2014年ベネチア国際映画祭:メイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー&ビデオクリップ(パート1)

2014年(第71回)ベネチア国際映画祭のメイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー&ビデオクリップです。


2014年(第71回)ベネチア国際映画祭は2014年08月27日から09月06日まで開催される予定です。



● You-Tube ベネチア国際映画祭チャンネル(la Biennale di Venezia Channel) 
 http://www.youtube.com/user/BiennaleChannel/


● ベネチア国際映画祭 公式サイト(英語版トップページ)
 la Biennale di Venezia (Venice Film Festival)


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オープニング上映作品 Opening Film

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
(※ 本作もコンペティションに参加します。)
英題:Birdman: Or (The Unexpected Virtue of Ignorance)
監督  アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ Alejandro González Iñárritu
製作国 アメリカ
脚本  アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
    ニコラス・ヒアコボーネ
    アルマンド・ボー
    アレクサンダー・ディネラリス・Jr
音楽  アントニオ・サンチェス
撮影  エマニュエル・ルベツキ
編集  ダグラス・クライズ
出演  マイケル・キートン、エマ・ストーン、
    エドワード・ノートン、アンドレア・ライズボロー、
    ザック・ガリフィアナキス、ナオミ・ワッツ、
    エイミー・ライアン、ベンジャミン・ケインズ、他
北米配給 フォックス・サーチライト・ピクチャーズ

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】 若かりし日にスーパーヒーローを演じて一世を風靡(ふうび)した中年俳優が、レイモンド・カーヴァー著の短編集「愛について語るときに我々の語ること」を翻案したブロードウェイ舞台の初日にトラブルに見舞われ、自分を取り戻すべく努めるが……。 【ここに注目】 国際映画祭の常連アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の新作は、『バットマン』と『バットマン リターンズ』でブルース・ウェインを演じたマイケル・キートンが、自身をモデルとしたような元アメコミヒーローの役者を演じるブラックコメディー。予告編からはシニカルで哀愁漂う作品のトーンがうかがえる。


Birdman - Official International Trailer(2分53秒)





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消えた声が、その名を呼ぶ
原題/英題:The Cut
監督  ファティ・アキン Fatih Akin
製作国 ドイツ / フランス / イタリア / ロシア / カナダ / ポーランド / トルコ
出演  タハール・ラヒム、アキン・ガジ、
    シモン・アブカリアン、George Georgiou、他
※ 2014年カンヌ国際映画祭へ一旦出品したにも関わらず「個人的な理由」で取り下げた『The Cut』はベネチア国際映画祭へ。

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】1915年トルコの都市マルディン。鍛冶屋のナザレはアルメニア人虐殺の危機から逃れ、国を追われた。月日がたったあるとき、生き別れた双子の娘の生存のうわさを聞き、娘たちを捜す旅に出る。 【ここに注目】 主人公は旅の道程で、善人や人間の姿をした悪魔などさまざまな人たちに出会う。『そして、私たちは愛に帰る』でカンヌ国際映画祭脚本賞に、『ソウル・キッチン』でベネチア国際映画祭審査員特別賞に、『愛より強く』でベルリン国際映画祭金熊賞を受賞したドイツ人監督、ファティ・アキンが「悪」をテーマに、人間の本質をあぶり出すドラマ。911アメリカ同時多発テロを機に製作された『愛より強く』『そして、私たちは愛に帰る』に続く、「愛・死・悪」3部作の最終章。本作は本年のカンヌ国際映画祭に一度は出品したのちに撤回したという逸話があるだけに注目度は高い。


The Cut - Official Trailer(1分31秒)




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さよなら、人類
別邦題:実存を省みる枝の上の鳩(←2014年東京国際映画祭時の邦題)
英題:A Pigeon Sat on a Branch Reflecting on Existence
原題:En duva satt på en gren och funderade på tillvaron
監督  ロイ・アンダーソン Roy Andersson
製作国 スウェーデン / ドイツ / ノルウェイ / フランス
出演  Holger Andersson、Nisse Vestblom

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】 人生に嫌気が差した2人の男。彼らが売り歩いているジョークアイテムは、現在と過去、未来が交錯する混沌とした世界を見ることができるというもの。そこは夢とファンタジーの世界。生命の壮大さや人間の弱さを思わせる、さまざまな出来事が目の前に現れる。 【ここに注目】『散歩する惑星』がカンヌ国際映画祭審査員に輝いた、スウェーデンの鬼才、ロイ・アンダーソン監督のファンタジックコメディー。『散歩する惑星』『愛おしき隣人』と共に構成された3部作“リビング・トリロジー”の3作目として製作された本作は、ブリューゲルの名画「雪中の狩人」にインスパイアされているのだとか。アンダーソン監督らしいダークなユーモアセンスあふれる世界観に期待したい。


En duva satt på en gren och funderade på tillvaron - Trailer




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99 Homes
監督  ラミン・バーラニ Ramin Bahrani
製作国 アメリカ
出演  アンドリュー・ガーフィールド、マイケル・シャノン、
    ローラ・ダーン、ノア・ロマックス、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】 経済危機のあおりを受けてデニス・ナッシュのローン返済は滞る。すると不動産ブローカーのカーヴァーが銃を持って現れ、彼と母親と9歳の息子が暮らす家から退去せざるを得なくなるよう彼らを脅かしていく。 【ここに注目】 米国の不動産バブルを背景にしたクライシス(危機)が題材の社会派ドラマ。弱みにつけこまれ、悪徳だと知りつつ担当の不動産ブローカーと働くことになった主人公が、業界の裏側に迫っていく。保身と良心のはざまで揺れ動く主人公の心理描写が見もの。『グッバイ・ソロ』(日本未公開)でベネチア国際映画批評家連盟賞を受賞したイラン系アメリカ人監督の手腕に期待がかかる。


99 Homes - Clip (2分20秒)




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Tales
原題:Ghesse-ha(Ghesseha)
監督  ラフシャーン・バニー・エッテマード Rakhshan Bani-Etemad
製作国 イラン
出演  Golab Adineh、ファラッド・アスラニ、
    Mohammadreza Forootan、Mehdi Hashemi、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】7人の登場人物それぞれの人生の旅。彼らの人生は風変わりな出来事ばかりではない。ごく平凡な境遇にいる、どこにでもいる人たちの物語である。 【ここに注目】ラフシャーン・バニー・エッテマードは、『アンダー・ザ・スキン・オブ・ザ・シティー(英題) /Under the Skin of the City』で2001年モスクワ国際映画祭の特別審査員賞を受賞したイランを代表する女性監督。今回のベネチア国際映画祭で世界三大映画祭に初参加。本作は、「過去の監督の作品に登場するキャラクターが現代の社会に暮らしていたら?」という視点で七つの短編が紡がれる。


Tales (Ghesseha) - Trailer|Toronto International Film Festival 2014 
(英語字幕付き)(1分20秒)




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チャップリンからの贈りもの
原題:La rançon de la gloire
監督  グザヴィエ・ボーヴォワ Xavier Beauvois
製作国 フランス / ベルギー / スイス
出演  ブノワ・ポールヴールド、ロシュディ・ゼム、
    Séli Gmach、キアラ・マストロヤンニ、
    ナディーン・ラバキー、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】1970年代、スイスの小さな村ヴヴェイ。刑務所から出所したエディ(ブノワ・ポールヴールド)は、友人オスマン(ロシュディ・ゼム)の世話になることに。クリスマスイブの日、お金がない二人は、テレビで俳優チャップリンが亡くなったことを知る。それを見たエディは、チャップリンの遺体を盗み、遺族に身代金を要求することを思い付くが……。 【ここに注目】『神々と男たち』でカンヌ国際映画祭グランプリを獲得したグザヴィエ・ボーヴォワ監督によるコメディー。身代金目当てにチャップリンの遺体を盗もうとする2人の男の物語。チャールズ・チャップリンの孫で女優のドロレス・チャップリンが、チャップリンの遺族の役で出演する。


La rançon de la gloire - Clip
※ 本編映像は0:17あたりより。




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ハングリー・ハーツ(←2014年東京国際映画祭時の邦題)
英題:Hungry Hearts
監督  サヴェリオ・コスタンツォ Saverio Costanzo
製作国 イタリア
出演  アダム・ドライバー、アルバ・ロルヴァケル、
    ロバータ・マクスウェル、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】ニューヨークで暮らすカップルのミナとジュードの2人に待望の赤ちゃんが生まれる。喜びもつかの間、夫妻はあるスピリチュアルカウンセラーから、赤ちゃんがインディゴチャイルドだと告げられる。 【ここに注目】マルコ・フランゾソの小説「Il Bambino Indaco」の映画化。インディゴチャイルドとはスピリチュアル界に伝わる感性の強い新世代の子を示す。人間の優しさに潜む悪を浮き彫りにしていくサスペンス。『素数たちの孤独』に続き、原作+女優アルバ・ロルヴァケルの起用で再び大舞台に臨む。『フランシス・ハ』『インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌』のアダム・ドライバーの出演も話題に。



Hungry Hearts - Trailer






Hungry Hearts - Clip




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2014年ベネチア国際映画祭:メイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー&ビデオクリップ(パート2) へつづく


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2014ヴェネツィア国際映画祭
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