2014年度ハリウッド映画賞(ハリウッド・フィルム・アワード) 受賞結果

2014年度(第18回)ハリウッド映画賞(ハリウッド・フィルム・アワード)の授賞式が(現地時間)2014年11月14日に行われ、受賞結果が発表になりました。

ハリウッド映画賞(ハリウッド・フィルム・アワード / Hollywood Film Awards)は、1997年に創設されたハリウッド映画祭(Hollywood Film Festival)の一環として開催されていましたが、今年度より一つの映画賞として独立。アメリカのCBSで授賞式の模様がテレビ放映されるようにもなりました。



● 公式サイト内での発表 (2014/11/14付け)
 2014 Hollywood Film Awards Winners



● ハリウッド映画賞(ハリウッド・フィルム・アワード) 公式サイト(トップページ)
 http://www.hollywoodawards.com/


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2014年度(第18回)ハリウッド映画賞(ハリウッド・フィルム・アワード) 受賞結果


ハリウッド キャリア業績賞(功労賞) Hollywood Career Achievement Award
マイケル・キートン Michael Keaton




ハリウッド 作品賞 Hollywood Film Award
ゴーン・ガール
英題:Gone Girl
北米配給:20世紀フォックス




ハリウッド 監督賞 Hollywood Director Award
モルテン・ティルドゥム Morten Tyldum
作品:イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密
英題:The Imitation Game




ハリウッド 主演男優賞 Hollywood Actor Award
ベネディクト・カンバーバッチ Benedict Cumberbatch
作品:イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密
英題:The Imitation Game




ハリウッド 主演女優賞 Hollywood Actress Award
ジュリアン・ムーア Julianne Moore
作品:アリスのままで
英題:Still Alice




ハリウッド 助演男優賞 Hollywood Supporting Actor Award
ロバート・デュバル Robert Duvall
作品:ジャッジ 裁かれる判事
英題:The Judge




ハリウッド 助演女優賞 Hollywood Supporting Actress Award
キーラ・ナイトレイ Keira Knightley
作品:イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密
英題:The Imitation Game



ハリウッド アンサンブル賞 Hollywood Ensemble Award
映画『フォックスキャッチャー』キャスト  "Foxcatcher" cast
  ● スティーヴ・カレル Steve Carell
  ● マーク・ラファロ Mark Ruffalo
  ● チャニング・テイタム Channing Tatum




ハリウッド ブレイクアウト・パフォーマンス女優賞
Hollywood Breakout Performance Actress Award
シェイリーン・ウッドリー Shailene Woodley
作品:きっと、星のせいじゃない。
英題:The Fault in Our Stars




ハリウッド ブレイクアウト・パフォーマンス男優賞
Hollywood Breakout Performance Actor Award
エディ・レッドメイン Eddie Redmayne
作品:博士と彼女のセオリー
英題:The Theory of Everything




ハリウッド ブレイクスルー監督賞 Hollywood Breakthrough Director Award
ジャン=マルク・ヴァレ Jean-Marc Vallée
作品:わたしに会うまでの1600キロ
英題:Wild




ニュー・ハリウッド賞 New Hollywood Award
ジャック・オコンネル Jack O’Connell




ハリウッド 脚本賞 Hollywood Screenwriter Award
ギリアン・フリン Gillian Flynn
作品:ゴーン・ガール
英題:Gone Girl




ハリウッド 歌曲賞(主題歌賞) Hollywood Song Award
楽曲:What Is Love
作品:ブルー2 トロピカル・アドベンチャー
英題:Rio 2
歌:ジャネール・モネイ Janelle Monáe




ハリウッド アニメーション賞 Hollywood Animation Award
ヒックとドラゴン2
英題:How To Train Your Dragon 2
北米配給:20世紀フォックス




ハリウッド ブロックバスター賞 Hollywood Blockbuster Award
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
英題:Guardians of the Galaxy




ハリウッド ドキュメンタリー賞 Hollywood Documentary Award
マイク・マイヤーズ Mike Myers
作品|Supermensch: The Legend of Shep Gordon




ハリウッド コメディ映画賞 Hollywood Comedy Film Award
クリス・ロック Chris Rock
作品:トップ・ファイブ
英題:Top Five




ハリウッド 国際賞 Hollywood International Award
ジン・ティエン(ジン・チェン / 景甜) Jing Tian




ハリウッド 撮影賞 Hollywood Cinematography Award
エマニュエル・ルベツキ Emmanuel Lubezki
作品:バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
英題:Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)
   (短縮バージョンの英題)Birdman




ハリウッド 視覚効果賞 Hollywood Visual Effects Award
スコット・ファーラー Scott Farrar
作品|トランスフォーマー/ロストエイジ
英題|Transformers: Age of Extinction




ハリウッド 作曲賞(映画音楽作曲賞) Hollywood Film Composer Award
アレクサンドル・デスプラ Alexandre Desplat
作品:イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密
英題:The Imitation Game




ハリウッド 衣装デザイン賞 Hollywood Costume Design Award
ミレーナ・カノネロ Milena Canonero
作品:グランド・ブダペスト・ホテル
英題:The Grand Budapest Hotel




ハリウッド 編集賞 Hollywood Editing Award
ドディ・ドーン Dody Dorn
作品:フューリー
英題:Fury




ハリウッド プロダクション・デザイン賞 Hollywood Production Design Award
ディラン・コール Dylan Cole
ゲイリー・フリーマン Gary Freeman
作品:マレフィセント
英題:Maleficent




ハリウッド 音響賞 Hollywood Sound Award
レン・クライス(レン・クリス) Ren Klyce
作品:ゴーン・ガール
英題:Gone Girl




ハリウッド メイクアップ&ヘアスタイリング賞
Hollywood Make-Up and Hairstyling Award
● デイヴィッド・ホワイト [特殊メイクアップ効果] 
 David White (Special Make-up Effects)
● エリザベス・ヤンニ=ジョルジュ [ヘア・デザイナー&メイクアップ・デザイナー] 
 Elizabeth Yianni-Georgiou (Hair Designer and Make-up Designer)
作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
英題:Guardians of the Galaxy


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シネマトゥデイ  2014年11月17日付け記事
ジョニデ、生放送で泥酔&放送禁止用語の大失態!途中で映像も差し替えられる
現地時間14日に開催された第18回ハリウッド・フィルム・アワードの授賞式で、ハリウッド・ドキュメンタリー賞のプレゼンターを務めたジョニー・デップが、泥酔状態でスピーチに臨み、放送禁止用語を発するハプニングがあった。




シネマトゥデイ  2014年11月19日付け記事
元カレの前で乳首ぽろり!クリステン・スチュワート授賞式で大失態!
『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワートが、現地時間14日に行われたハリウッド・フィルム・アワードで、乳首をぽろりするハプニングがあった。 <中略> この日は他にも、ジョニー・デップが泥酔状態でスピーチし、放送禁止用語を発したことが大きな話題に。近年まれにみるハプニング尽くしの授賞式となってしまったようだ。



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こうして”アカデミー賞の前哨戦”と言われる賞の存在が以前にも増してクローズアップされやすくなってくると、ますます「アカデミー賞は predicable で、面白くない / 刺激が無い」と言われてしまうかもね。



「アカデミー会員たちもこういう前哨戦や批評家協会賞の結果を踏まえて投票しがちだ」と指摘されているし「本当に自分の目で作品を見たうえで判断し投票しているのか?」と疑念も持たれています。半リタイア状態の会員たちはいざ知らず現役バリバリの会員たちはあまりにも忙し過ぎて最新作をさほど見ていない(チェックし切れていない)、もしくは、単に横着になっているのか、投票間際になると「見ておかなければならない主だった作品をいくつかピックアップしてくれないか」という問い合わせが映画批評家のもとへ舞い込むというケースもあるそうで。(それでも自分で見てみようと思うだけマシで、見ずに投票しているケースも。それはもう前々から指摘されていますが。)

幅広く見ていないので、すでに評価が定まった作品や人物/批評家やアワード・ウォッチャーたちの予想した通りの作品や人物へ投票が集中する。だから、サプライズが無くて予測通りの結果に終わる。こういう傾向が強まってしまい「会員たちが自己判断で投票しようとしないので、虚しい。自分も投票する権利を持っている(つまり、アカデミー会員である)けれど、もう投票しない。棄権する」と宣言していた人のインタビュー記事が数年前にありました。(その人が誰であったか……失念してしまって……。)

とにかくアカデミー会員の皆さんに対しては「アカデミー賞はご自分たちが関わっている業界の一大イベントなのだし、出来得る限り沢山の最新作を見たうえでムードに流されず自分の意思を反映させるべく投票して欲しい」と願うだけです。



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