【更新】2018年度(第91回)アカデミー賞|映画芸術科学アカデミーは「撮影賞」「編集賞」「短編実写映画賞」「メイクアップ&ヘアスタイリング賞」の4部門の受賞者をCM中に発表することを決定/(ところが、2019年2月15日付けで結局この決定を撤回することにしたとのこと。)


(2019年2月16日 追記)

映画業界内より猛反発を受け、映画芸術科学アカデミーは結局今まで通り24部門すべての受賞者の発表を放送内に行うことに。

【参照】Variety.com 2019年2月15日付け記事
All Oscar Categories to Air Live After Hollywood Protest

アカデミー賞授賞式における問題点は残ったまま。ABC局から求められている「授賞式は3時間以内に収めること」は果たしてどう実現するのか?(授賞式内の出し物を大幅にカットするしかないよね?) ストリーミング配信でどの程度視聴者が戻るか?そして授賞式放映(地上波&ストリーミング双方)にCMスポンサーが今まで通り付くかどうか?ABC局や映画芸術科学アカデミーにとってはそこが大問題。

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(2019年2月12日 記)


いっそのこと作品賞と俳優4賞の計5部門だけ放送すればいいんじゃないの?結局のところアメリカ国内でも一般的に関心を持つのは作品賞を俳優4賞くらいなもんだし。作品賞と俳優4賞の5部門を授賞式の終盤に置き、その部分だけ放送する。歌曲賞パフォーマンスも物故者トリビュートも地上波放送は無しにする。歌曲賞パフォーマンスや物故者トリビュートや作品賞と俳優4賞の計5部門以外の部門はその前に録画しておき作品賞発表後にYouTubeのオスカー公式チャンネルで流す。関心のある人はそれを見ればいい。そうすれば確実に授賞式の地上波放送は1時間以内に終わる。授賞式の放映権料は下げざるを得ないだろうけど、映画芸術科学アカデミーも今まで通りの派手な運営は見直せばいいんじゃないの?


毎年4~6部門を持ち回りでCM中に放送するなんていうバカにしたやり方をするくらいなら、主要5部門に絞ったらいい。そもそも、ほんとに「授賞式が長過ぎるから見ない」のか?結果だけ知ればそれでよし、という人にとっては長かろうが短かろうが見ないだろうしねえ。





シネマトゥデイ 2019年2月12日付け記事
アカデミー賞、4部門の受賞者発表はCM中に行うことが決定【第91回アカデミー賞】

今年のアカデミー賞授賞式では、撮影賞、編集賞、短編実写映画賞、メイク・ヘアスタイリング賞という計4部門の受賞者発表はCM中に行われることに決まった。映画芸術科学アカデミーの会長ジョン・ベイリーが発表した。この4部門はテレビの生放送中に編集したものを流すほか、アカデミー賞公式サイトのストリーミングではライブ放送するとのこと。CM中に発表される賞は毎年4部門から6部門が持ち回り式になるといい、今回省略された撮影賞、編集賞、短編実写映画賞、メイク・ヘアスタイリング賞については、来年の授賞式ではきちんと放送中に発表される。また、2曲しかパフォーマンスされないかもしれないとウワサされていた歌曲賞だが、例年通りノミネートされた5曲全てのパフォーマンスが行われることも発表された。







この記事のコメント欄では「この4部門にはディズニー作品がノミネートされていない(ディズニーはアカデミー賞授賞式を放送するABC局の親会社)」という指摘もあり。


Variety.com  2019年2月11日付け記事
Academy Confirms Four Oscar Presentations Set for Commercial Breaks



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