2012アカデミー賞外国語映画賞:イスラエルからの出品作が決定(『フィル・ザ・ヴォイド』)

イスラエル代表作は2012年ベネチア国際映画祭でヴォルピ杯(女優賞)(受賞者|ハダス・ヤロン)と SIGNIS Award スペシャル・メンションを受賞した『フィル・ザ・ヴォイド』に決まりました。


イスラエルは、1960年代・1970年代・1980年代と各年代にノミネート歴があり、特に70年代には4回もノミネートされています。ところが、1980年代後半から2000年代前半までは縁遠くなってしまいノミネート無しの年が続きました。そして、2000年代後半は一転、毎年のようにノミネートされるようになりました。(過去5年の間に4回のノミネート) ただし、受賞はまだありません。



イスラエルからの出品作
フィル・ザ・ヴォイド
英題|Fill the Void
原題|Lemale Et Ha’Chalal
監督|ラマ・ブルシュタイン Rama Bursztyn
※ ソニー・ピクチャーズ・クラシックス(Sony Pictures Classics)が北米での配給権を獲得。(2012/10/02付け)

 
IMDb|Lemale et ha'halal
http://www.imdb.com/title/tt2219514/


(シネマトゥデイの作品紹介より)メンデルマン家はイスラエルのテルアビブで暮らす典型的なユダヤ人ファミリーだ。18歳の末っ子シーラは同い年の青年と結婚の約束を交わしていたが、28歳の姉エスターの初めての子どもが出産中に亡くなったことに家族は大きなショックを受け、シーラの結婚話は棚上げになる。/イスラエルで監督や脚本家、プロデューサーとしても活躍するYigal Bursztynと、今回が初メガホンとなるRama Burshteinが監督としてタッグを組んでおくる人間ドラマ。イスラエル映画といえば戦争ものやシリアスドラマなどがメインを占める中、テルアビブに住むごく普通のユダヤ人一家にスポットを当てたところに新味が見られる。




Fill the Void - Official Trailer (2013)



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イスラエルは、"イスラエルのアカデミー賞"と呼ばれるオフィール賞(The Ophir Awards)を受賞した作品が自動的にアカデミー賞外国語映画賞のイスラエル代表作となります。オフィール賞作品賞ノミネート作(5作品)は以下のとおり。


  ・ The Ballad of the Weeping Spring 原題:Balada le'aviv ha'bohe
    Benny Toraty 監督


  ・ Fill the Void 原題:Lemale Et Ha’Chalal
    ラマ・ブルシュタイン監督 Rama Bursztyn  
    ※ 2012年ベネチア映画祭 ヴォルピ杯(女優賞)、SIGNIS Award スペシャル・メンション 受賞


  ・ God's Neighbors 原題:Ha-Mashgihim
    Ha-Mashgihim 監督


  ・ Rock the Kasbah 原題:Rock Ba-Casba
    Yariv Horowitz 監督


  ・ The World is Funny 原題:Haolam Mats'hik
    シェミ・ザルヒン監督 Shemi Zarhin




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