2011アカデミー賞外国語映画賞:イスラエルからの出品作が決定(『フットノート』)

今年のカンヌ映画祭にて脚本賞を受賞した、ヨセフ・シダー監督作『Footnote』(邦題『フットノート』)がイスラエル代表作として選出されました。ソニー・ピクチャーズ・クラシックスが北米・ラテンアメリカ(中南米)の配給権を獲得しています。


(共同監督のドキュメンタリーを除き)監督した作品すべてがイスラエル代表作としてアカデミー賞外国語映画賞部門へ出品され、うち一回ノミネート、という実績の持ち主。



イスラエルからの出品作
フットノート
英題:Footnote
原題:Hearat Shulayim
監督 ヨセフ・シダー Joseph Cedar

●『Footnote』は、2011年度(第84回)アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされました。(受賞ならず。)



Footnote(2011年)(カンヌ国際映画祭公式サイトの作品解説より) シュコルニク家は父子共に研究者の一家。純粋主義者で社交嫌いの大学教授エリザー・シュコルニク(Shlomo Bar-Aba)はいつも不運に見舞われてきた。一方、息子のユリエル(Lior Ashkenazi)は同僚たちに一目置かれる存在だった。ところがある日、父子の立場は一転。エリザーにその分野で最も栄誉ある賞が贈られるという知らせが届き、認められたいという彼の想いが爆発する。



シネマトゥデイ 2012年02月01日付け記事
カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞し、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたイスラエルの秀作『フットノート』とは?
(シネマトゥデイの記事より抜粋) 同作は、大学教授のエリエゼル(シュロモ・バル=アバ)はヘブライ宗教学を研究していたが、際立った成果が挙げられずにいたため学会では、存在感を失っていた。その一方、同じ宗教学の息子ウリエル(リオル・ルイ・アシュケナージ)は優秀な論文を発表したことで、学会はその功績をたたえてウリエルに賞を与えようとするが、誤って父親のエリエゼルに受賞の知らせを送ってしまったことから問題が生じていくというドラマ作品。映画『ボーフォート -レバノンからの撤退』のヨセフ・シダーがメガホンを取っている。




Footnote (Hearat Shulayim) - Trailer



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イスラエルは、最終選考に残った5作品のショートリストを発表していました。
最終選考に残っていた作品は以下のとおり。


  ・ Footnote
  ・ Off-White Lies
  ・ My Lovely Sister
  ・ Policeman
  ・ Restoration




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