2011アカデミー賞作品賞:アカデミー会員たちは最大で5作品へ投票

アカデミー賞の投票用紙は2011年12月27日付けでアカデミー会員たちに向けて発送されています。「12月に数多く行われる会員向けの試写会に行ったり、送付されてきたスクリーナーを年末年始の休暇中に見て投票用紙に記入する」というのが会員たちの恒例のようです。投票用紙返送の締め切りは01月13日ですが、ぎりぎりまで投函せずに居る人は少なく、年明けすぐに投函を済ましてしまう会員が大多数だそうです。

ということで、多くのアカデミー会員が投票用紙を年末・年頭に初めて広げてみたということになっているようですが、いざ広げてみたら作品賞への投票欄が5枠しかなくて、「5作品しか記入できないようになっているけれど、本当にこれでいいのか?印刷ミスじゃないの?」という問い合わせが何件があったとのこと。ルールが徹底されていなかったのです。私も、会員たちは今まで通り10作品を選ぶのだ、と思っていました。


【参照記事】  AwardsDaily
Gold Derby Posts Ballot for Best Picture (投票用紙の写真付き)


会員たちは最大で5作品しか選べないのです。(ただし、5作品選ぶ必要はないそうです。、例えば、良いと思うものが3作品しかなければ3作品のみ記入して返送すればいいらしい。) 作品を選んで記入する際には自分が良いと思う順に順位を付けます。一番良いと思う作品をNo.1の欄へ記入、二番目に良いと思うものをNo.2の欄へ記入、ということですね。


会員たちは(最大で)5作品を選ぶ。でもノミネート作品として選出されるのは、5作品以上10作品以下。となると、どうなるんでしょ?特定の作品に投票が集中するのか?たとえ投票がバラけたとしても、会員が第一位に指名した率5.0%以上の作品(アカデミー会員は5800名ほどらしいので、おおよそ300名程度が第一位指名すればその作品はノミネート出来る、と言われています。)のみが入賞するのだから結局落選する作品が多くなるだけで選ばれる作品数は少なめ、ということ?どうなるのかなあ。



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