2012アカデミー賞外国語映画賞:デンマークからの出品作が決定(『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』)

デンマーク代表作には2012年ベルリン国際映画祭銀熊賞(脚本賞)と男優賞(受賞者|ミケル・ボー・フォルスガード)を受賞した、マッツ・ミケルセン主演×ニコライ・アーセル監督作『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』が選ばれました。


『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』は2012年トロント国際映画祭ガラ部門にも選出。2012年ヨーロッパ映画賞の作品賞候補47作品にも入っています。また、本作は同部門ノミネート有望作として挙げられている作品のひとつでもあります。


デンマーク国内選考の最終候補にはスサンネ・ビア監督作とビレ・アウグスト監督作もあり、どちらの監督も過去に監督作がアカデミー賞外国語映画賞を受賞しています。


トマス・ヴィンターベア監督作『偽りなき者』はデンマーク国内での公開が2013年1月なので、今年度はエントリーできませんでした。



デンマークからの出品作は同部門を過去3回受賞。2000年代に入ってからもスサンネ・ビア監督作が2回ノミネート(うち、1回は受賞)、昨年度(2011年度)も『SuperClasico』がノミネートは逃しましたが「最終選考に進む9作品」の中に入りました。


● 『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』は2012年度(第85回)アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされました。(受賞ならず)



デンマークからの出品作
ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮
英題|A Royal Affair
原題|En kongelig affære
監督|ニコライ・アーセル Nikolaj Arcel


IMDb|En kongelig affære
http://www.imdb.com/title/tt1276419/


(シネマトゥデイの作品紹介より)【ストーリー】クリスチャン7世の侍医としてデンマーク宮廷に入ったドイツ人のストルーエンセ。王の信頼の厚いストルーエンセは摂政となり、一方で王妃カロリーネを愛人にしていた。貴族政治の改革を行おうとするストルーエンセだったが、それが原因で悲劇を招くこととなり……。/デンマーク王クリスチャン7世の王妃カロリーネと王の侍医ストルーエンセの、国家をも揺るがす禁じられた恋を描いた恋愛ドラマ。『アフター・ウェディング』『タイタンの戦い』といったデンマーク国内外の作品に出演するマッツ・ミケルセンが、ストルーエンセ役を演じる。ニコライ・アーセル監督は『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』の脚本を担当。




A Royal Affair (2012) - UK Trailer


マッツ・ミケルセン・・・・・・ヨハン・フリードリヒ・ストルーエンセ
アリシア・ヴィカンダー・・・・・・クリスチャン7世王妃 カロリーネ・マティルデ
ミケル・フォルスガード・・・・・・デンマーク王クリスチャン7世
(ミケル・フォルスガード・・・2012ベルリン国際映画祭男優賞受賞)




『ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮』日本版予告編



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デンマーク は、最終選考に残った3作品のショートリストを発表していました。
最終選考に残っていた作品は以下のとおり。

 
  ・ Love is All You Need  原題:Den skaldede frisør
    監督:スサンネ・ビア Susanne Bier
    同部門デンマーク代表作に選出、3回。うち、1回受賞。


  ・ A Royal Affair  原題:En kongelig affære
    監督:ニコライ・アーセル Nikolai Arcel
    ※ 2012年ベルリン国際映画祭 銀熊賞(脚本賞)と男優賞を受賞。


  ・ The Passion of Marie  原題:Marie Krøyer
    監督:ビレ・アウグスト Billie August
    同部門デンマーク代表作に選出、3回。うち、1回受賞。




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