2016年度(第89回)アカデミー賞外国語映画賞|フィリピンからの出品作 決定

フィリピン代表作は2016年カンヌ国際映画祭のコンペティションへ選出され女優賞を受賞した(受賞者|ジャクリン・ホセ)、ブリランテ・メンドーサ監督作『Ma' Rosa(原題)』に決まりました。『Ma' Rosa(原題)』は2016年トロント国際映画祭マスターズ部門にも選出されています。



フィリピンからの出品作
Ma' Rosa(英題/原題)
監督|ブリランテ・メンドーサ Brillante Mendoza


IMDb|Ma' Rosa
http://www.imdb.com/title/tt5638094/



〔シネマトゥデイの作品紹介(こちら)より〕【ストーリー】ネストールとローザの夫妻はフィリピン・マニラのスラム街で表向きはコンビニ「サリサリ・ストア」を営み、裏では違法と知りながら麻薬を扱うことで生計を立てていた。【ここに注目】フィリピンの鬼才ブリランテ・メンドーサは、フィリピン映画として24年ぶりに第61回本映画祭に『サービス(原題) / Serbis』を出品。 続く第62回に出品した『キナタイ -マニラ・アンダーグラウンド-』では、監督賞を受賞。さらに第68回にも『罠(わな)~被災地に生きる/ Taklub』を出品。 特有の質感と描写に定評あり。本作にはフィリピンの大女優ジャックリン・ホセと、その愛娘の女優アンディ・アイゲンマンが共演。タイトルはマザー・ローザの略。





Ma' Rosa - Trailer




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フィリピンは最終選考に残った9作品のショートリストを発表していました。
最終選考に残っていた作品は以下のとおり。


Felix Manalo
監督|ジョエル・ラマンガン Joel Lamangan



Shadow Behind the Moon
監督|ジュン・ラナ Jun Lana



Honor Thy Father
監督|エリック・マッティ Erik Matti



痛ましき謎への子守唄(←2016年東京国際映画祭での邦題)
英題|A Lullaby to the Sorrowful Mystery
原題|Hele sa hiwagang hapis
監督|ラヴ・ディアス Lav Diaz



Ma' Rosa
監督|ブリランテ・メンドーサ Brillante Mendoza



Dukot
監督|ポール・ソリアーノ Paul Soriano



普通の家族(←2016年[第17回]東京フィルメックスでの邦題)
英題|Ordinary People
原題|Pamilya Ordinaryo
監督|エドゥアルド・ロイ・Jr Eduardo Roy Jr.



Ang hapis at himagsik ni Hermano Puli
監督|Gil Portes



Tuos
監督|Derick Cabrido



2016年度(第89回)アカデミー賞外国語映画賞|ポルトガルからの出品作 決定

ポルトガル代表作は2016年ベルリン国際映画祭のコンペティションへ選出された『Letters from War(英題)』に決まりました。



ポルトガルからの出品作
Letters from War
原題|Cartas da Guerra
監督|イヴォ・M・フェレイラ(イヴォ・フェレイラ) Ivo M. Ferreira(Ivo Ferreira)


IMDb|Cartas da Guerra
http://www.imdb.com/title/tt4704422/



〔シネマトゥデイの作品紹介(こちら)より〕【ストーリー】1971年、ポルトガル領アンゴラ。アンゴラとの戦争に徴兵されたアントニオがポルトガルに残した妻にしたためた手紙には、妻への深い愛と共に、アンゴラの自然や人々の魅力がつづられていた。日に日に戦争への不安が増すなか、手紙を書くことはアントニオの生きる支えになっていた。【ここに注目】 近年はマカオに在住しており母国に帰還した40歳のポルトガル人監督イヴォ・M・フェレイラの長編劇映画3作。ポルトガル人作家アントニオ・ロボ・アントゥーネスの著書にインスパイアされ、愚かな政治が引き起こした戦争によって引き裂かれた人々の姿を描いたという。主人公の妻を演じるマルガリーダ・ヴィラ=ノヴァはフェレイラ監督の妻。





Cartas da guerra (Letters From War) - Trailer(英語字幕付き)


例年、白黒映画の出品がありますが、今年もすでに数本出品されています。



2016年度(第89回)アカデミー賞外国語映画賞|チリからの出品作 決定

チリ代表作は2016年カンヌ国際映画祭併催「監督週間」や2016年トロント国際映画祭スペシャル・プレゼンテーション部門に選出されたパブロ・ラライン監督作『Neruda(原題)』に決まりました。2016年度(第89回)アカデミー賞外国語映画賞部門のノミネート有力候補の一作に挙げられています。


チリの詩人パブロ・ネルーダの伝記もの映画ですが(史実とは異なる)創作部分も含まれている作品のようです。ネルーダが国外逃亡を余儀なくされた1940年代後半が物語の舞台となっている模様。パブロ・ネルーダを演じるのはルイス・ニェッコ。



チリからの出品作
Neruda(原題/英題)
監督|パブロ・ラライン Pablo Larrain
製作国|チリ / アルゼンチン / フランス / スペイン


IMDb|Neruda
http://www.imdb.com/title/tt4698584/




Neruda - Trailer(英語字幕付き)


パブロ・ラライン監督は英語作品『Jackie』もトロント国際映画祭プラットフォーム部門で上映され好評を博しているようで、外国語映画賞部門の『Neruda』と作品賞部門『Jackie』の2作品でアカデミー賞レース参入です。



2016年度(第89回)アカデミー賞外国語映画賞|ニュージーランドからの出品作 決定

ニュージーランド代表作は2015年ベネチア国際映画祭ベネチア・クラシックス部門や2015年トロント国際映画祭ドキュメンタリー部門へ選出されたドキュメンタリー映画『A Flickering Truth(英題)』に決まりました。作品内で使用されている言語はダリー語(アフガニスタンの公用語の一つ)だそうです。



ニュージーランドからの出品作 ■ 印 …… 女性監督
A Flickering Truth(2015年)
監督|Pietra Brettkelly 


IMDb|A Flickering Truth
http://www.imdb.com/title/tt4935954/




A Flickering Truth - Clip | tiff. 2015(英語字幕付き)




2016年度(第89回)アカデミー賞外国語映画賞|リトアニアからの出品作 決定

リトアニア代表作はクリスティヨナス・ヴィルジューナス監督作『Seneca's Day(英題)』に決まりました。


クリスティヨナス・ヴィルジューナス監督作が同国の代表作として選出されるのは2011年度(第84回)の『Back to Your Arms(英題)』に続きこれで2度目です。



リトアニアからの出品作
Seneca's Day
原題|Senekos diena
監督|クリスティヨナス・ヴィルジューナス Kristijonas Vildziunas
製作国|リトアニア / ラトビア / エストニア


IMDb|Seneca's Day
http://www.imdb.com/title/tt5988898/




Seneca's Day - Estonian Trailer




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