ソフィア・コッポラ監督の『私の好きな21世紀映画』(2017年6月付け)|ニューヨーク・タイムズ紙より


ソフィア・コッポラ監督の『私の好きな21世紀映画』(2017年6月9日付け)
Sofia Coppola's Favorite Films of the 21st-Century|(JUNE 9, 2017)
(ソフィア・コッポラのリストはランク付けのためのナンバリングがなされていません)


【参照】The New York Times(ニューヨーク・タイムズ) 2017年6月9日付け
Six Directors Pick Their Favorite Films of the 21st-Century(6人の映画監督が選んだ「私の好きな21世紀映画」)



フレンチアルプスで起きたこと  2014年
英題|Turist
原題|Force Majeure
監督|リューベン・オストルンド Ruben Ostlund
※「素晴らしい演技 ― ささやかな瞬間の数々が大好きです。細部が多くを語っています」




白いリボン  2009年
英題|The White Ribbon
原題|Das weiße Band - Eine deutsche Kindergeschichte
監督|ミヒャエル・ハネケ Michael Haneke
※「この作品の撮影(注|モノクロ)が大好きです。時代(注|第一次世界大戦前のドイツ)をリアルに感じられます」




マイ・ライフ、マイ・ファミリー  2007年
英題|The Savages
監督|タマラ・ジェンキンス Tamara Jenkins
※「ローラ・リニーとフィリップ・シーモア・ホフマンの演技、そして、ユーモアと悲しみが混じり合ったところ(が好き)」




愛より強く  2004年
英題|Head-On
別英題|Against the Wall
原題|Gegen die Wand
監督|ファティ・アキン Fatih Akin




パパVS新しいパパ  2015年
英題|Daddy’s Home
監督|ショーン・アンダース Sean Anders
※「私の子供たちと自分が同じように楽しめた唯一の映画!ウィル・フェレルは大好き。この映画はスイートだし、大笑いする子供たちと一緒にこの映画を見るのはとっても楽しい」




アンダー・ザ・スキン 種の捕食  2013年
英題|Under the Skin
監督|ジョナサン・グレイザー Jonathan Glazer
※「スカーレット・ヨハンソンが素晴らしかったです。出演者がよくやっていて申し分ないし、奇抜で革新的な手法で撮られていて、そしてリアルな人間を取り込んでいます。この作品はもっと評価されるべきだと思いました」




Mr. インクレディブル  2004年
英題|The Incredibles
監督|ブラッド・バード Brad Bird




エヴァとステファンとすてきな家族  2000年
英題|Together
原題|Tillsammans
監督|ルーカス・ムーディソン Lukas Moodysson
※「同監督の『ウィ・アー・ザ・ベスト!』も大好きですが、70年代のスウェーデンのコミューンを舞台にした『エヴァとステファンとすてきな家族』もとても良い!」




グリズリーマン  2005年
英題|Grizzly Man
監督|ヴェルナー・ヘルツォーク Werner Herzog




イーダ  2013年
英題|Ida
監督|パヴェウ・パヴリコフスキ Pawel Pawlikowski




フィッシュ・タンク  2009
別邦題|フィッシュタンク~ミア、15歳の物語
英題|Fish Tank
監督|アンドレア・アーノルド Andrea Arnold
※「リアルに感じられるし、アンドレア・アーノルド監督はキャラクター(登場人物)の不器用さや感情をよく捉えています」




エクス・マキナ  2015年
英題|Ex Machina
監督|アレックス・ガーランド Alex Garland
※「オスカー・アイザックのダンス・シーンが見どころ!」



ソフィア・コッポラ:コメント|(自己流 訳)私は通常、繊細で捉えがたい(鋭敏な/巧妙な)映画のほうが好きですが、でも、ありとあらゆるタイプの映画を楽しんで見ます。今後15年から20年の間ずっと好きでいるだろうという点を考慮して選びました。特に、私たちがまだ見たこともなかったもの、自分がやっていることに近くないものに刺激を受けていることが分かります。



この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。