『バイ、バイ、ベイビー』(Bye, Bye, Baby)|フォー・シーズンズ / シンボルズ / ベイ・シティ・ローラーズの3バージョン & 『ジャージー・ボーイズ』舞台版/映画版

『バイ、バイ、ベイビー』
英題|Bye, Bye, Baby (Baby Goodbye)

作詞/作曲|ボブ・ゴーディオ Bob Gaudio
      ボブ・クリュー Bob Crewe

amass 2014年09月12日付け記事
フォー・シーズンズのプロデューサーで「Sherry」など多くのヒット曲を生んだボブ・クリューが死去

複数の海外メディアによれば、フォー・シーズンズ(The Four Seasons)のプロデューサーで「Sherry」など多くのヒット曲を生んだボブ・クリュー(Bob Crewe)が9月11日、米メーン州スカボローにて死去。公式サイトの発表によれば、ボブの兄弟が最後を看取り安らかに亡くなったようです。83歳でした。






【オリジナル(フォー・シーズンズ版)】 Frankie Valli & the Four Seasons

『バイ・バイ・ベイビー』(バイ・バイ・ベビー・グッドバイ)(1965年リリース)
英題|Bye, Bye, Baby (Baby Goodbye)
全米シングルチャート 最高位 12位(1965年)


Frankie Valli & the Four Seasons - Bye, Bye, Baby (1965)


フランキー・ヴァリ&フォー・シーズンズ
「バイ・バイ・ベイビー」(バイ・バイ・ベビー・グッドバイ)(1965年)
英題|Bye, Bye, Baby (Baby Goodbye) 歌詞(英語)
http://www.oldielyrics.com/lyrics/frankie_valli_and_the_four_seasons/bye_bye_baby_baby_goodbye.html


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【シンボルズ版】 The Symbols

『バイ、バイ、ベイビー』 英題|Bye, Bye, Baby(1967年リリース)
UKシングルチャート 最高位 44位(1967年)

The Symbols - Bye, Bye, Baby (1967)


ベイ・シティ・ローラーズの「バイ、バイ、ベイビー」は、これがベースになっているんですね。

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【ベイ・シティ・ローラーズ版】 Bay City Rollers

『バイ、バイ、ベイビー』 英題|Bye, Bye, Baby(1975年リリース)
UKシングルチャート 最高位 1位(6週連続)(1975年)

Bay City Rollers - Bye, Bye, Baby (1975)(TV Live Show, 1975)


”タータン・ハリケーン”真っ最中の頃。完全クチパク&エア・ギターなので、
曲の最中にギターから手を離して手を振っても大丈夫。

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【舞台『ジャージー・ボーイズ』版】 Jersey Boys


ブロードウェイ:オリジナル・キャスト


ブロードウェイ:オリジナル・キャストによる
舞台版『ジャージー・ボーイズ」アルバム(2005年リリース)
Jersey Boys: Original Broadway Cast Recording


Jersey Boys: Original Broadway Cast Recording - 16. Medley

Stay - Let's Hang On! (To What We've Got) ― Opus 17 (Don't You Worry 'bout Me) ― Bye Bye Baby
※『バイ・バイ・ベイビー』は3:10より。


フランキー・ヴァリ役 …… ジョン・ロイド・ヤング John Lloyd Young
(※ ジョン・ロイド・ヤングは、この役で2006年度(第60回)トニー賞ミュージカル主演男優賞を受賞)
トミー・デヴィート(トム・デヴィート)役 …… クリスチャン・ホフ Christian Hoff
ボブ・ゴーディオ役 …… ダニエル・リチャード Daniel Reichard
ニック・マッシ役 …… J・ロバート・スペンサー J. Robert Spencer






ロンドン:ウエスト・エンド(2010年)版

ロンドン:ウエスト・エンド版の出演者たちによるライブ・パフォーマンス(2010年)


Jersey Boys - "Medley" (Live, The Michael Ball Show, 22nd Sep 2010)
Sherry - Walk Like a Man - Big Girls Don't Cry - Bye Bye Baby
※『バイ・バイ・ベイビー』は2:58より。


フランキー・ヴァリ役 …… ライアン・モロイ Ryan Molloy
トミー・デヴィート(トム・デヴィート)役 …… ジョン・ボイドン Jon Boydon
ボブ・ゴーディオ役 …… スティーブン・アッシュフィールド Stephen Ashfield
ニック・マッシ役 …… ユージーン・マッコイ Eugene McCoy


ブロードウェイであってもウエストエンドであっても 「ワタクシたちは舞台人ですので…」然などしていないで TVショーへ出てがんがんパフォーマンスを見せて番組宣伝しているんだよなあ。『レミゼ』のブロードウェイ・キャストも朝の9時から舞台の衣装を着て舞台メイクをしてTVのモーニングショーでがっつり生歌披露して番宣していた。YouTubeで検索してみると(TVショー出演だけでなく)ショッピングモールの片隅の特設会場のようなところでブロードウェイ版/ウエストエンド版のミュージカル・キャストが生で歌って宣伝しているビデオが出てくる。トップレベルのキャストがこんな場所でも生で歌を歌ってみせるのか……とびっくりする。ヒットしたらキャストを替えて国内ツアーにも出るし、「(客が来るのを待つだけじゃなく)客のところへ出向いていく」という基本姿勢を持っているんでしょうかねえ。

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【映画『ジャージー・ボーイズ』版】 Jersey Boys
  


Jersey Boys: Music from the Motion Picture and Broadway Musical(2014年)
Soundtrack - 16. Medley

Stay - Let's Hang On! (To What We've Got) ― Opus 17 (Don't You Worry 'bout Me) ― Bye Bye Baby
※『バイ・バイ・ベイビー』は3:20より。


フランキー・ヴァリ役 …… ジョン・ロイド・ヤング John Lloyd Young
トミー・デヴィート(トム・デヴィート)役 …… ヴィンセント・ピアッツァ Vincent Piazza
ボブ・ゴーディオ役 …… エーリヒ・ベルゲン Erich Bergen
ニック・マッシ役 …… マイケル・ロメンダ Michael Lomenda


映画『ジャージー・ボーイズ』(2014年)の日本公開は2014年09月27日(土)より。




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2014アカデミー賞外国語映画賞:モンテネグロからの出品作が決定

モンテネグロ代表作はニコラ・ヴクチェヴィッチ監督作『The Kids from Marks and Engels Street(英題)』に決まりました。



モンテネグロからの出品作
The Kids from Marks and Engels Street
原題|Dječaci iz Ulice Marksa i Engelsa(Djecaci iz ulice Marksa i Engelsa)
監督|ニコラ・ヴクチェヴィッチ Nikola Vukčević(Nikola Vukcevic)


IMDb|Dječaci iz Ulice Marksa i Engelsa
http://www.imdb.com/title/tt2181917/




Djecaci iz Ulice Marksa i Engelsa - Trailer 1





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2014アカデミー賞外国語映画賞:チリからの出品作が決定(『殺せ』)

チリ代表作は2014年サンダンス映画祭ワールド・ドラマ部門でワールド・シネマ グランプリ(審査員大賞)受賞した、アレハンドロ・フェルナンデス・アルメンドラス監督作『殺せ』(第11回ラテンビート映画祭2014での邦題)に決まりました。



チリからの出品作
殺せ(←第11回ラテンビート映画祭2014での邦題)
英題|To Kill a Man
原題|Matar a un hombre
監督|アレハンドロ・フェルナンデス・アルメンドラス Alejandro Fernández Almendras
製作国|チリ / フランス


IMDb|Matar a un hombre
http://www.imdb.com/title/tt3460152/


(『殺せ』|第11回ラテンビート映画祭2014の作品紹介より)こちら)森林公園で働くホルヘは、近所に住むチンピラから絡まれても抵抗できない気弱な男。ある晩、息子がチンピラのボス、カルレに撃たれ重症を負う。ホルヘと妻は法に訴えるが、カルレはすぐに釈放されてしまう。まもなくカルレたちの執拗な嫌がらせがエスカレートし…。家族を守るすべのない父の苛立ちや失望、そして復讐を描いたドラマ。2014年サンダンス映画祭ワールドシネマ部門で審査員賞受賞。




Matar a un hombre(To Kill a Man) - Trailer(英語字幕付き)





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2014アカデミー賞外国語映画賞:ウクライナからの出品作が決定

ウクライナ代表作は2014年オデッサ国際映画祭のコンペティションへ選出された Oles Sanin 監督作『The Guide(英題)』に決まりました。



※(追記)『ザ・トライブ』のミロスラヴ・スラボシュピツキー監督はウクライナ代表作品の選考過程に不正行為があったとしてウクライナの代表作選考委員会に対し不満を訴えている、との報道あり。(2014/09/11付け)


※(2014/10/10 追記) 映画芸術科学アカデミーは出品された『The Guide』(原題:Povodyr)をウクライナ代表作として受理しました。



ウクライナからの出品作
The Guide
原題|Povodyr
監督|Oles Sanin


IMDb|Povodyr
http://www.imdb.com/title/tt3037582/




Povodyr (The Guide) (2014) - Trailer


2014年カンヌ国際映画祭「批評家週間」の大賞受賞作の『The Tribe』を落として、これ。この『Povodyr(The Guide)』もたぶん力作なんでしょうけど。『The Tribe』はその個性的な作風/内容もあって代表作として出品されてきた暁には有力候補の一作品となるとみる向きもあったのですが。国内の選考委員からみると『The Tribe』はやや過激に思えたのかもしれないけど……。昨年度の日本代表作やインド代表作のようなことがまた起こってしまったのかもね。(だから、今年、外国語映画賞部門もルール改訂して欲しかったなあ。)

(2014/09/14 追記) やっぱり不可解な選考があったようですね。そうだよなあ。だって、代表作、↑これだよ。『The Tribe』を落としてこれ、ってやっぱり妙だもん。

ひと昔前はともかく、今は3大国際映画祭で賞を獲ったような作品を落として「よりによって、これなのか…」みたいな作品を選べば(たとえ不正が無くても)不正を疑われるんですよ、昨年の日本代表作みたいにね。

(2014/10/10 追記) 映画芸術科学アカデミーは出品された『The Guide』(原題:Povodyr)をウクライナ代表作として受理。今後、何か進展があるかもしれないし、このままかもしれない。でもまぁ、こんな話題が出てしまっては『The Guide』はノミネートも9作品のショートリスト入りもまず無理でしょう。

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ウクライナは、最終選考に残った3作品のショートリストを発表していました。
最終選考に残っていた作品は以下のとおり。
 

ザ・トライブ
英題|The Tribe
原題|Plemya
監督|ミロスラヴ・スラボシュピツキー Myroslav Slaboshpytskiy


The Guide
原題|Povodyr
監督|Oles Sanin


Trubach
監督|Anatoliy Mateshko


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The Hollywood Reporter.com 2014年9月11日付け記事
Oscars: Backlash Over Ukraine's Nomination for Best Foreign Language Category

『The Tribe』のMiroslav Slaboshpitsky監督は、ウクライナ代表作品の選考過程に不正行為があったとしてウクライナの代表作選考委員会に対し不満を訴えています。

訴えの内容は……
< 代表作選考委員の人数が少ないうえその少ない選考委員のうち3名が代表作として選ばれた『The Guide』の製作チームの人間であった(その3名が選考委員として選ばれたということ自体が秘密裏に行われている)/代表作選考委員9名のうち4名が『The Guide』に投票しているが、『The Guide』の製作チームの人間3名もその投票した4名の中に含まれているのではないかと思われる >

ウクライナの代表作選考委員会のチェアマンであったOleg Fialkoは11日にその職を辞任していますが、ウクライナのTV局の取材に対し”選考過程に腐敗があったという訴えにショックを受けている”と語っています。

『The Guide』の製作チームの一人であり今回代表作選考委員となっているプロデューサーの Igor Savychenkoは「不正は行われていない」「自分自身は投票していない。7名のメンバーが投票した。そのうち4票が『The Guide』に、2票が『The Tribe』に、1票が『The Trumpeter』に投じられた」と語っています。




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2014アカデミー賞外国語映画賞:台湾からの出品作が決定(『アイス』)

台湾代表作は2014年エジンバラ国際映画祭ディレクターズ・ショーケース部門へ選出され国際長編作品賞を受賞した、ミディ・ジー監督作『アイス』(第9回大阪アジアン映画祭での邦題)に決まりました。



台湾からの出品作
アイス(←第9回大阪アジアン映画祭2014での邦題)
英題|Ice Poison
原題|冰毒 / Bing du
監督|ミディ・ジー(趙德胤) Midi Z
製作国|台湾 / ミャンマー


IMDb|Bing du
http://www.imdb.com/title/tt3420534/



(第9回大阪アジアン映画祭の作品紹介より)こちら)貧しさに耐えかねた農民の父子が山を下り、鉱山や農場で働く親戚に金の無心に行くが、誰もが同じく貧困にあえいでいる。仕方なく、牛を売った金で息子は単車を買い、バイクタクシーを始める。最初の客は中国からミャンマーに戻った若い女性。息子は彼女からある仕事を持ち掛けられるが……。昨年のインディ・フォーラム部門上映作『貧しき人々』の監督が、今年は特別招待作品部門に堂々凱旋! ベルリン国際映画祭でも上映!




Ice Poison (Bing du) - Trailer





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2014アカデミー賞外国語映画賞:ギリシャからの出品作が決定

ギリシャ代表作は2014年上海国際映画祭のコンペティションへ選出され金爵賞(=最高賞)をはじめ3部門を受賞した『Little England(英題)』に決まりました。



ギリシャからの出品作
Little England(2013年)
原題|Mikra Anglia
監督|パンテリス・ブルガリス Pantelis Voulgaris


IMDb|Mikra Anglia
http://www.imdb.com/title/tt3253650/




Mikra Anglia (Little England) - Trailer





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