特殊メイクアーティスト、辻一弘(つじ・かずひろ)|NHK ETV特集 2014年04月12日

2014年04月12日(土) NHK Eテレ - ETV特集
「顔」に魅せられた男 ~特殊メイクアーティスト・辻一弘の挑戦~

【再放送もあります】
NHK Eテレ
2014年04月18日(金)深夜12時00分~(=2014年04月19日(土)午前0時00分~)

具体的な作業方法(毛穴を作る/白目に走る血管を作る/等)や習得した技術を同業者にレクチャーしている様子も見ることが出来てとても面白かったです。「技術は見て盗むもの」とかそういうこと言わずにどんどんと後進へ教えていくというスタイルが出来上がっているからこそ業界全体が技術的にハイレベルの状態を維持出来ているのですね。

”なぜ顔・表情に関心を持ったのか?”という、辻さんが特殊メイクに惹かれる発端となった感情に驚きました。なるほど、そういう方向へ向かうこともあるのですね。(犬でなく)猫を飼っているのもなんとなく納得。猫は猫自身のその時々の感情に正直で、感情表現に裏表がないからね。 映画業界とそこで働いている人々の金儲け主義/拝金主義に嫌気がさして映画業界から距離を置き、アーティストとしての活動を主体にされていくとのこと。本当なら秘密にしておきたいような自分自身の感情にまで踏み込んで語ったのも職人としてではなくアーティストとして活動していくことに決めたからなのでしょう。良い番組でしたし再放送もありますので、興味のある方はぜひご覧ください。

映画『リンカーン』も辻さんが特殊メイクを担当出来たらよかったのになあ。


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・辻一弘 公式サイト http://kazustudios.com/

・IMDb 辻一弘(Kazuhiro Tsuji)のページ 
 http://www.imdb.com/name/nm0875308/ すごいフィルモグラフィー。





【米国アカデミー賞(メイクアップ部門) 受賞歴】
2006年度(第79回)
もしも昨日が選べたら 英題:Click
※Bill Corsoと共にノミネート。

2007年度(第80回)
マッド・ファット・ワイフ 英題:Norbit
※ リック・ベイカーと共にノミネート。




【英国アカデミー賞(メイクアップ&ヘア部門) 受賞歴】
2000年度(第54回)
グリンチ 英題:How the Grinch Stole Christmas
※ リック・ベイカー、Toni G 、Gail Rowell-Ryan、Sylvia Navaと共に受賞。
●『グリンチ』は米国アカデミー賞でもメイクアップ賞を受賞していますが、米国アカデミー賞では辻さんは受賞対象者としてクレジットされなかった(クレジットされ受賞したのはリック・ベイカーとGail Rowell-Ryanの2名のみ。)のですね。なんと…残念。


2001年度(第55回)
PLANET OF THE APES 猿の惑星 英題:Planet of the Apes
※ リック・ベイカー、Toni G と共にノミネート。
● 『PLANET OF THE APES 猿の惑星』は米国アカデミー賞ではメイクアップ賞ノミネートを逃しているんですね。あらー。




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2014年カンヌ国際映画祭:ある視点部門のオープニング作品、決定

2014年(第67回)カンヌ国際映画祭 ある視点部門のオープニング作品がMarie Amachoukeli、Claire Burger、Samuel Theisの3名による共同監督作『Party Girl』に決まりました。


【参照】 カンヌ国際映画祭 公式サイト内 プレスリリース (2014/04/10付け)
“Party Girl” ある視点部門の開幕上映は初長編作品に
Elzévir Films製作、Pyramide Films配給の“Party Girl”は、ホステスとして夜のバーを渡り歩き、パーティと男性が大好きにも関わらず、自分が最年長になったことからその生活に終止符を打つことに決めた60代の女性アンジェリク(Angélique)の生き方を追っています。彼女は一時的な感情で馴染みの客であるミシェルと結婚することを受け入れます。一人の自由な女性の肖像であるこの作品は知られざるフランスの現実の世界を描いており、主役はアンジェリク自身が演じています。




第67回カンヌ国際映画祭 ある視点部門 オープニング作品
Party Girl
監督:Marie Amachoukeli (Marie Amachoukeli-Barsacq)
   Claire Burger
   Samuel Theis




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2014年カンヌ国際映画祭:ある視点部門の審査員長、決定

2014年(第67回)カンヌ国際映画祭 ある視点部門の審査員長が発表になりました。


【参照】 カンヌ国際映画祭 公式サイト内 プレスリリース (2014/04/08付け)
パブロ・トラペロ 2014年度ある視点部門審査委員長



ある視点部門 審査委員長
パブロ・トラペロ Pablo Trapero
(アルゼンチンの脚本家 / プロデューサー / 映画監督)



2014年(第67回)カンヌ国際映画祭は、2014年05月14日から05月25日まで。

ある視点部門のラインナップは、(現地日付)2014年4月17日に発表予定。




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2014年カンヌ国際映画祭:シネフォンダシヨンおよび短編部門の審査員長&審査員

【参照】 カンヌ映画祭公式サイトでの発表 (2014/03/06付け)
  2014年度シネフォンダシヨンおよび短編部門の審査員




2014年カンヌ国際映画祭:シネフォンダシヨンおよび短編部門 審査委員長&審査員

審査委員長
  アッバス・キアロスタミ Abbas Kiarostami 
   (イランの映画監督 / 脚本家)


審査員
  ノエミ・ルボフスキー Noémie Lvovsky
   (フランスの女優 / 脚本家 / 映画監督)

  ダニエラ・トマス Daniela Thomas
   (ブラジルの映画監督 / 脚本家 / 造形アーティスト)

  マハマト=サレ・ハルーン Mahamat-Saleh Haroun
   (チャドの映画監督 / 脚本家)

  ヨアキム・トリアー Joachim Trier 
   (ノルウェーの映画監督 / 脚本家)


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2014年(第67回)カンヌ国際映画祭は、2014年05月14日から05月25日まで開催される予定です。


● カンヌ国際映画祭 公式サイト(日本語ページ)
 http://www.festival-cannes.com/jp.html




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