2011アカデミー賞外国語映画賞:スイスからの出品作が決定

今年(=2011年)のベネチア国際映画祭コンペティション外(Out of Competition)部門へピックアップされた、Rolando Colla 監督の『Summer Games(英題)』がスイス代表作に選出されました。

スイスには今年、外国語映画賞部門への候補作が16作品あり、その16候補の中から今作が選ばれました。



スイスからの出品作
Summer Games
原題:Giochi d'estate
監督 Rolando Colla


IMDB|Giochi d'estate
http://www.imdb.com/title/tt1753865/




Summer Games (2011) - Trailer (英語字幕付き)





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2011アカデミー賞外国語映画賞:デンマークからの出品作が決定

デンマーク出品作は昨年(=2010年)にスサンネ・ビア監督『未来を生きる君たちへ』で外国語映画賞を受賞したばかり。今年は一転、コメディを選出してきました。


ラース・フォン・トリアー監督作『メランコリア』は落選。最終選考作品にも残ってないんですねえ……。(あっ、『メランコリア』は英語作品だからはじめから出品資格が無いのね…。)



デンマークからの出品作
SuperClásico
監督|オーレ・クリスチャン・マセン Ole Christian Madsen


Superclásico
http://www.imdb.com/title/tt1609492/




SuperClásico (2011) - Trailer(英語字幕付き)



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デンマークは、最終選考に残った3作品のショートリストを発表していました。
最終選考に残っていた作品は以下のとおり。

 
  ・ Dirch (監督:Martin Zandvliet)
 
  ・ En Familie (英題:A Family) (監督:Pernille Fischer Christensen)

  ・ SuperClásico (監督:Ole Christian Madsen)




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2011アカデミー賞外国語映画賞:中国からの出品作が決定

チャン・イーモウ監督、クリスチャン・ベイル主演の話題作 『The Flowers of War』(原題:金陵十三钗)が中国代表作として選出されました。


ゲリン・ヤン(Geling Yan / 厳歌苓)の小説「The 13 Women of Nanjing」が原作。1937年の南京が舞台。クリスチャン・ベイルは、南京へ侵攻してきた日本軍から迫害を受け教会の建物の中へ逃げ込んだ中国人たちを助けるアメリカ人聖職者を演じているようです。



【参考】 AFPBB News 2010年12月24日付け記事
南京虐殺描くイーモウ監督作、主演はクリスチャン・ベイル




中国での劇場公開は、今年12月16日より。 …あれっ、それでは今年の外国語映画賞出品作品の審査対象にならないのでは?(今年9月末までに自国の劇場で一週間以上公開するのが規定だったはず。)規定は国によって異なるのか?と不思議に思っていたのですが、ここによると「9月末までに一週間の限定公開をする」とのこと。



※ リーキン・ヒル・エンターテインメント(Wrekin Hill Entertainment)が北米での配給権を取得。2011年12月下旬に限定公開(ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコ)、2012年上旬に拡大公開予定。(2011/11/07付け)




中国からの出品作
The Flowers of War
原題|金陵十三钗 / Jin ling shi san chai
監督 チャン・イーモウ(張 芸謀) Zhang Yimou


IMDb|Jin ling shi san chai (The Flowers of War)
http://www.imdb.com/title/tt1410063/





The Flowers Of War (金陵十三釵) - Official Trailer (2分44秒)




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【更新記録】
※ トレーラーを追加しました。 (2011/10/21)
※ 追記しました。 (2011/11/08)
※ トレーラーを差し替えました。 (2012/09/23)
※ 修正しました。 (2016/08/06)




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2011アカデミー賞外国語映画賞:インドからの出品作が決定

インド最大の映画賞 The National Film Awards に4部門でノミネート、うち作品賞を受賞した、『Adaminte Makan Abu』がアカデミー賞外国語部門へのインド代表作として選出されました。 『Adaminte Makan Abu』はサリム・アハメド監督の初監督作品です。


この The National Film Awards はインド政府が指名した審査員がエントリーを決め、受賞作・受賞者にはインド大統領から賞が授与されるという国家レベルの映画賞のようです。



インドからの出品作
Abu, Son of Adam
原題|Adaminte Makan Abu
監督|サリム・アハメド Salim Ahamed


IMDb|Adaminte Makan Abu
http://www.imdb.com/title/tt1945039/




Adaminte Makan Abu - Trailer
この動画では著作権で保護された音声トラックが使用されていました。著作権者からの申し立てにより、音声トラックはミュート状態となっています。





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2011アカデミー賞外国語映画賞:南アフリカからの出品作が決定

今年(=2011年)のカンヌ国際映画祭 ある視点部門へ選出されクィアパルム賞を受賞した『Beauty(英題)』が南アフリカ代表作として選出されました。

『Beauty』は2011年トロント国際映画祭ワールド・コンテンポラリー・シネマ部門へも選出されました。北米では TLA Releasing が配給権を取得しています。



南アフリカからの出品作
Beauty
原題|Skoonheid
監督|オリヴァー・ハーマナス Oliver Hermanus


IMDb|Skoonheid
http://www.imdb.com/title/tt1922721/


『Beauty』(原題:Skoonheid)(カンヌ国際映画祭公式サイトの作品解説より)フランソワ(ディオン・ロッツ)は、南アフリカのブルームフォンテーンでごく平凡な生活を送っています。ふたりの娘を持つ真面目な父、そして良き夫のフランソワ。ある偶然の出会が、全く穢れのない真面目な人生を揺るがします。旧友の息子、クリスチャン(チャーリー・キーガン)、23歳。それは誰が見ても、男盛りと呼ばれる男性の美を具現したかのような青年です。フランソワはひそかに心の紐を解き、激しい情熱と危うい欲望に身を任せます。自分に対する嫌悪の中で生きてきた彼が、ついにずっと押し殺してきた感情を露出させ、心の底でずっと探し求めていたもの ―喜び― をつかもうとするのです。





Skoonheid (Beauty) - Trailer





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