2017年(第74回)ベネチア国際映画祭|「ベネチア国際映画祭はNetflixやAmazonなど配信会社を差別しない」|シネマトゥデイ 2017年8月31日付け記事より
シネマトゥデイ 2017年8月31日付け記事
ベネチア映画祭はNetflixを差別しない!カンヌ騒動にも言及( ttps://www.cinematoday.jp/news/N0094095 )
ベネチアがカンヌに追随したらサイテーだなっと思っていたけれど、やっぱりそうきますよね。「単純に劇場公開されていないからという理由だけで、映画祭のディレクターがそれらの映画を差別する理由が私にはわかりません」ほんと、そのとおり。
▲
ベネチア映画祭はNetflixを差別しない!カンヌ騒動にも言及( ttps://www.cinematoday.jp/news/N0094095 )
現地時間30日、第74回ベネチア国際映画祭にて審査員会見が行われ、今年5月にNetflix作品がコンペティション部門に選出され物議をかもしたフランスのカンヌ国際映画祭とは違い、Netflix作品がコンペティション部門に選出されなかったことについて、本映画祭ディレクターのアルバート・バルベーラが語った。 (中略) バルベーラは2015年にNetflix作品『ビースト・オブ・ノー・ネーション』がコンペティション部門に選ばれていたことに触れながら、「2年前は、誰も何も言わなかった」と口を開く。
バルベーラは「あのような規制は他の国にはない」と、フランスには映画館を守るためにNetflixなどのオンラインストリーミングサービスでの映画配信が劇場公開後36か月経たないとできない厳密な規制があることを引き合いにだし、カンヌの大論争が特殊なケースであったことを指摘。 (中略) 「NetflixやAmazonは現在、映画製作や配給において大きな役割を担うようになっています。もし、(マーティン・)スコセッシやコーエン兄弟のような、監督たちが彼らと働くと決めたなら、単純に劇場公開されていないからという理由だけで、映画祭のディレクターがそれらの映画を差別する理由が私にはわかりません」と言い切り、今年こそ出品はなかったものの、劇場公開されていない作品もコンペティション部門に選出していく姿勢を見せた。
ベネチアがカンヌに追随したらサイテーだなっと思っていたけれど、やっぱりそうきますよね。「単純に劇場公開されていないからという理由だけで、映画祭のディレクターがそれらの映画を差別する理由が私にはわかりません」ほんと、そのとおり。
▲
タグ:ベネチア映画祭
2017年度(第90回)アカデミー賞外国語映画賞|ベルギーからの出品作 決定(『ビヨンド・ザ・スピード』)
ベルギー代表作はマティアス・スーナールツとアデル・エグザルコプロス(『アデル、ブルーは熱い色』)出演のミヒャエル・R・ロスカム監督作『ビヨンド・ザ・スピード』(英題|Racer and the Jailbird)に決まりました。
『ビヨンド・ザ・スピード』は2017年(第74回)ベネチア国際映画祭 コンペティション外 部門へ選出されています。
マティアス・スーナールツ主演×ミヒャエル・R・ロスカム監督と言えば『闇を生きる男』ですが、『闇を生きる男』は2011年度(第84回)アカデミー賞外国語映画賞部門へノミネートを果たしています。
ベルギーからの出品作
ビヨンド・ザ・スピード
英題|Racer and the Jailbird
原題(ベルギー題)|Nar baği
(フランス題)|Le Fidèle
監督|ミヒャエル・R・ロスカム
製作国|ベルギー / オランダ / フランス
IMDb|Le Fidèle
http://www.imdb.com/title/tt2586120/
Le Fidèle - Teaser Trailer
IMDb によるとミヒャエル・R・ロスカム監督の劇場用長編映画は3本あるようですが、マティアス・スーナールツはその3本すべてに出演しているんですね。
Le Fidèle - Officiële Trailer / Bande-Annonce
▲
『ビヨンド・ザ・スピード』は2017年(第74回)ベネチア国際映画祭 コンペティション外 部門へ選出されています。
マティアス・スーナールツ主演×ミヒャエル・R・ロスカム監督と言えば『闇を生きる男』ですが、『闇を生きる男』は2011年度(第84回)アカデミー賞外国語映画賞部門へノミネートを果たしています。
ベルギーからの出品作
ビヨンド・ザ・スピード
英題|Racer and the Jailbird
原題(ベルギー題)|Nar baği
(フランス題)|Le Fidèle
監督|ミヒャエル・R・ロスカム
製作国|ベルギー / オランダ / フランス
IMDb|Le Fidèle
http://www.imdb.com/title/tt2586120/
Le Fidèle - Teaser Trailer
IMDb によるとミヒャエル・R・ロスカム監督の劇場用長編映画は3本あるようですが、マティアス・スーナールツはその3本すべてに出演しているんですね。
Le Fidèle - Officiële Trailer / Bande-Annonce
▲
2017年度(第90回)アカデミー賞外国語映画賞|トルコからの出品作 決定
トルコ代表作は Can Ulkay 監督作『Ayla: The Daughter of War(英題)』に決まりました。
トルコからの出品作
Ayla: The Daughter of War
原題|Ayla
監督|Can Ulkay
製作国|トルコ
IMDb|Ayla: The Daughter of War
http://www.imdb.com/title/tt6316138/
Ayla - Trailer
▲
トルコからの出品作
Ayla: The Daughter of War
原題|Ayla
監督|Can Ulkay
製作国|トルコ
IMDb|Ayla: The Daughter of War
http://www.imdb.com/title/tt6316138/
Ayla - Trailer
▲
2017年度(第90回)アカデミー賞外国語映画賞|ドイツからの出品作 決定(『女は二度決断する』)
ドイツの代表作は2017年(第70回)カンヌ国際映画祭コンペティション部門へ選出されダイアン・クルーガーが女優賞を受賞した、ファティ・アキン監督作『女は二度決断する』に決まりました。
ファティ・アキン監督作は2007年度(第80回)にも同国のドイツ代表作(作品|『そして、私たちは愛に帰る』)として選出されています。
ドイツは同部門のノミネート常連国。2000年度以降、受賞2回、ノミネート5回、「最終選考に進む9作品」に残ったのが3回と、好成績をあげています。
ドイツからの出品作
女は二度決断する
英題|In the Fade
原題|Aus dem Nichts
監督|ファティ・アキン Fatih Akin
製作国|ドイツ / フランス
米国配給|マグノリア・ピクチャーズ
IMDb|Aus dem Nichts
http://www.imdb.com/title/tt5723272/
Aus dem Nichts (In the Fade) (2017) - Trailer - German Deutsch
ドイツ国内の配給はワーナー・ブラザース、アメリカの配給はマグノリア・ピクチャーズ。
▲
ファティ・アキン監督作は2007年度(第80回)にも同国のドイツ代表作(作品|『そして、私たちは愛に帰る』)として選出されています。
ドイツは同部門のノミネート常連国。2000年度以降、受賞2回、ノミネート5回、「最終選考に進む9作品」に残ったのが3回と、好成績をあげています。
ドイツからの出品作
女は二度決断する
英題|In the Fade
原題|Aus dem Nichts
監督|ファティ・アキン Fatih Akin
製作国|ドイツ / フランス
米国配給|マグノリア・ピクチャーズ
IMDb|Aus dem Nichts
http://www.imdb.com/title/tt5723272/
Aus dem Nichts (In the Fade) (2017) - Trailer - German Deutsch
ドイツ国内の配給はワーナー・ブラザース、アメリカの配給はマグノリア・ピクチャーズ。
▲
2017年度(第90回)アカデミー賞外国語映画賞|スウェーデンからの出品作 決定(『ザ・スクエア 思いやりの聖域』)
スウェーデンの代表作は2017年(第70回)カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作であるリューベン・オストルンド監督作『ザ・スクエア 思いやりの聖域』に決まりました。
アカデミー賞外国語映画賞部門のノミネート有力候補として名を挙げられてもおかしくない作品です。でも、今作は英語作品だったはず。(IMDbによると、使用言語は「英語 / スウェーデン語 / デンマーク語」の3つとなっています。)
英語の台詞が一定割合を超えてしまうと同部門のエントリーを受理されなくなるはずです。そのへんは大丈夫でしょうか。ちょっと心配ですね。
スウェーデンからの出品作
ザ・スクエア 思いやりの聖域
英題/原題|The Square
監督|リューベン・オストルンド Ruben Östlund
製作国|スウェーデン / デンマーク / アメリカ / フランス
使用言語|英語 / スウェーデン語 / デンマーク語
米国配給|マグノリア・ピクチャーズ
IMDb|The Square (2017)
http://www.imdb.com/title/tt4995790/
The Square (2017) - Official trailer #1
アメリカの配給がマグノリア・ピクチャーズってのも不安。この配給会社は今まで賞キャンペーンに熱心ではなかったので。
The Square – New clip (3/3) official from Cannes
猿のような声をあげる上半身裸体の人を演じているのはテリー・ノタリー(Terry Notary)さん。モーション・キャプチャー・パフォーマー&ムーヴメント・コレオグラファー&アクター。『猿の惑星』シリーズ、『ウォークラフト』、『キングコング:髑髏島の巨神』などに出演されているそうです。
このシーン ↓ はこの通り、英語。
The Square Clip | TIFF 2017
----------------------------------------------------------------------
リューベン・オストルンド監督は、『フレンチアルプスで起きたこと』(英題|Force Majeure / Turist)で2014年度(第87回)アカデミー賞外国語映画賞のスウェーデン代表作となり、同部門の「最終選考に進む9作品」に残り(言ってみれば「一次予選突破」というところですね)ノミネートされるかどうか発表の瞬間を迎えた時のビデオが話題にもなりました。
監督のリューベン・オストルンド(Ruben Östlund)とプロデューサーのエリク・ヘンメンドルフ(Erik Hemmendorff)の二人がニューヨークのトランプ・ホテル (!) の一室で発表を待っています。
Swedish director freaks out when he misses out on Oscar nomination.(2015年1月15日)(6分8秒)
ああ、切ない叫び……。『フレンチアルプスで起きたこと』はノミネートの有力候補に挙げられていたから期待がかなり高まっていたはず。でもさぁ、この2年後にはカンヌのパルムドールを獲るんだから。ねぇ。(エリク・ヘンメンドルフは『The Square』でもプロデューサーを務めています)
2014年度(第87回)アカデミー賞 外国語映画賞|ノミネート作品
イーダ(英題|Ida)(ポーランド)
裁かれるは善人のみ(英題|Leviathan)(ロシア)
みかんの丘(英題|Tangerines)(エストニア)
人生スイッチ(英題|Wild Tales)(アルゼンチン)
禁じられた歌声(英題|Timbuktu)(モーリタニア)
▲
アカデミー賞外国語映画賞部門のノミネート有力候補として名を挙げられてもおかしくない作品です。でも、今作は英語作品だったはず。(IMDbによると、使用言語は「英語 / スウェーデン語 / デンマーク語」の3つとなっています。)
英語の台詞が一定割合を超えてしまうと同部門のエントリーを受理されなくなるはずです。そのへんは大丈夫でしょうか。ちょっと心配ですね。
スウェーデンからの出品作
ザ・スクエア 思いやりの聖域
英題/原題|The Square
監督|リューベン・オストルンド Ruben Östlund
製作国|スウェーデン / デンマーク / アメリカ / フランス
使用言語|英語 / スウェーデン語 / デンマーク語
米国配給|マグノリア・ピクチャーズ
IMDb|The Square (2017)
http://www.imdb.com/title/tt4995790/
The Square (2017) - Official trailer #1
アメリカの配給がマグノリア・ピクチャーズってのも不安。この配給会社は今まで賞キャンペーンに熱心ではなかったので。
The Square – New clip (3/3) official from Cannes
猿のような声をあげる上半身裸体の人を演じているのはテリー・ノタリー(Terry Notary)さん。モーション・キャプチャー・パフォーマー&ムーヴメント・コレオグラファー&アクター。『猿の惑星』シリーズ、『ウォークラフト』、『キングコング:髑髏島の巨神』などに出演されているそうです。
このシーン ↓ はこの通り、英語。
The Square Clip | TIFF 2017
----------------------------------------------------------------------
リューベン・オストルンド監督は、『フレンチアルプスで起きたこと』(英題|Force Majeure / Turist)で2014年度(第87回)アカデミー賞外国語映画賞のスウェーデン代表作となり、同部門の「最終選考に進む9作品」に残り(言ってみれば「一次予選突破」というところですね)ノミネートされるかどうか発表の瞬間を迎えた時のビデオが話題にもなりました。
監督のリューベン・オストルンド(Ruben Östlund)とプロデューサーのエリク・ヘンメンドルフ(Erik Hemmendorff)の二人がニューヨークのトランプ・ホテル (!) の一室で発表を待っています。
Swedish director freaks out when he misses out on Oscar nomination.(2015年1月15日)(6分8秒)
ああ、切ない叫び……。『フレンチアルプスで起きたこと』はノミネートの有力候補に挙げられていたから期待がかなり高まっていたはず。でもさぁ、この2年後にはカンヌのパルムドールを獲るんだから。ねぇ。(エリク・ヘンメンドルフは『The Square』でもプロデューサーを務めています)
2014年度(第87回)アカデミー賞 外国語映画賞|ノミネート作品
イーダ(英題|Ida)(ポーランド)
裁かれるは善人のみ(英題|Leviathan)(ロシア)
みかんの丘(英題|Tangerines)(エストニア)
人生スイッチ(英題|Wild Tales)(アルゼンチン)
禁じられた歌声(英題|Timbuktu)(モーリタニア)
▲