golden Era (2014) - Official Trailer (2分23秒)
(英語字幕付き)




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2014ヴェネツィア国際映画祭
2014ヴェネチア国際映画祭
2014ベネツィア国際映画祭
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2014年(第67回)ロカルノ国際映画祭 受賞結果発表

2014年(第67回)ロカルノ国際映画祭の受賞結果が発表されました。


● 公式サイト内 発表 (2014/08/16付け)
 Palmarès Festival del film Locarno 2014


2014年(第67回)ロカルノ国際映画祭は、2014年08月06日から08月16日まで でした。



◆インターナショナル・コンペティション部門|審査員団◆
The Jury of the Concorso internazionale

審査員長
ジャンフランコ・ロッシ Gianfranco Rosi
(イタリアの映画監督 / 撮影監督 / プロデューサー / 脚本家)

審査員
トーマス・アルスラン Thomas Arslan
(ドイツの映画監督)

アリシー・ブラガ Alice Braga
(ブラジルの女優)

コニー・ニールセン Connie Nielsen
(デンマークの女優)

ディアオ・イーナン Diao Yinan
(中国の映画監督 / 脚本家)



● ロカルノ国際映画祭 公式サイト(トップページ) Festival del film Locarno


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2014年(第67回)ロカルノ国際映画祭 受賞結果
(Locarno International Film Festival / Festival internazionale del film di Locarno)

他の部門の受賞結果は 公式サイトの発表 をご覧ください。




【インターナショナル・コンペティション部門】
International Competition / Concorso internazionale


金豹賞 Pardo d'oro(Golden Leopard)
昔のはじまり(←2014年東京国際映画祭時の邦題)(338分)
英題:From What Is Before
原題:Mula sa kung ano ang noon
監督  ラヴ・ディアス Lav Diaz
製作国 フィリピン

Mula sa Kung Ano ang Noon (From What is Before) - Clip







審査員特別賞 Premio speciale della giuria(Special Jury Prize)
英題:Listen Up Philip
監督  アレックス・ロス・ペリー Alex Ross Perry
製作国 アメリカ

Listen Up Philip - Trailer







監督賞 Pardo per la migliore regia(Best Director)
英題:Horse Money
原題:Cavalo Dinheiro
監督  ペドロ・コスタ Pedro Costa
製作国 ポルトガル




女優賞 Pardo per la miglior interpretazione femminile(Best Actress)
アリアーヌ・ラベド Ariane Labed
  作品(原題):Fidelio (L'odyssée d'Alice)
  監督   Lucie Borleteau
  製作国 フランス




男優賞 Pardo per la miglior interpretazione maschile(Best Actor)
Artem Bystrov
  作品(英題):The Fool
    (原題):Durak
  監督  Yury Bykov
  製作国 ロシア




スペシャル・メンション Special mention
作品(英題):August Winds
  (原題):Ventos de Agostoi
監督:Gabriel Mascaro
製作国:ブラジル

August Winds (Ventos de Agostoi) - Teaser Trailer





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【現代の映画人(シネアスツ・オブ・ザ・プレゼント)部門】
Cineasts Of The Present


金豹賞 
Pardo d’oro Cineasti del presente – Premio Nascens(Golden Leopard in the Filmmakers of the Present)
原題:Navajazo
監督  リカルド・シルヴァ(リカルド・シルバ) Ricardo Silva
製作国 メキシコ

Navajazo - Trailer







監督賞 
Premio per il miglior regista emergente(Best Director)
英題:The Creation Of Meaning
原題:La creazione di significato
監督  Simone Rapisarda(Simone Rapisarda Casanova) 
製作国 イタリア / カナダ




審査員特別賞 
Premio speciale della giuria Ciné+ Cineasti del presente(Special Jury Prize)
原題:Los Hongos
監督  オスカー・ルイズ・ナヴィア Oscar Ruiz Navia
製作国 コロンビア / フランス / アルゼンチン / ドイツ




スペシャル・メンション Special mention
英題:A Young Poet
原題:Un Jeane Poete
監督  ダミアン・マニヴェル Damien Manivel
製作国 フランス




五十嵐耕平監督作『息を殺して』は受賞を逃しました。


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【オペラ・プリマ(新人監督賞)】 Opera prima(First Feature)


新人監督:金豹賞
Pardo per la migliore opera prima (Best First Feature)
英題:Songs from the North (ドキュメンタリー作品)
監督  スンミー・ユー Soon-Mi Yoo
製作国 韓国 / ポルトガル / アメリカ




スペシャル・メンション Special mention
原題:Parole de kamikaze (ドキュメンタリー作品)
監督  マサ・サワダ(澤田正道) Masa Sawada
製作国 フランス




タグ:映画祭

2014アカデミー賞外国語映画賞:ルーマニアからの出品作が決定(『日本からの贈り物』)

ルーマニア代表作は日本人の妻を持つ男とその父親(妻に先立たれ洪水で家と家財を失った)が家族の繋がりを取り戻そうとする物語を描いた映画『日本からの贈り物』に決まりました。


トゥードル=クリスティアン・ジュルジュ監督は短編映画『În acvariu』にて昨年(2013年)カンヌ国際映画祭シネフォンダシヨン部門第三位に入賞しています。



ルーマニアからの出品作
日本からの贈り物(←EUフィルムデーズ2016での邦題)
英題|The Japanese Dog
原題|Câinele japonez
監督|トゥードル=クリスティアン・ジュルジュ Tudor Cristian Jurgiu


IMDb|Câinele japonez (The Japanese Dog)
http://www.imdb.com/title/tt3223280/


EUフィルムデーズ2016の作品紹介(こちら)より〕ドナウ川沿岸の村。洪水で妻と家を失った老人コスタケ(ヴィクトル・レベンジュク)は、空き家に一人で仮住まいしている。そこに長年音信不通だった一人息子が、日本人の妻と8歳の孫を連れて突然戻ってくる。息子が村に戻ることを期待する父と、その気のない息子。初対面から関係を少しずつ築いていく祖父と孫。次第に打ち解けていく家族の様子が、美しい映像で静かに描かれる。29才の若い監督の長編デビュー作。




The Japanese Dog (2014) - Trailer


日本人妻を演じるのは Kana Hashimoto 。 ― やはり、サムライ&ロボット系/超合金系のおもちゃが日本のイメージなのね。ふむ。 ジャパニーズ・ドッグはAIBO(アイボ)似の犬型ロボットのおもちゃを指しているようだけど、何かの暗喩なのかな?



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