2014年カンヌ国際映画祭:メイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー 2

2014年(第67回)カンヌ国際映画祭のメイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー&ビデオクリップです。

2014年(第67回)カンヌ国際映画祭は、2014年05月14日から05月25日まで開催される予定です。


● カンヌ国際映画祭 公式サイト(日本語ページ)
 http://www.festival-cannes.com/jp.html

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2014年カンヌ国際映画祭:メイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー 1 からのつづき




白い沈黙  113分
英題:The Captive
監督  アトム・エゴヤン Atom Egoyan
製作国 カナダ
撮影  ポール・サロッシー
出演  ライアン・レイノルズ、スコット・スピードマン、
    ロザリオ・ドーソン、ミレイユ・イーノス、
    ケヴィン・デュランド、アレクシア・ファスト、
    ブルース・グリーンウッド、アーロン・プール、他


The Captive(directed by Atom Egoyan)
http://www.imdb.com/title/tt2326612/


(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】 父親がハイウエーのダイナーで買い物をしている間に、駐車場に止めていた車両の後部座席にいた9歳の娘が失踪。警察が捜索するも行方不明のまま時は過ぎる。それから8年後に娘の生存を示す証拠が出てくる。 【ここに注目】 拉致誘拐事件の解明が物語の軸であるものの、まな娘失踪後の夫婦仲の亀裂や、他者依存などの心理面にも触れていく。アトム・エゴヤン監督の着眼点の鋭さは毎回話題となるが、本作ではどのような結末が用意されているのか期待は高まる。なお、同監督はカンヌ国際映画祭の常連で、コンペ部門への出品は6作目。


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】カサンドラの失踪から8年。彼女がまだ生きているという手懸りが見つかります。警察、カサンドラの両親、そしてカサンドラ自身がその失踪の神秘を解明しようとします。


The Captive (2014) - Official French Trailer





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さらば、愛の言葉よ(さらば、愛の言葉よ 3D) 70分
英題:Goodbye to Language (Goodbye to Language 3D)
原題:Adieu au langage
監督  ジャン=リュック・ゴダール Jean-Luc Godard
製作国 フランス
撮影 ファブリス・アラーニョ
出演 エロイーズ・ゴデ、ゾーイ・ブリュノ、
   Kamel Abdeli、Richard Chevallier、
   クリスチャン・グレゴリ、Jessica Erickson、
   Alexandre Paita、他


Adieu au langage
http://www.imdb.com/title/tt2400275/


(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】ある日、人妻と独身男性が偶然出会い、時に愛し合い、時にののしり合い、そしてある時はお互いの拳が宙を舞う。一匹の野良犬は国境さえも自由に乗り越え、町から町へと放浪の旅を続ける。やがて季節は移ろい、再び男と女は出会い、野良犬は居場所を見つけ、そして映画の第2幕が始まる。 【ここに注目】『勝手にしやがれ』などの作品でヌーベルバーグの旗手として知られる83歳の現役監督、ジャン=リュック・ゴダールが初めて挑む3D作品。さまざまな異色作を世に送り出してきた監督が、ある男女と野良犬の姿を通して世の無常を詩的につづる。ベネチア国際映画祭やベルリン国際映画祭では既に最高賞を獲得している巨匠だけに、本国フランスで開催されるカンヌ国際映画祭で初の最高賞パルムドールを手にして3冠を達成したいところだ。


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】テーマはシンプル  既婚女性と独身男性が出会い  2人は愛し合い、口論し、叩き合う  犬が都会と田舎をさまよう  季節はめぐり  女と男は再会し  犬はふたりのもとに落ち着く  他者が個人のなかにあり  個人が他者のなかにある  そして登場人物は3人になる  かつての夫が激怒し  映画の第二幕が始まる  第一幕と同じでいて  それでもどこかが異なる  人類からメタファーへと移行し  犬の啼き声と赤ん坊の泣き声で  物語は終わる


Adieu au langage (2014) -Trailer (1分33秒)





Adieu au langage (2014) -Trailer (3分09秒)





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あの日の声を探して  160分
英題:The Search
監督  ミシェル・アザナヴィシウス Michel Hazanavicius
製作国 フランス / グルジア
撮影  ギョーム・シフマン
出演  ベレニス・ベジョ、アネット・ベニング、
    マキシム・エミリヤーノフ、Zukhra Duishvili、
    Abdul-khalim Mamatsuevi、Nino Kobakhidze、
    Nika Kipshidze 、他
※ フレッド・ジンネマン監督作『山河遥かなり』(英題:The Search)(1948年)の現代版リメイク。


The Search(directed by Michel Hazanavicius)
http://www.imdb.com/title/tt2177827/


(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】 紛争で荒廃したチェチェン。ロシア軍の襲撃で両親を亡くした9歳の少年、ハッジは村を出て、難民キャンプへ。NGO職員のキャロルと児童養護施設長のヘレンはハッジの姉妹を捜すとともに、紛争で心身共に傷ついた何千人もの人々を救おうと奔走する。 【ここに注目】アカデミー賞作品賞など多数の賞に輝いた前作『アーティスト』から3年、監督ミシェル・アザナヴィシウスの待望の新作。カンヌ国際映画祭コンペ部門への参加は前作以来、2度目となる。1947年の名作『山河遥かなり』をベースに、舞台を第2次世界大戦後のドイツから現代のチェチェンに置き換えた。監督の妻でもあるベレニス・ベジョに加え、ハリウッドからアネット・ベニングを迎え、実力派女優の共演も見どころ。


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】1999年の第二次チェチェン紛争を描いた作品。戦争が導いた4つの交差する運命を人間味のある視点でとらえます。 両親が殺された後、少年(Abdul Khalim Mamutsiev)は村から逃げ出し、難民の中に加わります。そして彼は欧州共同体から派遣されたCarole(ベレニス・ベジョ)に出会います。彼女との出会いで、彼は少しずつ普通の生活を取り戻します。一方同じ時期、彼の姉のRaissa(Zukhra Duishvili)は難民の集団から弟を探し出そうと必死です。 一方、20歳の若きロシア人Kolia(マキシム・エミリヤーノフ)は軍に入隊し、少しずつ戦争の日常へ引き込まれていくのです。


The Search(directed by Michel Hazanavicius) - Trailer (2分30秒)





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The Homesman   122分
監督  トミー・リー・ジョーンズ Tommy Lee Jones
製作国 アメリカ
撮影  ロドリゴ・プリエト
出演  トミー・リー・ジョーンズ、ヒラリー・スワンク、
    ヘイリー・スタインフェルド、メリル・ストリープ、
    ジェームズ・スペイダー、ジョン・リスゴー、
    ティム・ブレイク・ネルソン、Jesse Piemons、
    ウィリアム・フィクナー、グレイス・ガマー、
    ミランダ・オットー、ソニア・リクター、
    デヴィッド・デンシック、他


The Homesman
http://www.imdb.com/title/tt2398231/


(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】 開拓時代の米国西部。独身の元教師メアリーは、精神を病んだ3人の女性をネブラスカからアイオワの療養所まで引率することになった。彼女は、偶然知り合った怪しげな男ジョージと取引し、旅の同行者にするが……。 【ここに注目】トミー・リー・ジョーンズ監督の長編第2作目は、ジョン・ウェインの遺作『ラスト・シューティスト』の原作者でもある作家グレンドン・スウォーサウトの小説の映画化。音楽や編集などのスタッフは、第58回カンヌ国際映画祭で男優賞と脚本賞を受賞した監督デビュー作の『メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬』と同じだが、今作では撮影監督に『ブロークバック・マウンテン』などのロドリゴ・プリエトを起用している。


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】ネブラスカ、1855年。31歳のメアリー ビー(ヒラリー・スワンク)は信心深いアメリカ中西部でひとりで暮らしていました。彼女は教会から精神のバランスを崩した女性3人を東から連れて帰ってくることを命じられます。ネブラスカからこの3人が収容されるサナトリウムのあるアイオワへの道中、メアリー ビーは、横領者でアウトローのブリッグス(トミー・リー・ジョーンズ)の命を助けます。彼は開拓者やインディアンから襲われる危険や吹雪など、過酷な環境での彼女のミッションを手助けしてくれることになります。


The Homesman (2014) - Official International Trailer #1





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2つ目の窓  110分
英題:Still the Water
監督  河瀬直美 Naomi Kawase
製作国 フランス / 日本 / スペイン
撮影  山崎裕(やまざき・ゆたか)
出演  村上虹郎、吉永淳、杉本哲太、松田美由紀、
    渡辺真起子、村上淳、榊英雄、常田富士男、他


Futatsume no mado(2つ目の窓 / 英題:Still the Water)
http://www.imdb.com/title/tt3230162/

● 『2つ目の窓』公式サイト http://www.futatsume-no-mado.com/


(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】 奄美大島で暮らす16歳の界人は満月の月明かりの下、この島に太古より伝わる八月踊りの晩に海に漂う水死体を見つける。クラスメートの杏子はそんな界人の様子を見つめていた。一方、ユタ神様として親身に島民たちの相談に乗っていた彼女の母は余命宣告を受け……。 【ここに注目】 日本の土着性を作品に投影し、海外でも高い評価を得ている河瀬直美監督が、奄美大島を舞台に描く人間ドラマ。歌手のUAと村上淳の息子の村上虹郎と、『わたしのハワイの歩きかた』などの吉永淳がW主演を務め、思春期の少年少女を取り巻く人間模様を映し出す。デビュー作『萌の朱雀』がカンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督賞)に輝き、『殯(もがり)の森』がグランプリを受賞、そして昨年は同映画祭の審査員を務めた河瀬監督の最新作が、初のパルムドールに手が届くか。


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】人間が自然と調和をなして暮らす奄美の島。そこでは木のそれぞれに、石のそれぞれに、そして植物のひとつひとつに神様が住んでいると信じられています。ある夏の夜、界人(村上虹郎)は海で溺死体を発見します。その友人杏子(吉永淳)はこの神秘を解く鍵を与えようと試みます。ふたりはともに大人になることを学び、そして巡り行く生と死、そして愛を発見するのです。


『2つ目の窓』予告編





"Still The Water" (Futatsume No Mado) bande annonce





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ターナー、光に愛を求めて   149分
英題:Mr. Turner
監督  マイク・リー Mike Leigh
製作国 イギリス
撮影  ディック・ポープ
出演  ティモシー・スポール、ドロシー・アトキンソン、
    マリオン・ベイリー、ポール・ジェッソン、
    レスリー・マンヴィル、マーティン・サヴェッジ、
    ルース・シーン、ロジャー・アシュトン=グリフィス、
    ジョシュア・マクガイア、ロバート・ポータル、
    ジェイミー・キング、他


※ イギリスの画家ウィリアム・ターナーの伝記もの映画。


Mr. Turner
http://www.imdb.com/title/tt2473794/


(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】18世紀から19世紀にかけて活躍したイギリスを代表する偉大な画家ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナーが、いかに生き、創作に打ち込んでいたのか。その素顔に迫る。 【ここに注目】『秘密と嘘』でカンヌ国際映画祭のパルムドールを授与されたマイク・リー監督が、構想に10年を費やし英国出身画家の半生を描く。詳細は明らかにされていないが、主演には同監督作御用達俳優のティモシー・スポールを起用。本作の美術や光彩は、ターナーの作品から着想を得て構築しているという。なお、同監督としては、『トプシー・ターヴィー』以来の伝記映画となる。


(カンヌ国際映画祭公式サイト[日本語版]内の作品紹介より)こちら)【解説】『MR. TURNER』はイギリスの画家、J.M.W ターナー(1775‐1851年)の25年間を描いた物語。ロイヤルアカデミーで高く評価を受けた、それでいて放埓な芸術家であったターナー(ティモシー・スポール)は、助手を務める父親(ポール・ジェッソン)と献身的な家政婦とともに暮らしていました。彼は貴族と交流を持ち、売春宿に通い、数々の旅行から創造の力を求めました。大きな名声を獲得していた彼でも、大衆からのからかいやアカデミーからの愚弄を受けることもありました。父親の死は彼に強い動揺を与え、彼は自分の殻に閉じこもります。しかし海辺に暮らす宿屋の所有者ミセス ブース(マリオン・ベイリー)と出会ったとき、彼の人生に変化が訪れます。


Mr. Turner (2014) - Official Trailer (2分02秒)





Mr. Turner (2014) - Clip 1 (1分32秒)





Mr. Turner (2014) - Clip 2 (2分)





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2014年カンヌ国際映画祭:メイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー 3 へつづく




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