2018年度(第91回)アカデミー賞|作品別受賞数
2018年度(第91回)アカデミー賞:作品別受賞数
【4】 ボヘミアン・ラプソディ
主演男優賞
編集賞
音響編集賞(音響効果賞 / Best Sound Editing)
音響調整賞(録音賞 / Best Sound Mixing)
【3】 グリーンブック
作品賞
助演男優賞
脚本賞
【3】 ROMA/ローマ
監督賞
撮影賞
外国語映画賞
【3】 ブラックパンサー
作曲賞
プロダクション・デザイン賞
衣装デザイン賞
【1】 女王陛下のお気に入り
主演女優賞
【1】 ビール・ストリートの恋人たち
助演女優賞
【1】 ブラック・クランズマン
脚色賞
【1】 アリー/スター誕生
主題歌賞(歌曲賞)
【1】 バイス
メイクアップ&ヘアスタイリング賞
【1】 ファースト・マン
視覚効果賞
【1】 スパイダーマン:スパイダーバース
長編アニメーション映画賞
【1】 Free Solo(英題)
長編ドキュメンタリー映画賞
【1】 Bao(英題)
短編アニメーション映画賞
【1】 ピリオド 羽ばたく女性たち
短編ドキュメンタリー映画賞
【1】 Skin(英題)
短編実写映画賞
▲
【4】 ボヘミアン・ラプソディ
主演男優賞
編集賞
音響編集賞(音響効果賞 / Best Sound Editing)
音響調整賞(録音賞 / Best Sound Mixing)
【3】 グリーンブック
作品賞
助演男優賞
脚本賞
【3】 ROMA/ローマ
監督賞
撮影賞
外国語映画賞
【3】 ブラックパンサー
作曲賞
プロダクション・デザイン賞
衣装デザイン賞
【1】 女王陛下のお気に入り
主演女優賞
【1】 ビール・ストリートの恋人たち
助演女優賞
【1】 ブラック・クランズマン
脚色賞
【1】 アリー/スター誕生
主題歌賞(歌曲賞)
【1】 バイス
メイクアップ&ヘアスタイリング賞
【1】 ファースト・マン
視覚効果賞
【1】 スパイダーマン:スパイダーバース
長編アニメーション映画賞
【1】 Free Solo(英題)
長編ドキュメンタリー映画賞
【1】 Bao(英題)
短編アニメーション映画賞
【1】 ピリオド 羽ばたく女性たち
短編ドキュメンタリー映画賞
【1】 Skin(英題)
短編実写映画賞
▲
タグ:アカデミー賞
2018年度(第91回)アカデミー賞 受賞結果
2018年度(第91回)アカデミー賞授賞式はホスト無しで開催されました。
授賞式終盤にどんでん返しというかサプライズがあったり(しかも喜びと哀しみがごちゃ混ぜになるようなアップセットで……)ぐったりです。授賞式は結果が次々と発表され授賞式内での出し物も少なく、3時間以内には収まらなかったにせよかなり短縮。(個人的にはこれでいいんじゃないかと思う。司会者いなくても授賞式やれますね。[追記] …… と思ったのだけれど、それは映像を見てないからかも。式を見ていた人から気ぜわしいとの声もあり。でもアカデミー賞やアカデミー賞授賞式自体に関心薄めな人には4時間はきっと長いよね。「24部門の受賞結果をすべて見なければならないものなのか?」という意見もあることはあるし。授賞式はNHK・BSプレミアムで3月に放送されるのを見ます。)
(2019/03/12 追記)NHK・BSプレミアムで授賞式を見ました。終わってから時間がだいぶ経過していることと授賞式後もアカデミー賞に対してのあーだこーだが続いているせいか授賞式の様子をきちんと見ようという意欲がかなり減退していて、早送りのハイスピードで見ました。オープニングのクイーン+アダム・ランバートのパフォーマンスは放送があったけれど、 歌曲賞パフォーマンスや亡くなった方へのトリビュート・シーンの放送は無し。受賞発表と受賞の挨拶は24部門すべて放送された(…と思う) 外国語映画賞のプレゼンターであるハビエル・バルデムがスペイン語でべらべら喋っているのが超かっこよかった。2か国語以上を喋れるってかっこいいよなあ。今年ほど外国語映画賞部門へスポットライトが当たった年もない。いつも会場の反応はほぼ無関心に近いもの。各ノミニーの紹介時、『万引き家族』は、大拍手で迎えられた『ROMA/ローマ』の直後に紹介されたせいもあってか拍手が少ないように感じてちょっと寂しかった。
【参照】 indiewire 2019年2月24日付け
2019 Oscars Winners List: ‘Green Book’ Best Picture, ‘Bohemian Rhapsody’ Dominates With Four Prizes
● 授賞式を放映するABCのアカデミー賞公式サイト(トップページ)
http://oscar.go.com/
● 映画芸術科学アカデミー 公式サイト(トップページ)
The Academy of Motion Picture Arts and Sciences
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2018年度(第91回)アカデミー賞 受賞結果
The 91st Academy Awards : Winners and Nominees
★印 … 受賞
【作品賞】 Best Picture(ノミネートは8作品)
★グリーンブック
英題|Green Book
プロデューサー|ジム・バーク Jim Burke
チャールズ・B・ウェスラー Charles B. Wessler
ブライアン・カリー Brian Currie
ピーター・ファレリー Peter Farrelly
ニック・ヴァレロンガ Nick Vallelonga
米国配給|ユニバーサル・ピクチャーズ Universal Pictures
(※ 2001年度 [ 第74回 ]『ビューティフル・マインド』以降初めて、ワーナー・ブラザース以外の大手スタジオ製作の映画が作品賞を受賞した。〔=2001年度以降、大手映画会社はワーナー・ブラザースの作品しか作品賞を受賞出来ていなかった〕)
アカデミー賞作品賞に新時代は来ず。米国アカデミー賞の保守的なところを再び見せつけられた感あり。 ― 保守的というべきなのか、んーどうなのかな。これがアカデミー賞の伝統というものなのかも。それにしても……作品賞受賞を決定する際の投票集計の方法に難があるような気がします。
ブラックパンサー
英題|Black Panther
プロデューサー|ケヴィン・ファイギ Kevin Feige
米国配給|ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ Walt Disney Studios Motion Pictures
ブラック・クランズマン
英題|BlacKkKlansman
プロデューサー|ショーン・マッキトリック Sean McKittrick
ジェイソン・ブラム Jason Blum
レイモンド・マンスフィールド Raymond Mansfield
ジョーダン・ピール Jordan Peele
スパイク・リー Spike Lee
米国配給|フォーカス・フィーチャーズ Focus Features
ボヘミアン・ラプソディ
英題|Bohemian Rhapsody
プロデューサー|グレアム・キング Graham King
米国配給|20世紀フォックス 20th Century Fox
女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
プロデューサー|セシ・デンプシー Ceci Dempsey
エド・ギニー Ed Guiney
リー・マジデイ Lee Magiday
ヨルゴス・ランティモス Yorgos Lanthimos
米国配給|フォックス・サーチライト・ピクチャーズ Fox Searchlight Pictures
ROMA/ローマ
英題|Roma
プロデューサー|ガブリエラ・ロドリゲス Gabriela Rodriguez
アルフォンソ・キュアロン Alfonso Cuaron
米国配給|ネットフリックス Netflix
アリー/スター誕生
英題|A Star Is Born
プロデューサー|ビル・ガーバー Bill Gerber
ブラッドリー・クーパー Bradley Cooper
リネット・ハウエル・テイラー Lynette Howell Taylor
米国配給|ワーナー・ブラザース Warner Bros. Pictures
バイス
英題|Vice
プロデューサー|デデ・ガードナー Dede Gardner
ジェレミー・クライナー Jeremy Kleiner
ケヴィン・メシック Kevin Messick
アダム・マッケイ Adam McKay
米国配給|アンナプルナ・ ピクチャーズ Annapurna Pictures
【監督賞】 Directing
★アルフォンソ・キュアロン Alfonso Cuaron
作品|ROMA/ローマ
英題|Roma
スパイク・リー Spike Lee
作品|ブラック・クランズマン
英題|BlacKkKlansman
パヴェウ・パヴリコフスキ Pawel Pawlikowski
作品|COLD WAR あの歌、2つの心
英題|Cold War (2018)
原題|Zimna wojna
ヨルゴス・ランティモス Yorgos Lanthimos
作品|女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
アダム・マッケイ Adam McKay
作品|バイス
英題|Vice
【主演男優賞】 Actor in a Leading Role
★ラミ・マレック Rami Malek
作品|ボヘミアン・ラプソディ
英題|Behemian Rhapsody
ブラッドリー・クーパー Bradley Cooper
作品|アリー/スター誕生
英題|A Star Is Born
クリスチャン・ベイル Christian Bale
作品|バイス
英題|Vice
ウィレム・デフォー Willem Dafoe
作品|永遠の門 ゴッホの見た未来
英題|At Eternity’s Gate
ヴィゴ・モーテンセン Viggo Mortensen
作品|グリーンブック
英題|Green Book
【主演女優賞】 Actress in a Leading Role
★オリヴィア・コールマン Olivia Colman
作品|女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
(※ ブロードキャスト映画批評家協会賞(=放送映画批評家協会賞 / クリティックス・チョイス・アワード)とアメリカ映画俳優組合賞とゴールデン・グローブ賞を受賞してアカデミー賞を受賞出来なかったのは2001年度『ビューティフル・マインド』のラッセル・クロウと2006年度『ドリームガールズ』のエディ・マーフィのみ。ラッセル・クロウは前年2000年度に主演男優賞を受賞していた。)【参照】The HollywoodReporter.com 2019年2月25付け記事 Oscars Analysis: How 'Green Book' Won and Glenn Close Lost(なお、参照先の記事を書いた Scott Feinberg によると 投票権を持つアカデミー会員は現時点で7,902名だそうです。)
(なんとも複雑な気分。オリヴィア・コールマンの受賞は本当に嬉しい♪ この賞を獲れたから『女王陛下のお気に入り』チームは手ぶらで帰る羽目にならずに済んだ。でも!でも!これまでさんざんノミネートされ受賞を逃してきたグレン・クローズが金色のガウンを着てこの授賞式に臨んでいる気持ちを考えると……もうほんとに気の毒過ぎる。結果を聞いて胃が痛くなってきた。もしかしたらアカデミー会員の中には『天才作家の妻』という作品自体見ていないという人もいたのでは。作品自体の評価が上がり切らない、もしくは話題にならない映画でノミネートされるとこういう憂き目に遭う。 [ 2019/02/26 追記 ] 上記の HollywoodReporter の記事でもやはり『女王陛下のお気に入り』と『天才作家の妻』では鑑賞者の数に差があったのではないかという分析がありました。映画批評家や外国人記者や演者 [俳優/女優] は演者の演技が話題になっている作品はそれなりにきちんとチェックする。でもアカデミー会員は様々な分野からアカデミーに招待され会員になっているので、みんながみんな そこまで几帳面に全ノミネート作をチェックはしないんだよね。あと、近年若いアカデミー会員が増えたので高齢の夫婦の物語である『天才作家の妻』はそういう若い会員にとっては他の作品と比較するとどうしても視聴が後回しになってしまうのではないかとの考察も。)
ヤリッツァ・アパリシオ Yalitza Aparicio
作品|ROMA/ローマ
英題|Roma
グレン・クローズ Glenn Close
作品|天才作家の妻 - 40年目の真実 -
英題|The Wife
レディー・ガガ Lady Gaga
作品|アリー/スター誕生
英題|A Star is Born
メリッサ・マッカーシー Melissa McCarthy
作品|ある女流作家の罪と罰
英題|Can You Ever Forgive Me?
【助演男優賞】 Actor in a Supporting Role
★マハーシャラ・アリ Mahershala Ali
作品|グリーンブック
英題|Green Book
アダム・ドライヴァー Adam Driver
作品|ブラック・クランズマン
英題|BlacKKKlansman
サム・エリオット Sam Elliot
作品|アリー/スター誕生
英題|A Star is Born
リチャード・E・グラント Richard E. Grant
作品|ある女流作家の罪と罰
英題|Can You Ever Forgive Me?
サム・ロックウェル Sam Rockwell
作品|バイス
英題|Vice
【助演女優賞】 Actress in a Supporting Role
★レジーナ・キング Regina King
作品|ビール・ストリートの恋人たち
英題|If Beale Street Could Talk
エイミー・アダムス Amy Adams
作品|バイス
英題|Vice
マリーナ・デ・タビラ Marina de Tavira
作品|ROMA/ローマ
英題|Roma
エマ・ストーン Emma Stone
作品|女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
レイチェル・ワイズ Rachel Weisz
作品|女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
【脚本賞】 Writing (Original Screenplay)
★作品|グリーンブック
英題|Green Book
脚本|ニック・ヴァレロンガ Nick Vallelonga
ブライアン・ヘイズ・カリー Brian Hayes Currie
ピーター・ファレリー Peter Farrelly
作品|女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
脚本|デボラ・デイヴィス Deborah Davis
トニー・マクナマラ Tony McNamara
作品|魂のゆくえ
英題|First Reformed
脚本|ポール・シュレイダー Paul Schrader
作品|ROMA/ローマ
英題|Roma
脚本|アルフォンソ・キュアロン Alfonso Cuaron
作品|バイス
英題|Vice
脚本|アダム・マッケイ Adam McKay
【脚色賞】 Writing (Adapted Screenplay)
★作品|ブラック・クランズマン
英題|BlacKkKlansman
脚本|チャーリー・ワクテル Charlie Wachtel
デイヴィッド・ラビノウィッツ David Rabinowitz
ケヴィン・ウィルモット Kevin Willmott
スパイク・リー Spike Lee
※ スパイク・リーはアカデミー賞名誉賞受賞したあとの脚色賞受賞。(こういうパターンは前にもあったような気がする。初ではないと思う、多分。)
作品|バスターのバラード
英題|The Ballad of Buster Scruggs
脚本|イーサン・コーエン Ethan Coen
ジョエル・コーエン Joel Coen
作品|ある女流作家の罪と罰
英題|Can You Ever Forgive Me?
脚本|ニコール・ホロフセナー Nicole Holofcener
ジェフ・ウィッティ Jeff Whitty
作品|ビール・ストリートの恋人たち
英題|If Beale Street Could Talk
脚本|バリー・ジェンキンズ Barry Jenkins
作品|アリー/スター誕生
英題|A Star Is Born
脚本|エリック・ロス Eric Roth
ブラッドリー・クーパー Bradley Cooper
ウィル・フェッターズ Will Fetters
【撮影賞】 Cinematography
★作品|ROMA/ローマ
英題|Roma
撮影|アルフォンソ・キュアロン Alfonso Cuaron
※ 映画監督(演出家)が撮影賞を受賞するのはアカデミー賞史上 初。
作品|COLD WAR あの歌、2つの心
英題|Cold War (2018)
原題|Zimna wojna
撮影|ウカシュ・ジャル Lukasz Zal
作品|女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
撮影|ロビー・ライアン Robbie Ryan
作品|Never Look Away(英題)
原題|Werk ohne Autor
撮影|キャレブ・デシャネル Caleb Deschanel
作品|アリー/スター誕生
英題|A Star Is Born
撮影|マシュー・リバティーク Matthew Libatique
【編集賞】 Film Editing
★作品|ボヘミアン・ラプソディ
英題|Bohemian Rhapsody
編集|ジョン・オットマン John Ottman
作品|ブラック・クランズマン
英題|BlacKkKlansman
編集|バリー・アレクサンダー・ブラウン Barry Alexander Brown
作品|女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
編集|ヨルゴス・モヴロプサリディス Yorgos Mavropsaridis
作品|グリーンブック
英題|Green Book
編集|パトリック・J・ドン・ヴィト Patrick J. Don Vito
作品|バイス
英題|Vice
編集|ハンク・コーウィン Hank Corwin
【プロダクション・デザイン賞】 Production Design
★作品|ブラックパンサー
英題|Black Panther
プロダクション・デザイン|ハンナ・ビークラー Hannah Beachler
セット・デコレーション|ジェイ・ハート Jay Hart
(※ 同部門をアフリカ系女性〔ハンナ・ビークラー〕が受賞するのはアカデミー賞史上 初。)
作品|女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
プロダクション・デザイン|フィオナ・クロンビー Fiona Crombie
セット・デコレーション|アリス・フェルトン Alice Felton
作品|ファースト・マン
英題|First Man
プロダクション・デザイン|ネイサン・クロウリー Nathan Crowley
セット・デコレーション|キャシー・ルーカス Kathy Lucas
作品|メリー・ポピンズ リターンズ
英題|Mary Poppins Returns
プロダクション・デザイン|ジョン・マイヤー John Myhre
セット・デコレーション|ゴードン・シム Gordon Sim
作品|ROMA/ローマ
英題|Roma
プロダクション・デザイン|エウヘニオ・カバイェーロ Eugenio Caballero
セット・デコレーション|バルバラ・エンリケス Barbara Enriquez
【衣装デザイン賞】 Costume Design
★作品|ブラックパンサー
英題|Black Panther
衣装デザイン|ルース・E・カーター Ruth E. Carter(Ruth Carter)
(※ 同部門をアフリカ系女性〔ルース・E・カーター〕が受賞するのはアカデミー賞史上 初。)
作品|バスターのバラード
英題|The Ballad of Buster Scruggs
衣装デザイン|メアリー・ゾフレス Mary Zophres
作品|女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
衣装デザイン|サンディ・パウエル Sandy Powell
作品|メリー・ポピンズ リターンズ
英題|Mary Poppins Returns
衣装デザイン|サンディ・パウエル Sandy Powell
作品|ふたりの女王 メアリーとエリザベス
英題|Mary Queen of Scots(2018)
衣装デザイン|アレクサンドラ・バーン Alexandra Byrne
【メイクアップ&ヘアスタイリング賞】 Makeup and Hairstyling(ノミネートは3作品)
★作品|バイス
英題|Vice
メイク担当|Greg Cannom
Kate Biscoe
Patricia DeHaney
作品|Border(英題)
原題|Grans
メイク担当|Goran Lundstrom
Pamela Goldammer
(※『Border』は 第91回アカデミー賞外国語映画賞スウェーデン代表作)
作品|ふたりの女王 メアリーとエリザベス
英題|Mary Queen of Scots(2018)
メイク担当|Jenny Shircore
Marc Pilcher
Jessica Brooks
【作曲賞】 Music (Original Score)
★作品|ブラックパンサー
英題|Black Panther
作曲|ルートヴィッヒ・ヨーランソン Ludwig Goransson
作品|ブラック・クランズマン
英題|BlacKKKlansman
作曲|テレンス・ブランチャード Terence Blanchard
作品|ビール・ストリートの恋人たち
英題|If Beale Street Could Talk
作曲|ニコラス・ブリテル Nicholas Britell
作品|犬ヶ島
英題|Isle of Dogs
作曲|アレクサンドル・デスプラ Alexandre Desplat
作品|メリー・ポピンズ リターンズ
英題|Mary Poppins Returns
作曲|マーク・シェイマン Marc Shaiman
【主題歌賞(歌曲賞)】 Music (Original Song)(ノミネートは5作品)
★シャロウ~『アリー/スター誕生』愛のうた
英題|Shallow
歌唱|レディー・ガガ Lady Gaga
ブラッドリー・クーパー Bradley Cooper
作詞/作曲|レディー・ガガ Lady Gaga
マーク・ロンソン Mark Ronson
アンソニー・ロッソマンド Anthony Rossomando
アンドリュー・ワイアット Andrew Wyatt
作品|アリー/スター誕生
英題|A Star Is Born
Lady Gaga, Bradley Cooper - Shallow
(From A Star Is Born/Live From The Oscars)
(YouTube Lady Gaga より)
オール・ザ・スターズ
英題|All the Stars
歌唱|ケンドリック・ラマー Kendrick Lamar
SZA(シザ)
作曲|Sounwave(マーク・スピアーズ Mark Spears)
ケンドリック・ラマー Kendrick Lamar Duckworth
アンソニー・ ティフィス Anthony Tiffith
作詞|ケンドリック・ラマー Kendrick Lamar Duckworth
アンソニー・ ティフィス Anthony Tiffith
SZA(Solana Rowe)
作品|ブラックパンサー
英題|Black Panther
I'll Fight(英題)
歌唱|ジェニファー・ハドソン Jennifer Hudson
作詞/作曲|ダイアン・ウォーレン Diane Warren
作品|RBG 最強の85才
英題|RBG
幸せのありか
英題|The Place Where Lost Things Go
歌唱|エミリー・ブラント Emily Blunt
作曲|マーク・シェイマン Marc Shaiman
作詞|スコット・ウィットマン Scott Wittman
マーク・シェイマン Marc Shaiman
作品|メリー・ポピンズ リターンズ
英題|Mary Poppins Returns
When A Cowboy Trades His Spurs For Wings(英題)
歌唱|ティム・ブレイク・ネルソン Tim Blake Nelson
ウィリー・ワトソン Willie Watson
作詞/作曲|デヴィッド・ローリングス David Rawlings
ギリアン・ウェルチ Gillian Welch
作品|バスターのバラード
英題|The Ballad of Buster Scruggs
【音響調整賞(録音賞)】 Sound Mixing
★作品|ボヘミアン・ラプソディ
英題|Bohemian Rhapsody
担当|Paul Massey
Tim Cavagin
John Casali
ブラックパンサー
英題|Black Panther
担当|Steve Boeddeker
Brandon Proctor
Peter Devlin
ファースト・マン
英題|First Man
担当|Jon Taylor
Frank A. Montano
Ai-Ling Lee
Mary H. Ellis
ROMA/ローマ
英題|Roma
担当|Skip Lievsay
Craig Henighan
Jose Antonio Garcia
アリー/スター誕生
英題|A Star Is Born
担当|Tom Ozanich
Dean Zupancic
Jason Ruder
Steve Morrow
【音響編集賞(音響効果賞)】 Sound Editing
★作品|ボヘミアン・ラプソディ
英題|Bohemian Rhapsody
担当|John Warhurst
Nina Hartstone
ブラックパンサー
英題|Black Panther
担当|Benjamin A. Burtt
Steve Boeddeker
ファースト・マン
英題|First Man
担当|Ai-Ling Lee
Mildred Iatrou Morgan
クワイエット・プレイス
英題|A Quiet Place
担当|Ethan Van der Ryn
Erik Aadahl
ROMA/ローマ
英題|Roma
担当|Sergio Diaz
Skip Lievsay
【視覚効果賞】 Visual Effects
★作品|ファースト・マン
英題|First Man
担当|Paul Lambert
Ian Hunter
Tristan Myles
J.D. Schwalm
作品|アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
英題|Avengers: Infinity War
担当|Dan DeLeeuw
Kelly Port
Russell Earl
Dan Sudick
作品|プーと大人になった僕
英題|Christopher Robin
担当|Christopher Lawrence
Michael Eames
Theo Jones
Chris Corbould
作品|レディ・プレイヤー1
英題|Ready Player One
担当|Roger Guyett
Grady Cofer
Matthew E. Butler
David Shirk
作品|ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
英題|Solo: A Star Wars Story
担当|Rob Bredow
Patrick Tubach
Neal Scanlan
Dominic Tuohy
【外国語映画賞】 Foreign Language Film(ノミネート作は5作品)
★ROMA/ローマ
原題/英題|Roma
監督|アルフォンソ・キュアロン Alfonso Cuaron
製作国|メキシコ
米国配給|ネットフリックス Netflix
存在のない子供たち
英題|Capernaum
原題|Capharnaüm
監督|ナディーン・ラバキー Nadine Labaki
製作国|レバノン
米国配給|ソニー・ピクチャーズ・クラシック Sony Pictures Classics
COLD WAR あの歌、2つの心
英題|Cold War (2018)
原題|Zimna wojna
監督|パヴェウ・パヴリコフスキ Pawel Pawlikowski
製作国|ポーランド
米国配給|アマゾン・スタジオ Amazon Studios
Never Look Away(英題)
原題|Werk ohne Autor
監督|フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク Florian Henckel von Donnersmarck
製作国|ドイツ
米国配給|ソニー・ピクチャーズ・クラシック Sony Pictures Classics
万引き家族
英題|Shoplifters
監督|是枝裕和 Hirokazu Kore-Eda
製作国|日本
米国配給|マグノリア・ピクチャーズ Magnolia Pictures
(超激戦/ハイレベルと言われた今年度の外国語映画賞部門。そういう評価をされている年にノミネートされた事自体が素晴らしいこと。『COLD WAR』『万引き家族』が『ROMA/ローマ』とともにノミネートされたからこそハイレベルと言われることになったのだから。『THE GUILTY/ギルティ』『バーニング 劇場版』などが入っていたらさらにハイレベルになったかも。)
【長編アニメーション映画賞】 Animated Feature Film(ノミネート作は5作品)
★スパイダーマン:スパイダーバース
英題|Spider-Man: Into the Spider-Verse
監督|ボブ・ペルシケッティ Bob Persichetti
ピーター・ラムジー Peter Ramsey
ロドニー・ロスマン Rodney Rothman
プロデューサー|フィル・ロード Phil Lord
クリストファー・ミラーChristopher Miller
米国配給|ソニー・ピクチャーズ・リリーシング Sony Pictures Releasing
製作国|アメリカ
※ ソニー・ピクチャーズ アニメーション制作の作品が同部門を受賞するのは初。
インクレディブル・ファミリー
英題|Incredibles 2
監督|ブラッド・バード Brad Bird
プロデューサー|ジョン・ウォーカー John Walker
ニコール・パラディス・グリンドル Nicole Paradis Grindle
米国配給|ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ Walt Disney Studios Motion Pictures
製作国|アメリカ
犬ヶ島
英題|Isle of Dogs
監督|ウェス・アンダーソン Wes Anderson
プロデューサー|ウェス・アンダーソン Wes Anderson
スコット・ルーディン Scott Rudin
スティーヴン・レイルズ Steven Rales
ジェレミー・ドーソン Jeremy Dawson
米国配給|フォックス・サーチライト・ピクチャーズ Fox Searchlight Pictures
製作国|アメリカ / ドイツ
未来のミライ
英題|Mirai
監督|細田守 Mamoru Hosoda
プロデューサー|齋藤優一郎 Yuichiro Saito
米国配給|Gkids
Fathom Events
製作国|日本
シュガー・ラッシュ:オンライン
英題|Ralph Breaks the Internet
監督|リッチ・ムーア Rich Moore
フィル・ジョンストン Phil Johnston
プロデューサー|クラーク・スペンサー Clark Spencer
米国配給|ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ Walt Disney Studios Motion Pictures
製作国|アメリカ
【長編ドキュメンタリー映画賞】 Documentary (Feature)(ノミネート作は5作品)
★Free Solo(英題)
監督|ジミー・チン Jimmy Chin
エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ Elizabeth Chai Vasarhelyi
プロデューサー|Evan Hayes
Shannon Dill
米国配給|ナショナル・ジオグラフィック・ドキュメンタリー・フィルムス National Geographic Documentary Films
Hale County This Morning, This Evening(英題)
監督|RaMell Ross
プロデューサー|Joslyn Barnes
Su Kim
米国配給|ザ・シネマ・ガイド The Cinema Guild
Minding the Gap(英題)
監督|ビン・リュウ Bing Liu
プロデューサー|Diane Quon
米国配給|Hulu(フールー)
父から息子へ ~戦火の国より~ (ドイツ映画祭HORIZONTE 2019での邦題)
英題|Of Fathers and Sons(2017年)
原題|Kinder des Kalifats
監督|タラール・デルキ Talal Derki
プロデューサー|Ansgar Frerich
Eva Kemme
Tobias N. Siebert
米国配給|キノ・ローバー Kino Lorber
Starz!
RBG 最強の85才
英題|RBG
監督|ジュリー・コーエン Julie Cohen
ベッツィ・ウエスト Betsy West
プロデューサー|ジュリー・コーエン Julie Cohen
ベッツィ・ウエスト Betsy West
米国配給|マグノリア・ピクチャーズ Magnolia Pictures
【短編実写映画賞】 Short Film (Live Action)(ノミネート作は5作品)
★Skin(英題)
監督|Guy Nattiv
プロデューサー|Jaime Ray Newman
製作|New Native Pictures 他
米国配給|Fox Searchlight Pictures
Detainment(英題)
監督|ヴィンセント・ラム Vincent Lambe
プロデューサー|Darren Mahon
野獣
英題|Fauve
監督|ジェレミー・コント Jeremy Comte
プロデューサー|Maria Gracia Turgeon
マルグリット
英題|Marguerite
監督|マリアンヌ・ファルレ Marianne Farley
プロデューサー|Marie-Helene Panisset
Mother(英題)
原題|Madre
監督|Rodrigo Sorogoyen
プロデューサー|Maria del Puy Alvarado
【短編アニメーション映画賞】 Short Film (Animated)(ノミネート作は5作品)
★Bao(読み|バオ)
英題|Bao
監督|ドミー・シー Domee Shi
プロデューサー|Becky Neiman-Cobb
制作|ピクサー・アニメーション・スタジオ Pixar Animation Studios
(※ 監督のドミー・シーは中国系カナダ人。ピクサーの短編映画を監督するのは女性としてもアジア系としてもドミー・シーが初めて。)
Animal Behaviour(英題)
監督|David Fine
Alison Snowden
Late Afternoon(英題)
監督|Louise Bagnall
プロデューサー|Nuria Gonzalez Blanco
One Small Step(英題)
監督|Andrew Chesworth
Bobby Pontillas
Weekends(英題)
監督|Trevor Jimenez
【短編ドキュメンタリー映画賞】 Documentary (Short Subject)(ノミネート作は5作品)
★ピリオド 羽ばたく女性たち
英題|Period. End of Sentence
監督|Rayka Zehtabchi
プロデューサー|Melissa Berton
製作|ネットフリックス Netflix
Black Sheep(英題)
監督|Ed Perkins
プロデューサー|Jonathan Chinn
エンド・ゲーム: 最期のあり方
英題|End Game
監督|ロブ・エプスタイン Rob Epstein
ジェフリー・フリードマン Jeffrey Friedman
プロデューサー|ジェフリー・フリードマン Jeffrey Friedman
LIFEBOAT(英題)
監督|Skye Fitzgerald
プロデューサー|Bryn Mooser
A Night at the Garden(英題)
監督|Marshall Curry
プロデューサー|Marshall Curry
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【発表順】
《Queen + Adam Lambert: "Behemian Rhapsody" Performance》
「We Will Rock You」「We are the Champions」
01. Supporting Actress
02. Doc Feature
03. Makeup & Hair
04. Costume Design
05. Production Design
06. Cinematography
07. Sound Editing
08. Sound Mixing
09. Foreign Language
10. Film Editing
11. Supporting Actor
12. Animated Feature
13. Animated Short
14. Doc Short
15. Visual Effects
16. Live Action Short
17. Original Screenplay
18. Adapted Screenplay
19. Original Score
20. Original Song
《追悼コーナー》
21. Actor
22. Actress
21. Director
24. Picture
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とりあえずリメイク作が作品賞を受賞するというようなことがなくてホッとしました。(3度目のリメイク作、オリジナルを含めたら4度目の映画化作品が作品賞を獲るなんて、新作/オリジナル作品が受賞出来ずリメイク作が獲るなんて、そんなの映画業界の敗北宣言のようなもんですよ。)
『ボヘミアン・ラプソディ』が4賞、『グリーンブック』『ROMA/ローマ』『ブラックパンサー』が3賞を受賞。『ボヘミアン・ラプソディ』と『ブラックパンサー』が案外頑張った印象。
昨年「人気映画賞部門を創設しようかな」という映画芸術科学アカデミーからのアナウンスがあった(今年度はとりあえず創設せず。)ことが投票行動に影響が出ているような気がします。人気映画賞部門創設まで視野に入っているような状況にアカデミー会員たちも驚いただろうし、そういう状況下では「一般観客が映画館へ足を運んでみてくれた人気作品にも目配りをしていかねば……」という意識が会員たちの中に芽生えたのでは。なーんてことを考えたりしました。
『女王陛下のお気に入り』はプロダクション・デザイン賞と衣装デザイン賞の2賞を逃したことで「(『ローマ』と並んで最多ノミネートだったのに)このままでは手ぶらで帰らなければならないかも……」という状況に。それが式の終盤でビッグ・アップセットが起き主演女優賞を受賞。”ひとつ獲れて一安心” というところ。
2010年代に入ってからの作品賞受賞作には(受賞作のみならずノミネート作にも)鑑賞後少々がっかりするものもあり、またそういうがっかり受賞作&がっかりノミネート作が徐々に増えてきているのですが(個人の印象です。)、『グリーンブック』がそうでないことを祈ります。
アカデミー賞まわりは年々キャンペーンも報道も派手になっています。前哨戦と言われる映画賞も増え、食傷気味なほど。まさに『虚栄』という言葉がしっくりくるような状態。(2010年代の受賞作群をみて、30年後40年後の人々はどう思うのだろうな。40年後なんて……そのころ私はもう生きていないだろうけど。)
▲
授賞式終盤にどんでん返しというかサプライズがあったり(しかも喜びと哀しみがごちゃ混ぜになるようなアップセットで……)ぐったりです。授賞式は結果が次々と発表され授賞式内での出し物も少なく、3時間以内には収まらなかったにせよかなり短縮。(個人的にはこれでいいんじゃないかと思う。司会者いなくても授賞式やれますね。[追記] …… と思ったのだけれど、それは映像を見てないからかも。式を見ていた人から気ぜわしいとの声もあり。でもアカデミー賞やアカデミー賞授賞式自体に関心薄めな人には4時間はきっと長いよね。「24部門の受賞結果をすべて見なければならないものなのか?」という意見もあることはあるし。授賞式はNHK・BSプレミアムで3月に放送されるのを見ます。)
(2019/03/12 追記)NHK・BSプレミアムで授賞式を見ました。終わってから時間がだいぶ経過していることと授賞式後もアカデミー賞に対してのあーだこーだが続いているせいか授賞式の様子をきちんと見ようという意欲がかなり減退していて、早送りのハイスピードで見ました。オープニングのクイーン+アダム・ランバートのパフォーマンスは放送があったけれど、 歌曲賞パフォーマンスや亡くなった方へのトリビュート・シーンの放送は無し。受賞発表と受賞の挨拶は24部門すべて放送された(…と思う) 外国語映画賞のプレゼンターであるハビエル・バルデムがスペイン語でべらべら喋っているのが超かっこよかった。2か国語以上を喋れるってかっこいいよなあ。今年ほど外国語映画賞部門へスポットライトが当たった年もない。いつも会場の反応はほぼ無関心に近いもの。各ノミニーの紹介時、『万引き家族』は、大拍手で迎えられた『ROMA/ローマ』の直後に紹介されたせいもあってか拍手が少ないように感じてちょっと寂しかった。
【参照】 indiewire 2019年2月24日付け
2019 Oscars Winners List: ‘Green Book’ Best Picture, ‘Bohemian Rhapsody’ Dominates With Four Prizes
● 授賞式を放映するABCのアカデミー賞公式サイト(トップページ)
http://oscar.go.com/
● 映画芸術科学アカデミー 公式サイト(トップページ)
The Academy of Motion Picture Arts and Sciences
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2018年度(第91回)アカデミー賞 受賞結果
The 91st Academy Awards : Winners and Nominees
★印 … 受賞
【作品賞】 Best Picture(ノミネートは8作品)
★グリーンブック
英題|Green Book
プロデューサー|ジム・バーク Jim Burke
チャールズ・B・ウェスラー Charles B. Wessler
ブライアン・カリー Brian Currie
ピーター・ファレリー Peter Farrelly
ニック・ヴァレロンガ Nick Vallelonga
米国配給|ユニバーサル・ピクチャーズ Universal Pictures
(※ 2001年度 [ 第74回 ]『ビューティフル・マインド』以降初めて、ワーナー・ブラザース以外の大手スタジオ製作の映画が作品賞を受賞した。〔=2001年度以降、大手映画会社はワーナー・ブラザースの作品しか作品賞を受賞出来ていなかった〕)
アカデミー賞作品賞に新時代は来ず。米国アカデミー賞の保守的なところを再び見せつけられた感あり。 ― 保守的というべきなのか、んーどうなのかな。これがアカデミー賞の伝統というものなのかも。それにしても……作品賞受賞を決定する際の投票集計の方法に難があるような気がします。
ブラックパンサー
英題|Black Panther
プロデューサー|ケヴィン・ファイギ Kevin Feige
米国配給|ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ Walt Disney Studios Motion Pictures
ブラック・クランズマン
英題|BlacKkKlansman
プロデューサー|ショーン・マッキトリック Sean McKittrick
ジェイソン・ブラム Jason Blum
レイモンド・マンスフィールド Raymond Mansfield
ジョーダン・ピール Jordan Peele
スパイク・リー Spike Lee
米国配給|フォーカス・フィーチャーズ Focus Features
ボヘミアン・ラプソディ
英題|Bohemian Rhapsody
プロデューサー|グレアム・キング Graham King
米国配給|20世紀フォックス 20th Century Fox
女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
プロデューサー|セシ・デンプシー Ceci Dempsey
エド・ギニー Ed Guiney
リー・マジデイ Lee Magiday
ヨルゴス・ランティモス Yorgos Lanthimos
米国配給|フォックス・サーチライト・ピクチャーズ Fox Searchlight Pictures
ROMA/ローマ
英題|Roma
プロデューサー|ガブリエラ・ロドリゲス Gabriela Rodriguez
アルフォンソ・キュアロン Alfonso Cuaron
米国配給|ネットフリックス Netflix
アリー/スター誕生
英題|A Star Is Born
プロデューサー|ビル・ガーバー Bill Gerber
ブラッドリー・クーパー Bradley Cooper
リネット・ハウエル・テイラー Lynette Howell Taylor
米国配給|ワーナー・ブラザース Warner Bros. Pictures
バイス
英題|Vice
プロデューサー|デデ・ガードナー Dede Gardner
ジェレミー・クライナー Jeremy Kleiner
ケヴィン・メシック Kevin Messick
アダム・マッケイ Adam McKay
米国配給|アンナプルナ・ ピクチャーズ Annapurna Pictures
【監督賞】 Directing
★アルフォンソ・キュアロン Alfonso Cuaron
作品|ROMA/ローマ
英題|Roma
スパイク・リー Spike Lee
作品|ブラック・クランズマン
英題|BlacKkKlansman
パヴェウ・パヴリコフスキ Pawel Pawlikowski
作品|COLD WAR あの歌、2つの心
英題|Cold War (2018)
原題|Zimna wojna
ヨルゴス・ランティモス Yorgos Lanthimos
作品|女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
アダム・マッケイ Adam McKay
作品|バイス
英題|Vice
【主演男優賞】 Actor in a Leading Role
★ラミ・マレック Rami Malek
作品|ボヘミアン・ラプソディ
英題|Behemian Rhapsody
ブラッドリー・クーパー Bradley Cooper
作品|アリー/スター誕生
英題|A Star Is Born
クリスチャン・ベイル Christian Bale
作品|バイス
英題|Vice
ウィレム・デフォー Willem Dafoe
作品|永遠の門 ゴッホの見た未来
英題|At Eternity’s Gate
ヴィゴ・モーテンセン Viggo Mortensen
作品|グリーンブック
英題|Green Book
【主演女優賞】 Actress in a Leading Role
★オリヴィア・コールマン Olivia Colman
作品|女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
(※ ブロードキャスト映画批評家協会賞(=放送映画批評家協会賞 / クリティックス・チョイス・アワード)とアメリカ映画俳優組合賞とゴールデン・グローブ賞を受賞してアカデミー賞を受賞出来なかったのは2001年度『ビューティフル・マインド』のラッセル・クロウと2006年度『ドリームガールズ』のエディ・マーフィのみ。ラッセル・クロウは前年2000年度に主演男優賞を受賞していた。)【参照】The HollywoodReporter.com 2019年2月25付け記事 Oscars Analysis: How 'Green Book' Won and Glenn Close Lost(なお、参照先の記事を書いた Scott Feinberg によると 投票権を持つアカデミー会員は現時点で7,902名だそうです。)
(なんとも複雑な気分。オリヴィア・コールマンの受賞は本当に嬉しい♪ この賞を獲れたから『女王陛下のお気に入り』チームは手ぶらで帰る羽目にならずに済んだ。でも!でも!これまでさんざんノミネートされ受賞を逃してきたグレン・クローズが金色のガウンを着てこの授賞式に臨んでいる気持ちを考えると……もうほんとに気の毒過ぎる。結果を聞いて胃が痛くなってきた。もしかしたらアカデミー会員の中には『天才作家の妻』という作品自体見ていないという人もいたのでは。作品自体の評価が上がり切らない、もしくは話題にならない映画でノミネートされるとこういう憂き目に遭う。 [ 2019/02/26 追記 ] 上記の HollywoodReporter の記事でもやはり『女王陛下のお気に入り』と『天才作家の妻』では鑑賞者の数に差があったのではないかという分析がありました。映画批評家や外国人記者や演者 [俳優/女優] は演者の演技が話題になっている作品はそれなりにきちんとチェックする。でもアカデミー会員は様々な分野からアカデミーに招待され会員になっているので、みんながみんな そこまで几帳面に全ノミネート作をチェックはしないんだよね。あと、近年若いアカデミー会員が増えたので高齢の夫婦の物語である『天才作家の妻』はそういう若い会員にとっては他の作品と比較するとどうしても視聴が後回しになってしまうのではないかとの考察も。)
ヤリッツァ・アパリシオ Yalitza Aparicio
作品|ROMA/ローマ
英題|Roma
グレン・クローズ Glenn Close
作品|天才作家の妻 - 40年目の真実 -
英題|The Wife
レディー・ガガ Lady Gaga
作品|アリー/スター誕生
英題|A Star is Born
メリッサ・マッカーシー Melissa McCarthy
作品|ある女流作家の罪と罰
英題|Can You Ever Forgive Me?
【助演男優賞】 Actor in a Supporting Role
★マハーシャラ・アリ Mahershala Ali
作品|グリーンブック
英題|Green Book
アダム・ドライヴァー Adam Driver
作品|ブラック・クランズマン
英題|BlacKKKlansman
サム・エリオット Sam Elliot
作品|アリー/スター誕生
英題|A Star is Born
リチャード・E・グラント Richard E. Grant
作品|ある女流作家の罪と罰
英題|Can You Ever Forgive Me?
サム・ロックウェル Sam Rockwell
作品|バイス
英題|Vice
【助演女優賞】 Actress in a Supporting Role
★レジーナ・キング Regina King
作品|ビール・ストリートの恋人たち
英題|If Beale Street Could Talk
エイミー・アダムス Amy Adams
作品|バイス
英題|Vice
マリーナ・デ・タビラ Marina de Tavira
作品|ROMA/ローマ
英題|Roma
エマ・ストーン Emma Stone
作品|女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
レイチェル・ワイズ Rachel Weisz
作品|女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
【脚本賞】 Writing (Original Screenplay)
★作品|グリーンブック
英題|Green Book
脚本|ニック・ヴァレロンガ Nick Vallelonga
ブライアン・ヘイズ・カリー Brian Hayes Currie
ピーター・ファレリー Peter Farrelly
作品|女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
脚本|デボラ・デイヴィス Deborah Davis
トニー・マクナマラ Tony McNamara
作品|魂のゆくえ
英題|First Reformed
脚本|ポール・シュレイダー Paul Schrader
作品|ROMA/ローマ
英題|Roma
脚本|アルフォンソ・キュアロン Alfonso Cuaron
作品|バイス
英題|Vice
脚本|アダム・マッケイ Adam McKay
【脚色賞】 Writing (Adapted Screenplay)
★作品|ブラック・クランズマン
英題|BlacKkKlansman
脚本|チャーリー・ワクテル Charlie Wachtel
デイヴィッド・ラビノウィッツ David Rabinowitz
ケヴィン・ウィルモット Kevin Willmott
スパイク・リー Spike Lee
※ スパイク・リーはアカデミー賞名誉賞受賞したあとの脚色賞受賞。(こういうパターンは前にもあったような気がする。初ではないと思う、多分。)
作品|バスターのバラード
英題|The Ballad of Buster Scruggs
脚本|イーサン・コーエン Ethan Coen
ジョエル・コーエン Joel Coen
作品|ある女流作家の罪と罰
英題|Can You Ever Forgive Me?
脚本|ニコール・ホロフセナー Nicole Holofcener
ジェフ・ウィッティ Jeff Whitty
作品|ビール・ストリートの恋人たち
英題|If Beale Street Could Talk
脚本|バリー・ジェンキンズ Barry Jenkins
作品|アリー/スター誕生
英題|A Star Is Born
脚本|エリック・ロス Eric Roth
ブラッドリー・クーパー Bradley Cooper
ウィル・フェッターズ Will Fetters
【撮影賞】 Cinematography
★作品|ROMA/ローマ
英題|Roma
撮影|アルフォンソ・キュアロン Alfonso Cuaron
※ 映画監督(演出家)が撮影賞を受賞するのはアカデミー賞史上 初。
作品|COLD WAR あの歌、2つの心
英題|Cold War (2018)
原題|Zimna wojna
撮影|ウカシュ・ジャル Lukasz Zal
作品|女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
撮影|ロビー・ライアン Robbie Ryan
作品|Never Look Away(英題)
原題|Werk ohne Autor
撮影|キャレブ・デシャネル Caleb Deschanel
作品|アリー/スター誕生
英題|A Star Is Born
撮影|マシュー・リバティーク Matthew Libatique
【編集賞】 Film Editing
★作品|ボヘミアン・ラプソディ
英題|Bohemian Rhapsody
編集|ジョン・オットマン John Ottman
作品|ブラック・クランズマン
英題|BlacKkKlansman
編集|バリー・アレクサンダー・ブラウン Barry Alexander Brown
作品|女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
編集|ヨルゴス・モヴロプサリディス Yorgos Mavropsaridis
作品|グリーンブック
英題|Green Book
編集|パトリック・J・ドン・ヴィト Patrick J. Don Vito
作品|バイス
英題|Vice
編集|ハンク・コーウィン Hank Corwin
【プロダクション・デザイン賞】 Production Design
★作品|ブラックパンサー
英題|Black Panther
プロダクション・デザイン|ハンナ・ビークラー Hannah Beachler
セット・デコレーション|ジェイ・ハート Jay Hart
(※ 同部門をアフリカ系女性〔ハンナ・ビークラー〕が受賞するのはアカデミー賞史上 初。)
作品|女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
プロダクション・デザイン|フィオナ・クロンビー Fiona Crombie
セット・デコレーション|アリス・フェルトン Alice Felton
作品|ファースト・マン
英題|First Man
プロダクション・デザイン|ネイサン・クロウリー Nathan Crowley
セット・デコレーション|キャシー・ルーカス Kathy Lucas
作品|メリー・ポピンズ リターンズ
英題|Mary Poppins Returns
プロダクション・デザイン|ジョン・マイヤー John Myhre
セット・デコレーション|ゴードン・シム Gordon Sim
作品|ROMA/ローマ
英題|Roma
プロダクション・デザイン|エウヘニオ・カバイェーロ Eugenio Caballero
セット・デコレーション|バルバラ・エンリケス Barbara Enriquez
【衣装デザイン賞】 Costume Design
★作品|ブラックパンサー
英題|Black Panther
衣装デザイン|ルース・E・カーター Ruth E. Carter(Ruth Carter)
(※ 同部門をアフリカ系女性〔ルース・E・カーター〕が受賞するのはアカデミー賞史上 初。)
作品|バスターのバラード
英題|The Ballad of Buster Scruggs
衣装デザイン|メアリー・ゾフレス Mary Zophres
作品|女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
衣装デザイン|サンディ・パウエル Sandy Powell
作品|メリー・ポピンズ リターンズ
英題|Mary Poppins Returns
衣装デザイン|サンディ・パウエル Sandy Powell
作品|ふたりの女王 メアリーとエリザベス
英題|Mary Queen of Scots(2018)
衣装デザイン|アレクサンドラ・バーン Alexandra Byrne
【メイクアップ&ヘアスタイリング賞】 Makeup and Hairstyling(ノミネートは3作品)
★作品|バイス
英題|Vice
メイク担当|Greg Cannom
Kate Biscoe
Patricia DeHaney
作品|Border(英題)
原題|Grans
メイク担当|Goran Lundstrom
Pamela Goldammer
(※『Border』は 第91回アカデミー賞外国語映画賞スウェーデン代表作)
作品|ふたりの女王 メアリーとエリザベス
英題|Mary Queen of Scots(2018)
メイク担当|Jenny Shircore
Marc Pilcher
Jessica Brooks
【作曲賞】 Music (Original Score)
★作品|ブラックパンサー
英題|Black Panther
作曲|ルートヴィッヒ・ヨーランソン Ludwig Goransson
作品|ブラック・クランズマン
英題|BlacKKKlansman
作曲|テレンス・ブランチャード Terence Blanchard
作品|ビール・ストリートの恋人たち
英題|If Beale Street Could Talk
作曲|ニコラス・ブリテル Nicholas Britell
作品|犬ヶ島
英題|Isle of Dogs
作曲|アレクサンドル・デスプラ Alexandre Desplat
作品|メリー・ポピンズ リターンズ
英題|Mary Poppins Returns
作曲|マーク・シェイマン Marc Shaiman
【主題歌賞(歌曲賞)】 Music (Original Song)(ノミネートは5作品)
★シャロウ~『アリー/スター誕生』愛のうた
英題|Shallow
歌唱|レディー・ガガ Lady Gaga
ブラッドリー・クーパー Bradley Cooper
作詞/作曲|レディー・ガガ Lady Gaga
マーク・ロンソン Mark Ronson
アンソニー・ロッソマンド Anthony Rossomando
アンドリュー・ワイアット Andrew Wyatt
作品|アリー/スター誕生
英題|A Star Is Born
Lady Gaga, Bradley Cooper - Shallow
(From A Star Is Born/Live From The Oscars)
(YouTube Lady Gaga より)
オール・ザ・スターズ
英題|All the Stars
歌唱|ケンドリック・ラマー Kendrick Lamar
SZA(シザ)
作曲|Sounwave(マーク・スピアーズ Mark Spears)
ケンドリック・ラマー Kendrick Lamar Duckworth
アンソニー・ ティフィス Anthony Tiffith
作詞|ケンドリック・ラマー Kendrick Lamar Duckworth
アンソニー・ ティフィス Anthony Tiffith
SZA(Solana Rowe)
作品|ブラックパンサー
英題|Black Panther
I'll Fight(英題)
歌唱|ジェニファー・ハドソン Jennifer Hudson
作詞/作曲|ダイアン・ウォーレン Diane Warren
作品|RBG 最強の85才
英題|RBG
幸せのありか
英題|The Place Where Lost Things Go
歌唱|エミリー・ブラント Emily Blunt
作曲|マーク・シェイマン Marc Shaiman
作詞|スコット・ウィットマン Scott Wittman
マーク・シェイマン Marc Shaiman
作品|メリー・ポピンズ リターンズ
英題|Mary Poppins Returns
When A Cowboy Trades His Spurs For Wings(英題)
歌唱|ティム・ブレイク・ネルソン Tim Blake Nelson
ウィリー・ワトソン Willie Watson
作詞/作曲|デヴィッド・ローリングス David Rawlings
ギリアン・ウェルチ Gillian Welch
作品|バスターのバラード
英題|The Ballad of Buster Scruggs
【音響調整賞(録音賞)】 Sound Mixing
★作品|ボヘミアン・ラプソディ
英題|Bohemian Rhapsody
担当|Paul Massey
Tim Cavagin
John Casali
ブラックパンサー
英題|Black Panther
担当|Steve Boeddeker
Brandon Proctor
Peter Devlin
ファースト・マン
英題|First Man
担当|Jon Taylor
Frank A. Montano
Ai-Ling Lee
Mary H. Ellis
ROMA/ローマ
英題|Roma
担当|Skip Lievsay
Craig Henighan
Jose Antonio Garcia
アリー/スター誕生
英題|A Star Is Born
担当|Tom Ozanich
Dean Zupancic
Jason Ruder
Steve Morrow
【音響編集賞(音響効果賞)】 Sound Editing
★作品|ボヘミアン・ラプソディ
英題|Bohemian Rhapsody
担当|John Warhurst
Nina Hartstone
ブラックパンサー
英題|Black Panther
担当|Benjamin A. Burtt
Steve Boeddeker
ファースト・マン
英題|First Man
担当|Ai-Ling Lee
Mildred Iatrou Morgan
クワイエット・プレイス
英題|A Quiet Place
担当|Ethan Van der Ryn
Erik Aadahl
ROMA/ローマ
英題|Roma
担当|Sergio Diaz
Skip Lievsay
【視覚効果賞】 Visual Effects
★作品|ファースト・マン
英題|First Man
担当|Paul Lambert
Ian Hunter
Tristan Myles
J.D. Schwalm
作品|アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー
英題|Avengers: Infinity War
担当|Dan DeLeeuw
Kelly Port
Russell Earl
Dan Sudick
作品|プーと大人になった僕
英題|Christopher Robin
担当|Christopher Lawrence
Michael Eames
Theo Jones
Chris Corbould
作品|レディ・プレイヤー1
英題|Ready Player One
担当|Roger Guyett
Grady Cofer
Matthew E. Butler
David Shirk
作品|ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
英題|Solo: A Star Wars Story
担当|Rob Bredow
Patrick Tubach
Neal Scanlan
Dominic Tuohy
【外国語映画賞】 Foreign Language Film(ノミネート作は5作品)
★ROMA/ローマ
原題/英題|Roma
監督|アルフォンソ・キュアロン Alfonso Cuaron
製作国|メキシコ
米国配給|ネットフリックス Netflix
存在のない子供たち
英題|Capernaum
原題|Capharnaüm
監督|ナディーン・ラバキー Nadine Labaki
製作国|レバノン
米国配給|ソニー・ピクチャーズ・クラシック Sony Pictures Classics
COLD WAR あの歌、2つの心
英題|Cold War (2018)
原題|Zimna wojna
監督|パヴェウ・パヴリコフスキ Pawel Pawlikowski
製作国|ポーランド
米国配給|アマゾン・スタジオ Amazon Studios
Never Look Away(英題)
原題|Werk ohne Autor
監督|フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク Florian Henckel von Donnersmarck
製作国|ドイツ
米国配給|ソニー・ピクチャーズ・クラシック Sony Pictures Classics
万引き家族
英題|Shoplifters
監督|是枝裕和 Hirokazu Kore-Eda
製作国|日本
米国配給|マグノリア・ピクチャーズ Magnolia Pictures
(超激戦/ハイレベルと言われた今年度の外国語映画賞部門。そういう評価をされている年にノミネートされた事自体が素晴らしいこと。『COLD WAR』『万引き家族』が『ROMA/ローマ』とともにノミネートされたからこそハイレベルと言われることになったのだから。
【長編アニメーション映画賞】 Animated Feature Film(ノミネート作は5作品)
★スパイダーマン:スパイダーバース
英題|Spider-Man: Into the Spider-Verse
監督|ボブ・ペルシケッティ Bob Persichetti
ピーター・ラムジー Peter Ramsey
ロドニー・ロスマン Rodney Rothman
プロデューサー|フィル・ロード Phil Lord
クリストファー・ミラーChristopher Miller
米国配給|ソニー・ピクチャーズ・リリーシング Sony Pictures Releasing
製作国|アメリカ
※ ソニー・ピクチャーズ アニメーション制作の作品が同部門を受賞するのは初。
インクレディブル・ファミリー
英題|Incredibles 2
監督|ブラッド・バード Brad Bird
プロデューサー|ジョン・ウォーカー John Walker
ニコール・パラディス・グリンドル Nicole Paradis Grindle
米国配給|ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ Walt Disney Studios Motion Pictures
製作国|アメリカ
犬ヶ島
英題|Isle of Dogs
監督|ウェス・アンダーソン Wes Anderson
プロデューサー|ウェス・アンダーソン Wes Anderson
スコット・ルーディン Scott Rudin
スティーヴン・レイルズ Steven Rales
ジェレミー・ドーソン Jeremy Dawson
米国配給|フォックス・サーチライト・ピクチャーズ Fox Searchlight Pictures
製作国|アメリカ / ドイツ
未来のミライ
英題|Mirai
監督|細田守 Mamoru Hosoda
プロデューサー|齋藤優一郎 Yuichiro Saito
米国配給|Gkids
Fathom Events
製作国|日本
シュガー・ラッシュ:オンライン
英題|Ralph Breaks the Internet
監督|リッチ・ムーア Rich Moore
フィル・ジョンストン Phil Johnston
プロデューサー|クラーク・スペンサー Clark Spencer
米国配給|ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ Walt Disney Studios Motion Pictures
製作国|アメリカ
【長編ドキュメンタリー映画賞】 Documentary (Feature)(ノミネート作は5作品)
★Free Solo(英題)
監督|ジミー・チン Jimmy Chin
エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ Elizabeth Chai Vasarhelyi
プロデューサー|Evan Hayes
Shannon Dill
米国配給|ナショナル・ジオグラフィック・ドキュメンタリー・フィルムス National Geographic Documentary Films
Hale County This Morning, This Evening(英題)
監督|RaMell Ross
プロデューサー|Joslyn Barnes
Su Kim
米国配給|ザ・シネマ・ガイド The Cinema Guild
Minding the Gap(英題)
監督|ビン・リュウ Bing Liu
プロデューサー|Diane Quon
米国配給|Hulu(フールー)
父から息子へ ~戦火の国より~ (ドイツ映画祭HORIZONTE 2019での邦題)
英題|Of Fathers and Sons(2017年)
原題|Kinder des Kalifats
監督|タラール・デルキ Talal Derki
プロデューサー|Ansgar Frerich
Eva Kemme
Tobias N. Siebert
米国配給|キノ・ローバー Kino Lorber
Starz!
RBG 最強の85才
英題|RBG
監督|ジュリー・コーエン Julie Cohen
ベッツィ・ウエスト Betsy West
プロデューサー|ジュリー・コーエン Julie Cohen
ベッツィ・ウエスト Betsy West
米国配給|マグノリア・ピクチャーズ Magnolia Pictures
【短編実写映画賞】 Short Film (Live Action)(ノミネート作は5作品)
★Skin(英題)
監督|Guy Nattiv
プロデューサー|Jaime Ray Newman
製作|New Native Pictures 他
米国配給|Fox Searchlight Pictures
Detainment(英題)
監督|ヴィンセント・ラム Vincent Lambe
プロデューサー|Darren Mahon
野獣
英題|Fauve
監督|ジェレミー・コント Jeremy Comte
プロデューサー|Maria Gracia Turgeon
マルグリット
英題|Marguerite
監督|マリアンヌ・ファルレ Marianne Farley
プロデューサー|Marie-Helene Panisset
Mother(英題)
原題|Madre
監督|Rodrigo Sorogoyen
プロデューサー|Maria del Puy Alvarado
【短編アニメーション映画賞】 Short Film (Animated)(ノミネート作は5作品)
★Bao(読み|バオ)
英題|Bao
監督|ドミー・シー Domee Shi
プロデューサー|Becky Neiman-Cobb
制作|ピクサー・アニメーション・スタジオ Pixar Animation Studios
(※ 監督のドミー・シーは中国系カナダ人。ピクサーの短編映画を監督するのは女性としてもアジア系としてもドミー・シーが初めて。)
Animal Behaviour(英題)
監督|David Fine
Alison Snowden
Late Afternoon(英題)
監督|Louise Bagnall
プロデューサー|Nuria Gonzalez Blanco
One Small Step(英題)
監督|Andrew Chesworth
Bobby Pontillas
Weekends(英題)
監督|Trevor Jimenez
【短編ドキュメンタリー映画賞】 Documentary (Short Subject)(ノミネート作は5作品)
★ピリオド 羽ばたく女性たち
英題|Period. End of Sentence
監督|Rayka Zehtabchi
プロデューサー|Melissa Berton
製作|ネットフリックス Netflix
Black Sheep(英題)
監督|Ed Perkins
プロデューサー|Jonathan Chinn
エンド・ゲーム: 最期のあり方
英題|End Game
監督|ロブ・エプスタイン Rob Epstein
ジェフリー・フリードマン Jeffrey Friedman
プロデューサー|ジェフリー・フリードマン Jeffrey Friedman
LIFEBOAT(英題)
監督|Skye Fitzgerald
プロデューサー|Bryn Mooser
A Night at the Garden(英題)
監督|Marshall Curry
プロデューサー|Marshall Curry
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【発表順】
《Queen + Adam Lambert: "Behemian Rhapsody" Performance》
「We Will Rock You」「We are the Champions」
01. Supporting Actress
02. Doc Feature
03. Makeup & Hair
04. Costume Design
05. Production Design
06. Cinematography
07. Sound Editing
08. Sound Mixing
09. Foreign Language
10. Film Editing
11. Supporting Actor
12. Animated Feature
13. Animated Short
14. Doc Short
15. Visual Effects
16. Live Action Short
17. Original Screenplay
18. Adapted Screenplay
19. Original Score
20. Original Song
《追悼コーナー》
21. Actor
22. Actress
21. Director
24. Picture
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とりあえずリメイク作が作品賞を受賞するというようなことがなくてホッとしました。(3度目のリメイク作、オリジナルを含めたら4度目の映画化作品が作品賞を獲るなんて、新作/オリジナル作品が受賞出来ずリメイク作が獲るなんて、そんなの映画業界の敗北宣言のようなもんですよ。)
『ボヘミアン・ラプソディ』が4賞、『グリーンブック』『ROMA/ローマ』『ブラックパンサー』が3賞を受賞。『ボヘミアン・ラプソディ』と『ブラックパンサー』が案外頑張った印象。
昨年「人気映画賞部門を創設しようかな」という映画芸術科学アカデミーからのアナウンスがあった(今年度はとりあえず創設せず。)ことが投票行動に影響が出ているような気がします。人気映画賞部門創設まで視野に入っているような状況にアカデミー会員たちも驚いただろうし、そういう状況下では「一般観客が映画館へ足を運んでみてくれた人気作品にも目配りをしていかねば……」という意識が会員たちの中に芽生えたのでは。なーんてことを考えたりしました。
『女王陛下のお気に入り』はプロダクション・デザイン賞と衣装デザイン賞の2賞を逃したことで「(『ローマ』と並んで最多ノミネートだったのに)このままでは手ぶらで帰らなければならないかも……」という状況に。それが式の終盤でビッグ・アップセットが起き主演女優賞を受賞。”ひとつ獲れて一安心” というところ。
2010年代に入ってからの作品賞受賞作には(受賞作のみならずノミネート作にも)鑑賞後少々がっかりするものもあり、またそういうがっかり受賞作&がっかりノミネート作が徐々に増えてきているのですが(個人の印象です。)、『グリーンブック』がそうでないことを祈ります。
アカデミー賞まわりは年々キャンペーンも報道も派手になっています。前哨戦と言われる映画賞も増え、食傷気味なほど。まさに『虚栄』という言葉がしっくりくるような状態。(2010年代の受賞作群をみて、30年後40年後の人々はどう思うのだろうな。40年後なんて……そのころ私はもう生きていないだろうけど。)
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2018年度インディペンデント・スピリット賞 受賞結果発表
2018年度(第34回)インディペンデント・スピリット賞(The Independent Spirit Awards / 開催地:ロサンゼルス)の授賞式が行われ、受賞結果が発表されました。授賞式のホストはオーブリー・プラザ(Aubrey Plaza)でした。
● 公式サイト内の発表 (2019/02/23付け)
Here are the Winners of the 2019 Film Independent Spirit Awards
● インディペンデント・スピリット賞 公式サイト(トップページ)
The Independent Spirit Awards
SHOW HIGHLIGHTS | 2019 Film Independent Spirit Awards
(Film Independent さんより)
以前に比べるとずいぶんと派手になりましたねえ。「ドレスアップしない」というのが暗黙のルールのようになっていたのに今や……人によっては肩出しロングドレスで来場しているし。”インディペンデント・スピリット” って一体なんぞや、という気分。もしかして ”インディペンデント・スピリット” を忘れているのはインディペンデント・スピリット賞じゃないの?
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2018年度(第34回)インディペンデント・スピリット賞 受賞結果
(The Independent Spirit Awards)
★印 … 受賞
作品賞 Best Film (Best Feature)
※ プロデューサーに与えられます。
★ビール・ストリートの恋人たち
英題|If Beale Street Could Talk
監督|バリー・ジェンキンズ Barry Jenkins
プロデューサー|Dede Gardner
Barry Jenkins
Jeremy Kleiner
Sara Murphy
Adele Romanski
Eighth Grade (8th Grade)(英題)
監督|ボー・バーナム Bo Burnham
プロデューサー|Eli Bush
Scott Rudin
Christopher Storer
Lila Yacoub
魂のゆくえ
英題|First Reformed
監督|ポール・シュレイダー Paul Schrader
プロデューサー|Jack Binder
Greg Clark
Gary Hamilton
Victoria Hill
David Hinojosa
Frank Murray
Deepak Sikka
Christine Vachon
足跡はかき消して
英題|Leave No Trace
監督|デブラ・グラニック Debra Granik
プロデューサー|Anne Harrison
Linda Reisman
Anne Rosellini
ビューティフル・デイ(2017年)
英題|You Were Never Really Here
監督|リン・ラムジー Lynne Ramsay
プロデューサー|Rosa Attab
Pascal Caucheteux
Rebecca O’Brien
Lynne Ramsay
James Wilson
第一回作品賞 Best First Feature
※ 監督とプロデューサーに与えられます。
★Sorry to Bother You(英題)
監督|ブーツ・ライリー Boots Riley
プロデューサー|Nina Yang Bongiovi
Jonathan Duffy
Charles D. King
George Rush
Forest Whitaker
Kelly Williams
へレディタリー/継承
英題|Hereditary
監督|アリ・アスター Ari Aster
プロデューサー|Kevin Frakes
Lars Knudsen
Buddy Patrick
ジェニーの記憶
英題|The Tale
監督|ジェニファー・フォックス Jennifer Fox
プロデューサー|Jennifer Fox
Sol Bondy
Lawrence Inglee
Mynette Louie
Oren Moverman
Simone Pero
Reka Posta
Laura Rister
Regina K. Scully
Lynda Weinman
We the Animals(英題)
監督|Jeremiah Zagar
プロデューサー|Andrew Goldman
Christina D. King
Paul Mezey
Jeremy Yaches
ワイルドライフ
英題|Wildlife
監督|ポール・ダノ Paul Dano
プロデューサー|Paul Dano
Andrew Duncan
Jake Gyllenhaal
Riva Marker
Oren Moverman
Ann Ruark
Alex Saks
監督賞 Best Director
★バリー・ジェンキンズ Barry Jenkins
作品|ビール・ストリートの恋人たち
英題|If Beale Street Could Talk
デブラ・グラニック Debra Granik
作品|足跡はかき消して
英題|Leave No Trace
タマラ・ジェンキンス Tamara Jenkins
作品|プライベート・ライフ
英題|Private Life
リン・ラムジー Lynne Ramsay
作品|ビューティフル・デイ(2017年)
英題|You Were Never Really Here
ポール・シュレイダー Paul Schrader
作品|魂のゆくえ
英題|First Reformed
脚本賞 Best Screenplay
★ある女流作家の罪と罰
英題|Can You Ever Forgive Me?
脚本|ニコール・ホロフセナー Nicole Holofcener
ジェフ・ウィッティ Jeff Whitty
コレット
英題|Colette
脚本|リチャード・グラツァー Richard Glatzer (脚本 / 原案)
レベッカ・レンキェヴィチ Rebecca Lenkiewicz
ワッシュ・ウェストモアランド Wash Westmoreland
プライベート・ライフ
英題|Private Life
脚本|タマラ・ジェンキンス Tamara Jenkins
Sorry to Bother You(英題)
脚本|ブーツ・ライリー Boots Riley
作品|魂のゆくえ
英題|First Reformed
脚本|ポール・シュレイダー Paul Schrader
第一回脚本賞 Best First Screenplay
★Eighth Grade (8th Grade)(英題)
脚本|ボー・バーナム Bo Burnham
Nancy(英題)
脚本|クリスティーナ・チョウ Christina Choe
Thoroughbreds(英題)
脚本|コリー・フィンレイ Cory Finley
ジェニーの記憶
英題|The Tale
脚本|ジェニファー・フォックス Jennifer Fox
Blame(英題)
脚本|クイン・シェパード Quinn Shephard(脚本/原案)
ローリー・シェパード Laurie Shephard(原案)
ジョン・カサヴェテス賞 John Cassavetes Award
※ 50万ドル以下の製作費の作品が対象。 賞は、脚本家・監督・プロデューサーに与えられます。
★En el Séptimo Día(英題)
監督|ジム・マッケイ Jim McKay
A Bread Factory(英題)
監督|パトリック・ワン Patrick Wang
Never Goin' Back(英題)
監督|オーガスティン・フリッゼル Augustine Frizzell
Socrates(英題)
監督|アレックス・モラット Alex Moratto
Thunder Road(英題)
監督|ジム・カミングス Jim Cummings
主演男優賞 Best Actor (Best Male Lead)
★イーサン・ホーク Ethan Hawke
作品|魂のゆくえ
英題|First Reformed
ジョン・チョー John Cho
作品|search/サーチ
英題|Searching
ダヴィード・ディグス Daveed Diggs
作品|Blindspotting(英題)
Christian Malheiros
作品|Socrates(英題)
ホアキン・フェニックス Joaquin Phoenix
作品|ビューティフル・デイ(2017年)
英題|You Were Never Really Here
主演女優賞 Best Actress (Best Female Lead)
★グレン・クローズ Glenn Close
作品|天才作家の妻 -40年目の真実-
英題|The Wife
トニ・コレット Toni Collette
作品|へレディタリー/継承
英題|Hereditary
エルシー・フィッシャー Elsie Fisher
作品|Eighth Grade (8th Grade)(英題)
レジーナ・ホール Regina Hall
作品|Support the Girls(英題)
ヘレナ・ハワード Helena Howard
作品|Madeline's Madeline(英題)
キャリー・マリガン Carey Mulligan
作品|ワイルドライフ
英題|Wildlife
助演男優賞 Best Supporting Actor (Best Supporting Male)
★リチャード・E・グラント Richard E. Grant
作品|ある女流作家の罪と罰
英題|Can You Ever Forgive Me?
ラウル・カスティーヨ Raul Castillo
作品|We the Animals(英題)
アダム・ドライヴァー Adam Driver
作品|ブラック・クランズマン
英題|BlacKkKlansman
ジョシュ・ハミルトン Josh Hamilton
作品|Eighth Grade (8th Grade)(英題)
ジョン・デヴィッド・ワシントン John David Washington
作品|Monsters and Men(英題)
助演女優賞 Best Supporting Actress (Best Supporting Female)
★レジーナ・キング Regina King
作品|ビール・ストリートの恋人たち
英題|If Beale Street Could Talk
ケイリー・カーター Kayli Carter
作品|プライベート・ライフ
英題|Private Life
タイン・デイリー Tyne Daly
作品|A Bread Factory(英題)
トーマシン・ハーコート・マッケンジー Thomasin Harcourt McKenzie
作品|足跡はかき消して
英題|Leave No Trace
J・スミス=キャメロン J. Smith-Cameron
作品|Nancy(英題)
撮影賞 Best Cinematography
★サヨムプー・ムックディプローム Sayombhu Mukdeeprom
作品|サスペリア(2018年)
英題|Suspiria
アシュリー・コナー Ashley Connor
作品|Madeline's Madeline(英題)
ディエゴ・ガルシア Diego Garcia
作品|ワイルドライフ
英題|Wildlife
ベンジャミン・ローブ Benjamin Loeb
作品|マンディ 地獄のロード・ウォリアー
英題|Mandy
Zak Mulligan
作品|We the Animals(英題)
編集賞 Best Editing
★ビューティフル・デイ(2017年)
英題|You Were Never Really Here
編集|ジョー・ビニ Joe Bini
We the Animals(英題)
編集|出口景子 Keiko Deguchi
ブライアン・A・ケイツ Brian A. Kates
Jeremiah Zagar
アメリカン・アニマルズ
英題|American Animals
編集|ルーク・ダンクリー Luke Dunkley
ニック・フェントン Nick Fenton
クリス・ギル Chris Gill
ジュリアン・ハート Julian Hart
ジェニーの記憶
英題|The Tale
編集|アンネ・ファビニ Anne Fabini
アレックス・ホール Alex Hall
ゲイリー・レヴィ Gary Levy
Mid90s(英題)
編集|ニック・フーイ Nick Houy
外国映画賞(国際映画賞) Best International Film
※ 監督に与えられます。
★ROMA/ローマ
原題/英題|Roma
監督|アルフォンソ・キュアロン Alfonso Cuaron
製作国|メキシコ
バーニング 劇場版
英題|Burning
原題|Beoning / Buh-ning
監督|イ・チャンドン Lee Chang-dong
製作国|韓国
女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
監督|ヨルゴス・ランティモス Yorgos Lanthimos
製作国|イギリス
幸福なラザロ
英題|Happy as Lazzaro
原題|Lazzaro felice
監督|アリーチェ・ロルヴァケル Alice Rohrwacher
製作国|イタリア
万引き家族
英題|Shoplifters
監督|是枝裕和 Hirokazu Kore-Eda
製作国|日本
ドキュメンタリー賞 Best Documentary
※ 監督に与えられます。
★Won't You Be My Neighbor?(英題)
監督|モーガン・ネヴィル Morgan Neville
Hale County This Morning, This Evening(英題)
監督|RaMell Ross
Minding the Gap(英題)
監督|Bing Liu
父から息子へ ~戦火の国より~ (ドイツ映画祭HORIZONTE 2019での邦題)
英題|Of Fathers and Sons(2017年)
監督|タラール・デルキ Talal Derki
ナディアの誓い-On Her Shoulders
英題|On Her Shoulders
監督|アレクサンドリア・ボンバッハ Alexandria Bombach
消えた16mmフィルム
英題|Shirkers
監督|サンディ・タン Sandi Tan
ロバート・アルトマン賞 Robert Altman Award
※ 監督、キャスティング・ディレクター、演者たち(アンサンブル・キャスト)に与えられます。
★作品|サスペリア(2018年)
監督|ルカ・グァダニーノ Luca Guadagnino
キャスティング・ディレクター|Avy Kaufman
Stella Savino
出演|マウゴーシャ・ベラ Malgosia Bela
イングリット・カーフェン Ingrid Caven
Lutz Ebersdorf
エレナ・フォキーナ Elena Fokina
ミア・ゴス Mia Goth
ジェシカ・ハーパー Jessica Harper
ダコタ・ジョンソン Dakota Johnson
ガーラ・ムーディ Gala Moody
クロエ・グレース・モレッツ Chloë Grace Moretz
レネ・ソーテンダイク Renée Soutendijk
ティルダ・スウィントン Tilda Swinton
シルヴィー・テステュー Sylvie Testud
アンゲラ・ヴィンクラー Angela Winkler
ボニー賞 Bonnie Award
★デブラ・グラニック Debra Granik
タマラ・ジェンキンス Tamara Jenkins
カリン・クサマ Karyn Kusama
製作者賞 Piaget Producers Award
※ 新進のプロデューサーに贈られます。25,000ドルの無制限の補助金も授与。
★Shrihari Sathe
Jonathan Duffy and Kelly Williams
Gabrielle Nadig
Someone to Watch Award
※ 適切な認知を受けていない映画製作者に贈られます。25,000ドルの無制限の補助金も授与。
★Socrates(英題)
監督|アレックス・モラット Alex Moratto
Lemonade(英題)
監督|Ioana Uricaru
We the Animals(英題)
監督|Jeremiah Zagar
Truer Than Fiction Award
※ 大きな認知をまだ受けていないノンフィクション映画の映画製作者に贈られます。25,000ドルの無制限の補助金も授与。
★Minding the Gap(英題)
監督|Bing Liu
ナディアの誓い-On Her Shoulders
英題|On Her Shoulders
監督|アレクサンドリア・ボンバッハ Alexandria Bombach
Hale County This Morning, This Evening(英題)
監督|RaMell Ross
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
作品賞も脚本賞も『魂のゆくえ』が獲るのではと思っていたのでちょっと意外。でも『ビール・ストリートの恋人たち』が大勝ちしたのは嬉しい。
『ビール・ストリートの恋人たち』(作品賞/監督賞/助演女優賞)、『魂のゆくえ』(主演男優賞)、『Eighth Grade』(第一回脚本賞)、『ビューティフル・デイ』(編集賞)、『足跡はかき消して』(ボニー賞)など作品賞ノミネート作すべて手ぶらでは帰さないという配慮(?)もあったり、またアカデミー賞では不遇(落選)だった『Won't You Be My Neighbor?』にも救いの手を差し伸べたり、他にも『ある女流作家の罪と罰』(助演男優賞/脚色賞)『Sorry to Bother You』(第一回作品賞)、『サスペリア』(撮影賞/ロバート・アルトマン賞)、『ROMA/ローマ』(外国映画賞)など有力作・注目作にも万遍なく賞が振り分けられた感じあり。
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● 公式サイト内の発表 (2019/02/23付け)
Here are the Winners of the 2019 Film Independent Spirit Awards
● インディペンデント・スピリット賞 公式サイト(トップページ)
The Independent Spirit Awards
SHOW HIGHLIGHTS | 2019 Film Independent Spirit Awards
(Film Independent さんより)
以前に比べるとずいぶんと派手になりましたねえ。「ドレスアップしない」というのが暗黙のルールのようになっていたのに今や……人によっては肩出しロングドレスで来場しているし。”インディペンデント・スピリット” って一体なんぞや、という気分。もしかして ”インディペンデント・スピリット” を忘れているのはインディペンデント・スピリット賞じゃないの?
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2018年度(第34回)インディペンデント・スピリット賞 受賞結果
(The Independent Spirit Awards)
★印 … 受賞
作品賞 Best Film (Best Feature)
※ プロデューサーに与えられます。
★ビール・ストリートの恋人たち
英題|If Beale Street Could Talk
監督|バリー・ジェンキンズ Barry Jenkins
プロデューサー|Dede Gardner
Barry Jenkins
Jeremy Kleiner
Sara Murphy
Adele Romanski
Eighth Grade (8th Grade)(英題)
監督|ボー・バーナム Bo Burnham
プロデューサー|Eli Bush
Scott Rudin
Christopher Storer
Lila Yacoub
魂のゆくえ
英題|First Reformed
監督|ポール・シュレイダー Paul Schrader
プロデューサー|Jack Binder
Greg Clark
Gary Hamilton
Victoria Hill
David Hinojosa
Frank Murray
Deepak Sikka
Christine Vachon
足跡はかき消して
英題|Leave No Trace
監督|デブラ・グラニック Debra Granik
プロデューサー|Anne Harrison
Linda Reisman
Anne Rosellini
ビューティフル・デイ(2017年)
英題|You Were Never Really Here
監督|リン・ラムジー Lynne Ramsay
プロデューサー|Rosa Attab
Pascal Caucheteux
Rebecca O’Brien
Lynne Ramsay
James Wilson
第一回作品賞 Best First Feature
※ 監督とプロデューサーに与えられます。
★Sorry to Bother You(英題)
監督|ブーツ・ライリー Boots Riley
プロデューサー|Nina Yang Bongiovi
Jonathan Duffy
Charles D. King
George Rush
Forest Whitaker
Kelly Williams
へレディタリー/継承
英題|Hereditary
監督|アリ・アスター Ari Aster
プロデューサー|Kevin Frakes
Lars Knudsen
Buddy Patrick
ジェニーの記憶
英題|The Tale
監督|ジェニファー・フォックス Jennifer Fox
プロデューサー|Jennifer Fox
Sol Bondy
Lawrence Inglee
Mynette Louie
Oren Moverman
Simone Pero
Reka Posta
Laura Rister
Regina K. Scully
Lynda Weinman
We the Animals(英題)
監督|Jeremiah Zagar
プロデューサー|Andrew Goldman
Christina D. King
Paul Mezey
Jeremy Yaches
ワイルドライフ
英題|Wildlife
監督|ポール・ダノ Paul Dano
プロデューサー|Paul Dano
Andrew Duncan
Jake Gyllenhaal
Riva Marker
Oren Moverman
Ann Ruark
Alex Saks
監督賞 Best Director
★バリー・ジェンキンズ Barry Jenkins
作品|ビール・ストリートの恋人たち
英題|If Beale Street Could Talk
デブラ・グラニック Debra Granik
作品|足跡はかき消して
英題|Leave No Trace
タマラ・ジェンキンス Tamara Jenkins
作品|プライベート・ライフ
英題|Private Life
リン・ラムジー Lynne Ramsay
作品|ビューティフル・デイ(2017年)
英題|You Were Never Really Here
ポール・シュレイダー Paul Schrader
作品|魂のゆくえ
英題|First Reformed
脚本賞 Best Screenplay
★ある女流作家の罪と罰
英題|Can You Ever Forgive Me?
脚本|ニコール・ホロフセナー Nicole Holofcener
ジェフ・ウィッティ Jeff Whitty
コレット
英題|Colette
脚本|リチャード・グラツァー Richard Glatzer (脚本 / 原案)
レベッカ・レンキェヴィチ Rebecca Lenkiewicz
ワッシュ・ウェストモアランド Wash Westmoreland
プライベート・ライフ
英題|Private Life
脚本|タマラ・ジェンキンス Tamara Jenkins
Sorry to Bother You(英題)
脚本|ブーツ・ライリー Boots Riley
作品|魂のゆくえ
英題|First Reformed
脚本|ポール・シュレイダー Paul Schrader
第一回脚本賞 Best First Screenplay
★Eighth Grade (8th Grade)(英題)
脚本|ボー・バーナム Bo Burnham
Nancy(英題)
脚本|クリスティーナ・チョウ Christina Choe
Thoroughbreds(英題)
脚本|コリー・フィンレイ Cory Finley
ジェニーの記憶
英題|The Tale
脚本|ジェニファー・フォックス Jennifer Fox
Blame(英題)
脚本|クイン・シェパード Quinn Shephard(脚本/原案)
ローリー・シェパード Laurie Shephard(原案)
ジョン・カサヴェテス賞 John Cassavetes Award
※ 50万ドル以下の製作費の作品が対象。 賞は、脚本家・監督・プロデューサーに与えられます。
★En el Séptimo Día(英題)
監督|ジム・マッケイ Jim McKay
A Bread Factory(英題)
監督|パトリック・ワン Patrick Wang
Never Goin' Back(英題)
監督|オーガスティン・フリッゼル Augustine Frizzell
Socrates(英題)
監督|アレックス・モラット Alex Moratto
Thunder Road(英題)
監督|ジム・カミングス Jim Cummings
主演男優賞 Best Actor (Best Male Lead)
★イーサン・ホーク Ethan Hawke
作品|魂のゆくえ
英題|First Reformed
ジョン・チョー John Cho
作品|search/サーチ
英題|Searching
ダヴィード・ディグス Daveed Diggs
作品|Blindspotting(英題)
Christian Malheiros
作品|Socrates(英題)
ホアキン・フェニックス Joaquin Phoenix
作品|ビューティフル・デイ(2017年)
英題|You Were Never Really Here
主演女優賞 Best Actress (Best Female Lead)
★グレン・クローズ Glenn Close
作品|天才作家の妻 -40年目の真実-
英題|The Wife
トニ・コレット Toni Collette
作品|へレディタリー/継承
英題|Hereditary
エルシー・フィッシャー Elsie Fisher
作品|Eighth Grade (8th Grade)(英題)
レジーナ・ホール Regina Hall
作品|Support the Girls(英題)
ヘレナ・ハワード Helena Howard
作品|Madeline's Madeline(英題)
キャリー・マリガン Carey Mulligan
作品|ワイルドライフ
英題|Wildlife
助演男優賞 Best Supporting Actor (Best Supporting Male)
★リチャード・E・グラント Richard E. Grant
作品|ある女流作家の罪と罰
英題|Can You Ever Forgive Me?
ラウル・カスティーヨ Raul Castillo
作品|We the Animals(英題)
アダム・ドライヴァー Adam Driver
作品|ブラック・クランズマン
英題|BlacKkKlansman
ジョシュ・ハミルトン Josh Hamilton
作品|Eighth Grade (8th Grade)(英題)
ジョン・デヴィッド・ワシントン John David Washington
作品|Monsters and Men(英題)
助演女優賞 Best Supporting Actress (Best Supporting Female)
★レジーナ・キング Regina King
作品|ビール・ストリートの恋人たち
英題|If Beale Street Could Talk
ケイリー・カーター Kayli Carter
作品|プライベート・ライフ
英題|Private Life
タイン・デイリー Tyne Daly
作品|A Bread Factory(英題)
トーマシン・ハーコート・マッケンジー Thomasin Harcourt McKenzie
作品|足跡はかき消して
英題|Leave No Trace
J・スミス=キャメロン J. Smith-Cameron
作品|Nancy(英題)
撮影賞 Best Cinematography
★サヨムプー・ムックディプローム Sayombhu Mukdeeprom
作品|サスペリア(2018年)
英題|Suspiria
アシュリー・コナー Ashley Connor
作品|Madeline's Madeline(英題)
ディエゴ・ガルシア Diego Garcia
作品|ワイルドライフ
英題|Wildlife
ベンジャミン・ローブ Benjamin Loeb
作品|マンディ 地獄のロード・ウォリアー
英題|Mandy
Zak Mulligan
作品|We the Animals(英題)
編集賞 Best Editing
★ビューティフル・デイ(2017年)
英題|You Were Never Really Here
編集|ジョー・ビニ Joe Bini
We the Animals(英題)
編集|出口景子 Keiko Deguchi
ブライアン・A・ケイツ Brian A. Kates
Jeremiah Zagar
アメリカン・アニマルズ
英題|American Animals
編集|ルーク・ダンクリー Luke Dunkley
ニック・フェントン Nick Fenton
クリス・ギル Chris Gill
ジュリアン・ハート Julian Hart
ジェニーの記憶
英題|The Tale
編集|アンネ・ファビニ Anne Fabini
アレックス・ホール Alex Hall
ゲイリー・レヴィ Gary Levy
Mid90s(英題)
編集|ニック・フーイ Nick Houy
外国映画賞(国際映画賞) Best International Film
※ 監督に与えられます。
★ROMA/ローマ
原題/英題|Roma
監督|アルフォンソ・キュアロン Alfonso Cuaron
製作国|メキシコ
バーニング 劇場版
英題|Burning
原題|Beoning / Buh-ning
監督|イ・チャンドン Lee Chang-dong
製作国|韓国
女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
監督|ヨルゴス・ランティモス Yorgos Lanthimos
製作国|イギリス
幸福なラザロ
英題|Happy as Lazzaro
原題|Lazzaro felice
監督|アリーチェ・ロルヴァケル Alice Rohrwacher
製作国|イタリア
万引き家族
英題|Shoplifters
監督|是枝裕和 Hirokazu Kore-Eda
製作国|日本
ドキュメンタリー賞 Best Documentary
※ 監督に与えられます。
★Won't You Be My Neighbor?(英題)
監督|モーガン・ネヴィル Morgan Neville
Hale County This Morning, This Evening(英題)
監督|RaMell Ross
Minding the Gap(英題)
監督|Bing Liu
父から息子へ ~戦火の国より~ (ドイツ映画祭HORIZONTE 2019での邦題)
英題|Of Fathers and Sons(2017年)
監督|タラール・デルキ Talal Derki
ナディアの誓い-On Her Shoulders
英題|On Her Shoulders
監督|アレクサンドリア・ボンバッハ Alexandria Bombach
消えた16mmフィルム
英題|Shirkers
監督|サンディ・タン Sandi Tan
ロバート・アルトマン賞 Robert Altman Award
※ 監督、キャスティング・ディレクター、演者たち(アンサンブル・キャスト)に与えられます。
★作品|サスペリア(2018年)
監督|ルカ・グァダニーノ Luca Guadagnino
キャスティング・ディレクター|Avy Kaufman
Stella Savino
出演|マウゴーシャ・ベラ Malgosia Bela
イングリット・カーフェン Ingrid Caven
Lutz Ebersdorf
エレナ・フォキーナ Elena Fokina
ミア・ゴス Mia Goth
ジェシカ・ハーパー Jessica Harper
ダコタ・ジョンソン Dakota Johnson
ガーラ・ムーディ Gala Moody
クロエ・グレース・モレッツ Chloë Grace Moretz
レネ・ソーテンダイク Renée Soutendijk
ティルダ・スウィントン Tilda Swinton
シルヴィー・テステュー Sylvie Testud
アンゲラ・ヴィンクラー Angela Winkler
ボニー賞 Bonnie Award
★デブラ・グラニック Debra Granik
タマラ・ジェンキンス Tamara Jenkins
カリン・クサマ Karyn Kusama
製作者賞 Piaget Producers Award
※ 新進のプロデューサーに贈られます。25,000ドルの無制限の補助金も授与。
★Shrihari Sathe
Jonathan Duffy and Kelly Williams
Gabrielle Nadig
Someone to Watch Award
※ 適切な認知を受けていない映画製作者に贈られます。25,000ドルの無制限の補助金も授与。
★Socrates(英題)
監督|アレックス・モラット Alex Moratto
Lemonade(英題)
監督|Ioana Uricaru
We the Animals(英題)
監督|Jeremiah Zagar
Truer Than Fiction Award
※ 大きな認知をまだ受けていないノンフィクション映画の映画製作者に贈られます。25,000ドルの無制限の補助金も授与。
★Minding the Gap(英題)
監督|Bing Liu
ナディアの誓い-On Her Shoulders
英題|On Her Shoulders
監督|アレクサンドリア・ボンバッハ Alexandria Bombach
Hale County This Morning, This Evening(英題)
監督|RaMell Ross
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
作品賞も脚本賞も『魂のゆくえ』が獲るのではと思っていたのでちょっと意外。でも『ビール・ストリートの恋人たち』が大勝ちしたのは嬉しい。
『ビール・ストリートの恋人たち』(作品賞/監督賞/助演女優賞)、『魂のゆくえ』(主演男優賞)、『Eighth Grade』(第一回脚本賞)、『ビューティフル・デイ』(編集賞)、『足跡はかき消して』(ボニー賞)など作品賞ノミネート作すべて手ぶらでは帰さないという配慮(?)もあったり、またアカデミー賞では不遇(落選)だった『Won't You Be My Neighbor?』にも救いの手を差し伸べたり、他にも『ある女流作家の罪と罰』(助演男優賞/脚色賞)『Sorry to Bother You』(第一回作品賞)、『サスペリア』(撮影賞/ロバート・アルトマン賞)、『ROMA/ローマ』(外国映画賞)など有力作・注目作にも万遍なく賞が振り分けられた感じあり。
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〔予想〕2018年度(第91回)アカデミー賞|受賞予想(全24部門)
2018年度(第91回)アカデミー賞受賞予想です。
2018年度(第91回)アカデミー賞授賞式は、(現地時間で)2019年2月24日〔日本時間で2019年2月25日(月)〕に行われる予定です。
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【2018年度(第91回)アカデミー賞|受賞予想(全24部門)】
【作品賞】 Best Film
ROMA/ローマ
英題|Roma
プロデューサー|ガブリエラ・ロドリゲス Gabriela Rodriguez
アルフォンソ・キュアロン Alfonso Cuaron
米国配給|ネットフリックス Netflix
『ROMA/ローマ』か『グリーンブック』か。アカデミー賞作品賞が新時代へ突入する瞬間を見てみたいというのもあり、こういう予想で。ただここ4年受賞作予想を外しているので……。個人的には2005年度(第78回)でも新時代突入を期待して裏切られた経験があるし(受賞作『クラッシュ』)、『グリーンブック』が受賞して米国アカデミー賞の保守的なところを再び見せつけられる可能性も高いとは思います。
(余談|アン・リー監督は2000年度『グリーン・デスティニー』/2005年度『ブロークバック・マウンテン』(監督賞受賞)/2012年度『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(監督賞受賞)と大きなチャンスが三度あった人だし、世間から「アカデミー賞には(まだ)価値がある」とみなされているうちにアン・リー監督作が作品賞を受賞して欲しいですね。)
(2019/03/25 AM9:30 追記)『ROMA/ローマ』『グリーンブック』以外の作品が獲っていってもおかしくないよねえ。一応、本命『ROMA/ローマ』、対抗『グリーンブック』という予想が多いけど、「えっ、それが!」というのが作品賞獲るかもね。でも予想は変えませんよ。
【監督賞】 Best Directer
アルフォンソ・キュアロン Alfonso Cuaron
作品|ROMA/ローマ
英題|Roma
【主演男優賞】 Best Leading Actor
ラミ・マレック Rami Malek
作品|ボヘミアン・ラプソディ
英題|Behemian Rhapsody
個人的には『永遠の門 ゴッホの見た未来』のウィレム・デフォーの大アップセット受賞を(かなりの望み薄だけれど)期待したいです。
【主演女優賞】 Best Leading Actress
グレン・クローズ Glenn Close
作品|天才作家の妻 - 40年目の真実 -
英題|The Wife
【助演男優賞】 Best Supporting Actor
マハーシャラ・アリ Mahershala Ali
作品|グリーンブック
英題|Green Book
【助演女優賞】 Best Supporting Actress
レジーナ・キング Regina King
作品|ビール・ストリートの恋人たち
英題|If Beale Street Could Talk
【脚本賞】 Best Original Screenplay
作品|女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
脚本|デボラ・デイヴィス Deborah Davis
トニー・マクナマラ Tony McNamara
【脚色賞】 Best Adapted Screenplay
作品|ブラック・クランズマン
英題|BlacKkKlansman
脚本|チャーリー・ワクテル Charlie Wachtel
デイヴィッド・ラビノウィッツ David Rabinowitz
ケヴィン・ウィルモット Kevin Willmott
スパイク・リー Spike Lee
アカデミー会員さんたちはスパイク・リーには何か受賞させたいはず。
【撮影賞】 Best Cinematography
作品|ROMA/ローマ
英題|Roma
撮影|アルフォンソ・キュアロン Alfonso Cuaron
【編集賞】 Best Editing
作品|ボヘミアン・ラプソディ
英題|Bohemian Rhapsody
編集|ジョン・オットマン John Ottman
【プロダクション・デザイン賞】 Best Art Direction
作品|女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
プロダクション・デザイン|フィオナ・クロンビー Fiona Crombie
セット・デコレーション|アリス・フェルトン Alice Felton
【衣装デザイン賞】 Best Costume Design
作品|ブラックパンサー
英題|Black Panther
衣装デザイン|ルース・E・カーター Ruth E. Carter(Ruth Carter)
『女王陛下のお気に入り』(サンディ・パウエル)も獲って欲しい。(無理だろうけど)2作品の同時受賞を期待。
【メイクアップ&ヘアスタイリング賞】 Makeup and Hairstyling
作品|バイス
英題|Vice
メイク担当|Greg Cannom
Kate Biscoe
Patricia DeHaney
【作曲賞】 Best Music (Original Score)
作品|ビール・ストリートの恋人たち
英題|If Beale Street Could Talk
作曲|ニコラス・ブリテル Nicholas Britell
【主題歌賞(歌曲賞)】 Best Original Song
シャロウ~『アリー/スター誕生』愛のうた
英題|Shallow
歌唱|レディー・ガガ Lady Gaga
ブラッドリー・クーパー Bradley Cooper
作詞/作曲|レディー・ガガ Lady Gaga
マーク・ロンソン Mark Ronson
アンソニー・ロッソマンド Anthony Rossomando
アンドリュー・ワイアット Andrew Wyatt
作品|アリー/スター誕生
英題|A Star Is Born
(『ブラックパンサー』(主題歌『オール・ザ・スターズ』)のケンドリック・ラマーとSZAはアカデミー賞授賞式でパフォーマンスしないそうですよ!あらら。【参照】Variety.com(In Contention)Oscars: Kendrick Lamar and SZA Will Not Perform ‘Black Panther’ Song (EXCLUSIVE) [ February 21, 2019 11:34AM PT ])
【音響調整賞(録音賞)】 Best Sound Mixing
作品|ボヘミアン・ラプソディ
英題|Bohemian Rhapsody
担当|Paul Massey
Tim Cavagin
John Casali
【音響編集賞(音響効果賞)】 Best Sound Editing
ファースト・マン
英題|First Man
担当|Ai-Ling Lee
Mildred Iatrou Morgan
【視覚効果賞】 Best Visual Effects
作品|ファースト・マン
英題|First Man
担当|Paul Lambert
Ian Hunter
Tristan Myles
J.D. Schwalm
『プーと大人になった僕』が獲らないかなあとうっすら期待しています……。
【外国語映画賞】 Best Foreign Language Film
ROMA/ローマ
原題/英題|Roma
監督|アルフォンソ・キュアロン Alfonso Cuaron
製作国|メキシコ
米国配給|ネットフリックス Netflix
【長編アニメーション映画賞】 Best Animated Film
スパイダーマン:スパイダーバース
英題|Spider-Man: Into the Spider-Verse
監督|ボブ・ペルシケッティ Bob Persichetti
ピーター・ラムジー Peter Ramsey
ロドニー・ロスマン Rodney Rothman
プロデューサー|フィル・ロード Phil Lord
クリストファー・ミラーChristopher Miller
米国配給|ソニー・ピクチャーズ・リリーシング Sony Pictures Releasing
製作国|アメリカ
【長編ドキュメンタリー映画賞】 Best Documentary Film
Free Solo(英題)
監督|ジミー・チン Jimmy Chin
エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ Elizabeth Chai Vasarhelyi
プロデューサー|Evan Hayes
Shannon Dill
米国配給|ナショナル・ジオグラフィック・ドキュメンタリー・フィルムス National Geographic Documentary Films
【短編実写映画賞】 Best Live Action Short Film
Marguerite(英題)
監督|Marianne Farley
プロデューサー|Marie-Helene Panisset
【短編アニメーション映画賞】 Best Animated Short Film
Bao(英題)
監督|Domee Shi
プロデューサー|Becky Neiman-Cobb
【短編ドキュメンタリー映画賞】 Documentary, Short Subjects
Black Sheep(英題)
監督|Ed Perkins
プロデューサー|Jonathan Chinn
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作品別受賞数 予想
【4】 ROMA/ローマ
作品賞
監督賞
撮影賞
外国語映画賞
【3】 ボヘミアン・ラプソディ
主演男優賞
編集賞
音響調整賞(録音賞 / Best Sound Mixing)
【2】 女王陛下のお気に入り
脚本賞
プロダクション・デザイン賞
【2】 ビール・ストリートの恋人たち
助演女優賞
作曲賞
【2】 ファースト・マン
音響編集賞(音響効果賞 / Best Sound Editing)
視覚効果賞
【1】 天才作家の妻 - 40年目の真実 -
主演女優賞
【1】 グリーンブック
助演男優賞
【1】 ブラック・クランズマン
脚色賞
【1】 ブラックパンサー
衣装デザイン賞
【1】 バイス
メイクアップ&ヘアスタイリング賞
【1】 アリー/スター誕生
主題歌賞(歌曲賞)
【1】 スパイダーマン:スパイダーバース
長編アニメーション映画賞
【1】 Free Solo(英題)
長編ドキュメンタリー映画賞
【1】 Marguerite(英題)
短編実写映画賞
【1】 Bao(英題)
短編アニメーション映画賞
【1】 Black Sheep(英題)
短編ドキュメンタリー映画賞
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
ヴァニティ・フェア(Vanity Fair)による
「アカデミー賞作品賞の受賞作が決まるまで…を説明しました」ビデオ
How a Film Wins the Oscar for Best Picture, Explained | Vanity Fair
(YouTube Vanity Fair より)
作品賞の投票集計、ややこしい。
猿渡由紀さんの日本語記事が分かりやすいです。
Yahoo個人 2019年2月14日付け記事
予測を難しくするオスカー作品賞の投票形式をわかりやすく解説
投票者が全く異なるのに放送映画批評家協会賞とアカデミー賞作品賞の傾向が似るのは投票形式にも拠るところが大きいのかも。
こういう形式を採っているので「投票者たちが2位もしくは3位に選びたくなる作品のほうがが受賞しやすい」と言われてしまう。
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● 映画芸術科学アカデミー 公式サイト(トップページ)
The Academy of Motion Picture Arts and Sciences
● 授賞式を放映するABCのアカデミー賞公式サイト(トップページ)
http://oscar.go.com/
▲
2018年度(第91回)アカデミー賞授賞式は、(現地時間で)2019年2月24日〔日本時間で2019年2月25日(月)〕に行われる予定です。
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【2018年度(第91回)アカデミー賞|受賞予想(全24部門)】
【作品賞】 Best Film
ROMA/ローマ
英題|Roma
プロデューサー|ガブリエラ・ロドリゲス Gabriela Rodriguez
アルフォンソ・キュアロン Alfonso Cuaron
米国配給|ネットフリックス Netflix
『ROMA/ローマ』か『グリーンブック』か。アカデミー賞作品賞が新時代へ突入する瞬間を見てみたいというのもあり、こういう予想で。ただここ4年受賞作予想を外しているので……。個人的には2005年度(第78回)でも新時代突入を期待して裏切られた経験があるし(受賞作『クラッシュ』)、『グリーンブック』が受賞して米国アカデミー賞の保守的なところを再び見せつけられる可能性も高いとは思います。
(余談|アン・リー監督は2000年度『グリーン・デスティニー』/2005年度『ブロークバック・マウンテン』(監督賞受賞)/2012年度『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』(監督賞受賞)と大きなチャンスが三度あった人だし、世間から「アカデミー賞には(まだ)価値がある」とみなされているうちにアン・リー監督作が作品賞を受賞して欲しいですね。)
(2019/03/25 AM9:30 追記)『ROMA/ローマ』『グリーンブック』以外の作品が獲っていってもおかしくないよねえ。一応、本命『ROMA/ローマ』、対抗『グリーンブック』という予想が多いけど、「えっ、それが!」というのが作品賞獲るかもね。でも予想は変えませんよ。
【監督賞】 Best Directer
アルフォンソ・キュアロン Alfonso Cuaron
作品|ROMA/ローマ
英題|Roma
【主演男優賞】 Best Leading Actor
ラミ・マレック Rami Malek
作品|ボヘミアン・ラプソディ
英題|Behemian Rhapsody
個人的には『永遠の門 ゴッホの見た未来』のウィレム・デフォーの大アップセット受賞を(かなりの望み薄だけれど)期待したいです。
【主演女優賞】 Best Leading Actress
グレン・クローズ Glenn Close
作品|天才作家の妻 - 40年目の真実 -
英題|The Wife
【助演男優賞】 Best Supporting Actor
マハーシャラ・アリ Mahershala Ali
作品|グリーンブック
英題|Green Book
【助演女優賞】 Best Supporting Actress
レジーナ・キング Regina King
作品|ビール・ストリートの恋人たち
英題|If Beale Street Could Talk
【脚本賞】 Best Original Screenplay
作品|女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
脚本|デボラ・デイヴィス Deborah Davis
トニー・マクナマラ Tony McNamara
【脚色賞】 Best Adapted Screenplay
作品|ブラック・クランズマン
英題|BlacKkKlansman
脚本|チャーリー・ワクテル Charlie Wachtel
デイヴィッド・ラビノウィッツ David Rabinowitz
ケヴィン・ウィルモット Kevin Willmott
スパイク・リー Spike Lee
アカデミー会員さんたちはスパイク・リーには何か受賞させたいはず。
【撮影賞】 Best Cinematography
作品|ROMA/ローマ
英題|Roma
撮影|アルフォンソ・キュアロン Alfonso Cuaron
【編集賞】 Best Editing
作品|ボヘミアン・ラプソディ
英題|Bohemian Rhapsody
編集|ジョン・オットマン John Ottman
【プロダクション・デザイン賞】 Best Art Direction
作品|女王陛下のお気に入り
英題|The Favourite
プロダクション・デザイン|フィオナ・クロンビー Fiona Crombie
セット・デコレーション|アリス・フェルトン Alice Felton
【衣装デザイン賞】 Best Costume Design
作品|ブラックパンサー
英題|Black Panther
衣装デザイン|ルース・E・カーター Ruth E. Carter(Ruth Carter)
『女王陛下のお気に入り』(サンディ・パウエル)も獲って欲しい。(無理だろうけど)2作品の同時受賞を期待。
【メイクアップ&ヘアスタイリング賞】 Makeup and Hairstyling
作品|バイス
英題|Vice
メイク担当|Greg Cannom
Kate Biscoe
Patricia DeHaney
【作曲賞】 Best Music (Original Score)
作品|ビール・ストリートの恋人たち
英題|If Beale Street Could Talk
作曲|ニコラス・ブリテル Nicholas Britell
【主題歌賞(歌曲賞)】 Best Original Song
シャロウ~『アリー/スター誕生』愛のうた
英題|Shallow
歌唱|レディー・ガガ Lady Gaga
ブラッドリー・クーパー Bradley Cooper
作詞/作曲|レディー・ガガ Lady Gaga
マーク・ロンソン Mark Ronson
アンソニー・ロッソマンド Anthony Rossomando
アンドリュー・ワイアット Andrew Wyatt
作品|アリー/スター誕生
英題|A Star Is Born
(『ブラックパンサー』(主題歌『オール・ザ・スターズ』)のケンドリック・ラマーとSZAはアカデミー賞授賞式でパフォーマンスしないそうですよ!あらら。【参照】Variety.com(In Contention)Oscars: Kendrick Lamar and SZA Will Not Perform ‘Black Panther’ Song (EXCLUSIVE) [ February 21, 2019 11:34AM PT ])
【音響調整賞(録音賞)】 Best Sound Mixing
作品|ボヘミアン・ラプソディ
英題|Bohemian Rhapsody
担当|Paul Massey
Tim Cavagin
John Casali
【音響編集賞(音響効果賞)】 Best Sound Editing
ファースト・マン
英題|First Man
担当|Ai-Ling Lee
Mildred Iatrou Morgan
【視覚効果賞】 Best Visual Effects
作品|ファースト・マン
英題|First Man
担当|Paul Lambert
Ian Hunter
Tristan Myles
J.D. Schwalm
『プーと大人になった僕』が獲らないかなあとうっすら期待しています……。
【外国語映画賞】 Best Foreign Language Film
ROMA/ローマ
原題/英題|Roma
監督|アルフォンソ・キュアロン Alfonso Cuaron
製作国|メキシコ
米国配給|ネットフリックス Netflix
【長編アニメーション映画賞】 Best Animated Film
スパイダーマン:スパイダーバース
英題|Spider-Man: Into the Spider-Verse
監督|ボブ・ペルシケッティ Bob Persichetti
ピーター・ラムジー Peter Ramsey
ロドニー・ロスマン Rodney Rothman
プロデューサー|フィル・ロード Phil Lord
クリストファー・ミラーChristopher Miller
米国配給|ソニー・ピクチャーズ・リリーシング Sony Pictures Releasing
製作国|アメリカ
【長編ドキュメンタリー映画賞】 Best Documentary Film
Free Solo(英題)
監督|ジミー・チン Jimmy Chin
エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ Elizabeth Chai Vasarhelyi
プロデューサー|Evan Hayes
Shannon Dill
米国配給|ナショナル・ジオグラフィック・ドキュメンタリー・フィルムス National Geographic Documentary Films
【短編実写映画賞】 Best Live Action Short Film
Marguerite(英題)
監督|Marianne Farley
プロデューサー|Marie-Helene Panisset
【短編アニメーション映画賞】 Best Animated Short Film
Bao(英題)
監督|Domee Shi
プロデューサー|Becky Neiman-Cobb
【短編ドキュメンタリー映画賞】 Documentary, Short Subjects
Black Sheep(英題)
監督|Ed Perkins
プロデューサー|Jonathan Chinn
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作品別受賞数 予想
【4】 ROMA/ローマ
作品賞
監督賞
撮影賞
外国語映画賞
【3】 ボヘミアン・ラプソディ
主演男優賞
編集賞
音響調整賞(録音賞 / Best Sound Mixing)
【2】 女王陛下のお気に入り
脚本賞
プロダクション・デザイン賞
【2】 ビール・ストリートの恋人たち
助演女優賞
作曲賞
【2】 ファースト・マン
音響編集賞(音響効果賞 / Best Sound Editing)
視覚効果賞
【1】 天才作家の妻 - 40年目の真実 -
主演女優賞
【1】 グリーンブック
助演男優賞
【1】 ブラック・クランズマン
脚色賞
【1】 ブラックパンサー
衣装デザイン賞
【1】 バイス
メイクアップ&ヘアスタイリング賞
【1】 アリー/スター誕生
主題歌賞(歌曲賞)
【1】 スパイダーマン:スパイダーバース
長編アニメーション映画賞
【1】 Free Solo(英題)
長編ドキュメンタリー映画賞
【1】 Marguerite(英題)
短編実写映画賞
【1】 Bao(英題)
短編アニメーション映画賞
【1】 Black Sheep(英題)
短編ドキュメンタリー映画賞
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ヴァニティ・フェア(Vanity Fair)による
「アカデミー賞作品賞の受賞作が決まるまで…を説明しました」ビデオ
How a Film Wins the Oscar for Best Picture, Explained | Vanity Fair
(YouTube Vanity Fair より)
作品賞の投票集計、ややこしい。
猿渡由紀さんの日本語記事が分かりやすいです。
Yahoo個人 2019年2月14日付け記事
予測を難しくするオスカー作品賞の投票形式をわかりやすく解説
現在、この投票形式を採用しているアワードは、プロデューサー組合賞(PGA)と、放送映画批評家協会賞だけである。
投票者が全く異なるのに放送映画批評家協会賞とアカデミー賞作品賞の傾向が似るのは投票形式にも拠るところが大きいのかも。
こういう形式を採っているので「投票者たちが2位もしくは3位に選びたくなる作品のほうがが受賞しやすい」と言われてしまう。
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
● 映画芸術科学アカデミー 公式サイト(トップページ)
The Academy of Motion Picture Arts and Sciences
● 授賞式を放映するABCのアカデミー賞公式サイト(トップページ)
http://oscar.go.com/
▲
2019-02-22 13:31
【更新】2018年度(第91回)アカデミー賞|映画芸術科学アカデミーは「撮影賞」「編集賞」「短編実写映画賞」「メイクアップ&ヘアスタイリング賞」の4部門の受賞者をCM中に発表することを決定/(ところが、2019年2月15日付けで結局この決定を撤回することにしたとのこと。)
(2019年2月16日 追記)
映画業界内より猛反発を受け、映画芸術科学アカデミーは結局今まで通り24部門すべての受賞者の発表を放送内に行うことに。
【参照】Variety.com 2019年2月15日付け記事
All Oscar Categories to Air Live After Hollywood Protest
アカデミー賞授賞式における問題点は残ったまま。ABC局から求められている「授賞式は3時間以内に収めること」は果たしてどう実現するのか?(授賞式内の出し物を大幅にカットするしかないよね?) ストリーミング配信でどの程度視聴者が戻るか?そして授賞式放映(地上波&ストリーミング双方)にCMスポンサーが今まで通り付くかどうか?ABC局や映画芸術科学アカデミーにとってはそこが大問題。
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(2019年2月12日 記)
いっそのこと作品賞と俳優4賞の計5部門だけ放送すればいいんじゃないの?結局のところアメリカ国内でも一般的に関心を持つのは作品賞を俳優4賞くらいなもんだし。作品賞と俳優4賞の5部門を授賞式の終盤に置き、その部分だけ放送する。歌曲賞パフォーマンスも物故者トリビュートも地上波放送は無しにする。歌曲賞パフォーマンスや物故者トリビュートや作品賞と俳優4賞の計5部門以外の部門はその前に録画しておき作品賞発表後にYouTubeのオスカー公式チャンネルで流す。関心のある人はそれを見ればいい。そうすれば確実に授賞式の地上波放送は1時間以内に終わる。授賞式の放映権料は下げざるを得ないだろうけど、映画芸術科学アカデミーも今まで通りの派手な運営は見直せばいいんじゃないの?
毎年4~6部門を持ち回りでCM中に放送するなんていうバカにしたやり方をするくらいなら、主要5部門に絞ったらいい。そもそも、ほんとに「授賞式が長過ぎるから見ない」のか?結果だけ知ればそれでよし、という人にとっては長かろうが短かろうが見ないだろうしねえ。
シネマトゥデイ 2019年2月12日付け記事
アカデミー賞、4部門の受賞者発表はCM中に行うことが決定【第91回アカデミー賞】
今年のアカデミー賞授賞式では、撮影賞、編集賞、短編実写映画賞、メイク・ヘアスタイリング賞という計4部門の受賞者発表はCM中に行われることに決まった。映画芸術科学アカデミーの会長ジョン・ベイリーが発表した。この4部門はテレビの生放送中に編集したものを流すほか、アカデミー賞公式サイトのストリーミングではライブ放送するとのこと。CM中に発表される賞は毎年4部門から6部門が持ち回り式になるといい、今回省略された撮影賞、編集賞、短編実写映画賞、メイク・ヘアスタイリング賞については、来年の授賞式ではきちんと放送中に発表される。また、2曲しかパフォーマンスされないかもしれないとウワサされていた歌曲賞だが、例年通りノミネートされた5曲全てのパフォーマンスが行われることも発表された。
この記事のコメント欄では「この4部門にはディズニー作品がノミネートされていない(ディズニーはアカデミー賞授賞式を放送するABC局の親会社)」という指摘もあり。
Variety.com 2019年2月11日付け記事
Academy Confirms Four Oscar Presentations Set for Commercial Breaks
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タグ:アカデミー賞
2019-02-16 09:37