2014年ベネチア国際映画祭:メイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー&ビデオクリップ(パート2)

2014年(第71回)ベネチア国際映画祭のメイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー&ビデオクリップです。


2014年(第71回)ベネチア国際映画祭は2014年08月27日から09月06日まで開催される予定です。



● You-Tube ベネチア国際映画祭チャンネル(la Biennale di Venezia Channel) 
 http://www.youtube.com/user/BiennaleChannel/


● ベネチア国際映画祭 公式サイト(英語版トップページ)
 la Biennale di Venezia (Venice Film Festival)


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>2014年ベネチア国際映画祭:メイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー&ビデオクリップ(パート1) からのつづき



 
Le dernier coup de marteau
監督  アリックス・ドラポルト Alix Delaporte
製作国 フランス
出演  Romain Paul、Clotilde Hesme、
    Grégory Gadebois、Candela Peña、
    トリスタン・ウヨア、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】ヴィクトールはモンペリエのオペラ座にやって来た。彼は音楽のことなど何一つ知らなかったが、オペラ座でまだ見ぬ父親がマーラーを指揮するために来ていたのだ。この出来事がヴィクトールの未来を揺り動かす。 【ここに注目】フランスの女性監督、アリックス・ドゥラポルトの長編2作目となるドラマ。ドゥラポルトはテレビのニュース番組や短編映画を手掛け、『エンジェル・アンド・トニー(英題)/Angel & Tony』で長編デビュー。その作品に出演したクロティルド・エスムとグレゴリー・ガドゥボワが本作にも出演している。短編作品ではベネチア国際映画祭短編部門で銀獅子賞を獲得しているが、コンペティション選出は今回が初。


Le dernier coup de marteau - Trailer




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Pasolini
監督  アベル・フェラーラ Abel Ferrara
製作国 フランス / イタリア / ベルギー
出演  ウィレム・デフォー、リッカルド・スカマルチョ、
    ニネット・ダヴォリ、ヴァレリオ・マスタンドレア、
    マリア・デ・メディロス、アドリアーナ・アスティ、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】1975年11月2日、権力と闘うアーティストのピエル・パオロ・パゾリーニが、ローマ郊外のオスティアビーチで轢殺(れきさつ)された。当時17歳だった少年が出頭し過失を認めるが事態は一転、2005年に証言を撤回する。 【ここに注目】イタリア人女優ジアダ・コラグランデを妻に持つ俳優ウィレム・デフォーと、アベル・フェラーラ監督が『4:44 地球最期の日』に続いて再タッグ。イタリアが輩出した偉大なる詩人にして哲学者でもある映画人ピエル・パオロ・パゾリーニの最期の日を描く伝記映画。しかし死の真相を究明する内容ではなく、『ソドムの市』が物語のカギとなるもよう。本映画祭への出品数は多い監督だが最高賞はまだ得ていない。ちなみにデフォーは流暢(りゅうちょう)なイタリア語を話すそうで、彼以外はイタリア人キャストを起用している。


Pasolini (2014) - Trailer (1分27秒) 




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Manglehorn
監督  デヴィッド・ゴードン・グリーン David Gordon Green
製作国 アメリカ
出演  アル・パチーノ、ホリー・ハンター、
    ハーモニー・コリン、クリス・メッシーナ、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】 小さな町で錠前屋を営むアンジェロ・マングルホーンはつつがなく日々を過ごす。彼にとって40年前に離婚した妻のクララが心の支えであり、彼女がいつの日か自分のもとに戻ってくることを信じて手紙を送り続けていた。 【ここに注目】ポール・ローガンとデヴィッド・ゴードン・グリーン監督の原案を基に、ローガンが脚本を執筆。昨年の本映画祭コンペ出品作『ジョー(原題)/Joe』でタイ・シェリダンにマルチェロ・マストロヤンニ賞(新人賞)をもたらしており、コメディー映画『セルフィッシュ・サマー』(日本未公開)ではベルリン映画祭の銀熊賞(監督賞)を獲得するなど今波に乗っている監督の一人。本作には名バイプレーヤーのクリス・メッシーナと作家で映画監督のハーモニー・コリンも出演。


Manglehorn - Clip




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Three Hearts(3 Hearts)
原題:Trois coeurs(3 Coeurs)
監督  ブノワ・ジャコー Benoît Jacquot
製作国 フランス
出演  ブノワ・ポールヴールド、シャルロット・ゲンズブール、
    キアラ・マストロヤンニ、カトリーヌ・ドヌーヴ、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】パリへ戻る列車に乗り損ねたマルク(ブノワ・ポールヴールド)は、シルヴィー(シャルロット・ゲンズブール)という女性と出会う。二人は一晩中しゃべりながら街をさまよい、数日後にパリで会う約束をする。後日、シルヴィーは待ち合わせ場所に行くが、マルクは間に合わず、二人はすれ違う。そして、マルクはソフィーという女性と出会うが、そのときはまだソフィーがシルヴィーの姉妹とは知らなかった。 【ここに注目】 『発禁本-SADE』『マリー・アントワネットに別れをつげて』などのブノワ・ジャコー監督が、4度目のコンペノミネート。本作は、ハリウッドのメロドラマの名匠、ジョン・M・スタールの作品にインスパイアされたという。シャルロット演じるソフィーの姉妹役にキアラ・マストロヤンニ、二人の母親にキアラの実母であるカトリーヌ・ドヌーヴがふんする。


Trois coeurs(3 Coeurs) - Trailer (1分37秒)




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白夜と配達人(←2014年東京国際映画祭時の邦題)
英題:The Postman's White Nights
原題:Belye nochi pochtalona Alekseya Tryapitsyna
監督  アンドレイ・コンチャロフスキー Andrey Konchalovskiy
製作国 ロシア
出演  Aleksey Tryapitsyn、Irina Ermolova、
    Timur Bondarenko、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】ロシアにある人里離れた村。本土に行くには湖をボートで渡らなければならず、村人はまるで新石器時代のような暮らしをしていた。ある日、郵便配達員のボートのエンジンが盗まれ、手紙を配達できなくなってしまう。彼は都会に行くが、間もなく戻ってくる。 【ここに注目】ロシアの寂れた村を舞台に、唯一外の世界とのつながりを持つ郵便配達員を主人公にしたドラマ。監督は、1979年に『シベリアダ(原題)/Sibiriada』でカンヌ国際映画祭審査員特別グランプリを受賞したロシアの巨匠アンドレイ・コンチャロフスキー。実在の人物からアイデアを得て、村人たちが実際に演じているという。


The Postman's White Nights
(Belye nochi pochtalona Alekseya Tryapitsyna) - Official Trailer




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Leopardi
原題:Il giovane favoloso
監督  マリオ・マルトーネ Mario Martone
製作国 イタリア
出演  エリオ・ジェルマーノ、ミケーレ・リオンディーノ、
    マッシモ・ポポリツィオ、アナ・ムグラリス、
    Valerio Binasco、イザベラ・ラゴネーゼ、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】19世紀のイタリア。詩人のレオパルディ(エリオ・ジェルマーノ)はレカナーティにある父の書斎を飛び出し、ナポリに移り住む。折しも、ナポリにはコレラが蔓延(まんえん)していた。 【ここに注目】38歳でこの世を去ったイタリアの詩人ジャコモ・レオパルディの生涯を、『われわれは信じていた』(日本未公開)のマリオ・マルトーネ監督が映画化。同監督は1992年の長編デビュー作『モルト・ドゥ・アン・マトマティコ・ナポリターノ(原題)/Morte di un Matematico Napoletano』でベネチア国際映画祭審査員特別賞を受賞。本作で主人公レオパルディを演じるのは『NINE』などに出演するエリオ・ジェルマーノ。


Il giovane favoloso - Clip 1 (1分05秒)




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闘犬シーヴァス (←2014年東京国際映画祭時の邦題)
原題/英題:Sivas
監督 カーン・ミュデジ(カーン・ミュジデジ) Kaan Müjdeci
製作国 トルコ
出演  Dogan Izci、 Ezgi Ergin、
    ハサン・オズデミール、Furkan Uyar、他

(シネマトゥデイの作品紹介より)こちら)【ストーリー】11歳の少年アスランは、かつかつの暮らしを守るのに必死の父、控えめな母、そして生気が感じられない兄とアナトリアの荒地で暮らしていた。思うようにいかない生活にうんざりしていた彼は、ある日、闘犬シヴァスを飼うことになる。 【ここに注目】これがデビュー作となるトルコの新人監督カーン・ミュデジが、脚本とプロデュースも兼任したヒューマンドラマ。主人公の少年をはじめ、ほとんどが映画初出演の役者たちを起用している。


Sivas - Clip (1分14秒)




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2014年ベネチア国際映画祭:メイン・コンペティションへエントリーされた作品のトレーラー&ビデオクリップ(パート3) へつづく


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2014ヴェネツィア国際映画祭
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