R.I.P.  キャリー・フィッシャー Carrie Fisher(1956 - 2016)

キャリー・フィッシャー Carrie Fisher
1956年10月21日 - 2016年12月27日

--------------------------------------------------------------------------------------------

AFPBB News 2016年12月28日付け記事
レイア姫、安らかに 女優キャリー・フィッシャーさん逝く 60歳( ttp://www.afpbb.com/articles/-/3112617 )

【12月28日 AFP】人気SF映画シリーズ「スター・ウォーズ(Star Wars)」のレイア姫(Princess Leia)役で知られる米女優のキャリー・フィッシャー(Carrie Fisher)さんが27日、死去した。60歳だった。フィッシャーさんは数日前、心臓発作に見舞われていた。 (中略) フィッシャーさんは23日、英ロンドン(London)で自著の出版イベントに出席した後、米ロサンゼルス(Los Angeles)に戻る機内で、着陸15分前に倒れた。その後、ロサンゼルスの病院に緊急搬送されたが、医師らの処置の甲斐なく回復には至らなかった。





Yahooニュースのヘッドラインは「レイア姫役の米女優 死去」。こんなヘッドライン……酷い。「レイア姫C・フィッシャー逝去」「SW出演 C・フィッシャー逝去」でギリギリ14文字で入るじゃん。なぜ名前を入れない?(てか、ヘッドラインの文字数をもう少し増やしてもいいんじゃない?)




Rolling Stone(ローリングストーン) 日本版  2016年12月28日付け記事
レイア姫役、キャリー・フィッシャー逝去、享年60歳( ttp://rollingstonejapan.com/articles/detail/27420 )

「レイア姫には友達も家族もいないの。彼女が住んでいた惑星は専属の美容師と一緒にものの数秒で爆発されちゃったのよ - だからレイア姫には信念しかないの」とフィッシャーはこのようにレイア姫の役柄について83年、ローリングストーン誌に語っていた。「1作目(新たなる希望)から、レイア姫は最前線のど真ん中に陣取る戦闘員だったのよ。このキャラクターを際立たせる効果があると分かっていた唯一の方法が、彼女を怒らせることだったの。『ジェダイの帰還』ではもっと女性らしくなり、面倒見がよくなり、優しい人物になったわ。でも、忘れないで。スター・ウォーズ・シリーズは基本的には男の子向けのファンタジー映画なの。だから、このキャラクターをもっと女性らしくするには、脱ぐしかなかったのよ。」「ルーカスにはいつも"背筋を伸ばして立って!姫になるんだ!"って念を押されたわ。それで、私はユダヤのお姫様みたいに前かがみになって、猫背でガムを噛むのよ」とフィッシャーはかつて冗談をとばしていた。

「彼女が住んでいた惑星は専属の美容師と一緒にものの数秒で爆発されちゃった」w……Ep.4のレイア姫、そんなにひどい髪形だったかな? Ep.1のナタリー・ポートマンと比べればずいぶんとマシだったと思う。レイアのビキニ姿は見ているこちらも嫌だった。あんなビキニ……あれ、男の子ウケしたんだろうか?





Top 10 Star Wars Moments






Best Han and Leia Moments | The StarWars.com 10


私の中の ”お姫さま(プリンセス)像” が大逆転したのがこの『スター・ウォーズ』のレイア姫でした。エポック・メイキングだった。「こんな薄手の真っ白なロングドレス姿でもマシンガン的な銃をぶっ放し駆けずり回ってもいいんだ!」「お姫さまだからってなにも ”危ないですから後ろに隠れて!” と言われ屈強な男に守られ物陰からハラハラしながら成り行きを見守っているだけじゃなくてもいいんだな!」「お姫さまであっても、その能力がありさえすれば自ら戦闘に加わってもOKなんだ!(「身分を考えて控えめにしなければ……」と自重しなくてもいいんだな)」と、痛快で解放感がありました。

このビデオクリップで第一位になっているシーン、私にとっては『スター・ウォーズ』シリーズ中、最大のハイライト。

スターの両親のもとに生まれながらも ”ガール・ネクスト・ドア” なルックスのキャリー・フィッシャーがこのレイア姫を演じたのは大正解でした。どこからみても完璧なルックスの美人女優が演じていたら、逆に印象に残らなかったと思うな。







『恋人たちの予感』(1989年)

When Harry Met Sally... (1989) - Official Trailer


彼女のフィルモグラフィーを見てみると他にもいくつか出演作を見ているはずなのですが、彼女の出演シーンの記憶があんまり残っていなくて……(これは私側の問題ですが。)







『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015年)

Star Wars: The Force Awakens - Han and Leia


この『フォースの覚醒』を見たときに、かつてあった ”現役の俳優としての華” がちょっと失われている感じがして、けっこう驚いたのです。(それは加齢による容姿の変貌とは関係無く。)お母さんであるデビー・レイノルズも今だ現役の俳優として活動していますが、80歳を超えているデビー・レイノルズのほうが ”現役の俳優としての華” があるような気がして……。それはキャリー・フィッシャーが文筆作業のほうへも注力していたせいなのかもしれませんけど。それにしても、お母さんより先に逝くとは。高齢になってからの短期間による急激な減量やタイトになったであろうスケジュールの影響があったのかなあ。太りすぎもよくないけど、急に痩せるのも負担はあるかもね。若い頃にやった薬物の影響もあるのか?



タグ:その他

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。