2014アカデミー賞外国語映画賞:フランスからの出品作が決定(『サンローラン』)

フランス代表作は2014年カンヌ国際映画祭のコンペティションへ選出されたベルトラン・ボネロ監督作『サンローラン』に決まりました。

ピエール・ベルジュ-イヴ・サンローラン財団の協力が得られなかったほうの ”サンローラン映画” がアカデミー賞外国語映画賞フランス代表作に選出されました。



フランスからの出品作
サンローラン
英題/原題|Saint Laurent
監督|ベルトラン・ボネロ Bertrand Bonello
※ ジャリル・レスペール(Jalil Lespert)監督作『イヴ・サンローラン』(原題:Yves Saint Laurent)(2014年)とは(当然)別作品。


IMDb|Saint Laurent (directed by Bertrand Bonello)
http://www.imdb.com/title/tt2707848/



(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】イヴ・サン=ローランがファッションデザイナーとしての絶頂を極めた、1965年から1976年までの時期、私生活での挫折の一方でその才能と創造性はピークを迎えていた。 【ここに注目】ファッション界の帝王、イヴ・サン=ローランを『ハンニバル・ライジング』のギャスパー・ウリエルが演じるほか、ジェレミー・レニエ、レア・セドゥ、ルイ・ガレルといったフランス映画界の20代から30代前半の主役級の役者陣が集結。監督のベルトラン・ボネロは、カンヌ国際映画祭コンペティション部門への参加は3度目。前作の『メゾン ある娼館の記憶』は、セザール賞やリュミエール賞にも複数ノミネートされている。


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】1967‐1976年 モード界を代表する偉大なクチュリエのひとりと、自由な10年間の出会い。クチュリエもそしてその自由な時代もその後変化にさらされ…。


AFPBB News 2014年05月22日付け記事
イヴ・サンローランの「闇」を描いた伝記映画、カンヌでは様々な評価

「私達はシャツ一枚すら提供してもらえませんでした。衣装はコレクターの方からお借りしました。映画に出てくるドレスは全て作り直したものです。スタジオも一から作りましたし、膨大な時間と労力を費やしました」とアルトメイヤー氏は語った。 <中略> ボネロ監督の映画では主に、1967年から76年までのイヴの姿が描かれている。その中には、同性愛者同士のセックスパーティーや、当時イヴのミューズだったベティ・カトルー(Betty Catroux)やルル・ドゥ・ラ・ファレーズ(Loulou de la Falaise)とナイトクラブで酒に酔い、ドラッグを使用するシーンなども収められている。ボネロ監督は、「サンローランがいかにサンローランになったか」という典型的な伝記映画を制作するつもりはなく、「サンローランが一年間に4つのコレクションを発表し、スターになるためにどれほどの犠牲を払ったか」ということを描き出したかったと語った。





Saint Laurent (directed by Bertrand Bonello) - Trailer





映画『サンローラン』(2014年)日本版予告編





共通テーマ:映画

2014アカデミー賞外国語映画賞:タイからの出品作が決定(『すれ違いのダイアリーズ』)

タイ代表作はニティワット・タラトーン監督作『すれ違いのダイアリーズ』に決まりました。



タイからの出品作
すれ違いのダイアリーズ
別邦題|先生の日記(←2014年東京国際映画祭での邦題)
英題|Teacher's Diary(The Teacher's Diary)
原題|Kid tueng wittaya / Nhật Ký Tình Yêu / Khid thueng withaya
監督|ニティワット・タラトーン Nithiwat Tharathorn


IMDb|Kid tueng wittaya
http://www.imdb.com/title/tt3500528/




Teacher's Diary(Kid tueng wittaya) - Trailer





『すれ違いのダイアリーズ』日本版予告編





共通テーマ:映画

2014アカデミー賞外国語映画賞:イスラエルからの出品作が決定

イスラエルは2014年カンヌ国際映画祭「監督週間」や2014年トロント国際映画祭コンテンポラリー・ワールド・シネマ部門へ選出され、オフィール賞作品賞を受賞した『Gett: The Trial of Viviane Amsalem(英題)』を代表作として出品することを発表しました。


イスラエルは例年、オフィール賞(The Ophir Awards / イスラエルのアカデミー賞と呼ばれる)の作品賞受賞作を同国代表作としてアカデミー賞外国語映画賞部門へ送っています。



イスラエルからの出品作
Gett: The Trial of Viviane Amsalem(Gett, the Trial of Viviane Amsalem)
原題|Gett
仏題|Gett: Le procès de Viviane Amsalem
監督|ロニ・エルカベッツ Ronit Elkabetz(Ronit Elbaketz)
   シュロミ・エルカベッツ Shlomi Elkabetz(Shlomi Elbaketz)
製作国|イスラエル / フランス / ドイツ


IMDb|Gett
http://www.imdb.com/title/tt3062880/




Gett: The Trial of Viviane Amsalem - Trailer(英語字幕付き)



-------------------------------------------------------------------------------------------

イスラエルは最終選考に残った6作品のショートリスト(=オフィール賞作品賞ノミネート作品)を発表していました。最終選考に残っていた作品は以下のとおり。


Zero Motivation
監督|タリア・ラヴィ Talya Lavie
※ 2014年トライベッカ映画祭 ワールド・ナラティブ部門 作品賞&ノーラ・エフロン賞 受賞。



Gett: The Trial of Viviane Amsalem
原題|Gett
監督|ロニ・エルカベッツ Ronit Elkabetz
   シュロミ・エルカベッツ Shlomi Elkabetz
※ 2014年カンヌ国際映画祭「監督週間」へ選出。
※ 2014年トロント国際映画祭コンテンポラリー・ワールド・シネマ部門へ選出。
※ 2014年 エルサレム映画祭 イスラエル作品賞はじめ3賞受賞。



彼女のそばで(←2014年東京フィルメックス時の邦題)
英題|Next to Her
監督|アサフ・コーマン(アサフ・コルマン) Asaf Korman



Yona
監督|ニル・バーグマン Nir Bergman



ハッピーエンドの選び方
英題|The Farewell Party
原題|Mita Tova
監督|タル・グラニット Tal Granit
   シャロン・マイモン Sharon Maymon



Is That You?
原題|Haim za ata?
監督|Dani Menkin




共通テーマ:映画

2014アカデミー賞外国語映画賞:イランからの出品作が決定

イラン代表作は2014年トロント国際映画祭コンテンポラリー・ワールド・シネマ部門へ選出された『Today(英題)』に決まりました。



イランからの出品作
Today
原題|Emrouz
監督|レザ・ミルキャリミ Reza Mirkarimi(Seyyed Reza Mir-Karimi)


IMDb|Emrouz
http://www.imdb.com/title/tt3509796/



Today - trailer



------------------------------------------------------------------------------------------

イランは、最終選考に残った9作品のショートリストを発表していました。最終選考に残っていた作品は以下のとおり。なお、代表作品選考へエントリーしたのは57作品、とのこと。


All Alone
監督|Ehsan Abdipour


Azar, Shahdokht, Parviz and others
監督|Behruz Afkhami


Che
監督|Ebrahim Hatamikia
http://www.imdb.com/title/tt3526538/


Don't Be Tired!
監督|Mohsen Gharaie
   Afshin Hasheimi


Exclusive Line
監督|Mostafa Kiaei


Restitution
監督|Ali Ghaffari


Snow
監督|Mehdi Rahmani


Today
原題|Emrouz
監督|レザ・ミルキャリミ Reza Mirkarimi(Seyyed Reza Mir-Karimi)
※ 2014年トロント国際映画祭コンテンポラリー・ワールド・シネマ部門へ選出。


The Wedlock
監督|Rouhollah Hejazi




共通テーマ:映画

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。